病種によって歯槽骨が再生される場合と、再生されない場合の違い

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タイトル

病種によって歯槽骨が再生される場合と、再生されない場合の違い


質問者
SH さん
地域 千葉
年齢 39歳
性別 男性
職業 会社役員
カテゴリ 根管治療その他
歯周病その他
親知らずの移植
根管治療関連
歯周病関連
専門的な質問その他
再植(再植術、再植法)
公開日 2007-09-13 03:04:00
回答者
渡辺 徹也先生

質問 こんにちは。
いつもお世話になっています、SH(39才)です。

自身のトラブルではないのですが、疑問があるのでお伺いさせてください。
過去の質問とダブってたら、すみません。

ずーーーっと疑問に思っていたのですが、色々な疾患が理由で破壊された歯槽骨の再生についてです。

嚢胞やそれに伴うフィステル不正咬合が原因による骨吸収は、根管治療やその他の治療の成功(原因を完全に排除した場合)により再生される。・・・という認識なのですが、

歯周炎による槽骨吸収は、治療により進行を止められた場合でも再生できない。

・・・というのはどうしてなのでしょうか?
理由を知りたいです。

嚢胞などは局地的な細菌除去、歯周炎は文字通り広範囲にわたるので、再生できるほど完璧にできるものではない(再生できる程の治療は現実的に不可能)…。ということなのでしょうか?

すみませんがよろしくお願いいたします。


P.S.

もうひとつ質問があるのですが、まったく関連のない質問ですので
別のスレッドで質問をさせてください。

その際はまたよろしくお願いいたします。

SHさん  2007-09-01 16:52:00
回答1
土田歯科医院(宮崎市)の渡辺です。

こんにちは。
SHさんはまだ僕と同じ30代なんですね(笑)

歯槽骨の再生についてですが、答えは簡単です。

槽骨(※歯の周りにくっついてる骨。その他の顎の骨とは区別され、厳密には歯槽骨もさらに2種類に分類されます)を作るのは歯根膜だからです。

歯周病の場合は、細菌感染によって歯根膜が壊される病気なので、もう歯槽骨は再生できません。

(※歯周組織再生療法に用いられるエムドゲインという薬は、歯根膜をわずかに誘導してくる作用がなぜかある・・という薬です)

のう胞の場合も、不正咬合(による咬合性外傷)の場合も、歯根膜はビローンと伸びているだけで、破壊はされませんから、原因(根管の中の細菌、過剰な力)が除去されれば元にもどります。

因みに歯根膜は別名、歯周靭帯とも呼びます。


逆に、昔何かの回答でも書いた気がしますが、抜けた歯を、何故だか頬の粘膜の中にしばらく埋めていた人がいて、そうすると歯の周り(※・・の歯根膜の周り)にはやっぱり骨が出来てきたそうです。

ですから歯根膜を傷つけずにうまく残せれば歯牙移植も再植もうまく行きますし、エクストルージョンをすると骨も一緒に引っ張られて出来てくる・・という訳です。

まだ物足りない場合は下の回答もご覧下さい。

参考⇒歯根膜再生型インプラントについて
参考⇒移植した歯肉の安定は、エムドゲインを使用したとしても難しいのでしょうか?

それでも足りなければ追加でまたどうぞ。

2007-09-02 03:04:00
返信1 渡辺先生、回答をありがとうございました。
私の方はもうすぐ40代に。。。(…哀)

槽膜の破壊の有無でしたか。
納得しました。

エムドゲインについては私的には懐疑的でして・・・
#やはり、「予防して病気にならない」がイチバンですね。。

やっぱり「歯周病おそるべし」です。
怖いので、ホームケアとプロケア頑張ってます・・


P.S.

8月はナイトガードを作りました。(下前歯歯軋り摩耗がひどかったので)
かなりフィット感も良く、快適です。

これで取りあえず、当面のわたしのデンタルグッズ制覇は達成できました。(^_^;

SH さん  2007-09-02 13:08:00

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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