| 質問 |
お忙しいのにメールしてすいません。
疑問に思ったことがあったのでメールさせていただきました。
おかしいと思えば消してもらってかまいません。
歯チャンネルでは、ブリッジや入れ歯よりもインプラントが良いということになっていますが、歯槽骨にフィクスチャー(ネジ)を打ち込んでということですよね?
そのネジというのは金属になるんですよね?
インレーやクラウンは金属であまりよくないと言われているのに矛盾していませんか?
保険の金属よりはいいのかもしれませんが、同じように思うのですが違うのでしょうか?
インプラントに詳しいわけではないので違うのかもしれませんが、どうなのでしょうか?
もし考えが違っていたら申し訳ありません。
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もみじさん
2007-10-03 21:12:00 |
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| 回答1 |
お久しぶりです。
>そのネジというのは金属になるんですよね?インレーやクラウンは金属であまりよくないと言われているのに矛盾していませんか?
するどい視点ですね。
ただ、体にはアレルギーを起しやすい金属とアレルギーを起しにくい金属があります。
インプラントの埋め込む部分は生体親和性が高いチタンを使用していますので、アレルギーを起しにくいです。
最近になり、チタンアレルギーも報告されているようですが、アレルギーが出る確立はかなり低いです。
(殆どないとも言っていいと思います)
そんなケースがあれば今のところ、学会報告ものです。
色々疑問を持つことはいいことですよ。
そして歯科治療のことをどんどん理解していってください。
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| 回答2 |
インレーやクラウンが良くない! というのは、保険のインレーやクラウンです。
銀やパラジウムといった、体にとっては決して好ましくない金属が入っているため良くないのです。
自費治療で使うプラチナ、金 そしてインプラントで使うチタンやジルコニア(これも金属です)などは、体にとって為害性が低いために使われることが多いです。
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| 回答3 |
え?ジルコニアって金属に含まれるんですか?
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| 回答4 |
>え?ジルコニアって金属に含まれるんですか?
「ホワイトメタル」ですよね。
組成から考えると金属といっても良いと思いますよ。
ただ、日本では「セラミックス」と表現した方がウケがいいから‥。
で、インプラントとインレーの金属の違いは「体に害の無い金属」か「体に害の有る金属」かと言う事ですね。
他の先生が書かれているようにインプラントに使う金属はチタンと言う材質です。
これはほとんど体に害は無いと言われています。
(100年後には見解が変わっているかもしれませんが‥)
しかし、保険のインレーやクラウンに使うパラジウムと言う金属は発症すると重篤な金属アレルギーを引き起こします。
最近は「アマルガムよりも害が有るのでは?」とも言われるようになってきました。
アメリカでは水銀を含むアマルガムでの治療を一般的に行っていますが、パラジウムによる治療は一般的ではありません。
もちろん、日本とアメリカでは保健医療制度が異なりますから並列には比べられませんが、もし、パラジウムが非常に優れた金属であれば諸外国でもパラジウムによる治療は一般的になるハズですよね。
少なくとも、チタンやゴールド、プラチナによる歯科治療は世界中で広く行われています。
しかし、パラジウムにより治療は日本だけ‥。
金属の材質の違い。
これが当サイトで「保険の金属は良くない」と言っている根拠であり、「金属製のインプラントを同じサイトで推奨している事」に矛盾を生じさせない理由です。
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| 回答5 |
ジルコニアはセラミックスだと思ってました。
というかWikipediaでもセラミックスって書いてますけど?
ジルコニア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%A2
セルコン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3
もみじさん>話がそれてゴメンナサイ。
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| 回答6 |
ジルコニアは酸化ジルコニウムのことですよね。
ジルコニウム自体は金属ですし、セラミックスについては以前にも話しましたが、
「基本成分が金属酸化物で、高温での熱処理によって焼き固めた焼結体」
のことを言いますので、ジルコニア自体は金属なんです。
じゃぁ、ジルコニアアレルギーはあるの?
