| 質問 |
ふみふみ847 2025/10/17(Fri) 18:13
はじめて投稿します。
妻は右上奥歯から2番目の欠損のためブリッジをしておりました。
その最奥の歯は虫歯治療のため神経がない状態。この度、奥歯の痛みから受診したところ、ブリッジ基部歯の根にヒビが入っている状態から歯根膜炎とのことで抗生剤による治療で腫れは引きました。
かかりつけの歯医者で虫歯を繰り返し治療しているうちに根にヒビが入った歯根破折、歯根膜炎と診断。医学的に抜歯進めるが抗生物質で歯茎の腫れがひいてるので抜歯は様子見でいいのではと言われています。
今後抜歯か経過観察か迷っています。アドバイスお願いします。 |
| 回答1 |
柴田 (評価3.9) 2025/10/17(Fri) 18:30
もし抜歯になった場合インプラントという選択肢を選べるのであれば早めの抜歯が良いかもしれません。
インプラントの選択肢がなくて自家歯牙移植の選択肢がある場合も同様に早めの抜歯が良いと思います。
抜歯後に入れ歯あるいはそのまま放置するのであれば手前の支台歯(多分5番)の状況を定期的に観察する必要があると思います。
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| 返信1 |
ふみふみ847 2025/10/17(Fri) 18:49
早速回答頂きありがとうございます。
インプラント導入については
歯周病もあり、歯の噛み締めもあるためマウスピースをしている状況のため。否定はしないが難しいのではと言われました。
経過観察の場合は手前の支歯に着目するという点はよくわかりました。
補足しますと、前回の通院時は早めの抜歯、今回の通院ではそんな急ぐ必要はないというニュアンスでの回答であったためそれで悩んでいます。
抜歯か経過観察か、一般的な判断の目安があれば教えていただけますと幸いです。
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| 回答2 |
Dr.ふなちゃん 2025/10/20(Mon) 11:27
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。右上奥の2番目欠損、一番奥がこの度過剰負担によって破折したということでしょうね。
であれば、次の選択は保険診療の範疇では義歯(入れ歯)しかないですね(自家歯牙移植という選択もありますがインプラントより成功は困難です)。入れ歯にすると急に年寄りになった感じがすると言われる方は非常に多いですね。ご家庭でも義歯は樹脂で作成されますから専用の義歯洗浄液につけ置きしないとカンジタ菌などの真菌や細菌の温床になるため容器に義歯洗浄液につけ置きされた入れ歯を目にするようになったりして、年寄りがいる家と感じられるようになったりして、ご本人の使用感とともにあまり好まれるものではないだろうと歯科医は皆知っています。
そこで、抗生剤などの投薬で症状が慢性化することに成功しますと、インプラントなどを選択されるご予定や意思がない方の場合、慢性化の状態をできるだけ長く経過させてあげる温存的な対応に変わる場合がしばしばあると思います。
積極的な治療により良い状態になれているわけでは決してないため、爆弾を抱えてお過ごしになるようなイメージになりますが国内におられるうちは次に行う治療の際の医療費は比較的安価な当該歯抜歯、治癒を待って前処置後型取り、入れ歯のセットなのでやることは単純で費用負担もしれています。医療へのアプローチも容易な国なので急性炎症が生じたら投薬処置も簡単に受けられる全身状態との見立てなのでしょう。
折れた一番奥の歯の急性期が過ぎて動揺度がほぼなく安定しているならば、もうしばらく使わせてあげても良いかも?と診断されたのではないでしょうか?
とはいえ、決して良い状態ではないため定期的に歯科を受診いただくように指示があるのではないでしょうか?動揺しても騙し騙し使っておられますと今度は奥から3番目も破折したり重度の歯周炎になってきますからね。そうしますといきなり3本欠損を補うための大きな入れ歯治療になります。徐々に小さめの入れ歯のご使用から慣れて最後は大きな入れ歯になるという方が馴染みやすい場合もあると思います。お口の中が歯周病ということですから歯周病の管理に定期的に通院されておられると想像しますからその際に一緒にしっかり管理してもらう必要はありますね。
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ふみふみ847 2025/10/20(Mon) 22:28
とても丁寧な回答ありがとうございました。
とてもわかりやすかったです。
両先生の意見を参考に今後の指針とさせていただきます。
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