化学物質過敏症と歯科のレジンについて

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化学物質過敏症と歯科のレジンについて


質問者
ミルク さん
地域  
年齢 49歳
性別  
職業  
カテゴリ レジンコア(プラスチックの土台)
ファイバーコア(プラスチックとファイバーの芯の土台)
レジン(白いプラスチック)
材料・機材関連
歯科用材料によるアレルギー
公開日 2007-07-03 12:50:00
回答者
タイヨウ先生
渡辺 徹也先生

質問 こんにちは。
いつもこちらのサイトで勉強・相談させていただき心強く思っています。

私の今後の歯科治療で気がかりなことがあります、相談させてください。

ここ数ヶ月、根管治療クラウンまでの治療をしていましたが、その間、強烈な臭い刺激で苦しい経験がありました。


1.ファイバーコアをつける際。

接着剤のような強烈刺激臭。


2、仮の被せを造る際。

粉と液体でつくる被せ。
そのとき担当の先生は「レジン系」のもの、との説明でした。
(調べてみましたが、即時重合レジンというものでしょうか?)

このときも、同様の刺激臭。その日はのどの刺激、息苦しい。
その後数日不調でした。


1.2ともに、接着剤をつかっているならレジンというよりその接着剤に反応しているように思うのですが、私には、文具や木工用の接着剤を嗅いだ時と同様「くさーい!気分悪い!」と感じ数日不調になりました。

(クラウンを付けたときや、根管治療の先生のところでの薬剤や仮の蓋では、反応することはありませんでした。)

歯科医である先生方からみて、あ、その刺激臭は・・と、何か思い当たることや物質はありますか?

★1や2の際のことだけ、なら良いのですが、私は、今後 「コンポジットレジン充填」をする可能性があります。

その際も同様の反応がでるのか、不安があります。
いかがでしょうか?

ミルクさん  2007-07-02 22:36:00
回答1
タイヨウ・デンタル・オフィスのタイヨウです。

ファイバーコアを接着する時に使うプライマーと言うものは刺激性があります。

また、即重レジンのモノマーも揮発性で刺激臭があります。


今の歯科材料でレジンや接着剤は必要不可欠ですから、今後の治療でも刺激臭はするでしょう。

アシスタントの人に「匂いに敏感なので、接着操作の時はバキュームで臭いを吸って欲しい」と申し出てはいかがでしょうか?

可能であればCR充填の時、ラバーダムを使ってもらうのもテですが、保険治療でラバーダムを使うのはコスト的、時間的にも厳しいかもしれませんね。

2007-07-03 12:50:00
返信1 タイヨウ先生 ありがとうございます。

バキューム案、なるほど〜!です。
揮発性の物質はその場で可能な限り吸い取ってもらいたいです。

ラバーダムは、今のDRは、根治のときは使用すると言っていましたが、CR充填時のことも聞いてみます。

私は、過去に様々な化学物質に反応して体調を崩し、CS(化学物質過敏症)と診断された経験がありまして、現在は回復して普通に生活できてはいますが、CS体質自体は変わらないので「自分にとって有害な物質」を知り、上手く付き合っていく術が必用です。

この5ヶ月の歯科治療では、一時的に不調になることはあっても数日で回復しているのですが、その程度の揮発性の物質でも頻繁にあびるとダメージが大きいので、間隔をあけるとか、体力の落ちているときや揮発性の化学物質が周囲に増える暑い時期を避けるとか、・・要注意なのです。

私の場合、臭い刺激が「これは私には危険」というセンサーなってくれるのは、ある意味まだまし、ともいえます。


★「コンポレットレジン充填」は、歯にレジン直接ではなく、必ず接着剤は使用するのですね。

何とか楽に?やり過ごせるように、Drと相談しようと思います。

ミルク さん  2007-07-03 14:19:00
回答2
土田歯科医院の渡辺です。

お久しぶりです。

以前は掲示板の方に、化学物質過敏症についての情報をありがとうございました。

身近でそういうのが話題になったことがなかったのですが、随分と考えさせられました。


今回の件ですが、症状は比較的軽そうですので、タイヨウ先生がおっしゃる様にバキュームやラバーダムで多分対応出来そうな気がします。

もしも本格的にマズそうでしたら、使用された材料の正確な名前から調べた方がいいかとは思います。


仮にファイバーコアを接着するのに使用したものがサンメディカル社の「スーパーボンド」だとすると、液と粉のうち、刺激臭は液(モノマー)の方だと思います。

仮歯の方はジーシーのユニファストUの可能性が高いかと思いますが、これも液と粉のうち、刺激臭は液(モノマー)だと思います。


使用上の注意事項として

スーパーボンドには

「本剤及びメタクリル酸エステル系モノマー、アセトンに対して発疹、皮膚炎等の過敏症のある患者には使用しないこと」

ユニファストUには

「メタクリレート系モノマーまたはポリマーに対して、発疹、皮膚炎等の過敏症の既往歴のある患者には使用しないこと」

とあります。


「メタクリル酸エステル系モノマー」と「メタクリレート系モノマー」って多分同じ様なものだと思うのですが、成分については詳しく書いてないんですよね。。。

最終的にはメーカーに問い合わせるしかないと思います。

揮発性の刺激臭といえば「アセトン」かな、と連想したのですが、入っているかどうかはよく分かりません。

因みに直接充填用のレジンはまた内容物が違いますから、これもダメとは限りませんよ。

例えば仮に原因が「アセトン」であれば、充填用レジン(・・用の接着剤=ボンディング剤)の大半に配合されているのですが、松風(しょうふう)社の製品には配合されていない。など、モノによりけりですので、詳しく調べれば道はあるかも知れません。

