| 質問 |
テレビでヒールオゾン(オゾン治療)がカリエス(虫歯)にも有効と言っていました.
オゾン療法を取り入れている歯医者さんは,エナメル質内のC1程度のカリエスなら有効といいますが,取り入れていない歯医者さんは,歯槽膿漏には有効だけど,カリエスには有効ではないといいます.どちらが本当なのでしょうか.
それから,銀歯をしていた歯が痛くなり,奥歯の神経を抜かないといけないといわれました.
前歯だと芯を入れなくてもいい場合もあるとHPで読みましたが,私の場合は,奥歯ですし被せ物をする場合は,芯は必要なのでしょうか.
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| 回答1 |
複数の歯科医師で意見の分かれる装置や治療法はヒールオゾン以外にもたくさんあります。
レーザーや高周波、3Mix-MPなどなど‥。
そして、それらはどちらが本当か?と言う事に答えは出せません。
と、言うのも、そう言った器材を製造販売している業者さんはいろいろな研究をして、実験的なデータを積み重ね、販売するわけですから「これは絶対に効果がありますよ!」と強く言います。
実際に効果があるかどうか‥治ったけど、それは人間の持つ自然治癒力ではなかったのか‥などなど‥考えれば考えるほど答えは出なくなり、最後は「信じれば効果はある」と言う結論に至ります(笑)。
僕もレーザーは「効果がある!」と言いながら使っていますが、それを実際に隣で代診の先生は「しら〜」っとしながら見ています。
目に見えて「削れる」とか「切れる」とか言うものであれば「をを!」っと納得もできるのでしょうが、目に見えないモノに関しては「マユツバじゃない?」と疑いたくなるものです。
ですから、そらさん自身がヒールオゾンを導入している先生のところで話を聞き「これは効果がありそうだ」と思えばおそらく効果はあるのでしょう(笑)。
あと何年かすると実際の臨床的なデータが論文として発表され、白黒はっきりするときが来ると思います。それまでは「?」と言うのが答えだと思いますね。
《芯について》
神経取りをした奥歯の場合、できれば芯を入れたほうがいいですね。
神経取りをするときに、歯医者さんにどれくらい削られたか(どれくらい虫歯だったか)にもよりますし、一概には言えないのですが、咬む力に対する抵抗と言う意味では何らかの土台を必要とするでしょうね。
咬む力はだいたい、ご自身の体重と同じくらいの力が奥歯1本にかかると言われています。ですから、補強する意味でも土台を入れる‥と。
できればファイバーポスト(保険適応外ですが)がいいと思いますよ。
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| 返信1 |
お返事ありがとうございました.
奥歯は,おそらくほとんど自分の歯が残っていない状態ですので,ファイバーポストというものを覚えておきます.
HPのヒールオゾンの説明では,ヒールオゾンは,真空状態にならないとオゾンが発生しないとなっていましたが,前歯と前歯の間だと,オゾンが発生しないということでしょうか.
| そら さん
2007-02-10 12:08:19 |
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| 回答2 |
田尾先生、どうなんでしょう?
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| 回答3 |
ヒールオゾンの適応はフィッシャーカリエス(奥歯の溝の虫歯)と歯頸部う蝕(歯と歯茎の境目の虫歯)で、歯と歯の間の虫歯には使えません。
歯と歯の間の虫歯の場合は、通常通り削って治療を行う必要があります。
一応僕のヒールオゾンに対する認識は、「虫歯治療」に使用するのではなく、フッ素塗布のように「虫歯予防」に使用するのが得策ではないかと思っています。
というのも、ヒールオゾンがどの程度の虫歯にまで効果があるのかがまだはっきりと分かっていないからです。
実際にヒールオゾンを使用する際には、「ダイアグノデント」という虫歯の進行度を調べることが出来る機械を併用することになっているのですが、このダイアグノデントも機械の当て方によってかなり数値が変わってきたりしてしまうんです。(ちなみに、ヒールオゾンとダイアグノデントは共に「Kavo」というドイツのメーカーの機械です)
ただ、虫歯予防に関しては、ヒールオゾンの内容から察するに効果がありそうなので、もう少し研究報告が出揃うまでは主に虫歯予防に使用し、虫歯治療に使用するのは少し慎重に考えたほうが良いかな?と思っています。
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| 回答4 |
田尾先生回答ありがとうございます。
僕の知識も広がりました。
確かにダイアグノデントの値は「目安にはなるが正確ではない」と言うのが使っていての感想です(40万以上の機械にしては‥少し寂しい気がします)。
初期う蝕の診査はダイアグノデントとDファインダー(マニー)の#10を裂溝に入れて測定する事を併用するのが最も正確なようですね。
今現在は「ヒールオゾンは予防に使用する」と言うのが一番良いかもしれませんね。
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