GBR後の症例を経年的に追っているものが出ていないのはどうして?

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GBR後の症例を経年的に追っているものが出ていないのはどうして?


質問者
hiropapa さん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ インプラントその他
インプラント関連
公開日 2007-10-03 09:36:00
回答者
タイヨウ先生
タカタ先生
渡辺 徹也先生

質問 初めまして、いつも楽しく拝見させていただいております。

今回相談させていただく内容は、未熟な私が難症例なGBRのオペを務めさせていただいたものです。

是非先生方の経験と知識から私にアドバイスをいただけたら幸いです。

ちなみに私はパソコンが苦手でして、読みにくい点があると思いますが何卒お許し下さい。

さて、内容ですが前歯インプラントを希望された29歳女性が当院に来院されました。

上顎A11Aのメタルボンドブリッジ破損と同部位相当部からの排膿が診られ、デンタルから支台歯の破折と拇子頭大ののう胞がみられました。

インプラント埋入にはブロック骨のGBRが明らかに必要であり、一般の開業医レベルでは難しいことを説明しました。

経験豊富な先生を紹介しようか、と伝えましたがためらっている様子でした。
この時点で今思うと無理にでも紹介しておくべきだったかもしれません。

当時の自分は新しいことに常に挑戦したい欲求があり、このオペを私がひきうけることとなりkました。

GBRに関しては簡単なケースをいれると20症例ほど経験がありましたが、垂直的ににも水平的にも増大が必要なこのケースは初めての試みでした。

只、ここで私の第二の判断ミスが、自家骨を使用せずB−TCPとメンブレンのみで骨の増大を行ったことです。

オペでの所見は1〜2ミリ程唇側骨は存在しておりましたが、のう胞の完全除去のため一部開窓を施しました。

4か月程たってフィクスチャーを埋入しましたが、初期固定はいまいち満足いくものではありませんでした。(40ニュートンで抵抗感)

今思えば埋入するには最低一年はこのケースではおくべきでした。

骨は全然まだまだ置換されてないが形体は十分な保持を保てる程度の硬さでした。

オペ時はかなりいい感じと思っていたのですが、今では振り返ると反省と後悔の念で苦しんでいます。

いままでのところ炎症性変化も出ていないのですがはたして無事に骨に置換してくれるのでしょうか? 胃が痛いです。

さまざまな本や症例集をみても、GBR後の症例を経年的に追っているものが出ていないのはどうしてなんでしょうか?

先生方は自家骨を使用する際、患者さんにどのように説明して同意を得ていますか?

私は説明すると患者さんが非常に怖がってしまい「それならやめとくわ」といつも言われてしまいます。

この症例の写真も無しに先生方に質問するのは失礼とは思いますが、まだパソコンが不慣れでして申し訳ございません。近いうちに勉強しておきます。

乱筆乱文読みにくく恐縮しております。

hiropapaさん  2007-09-22 04:01:00
回答1
タイヨウ・デンタル・オフィス(文京区・湯島)のタイヨウです。

‥僕よりもGBRの症例数、多いですよ。

と、言うのも、実は僕の従兄弟がインプラント専門医でGBRやソケットリフトなどを教えてくれているのですが、逆に「これは自分では危険だな」と思うケースではそちらを紹介してやってもらっているからです。

GBRに関しては2週間後とのspが大切で、経過をしっかり追うことを注意されています。

確かに胃の痛くなるときもありますよね。

半年くらい前にもGBRで「少し予後不良。でも結果オーライ」と言う事がありました。

しっかり経過を追ってみてください(って僕が言う事ではないのですが‥)。

やはり人間の体ですから「治癒期間」はできるだけ長く取るようにしています。

僕は患者さんに「予定より1ヶ月早く入れればインプラントの寿命は1年短くなりますよ‥」と少し脅し気味に言います(笑)。

2007-09-22 09:36:00
回答2
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。

同業者かよ〜・・・

なぜGBRの経過が出ていないかといいますと、いろんな方法でGBRをしても、結果として吸収していくケースが殆どだからです。

歯を失った時点でその周囲骨への血行が悪くなっており、血行が悪くなっているということは、骨を生かすことが難しくなるため吸収するのは至極当然なのです。

前歯部へのインプラントの場合、骨が分厚く、歯肉が分厚く血行が十分確保できそうな場合に限り埋入するべきものだと考えます。

FGFがもうすぐ世の中に出てくるので、それが出てくれば血行の豊富が骨の再生が出来るのですが・・・

移植したのであれば最低一年はほうっておかないと骨の代謝が終わらないですね。

最近の研究ではサイナスリフトボーングラフトも非常に予後が悪いことが分かってきたため、あまり大きな移植は行われなくなりつつあります。

2007-09-22 10:56:00
回答3
土田歯科医院(宮崎市)の渡辺です。

初めまして。

>いつも楽しく拝見させていただいております。

ありがとうございます!嬉しいです。
何か間違いなどに気づかれた際には、是非ともご指摘下さい。

GBRの件は私もコメント出来る状態にないですが・・。

とりあえず長め長めにインテグレーションを待つ他ないですよね。
心中はお察しします・・。

タカタ先生のご説明の通り(←文章が横柄ですけど気にしないで下さい^^;)、人為的に骨組織や難組織の形態を変えるというのは本当に難しい様ですね。

(b-FGFは私も院生の時に使用していましたが、確かに良さそうではあります。)

先日のインプラント学会でもCTGでさえ血流が回復するとは考えにくく、コラーゲンの塊になるだろうとのお話がありました。

(一番有名な病理の先生のお話です)

出来るなら今はまだ避けて通りたい分野ですが、なかなか日本人の場合はそういう訳にもいかなさそうですよね。

2007-09-22 12:26:00
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。

イエテボリ大学のDr.RもアメリカのDr.N も前歯部のインプラントには否定的な見解を示しています。

うちにも他所の医院でインプラントをした人がたまにいらっしゃいますが、悲惨な末路をたどっている人をたまに見ます。

やはり審美領域のインプラントはインストラクター業をやっているDrが商売として”見世物”的に行うのには良いでしょうが、我々が同じ事を行って悲惨な結果を招くと評判の低下につながるので、気をつけなければいけません。

基本的に、私は、 前歯部はブリッジ派です。

ただ、ポンティクの部位にはCTGを行って少しでも審美的に回復するようには心がけますが、これも、やがて瘢痕になってしまいますので絶対的な方法ではありません。

2007-09-22 12:52:00
返信1 とても迅速丁寧なご返答ありがとうございます。
先生方のお話はとても参考になりました。 

今後経過をよく追いながら時間をとっていきたいです。
もっともっと勉強が必要ですね。

実際GBRに関してまだまだ確固たる答えがないのが今の医療の現状で、それを鵜呑みにして自分の経験値欲しさに安易に手を出した事に今更ながらに後悔してます。

これからもご相談させていただくことがあるかと思いますが、何卒よろしくお願いします。

hiropapa さん  2007-09-25 01:32:00
回答5
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。

JI○DSもSJ○Dも みんな、骨補填材をギュウギュウに詰め込んで、レントゲン撮影して 白いのが写ってるからOK みたいな事をやっています。

うちでもいっぱいGBRしてますが、 その後 その部位の ”骨様組織”を採取して病理検査すると 意外と骨って出来ていないんですよね。

2007-09-25 09:53:00

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。

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