・・と、今日の調査はここら辺が限界です。

2007-07-03 17:47:00
返信2 渡辺先生  丁寧な返答ありがとうございます。

化学物質過敏症支援センターのブックレットや患者さんのHPでの歯科治療の心得を再読して確認していましたが、多くのCS患者さんが歯科治療に通えなくなる要因の2位は、まさしく私もやられた、仮歯の「即時重合レジンのモノマーによる刺激」なのでした。(1位はモチロン、ホルマリン)

CS患者が反応する物質は人それぞれ違うので、なかには即重レジンだけがOKで、CS患者にはOKとされているグラスアイオノマーセメントのほうがだめ、という人もいたりしますから、結局は一般論じゃなく自分の「センサー」に引っかかるものに用心する・・しかないです。

今かかっている歯科で、扱う薬剤を嗅がせてもらってテェックしてから使ってもらう手がありますが、もしある程度物質を特定して、使えるメーカー、製品を絞れれば、合理的なんだけどなあ・・と考えていましたら、なんと、早くも、先生から情報を頂き、本当に感謝です。

もしかしたら、充填用レジンの接着剤の中には、私にとってダメージのない物がある可能性も・・と、考えただけで、希望の光、です。  ありがとうございます!

・・とここまで書いて、また気になること・・さらに質問させてください。

インレーハイブリッドセラミック、ゴールド)をつける場合は、またレジンとは別の、それ専用の接着剤がつかわれるのでしょうか? 

ミルク さん  2007-07-03 21:36:00
回答3
タイヨウ・デンタル・オフィスのタイヨウです。

現在流通しているボンディング剤(接着剤)でアセトンが入っているのはGCのG-BONDくらいじゃないですか?

接着する前にアシスタントが「カチャカチャ」とボトルを振っている音がしたらおそらくG-BONDでしょう。

ドレッシングのようにボトル内で分離していますから良く振るように指示されています。

今年から僕もG-BONDじゃなく、トクヤマのボンドフォースに変えました。
もちろん、アセトンは入っていません。


インレーハイブリッドセラミック、ゴールド)をつける場合は、またレジンとは別の、それ専用の接着剤がつかわれるのでしょうか? 」

保険外のインレーを接着する場合は通常「接着性レジンセメント」を使います。

このプライマーにも揮発性の成分が入っているのでもしかしたら注意が必要ですね。


ただ、ボンディング剤のメーカーを指定できるか?と言うと、現実にはちょっと厳しいかもしれませんね。

使い慣れた材料の方が歯科医師としては安心なんですよ。
それに、あんなちっちゃなボトル(5ml)ですが15000円もするし‥。

たまたま「そろそろ無くなるから次の注文を‥。ついでに新製品に切り替えてみるか‥。」と考えているタイミングであれば可能だとは思いますが‥。

2007-07-04 08:59:00
返信3 タイヨウ先生再度の丁寧な返答ありがとうございます。

インレーの時は、「接着性レジンセメント」ですか。
いずれにせよ、揮発性成分あり、ですね。

もう、「よし!こい!」って感じですね、気構えが出来ました。

私は、いまのところは、もちろん「良き歯科治療」優先でいきたいので、今のDrが普段使っている薬剤、手順で治療していただきたいと思っています。

ただ、最悪の事態にならないように、自衛策として、Drがいつも使用している接着剤を事前に嗅がせていただいておこうかな、と考えます。

仮歯の時以上にキツイ、これはもうダメ・・と感じたら進まない、逆に全然OKの場合は超ラッキーと思うことに。)

今のDrは大変話をよくきいてくださり相談もしやすい方ですが、それでも薬剤等対応できる限界はあろうかと思います。

ですので、最悪は、CS患者対応の歯科を選択するしかないと思いますが・・・

おそらく・・ですが、私の現在の体力からみて、今後、接着等の治療をうける際は、体調や季節を選び、タイヨウ先生にアドバイス頂いたようにバキューム、ラバーダムで対応すれば、乗り切れるのではないか・・とは思います。(乗り切りたい・・かな。。)


検索しますと、怪しい敵?「アセトン」はマニキュアの除光液の主成分なのですね。それは、きついはずですね・・・

ミルク さん  2007-07-04 10:41:00
回答4
タイヨウ・デンタル・オフィスのタイヨウです。

はい。
頑張りましょう。

2007-07-04 11:02:00
回答5
タイヨウ・デンタル・オフィスのタイヨウです。

「現在流通しているボンディング剤(接着剤)でアセトンが入っているのはGCのG-BONDくらいじゃないですか?」

と、思ったら「AQボンド(サンメディカル)」にもアセトンが入っていましたね。

失礼いたしました。

2007-07-04 15:30:00
返信4 タイヨウ先生、丁寧にありがとうございます!

アセトン入り接着剤はG−BOND(GC)と、AQボンド(サンメディカル)、ですね。

私は、マニキュア除光液かなり苦手としていますから、たぶん「アセトン」は「私にとって危ない物質」(の一つ)です。

この二種の接着剤は要注意、ですね。

ミルク さん  2007-07-04 22:03:00

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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