| 質問 |
広島大学歯学部のベンチャー企業でスリーブラケッツと言う会社が有り,将来の自家歯牙移植の為に,抜歯した歯を冷凍保存してくれると聞きます。
私には親知らずが4本とも有り,歯科医には抜いた方が良いと以前から言われています。
私は勿体無いと思い抜かずにお願いしています。
もしティースバンクが良いので有れば4本とも抜いて預けようと考えているのですが,先生方はどう思われますでしょうか?
難しい質問かもしれませんが、先生方の御意見を宜しくお願い致します。
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| 回答1 |
はじめまして。
広大はそんなベンチャーをしているんですか!?
初めて知りました、
ちょっと前に新聞に書いてありましたが、1本の保存12万円。
(20年間保存)
移植手術費を含めると1本20万だそうです。
(新聞に書いてあった会社の料金です)
移植と言っても成功率は60%程度で、アンキローシスなどのことまで考えると、インプラントの方が予後がいいのではないかなと。
また、移植と言っても歯周病で歯を抜いた場合、受容側の骨のダメージが大きすぎて移植できないと思いますが。
移植は若くて条件がととわないと予後は安定しません。
(私は過去2ケースしか移植手術したことありませんが・・・)
これを安いと思えばいいんじゃないでしょうか!?
ただ、20年後はもっと優れた技術、歯の再生とか出てきていそうですが・・・
もし、私なら将来の保険と考えてしても1本でしょうね。
しかも上の親知らずで小さめのものを選びます。
(小臼歯としても使えそうなものを)
4本だと結構なお金が飛んでしまいますし、そのお金で今ある歯の予防をした方が建設的な考えだと思いますが。
すみません、あまり肯定的な文章になりませんでした。
他の先生はどう考えるのでしょうか!?
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| 回答2 |
こんにちは。
その話題は以前にも出てますね。
参考⇒歯の銀行について 「親知らずは残すべきだった?」
私は利用していませんのでよく分かりませんが、井野先生のおっしゃる通り、過剰な期待をお持ちでなければ試してみても良いかとは思いますよ。
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| 返信1 |
井野先生,早速ご回答有難うございます。
スリーブラケッツとの保存費用は20年間で1本5万円らしいです。
その他に検査としての初期費用が7万円必要みたいです。
私は現在右下67番にインプラントをしています。
歯根破折で抜歯した時,歯科大病院の先生とかかり付けの先生の二人に親知らずの移植を勧められました。
根の大きさが合っていて,骨が非常にしっかりしている理由も有りました。
インプラントは移植した親知らずが駄目になってからでも良いと言われましたが,移植は止めて結局インプラントにしました。
今から思えば移植をしておくべきだったかなと少し後悔しています。
参考にHPを書いておきます。
http://www.teethbank.jp/
| あき さん
2007-08-15 21:05:00 |
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| 返信2 |
渡辺先生,御回答有難うございます。
私が書き込み中に返事を頂いていたみたいです。
以前私と同じ様な質問をされている方が居たんですね。
早速読みました。大変納得致しました。
ただ私の年齢は39歳ですので歯の欠損後,最終的にはインプラントとして,もつ所まで移植と言うのも,ひとつの手段かなと考えます。
いかがな物でしょうか?
| あき さん
2007-08-15 21:12:00 |
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| 回答3 |
>もつ所まで移植と言うのも,ひとつの手段かなと考えます。いかがな物でしょうか?
それは全然良いと思いますよ。
費用対効果を冷静に考えた上で、あきさんにとって魅力的でしたら、あとの問題は施術してくれてなおかつ信頼できる歯科医院を見つけることが出来るかどうかでしょうね。
HPに一覧があったかと思いますが、その限られた中から自分に合った歯科医院を見つけるというのはなかなか大変だと思います。
(※載ってる医院がどうのと言っている訳ではなくて、一般論ですよ、一般論・・)
良い先生とめぐり合えるといいですね。
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| 回答4 |
その方法のおまけになりますが、親知らずを保管することによって自動的に、DNA情報を保管することにもなりますので、何かの時の身元識別に役立てることも出来ます。
たとえば、相続問題、地震や大津波等万が一の事故の場合、それから将来はテーラーメード医療といって、お一人ずつのDNA情報に合わせて、有効な治療を選択できるようになると言われています。
これはあきさんご本人ばかりでなく、お子さんやお孫さんが出来た場合にも、その人達のための適切な医療を選択するときの重要な情報になるといわれています。
ただ、DNA情報は別のしっかりした保管方法もありますので、親知らずだけに頼らなくても大丈夫です。
ご参考までに。
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| 回答5 |
自家歯牙移植には3つの治り方があります。
1)神経と歯根膜が生きたまま。
2)神経は死んで歯根膜だけが生きている。
3)神経も歯根膜も死んで、周りの骨と骨性癒着(アンキローシスともいい、インプラントと同じ原理)を起こさせる。
1)は親知らずが成長途中でまだ子供のうちに行うもので、日本ではあまり症例がありません。
オランダのアンドーゼン夫妻が有名です。
教授の講演では、オランダでは自転車の使用頻度が高く、子供が自転車事故で歯を失うことが多いことや、人口が少なく血が濃いためか、先天的に永久歯が一部欠如して足りないことが多いからだということです。
2)日本で一般的に行われている移植で、成人を対象に行います。
肝心なところまで話が進んでいませんが、続きはまたこの次にします。
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| 返信3 |
先生方,ご丁寧なわかりやすい回答有難うございました。
今後とも宜しくお願い致します。
| あき さん
2007-08-15 23:07:00 |
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