限りなく0に近いでしょうが、無いとはいえないです。
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| 回答7 |
金属アレルギーの心配をしだすと、自費の貴金属も使えなくなりますね。
20Kでもアレルギーを起こしやすい銅が入ってますし、単体でも、銀より白金や金のほうがアレルギーを起こしやすいくらいですから、安心は出来ません。
銀100%のインレー、クラウンが出来ればそれはそれで安全性はある程度高いんでしょうが、不可能でしょうから、チタンかジルコニアってことに今のところはなりますでしょうか。
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| 回答8 |
ジルコニアの件は了解しました。
ジルコニウム単体のことを指してる訳ですね、ややこしいですね。
自分としてはいわゆる「ジルコニア」の患者さんへの説明としては、やっぱりセラミックスになるかな、と思いますが、アレルギーの可能性は限りなく低い・・としか言い様がないですよね。
森川先生のおっしゃる通り、可能性が0というのはないでしょうから、専門家に歯科用金属(使用する合金、セラミックスの状態で)の危険度などを整理して貰いたいところですね。
とりあえずインプラントのフィクスチャーによく使用されているいわゆる「純チタン」(これも正確には酸化チタニウム)やジルコニアは危険度が0に近いけど、保険の銀(純銀ではなくて、12%金銀パラジウム合金)はかなり高い、ということですね。
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| 回答9 |
渡辺先生おっしゃられている通りですね。
アレルギーに関しては正確な統計データが無いですよね。
漠然とでもいいから
(酸化)チタン 0.00001%
ジルコニア 0.00001%
金 0.0001%
パラジウム 0.01%
とかって。
オーダーが2つ以上違えば優位差は証明されますからね。
ちなみに上の数字はいいかげんですよ。
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| 回答10 |
「1987年、東京都済生会中央病院皮膚科の金属パッチテスト調べ」というのが、いろいろなサイトで引用されてます。
例)
http://www.howclub.com/health/index.html
事実というのは結構、意外だったりします。
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| 回答11 |
森川先生
ありがとうございます。
参考になりました。
だいたい歯科大学での報告に似ているような気がします。
保険の治療で一般の方が「銀歯」と呼んでいる金属は正確には銀ではありませんが、一番安全な金属は銀だと以前から言われていました。
ただ、歯科用の銀合金はたくさん売られており合金として混合されているその他の金属もいろいろあるのでやはり注意は必要ですね。
歯科、って難しい仕事ですね。
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| 回答12 |
ブログに書く時に調べたのですが、現在12%金銀パラジウム合金には、
銀
金
パラジュウム
銅
インジュウム
イリジュウム
すず
レニウム
ニオブ
ガリウム
これらの金属が使われている可能性があります。
ただ、全ての金属が混合されている訳ではありませんが、ニオブなんて金属初めて知りましたよ(笑)
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| 回答13 |
森川先生ありがとうございます。
やっぱりパラジウムは問題ありそうですね、色々な意味でも。
ニオブって・・何それ?ですね。
銀がアレルゲンとなりにくいのはよく分かるのですが、金属としては非常に溶けやすい金属になりますよね?
ですから合金中に多く「含まれている」状態というのはそれはそれで危ないのではないかと言う印象を持っています。
逆にいわゆるセラミックスだと、アレルゲンは多く含んでいるものの、ほぼ溶け出さないので実質的に安全、だとか。
ハイノーブルメタルもそれに近い訳ですよね。
元素だけでなくて実際のところ(合金、セラミックスの状態)での危険度というのはもうひとつフィルターが必要な気がします。
各メーカー、組成についても詳しくは企業秘密で教えてくれませんし、同じ金パラでも色々ありそうですしね。
基礎系の勉強って、学生の時はきらいでしたけど、やっぱり重要なんですね。
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| 回答14 |
銀って抗菌作用もあるしね。
でも、素朴な疑問。
アレルギーにはなりにくいけど、体にとってはどうなの??
取り込まれて悪さしないのかな?
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| 回答15 |
あ、それ僕も思いますね。
アレルギーにはなりにくいけどよく溶けるものと、
アレルギーにはなりやすいけどほとんど溶けないものだと、
個人的には後者の方が比較的マシな感じがします。
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| 回答16 |
>アレルギーにはなりにくいけど、体にとってはどうなの??取り込まれて悪さしないのかな?
確かにそうなんですよ。
チタンやジルコニアは使用されるようになってからまだ年月が浅いので、新たな問題が出てくる可能性は否定できません。
銀は、数世紀にわたって食器にも使用されているくらいで、安全性は確立していると言えるかと思います。
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