トライセクションをする場合、どんな基準で歯医者さんを選べばよい?

相談者: マイさん (36歳:女性)
投稿日時:2007-11-06 13:24:04
左上6番のなのですが、ある歯科医院ファイバーコアをつけられていましたが、事情があって転院し、クラウンを被せるために、コアの形を整えるということで、コアを削ったらものすごい痛みが出てしまいましたが、もともとオーバー根管充填されているため、抜歯しても、ガッターパーチャが残存してしまい、処置ができないからと大学病院口腔外科紹介され、紹介状を渡されました。

また、可能性は低いけれど、トライセクションして歯を残せるかもしれないとのことでした。

大学病院は電話で確認したところ、3週間待ちでしたので、

「そんなに痛みに耐えられないからとりあえず、コアをはずしてください。」

とコアを削った開業医の先生にお願いし、コアをはずしたら、1本の根にパーフォレーションが確認されました。

その様子はマイクロスコープで見せてもらいましたが、1本の根から血が出てました。コアをはずしたら、痛みは軽減し、なんとか3週間待てる程度になりました。

開業医から大学病院への紹介状には、パーフォレーションが確認される前に書かれたもので、パーフォレーションのことは書かれていませんが、3週間待ってやっと大学病院に行ったのですが、

「パーフォレーションがあります。」

と言っても、その大学病院の先生には、

「うちはマイクロスコープはないからわからない」

と言われ、相手にされませんでした。
結局、何も処置をしてもらえませんでした。

あと、オーバー根管充填していてる歯のガッタパーチャを取るのはかえって危険だと言われました。

大学病院までは、遠いので、わざわざ泊りがけで行ったのですが、行った意味がないので、とりあえず、診断書をもらいました。

私は、大学病院の先生の態度に頭にきてしまい、紹介してくれた開業医の先生にその旨伝えると、

「私は大学病院の先生に診断はお願いしていません。」

と言われ、メールでしたが、かなり気分を害された様子でした。

私は、パーフォレーションがあるということを書いた報告書でも紹介状でもよいのでくださいとメールをしましたが、音沙汰なしです。

もう、歯医者さんに行くのもこりごりですが、パーフォレーションと痛みがある歯を放っておけません。

トライセクションという処置というのは、一般の開業医でもできますか?

それでも、オーバー根管充填されているので、ガッタパーチャは残ってしまうとは思いますが。

こういう歯を処置する場合、どういう基準で歯医者さんを選べばよいでしょうか?

歯チャンネルで歯の知識をつけている人にとっては当たり前でも、患者が、「パーフォレション」だとか、「トライセクション」だとか言うのは一般の歯医者さんにとっては生意気に聞こえるのではないかと危惧しております。

歯医者さんには、どういう伝え方をすると良いのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-11-06 14:21:45
はじめまして。
ちょっと複雑な経過をたどっていますね・・・

パーフォレーションは日常の臨床の中ではたまに起こってしまうリスクの1つです。

そこまで珍しくはないですが、症状の出ているのもに関しては予後はあまり良くないです。

過去色々書いていますので
パーフォレーション


またトライセクションですが、なるべく予後を良くするためには歯茎の処置と骨の処置が出来る先生がいいと思います。

この場合簡単に見つけようとすると歯周病専門医で歯周外科の経験が多い先生がベターでしょう。

ただ、トライセクションであれば一般の歯科でも出来る歯科医院も多いと思いますが、簡単に見つけるには周病の先生がいいと思います。

また、どの根にオーバー根充してあるか分かりませんが、もし抜く歯の根にオーバー根充してあれば、抜歯後よく掻爬(かき出す)してもらえば大丈夫ですよ。

オーバー根充したものもゆっくり吸収していくこともありますから、とりあえずは気にせずトライセクションを受けてみてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-11-06 18:45:43
トライセクションですか…。

歯周病治療が得意な歯医者さんならできると思いますが、トライセクションという治療法自体が、いわゆる「延命処置」ですから、トライセクションをするのであれば、あくまでも延命だということは頭の中に入れられておいたほうが良いと思います。

トライセクションをしても成功する可能性が非常に低いケースもありますから、トライセクションで絶対になんとかなる…というものでは無いということはご理解下さい。

⇒参考:根が折れている歯の、ヘミセクションについて


それで、大学病院へは元々、ガッタパーチャの除去が目的で行かれたんですよね?

その結果、除去するのは危険だと判断されているわけですから、ガッタパーチャの除去についても、かなり厳しい状態ではないかと推測します。

(実際に拝見しているわけではないので、あくまでも推測ですが)

すでにマイクロがある歯医者さんで診断を受けていたり、大学病院へも行かれているので、かなり手は打ち尽くしている感がありますが、マイさんが何が何でもを残すために最善を尽くしたい!というのであれば、根管治療歯内療法)が得意そうな歯科医院を探してセカンド(サード?)オピニオンを求めるというのも良いかもしれません。

ただ、パーフォレーションがあるということを書いた報告書などをもらって他の歯科医院に行ったとしても、その先生が紹介をした先生以上だという確証はありませんから、どのあたりで手を打つかというのも悩めるところです…。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マイさん
返信日時:2007-11-08 11:47:18
井野先生、田尾先生、

私の場合、普通のオーバー根管充填ではなく、普通ではありえないくらいオーバーで、上顎洞の方までいっているそうです。

トライセクションは延命措置ということですね。

それだったら、残念ですが、ガッタパーチャは残ってしまうかもしれませんが、思い切って抜歯をした方がいいかもしれませんね。

とても参考になりました。
ありがとうございました。



タイトル トライセクションをする場合、どんな基準で歯医者さんを選べばよい?
質問者 マイさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療に関するトラブル
ヘミセクション(トライセクション)
根の穴・穿孔(パーフォレーション)
根の穴・穿孔(パーホレーション)
回答者




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