侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)

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タイトル

侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)


質問者
たいし さん
地域  
年齢 29歳
性別  
職業  
カテゴリ 歯周病その他
公開日
回答者
タイヨウ先生
渡辺 徹也先生
田尾 耕太郎先生

質問 こんにちは。
29歳男性のたいしと申します。

2年ほど前から上の前歯歯茎があがって来ていることに気づき、歯科医にいったところ、歯周病という診断を受けました。

現在、検査しスケーリング治療もしています。

しかし、特に前歯の進行が早く、1年で2,3mmほど進行しているように感じます。
また、歯に違和感も感じます。

HPを見ていたところ侵襲性歯周炎の疑いがあるのではないかと思います。

⇒参考:侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)

歯科医の先生は前歯のポケットの深さがあまり大きくないようなので、特に前歯に関しての特別な治療は行っていないようです。

侵襲性歯周炎だとしたら今後、どのようなことに気をつければよいでしょうか?

たいしさん  2007-01-21 02:16:15
回答1
タイヨウ・デンタル・オフィス(文京区・湯島)のタイヨウです。

侵襲性歯周炎だとしたら、できれば歯周病の専門医に診てもらうことをお勧めします。

と、言うのも、日本の開業医さんで真剣に歯周病治療を行っている所は実は少ないです。

と言うのも、健康保険でカバーされる歯周病治療(スケーリングルートプレーニング)レベルでは侵襲性歯周炎をフォローしきれません。

保険歯周外科治療を行ったとしても歯肉はさらに下がって(上がって)しまいます。

歯周病の治療は「炎症のコントロール」のみならず「力(咬合)のコントロール」が不可欠です。

しかも、たいしさんのケースは前歯部ですから審美性の回復にも配慮しなければなりません。

そうなると、再生療法を行うなど、専門的に歯周病治療に取り組んでいる先生にしっかり診てもらう必要があるでしょう。

正直、僕も専門医ではないので「完璧に治す自信」はありません。
こう言ったケースでは大学病院や、知り合いの専門医に紹介しちゃいます。

インターネットのホームページなどで、実際の歯周治療の症例を公開している歯科医院を検索するなどしてみてはいかがでしょうか?

2007-01-21 02:16:15
回答2
土田歯科医院(宮崎市)の渡辺です。

もし本当に侵襲性歯周炎だとしたらちょっと心配ですね。

ただ早めに気付いているご様子ですので、コントロールしていける可能性は十分にあります。頑張って下さい。

タイヨウ先生の言われる通り、専門医を探すのも手かも知れません。
ですが、現在のかかりつけの医院が不十分かは文面からはわかりません。

前歯のポケットの深さがあまり大きくないようなので特に前歯に関して特別な治療は行っていない・・というのは正しい判断ですし、これが事実なら再生療法も適応外です。("再生療法"も聞こえはいいのですが、そんなにいいものではありません)

ポケットが小さく抑えられるのなら、薬剤療法も必要ありませんし、普通の歯周炎と同じ治療、およびケアで問題ありません。

参考⇒歯周病は完治しないというのは本当?

ただ、定期的なメインテナンスの間隔は出来れば短めに設定してもらい(保険では想定されてないらしく難しいかも知れませんが)、歯周ポケット測定をこまめに繰り返し、再発や悪化が見つかった場合には早めにまたスケーリングルートプレーニングを行う必要があります。

侵襲性歯周炎か普通の歯周炎か、この分類自体が便宜上作られているのに等しく、正確な区別はなかなかつきません。

ただ、もしもこれから専門医などを探すのでしたら、「侵襲性歯周炎の疑いがあるのですが、専門的なケアは可能でしょうか?」という問い合わせをしてもらえばいいと思います。

日本歯周病学会では2年ほど前から厚生労働省認可の専門医制度があり、名簿をHPで公開しています。

もうひとつ日本臨床歯周病学会にも認定医制度があるのですが、公開はされてないのでしょうか、ちょっと調べられませんでした。(将来的には日本歯周病学会の専門医制度と合体するのでは?という噂です。)

(※これは一般論ですが、新しい制度の発足当初というのは「アタマ数合わせ」的なことがどこでも起きますので、鵜呑みにはしない方がいいと思います。目安にはなるかと。)

歯周治療における要である、歯石除去は技術によって雲泥の差が出るということが研究でも実証されており(当たり前の話ですが)、出来るなら上手いところでやってもらいたいものです。

個人的な意見ですが、患者さんで判断出来そうなポイントとしては

  • 歯科衛生士が患者さんごとに担当制。
  • 歯周ポケット検査では1本の歯につき4ヵ所以上の計測。
  • レントゲンは頭の周りをぐるっとまわって1回で撮影する方法ではなく、小さいフィルムを口の中に入れて、10回とか14回とかにわけて撮影する。
  • デジタルカメラでも口の中の写真を撮影される。

こんなところなら脈があると思います。
長い付き合いになると思うので、通いやすさも非常に重要でしょう。

歯周治療においては世界一評判の高い某大学の先生の仮説によれば、「侵襲性歯周炎はある程度の歳(30代ぐらいのことだとい思います)で侵襲性ではなくなるんじゃないか。」という話で、私も希望をこめてそれを信じています。

普通の歯周炎より監視がちょっと大変ですが、必ず悪くなるという病気ではありません。歯間ブラシを毎日必ず使って、頑張って下さい。

2007-01-21 02:16:15
回答3
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。

渡辺先生の[歯周病治療をちゃんとしている先生を見分けるポイント]は、まさにその通りだと思います。

これなら患者さんでもある程度判断できそうですね。

どれか1つでも当てはまらない項目があれば、私だったら家族は連れて行きません・・・。

たまたま私の周りの先生たちはこの項目を満たしている人がほとんどなのですが、歯科医院全体の何パーセントがこの条件をきっちりと満たしているのかと言えば、どんなに良く見積もっても50%はいかないと思います。

良い歯医者さんを見つけることは、そのまま治療の成功に直結しますので、上記のポイントを参考に良い歯医者さんを見つけて下さいね。

2007-01-21 02:16:15

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。

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