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2歳11ヶ月の子どもの神経を抜く治療について


質問者
niki さん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
小児歯科治療
中国
子供の歯の変色・着色
公開日 2008-01-19 19:58:29
回答者
井野泰伸先生
森川先生

質問 こんにちは。中国・上海在住です。

2歳11ヶ月の娘の上前歯一本が黒く変色してきたため歯科にかかったところ、中の神経が死んでいるという診断を受けました。

こちらのサイト内で同じような相談がたくさんあり、重複するところもあるかとは思いますが、確認したいことがあるため投稿いたしました。

医師からの説明では、治療をせず経過観察した場合、

@歯の変色が進む。
Aもしくは、何も変化が起こらない(こともある)
B永久歯が生え変わるときに影響がでる。

と言われました。
早いうちに、神経を抜く治療をしたほうがいいとのことでした。

根管治療(というのですよね?)は、なかなか難しいということを読みましたし、もうすぐ3歳とはいえ治療に耐えられるかどうか心配です。

わたしとしては、きっちりと治療できるというのであれば、治療をして治した方がいいと思うのですが、時期をもう少し先に延ばせないかと思うのです。

日本では、このような場合、どのような治療を勧められるのでしょうか?

また、治療の説明として、

@歯に穴をあけて、神経を抜く
A穴はそのままで3日から1週間で経過確認。
Bその後、数回に分けて経過を確認し
C穴を埋める

というものでした。

上記のような過程は一般的なのでしょうか?
穴をあけたままというのが、不安です。

治療は受けさす方向で考えてはいるものの、それは絶対必要なのかと自分の中で葛藤があり、相談いたしました。

よろしくお願いいたします。

nikiさん  2008-01-08 17:15:50
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。

はじめまして井野と言います。

すみません、何か勘違いさせてしまっているようですが、
悪くなった神経は取らざるを得ません。

あまり放置すると、どんどん予後が悪くなります。

ここのサイトで私が神経の重要さを書きまくっているので私に責任があるのですが、悪くなって取らなくてはいけない状態になっている神経は早急に取る必要があります。

神経を残すことが歯を長持ちさせる方法だと知ってもらえるのは言い続けてきた甲斐があるのですが、間違ったまま覚えられては意味がありません;;



根管治療(というのですよね?)は、なかなか難しいということを読みましたし

難しいです。

『簡単な歯内療法などありません!!』

しかし、確実な方法が無くてもいつかは先生に体を任せるしかありませんね。

歯内療法専門医と言っても小児の歯を治療することはあまり聞いたことがありません。

むしろ小児歯科の先生の方がしっかりとした管理をしてもらえると思いますよ。

ただし、神経を残す残さないの判断は先生がするもので患者さんがするべきものではありません。

治療前に

「出来れば何とか神経を保存させたいのですが」

は『あり』ですが、

「絶対に神経は触らないように治療してください」

は『なし』です。


また、日本に帰られても保険治療では神経を取るような点数配分(診療報酬形態)であり、神経は出来るだけ取らないと言うコンセプトを持った先生を見つけない限り神経を取ることが一般的です。

私もおかしいと思うのですが、残念ながら日本の歯科医療はこう言った形なのです。



>もうすぐ3歳とはいえ治療に耐えられるかどうか心配です。

3歳でも練習などを繰り返すことにより治療できる場合があります。

反復練習の面倒などを見てくれる歯科医院がいいのですが、これもかなり探さないとないのが実情です。

30分〜1時間練習しても削らない・薬などを塗らない限り再診料の110円しかもらえません。

私は今小児は診ていないのですが、卒後、毎日小児を見ていた時期もあります(1日15人ぐらい^^;)

その経験でいえばやはり女の子の方が治療に協力的でした、
やはり男の子は怖がり(甘えん坊)が多くて・・・

また親御さんがお子さんを上手く褒められる方ほど治療はスムーズに進みます。

こういったことを加味するとやはり小児歯科がベターなのですが、海外だとあまり贅沢を言っていられないのが現実ではないでしょうか!?

今、日本の歯科医師が上海に移住していると言う話も聞きますので探せば小児を診てくれる先生はいると思うのですが・・・




>@歯に穴をあけて、神経を抜く
>A穴はそのままで3日から1週間で経過確認。
>Bその後、数回に分けて経過を確認し
>C穴を埋める

Aの穴はそのままと言うのが気になりますが、一般的な流れだと思います。


不安だと思いますが、色々知識を付け頑張ってください。
医療に絶対はありません。

ただ、どの先生も自分の経験&知識の中で良い方法をチョイスして治療はしています。

先生を信じてみないことには医療は成立しませんよ^^

あそこの先生に診てもらうと『気が晴れる』などと言ってもらえるドクターが理想なのですが、やはりその道は険しいです・・・

昨日も北京の方で同じような相談がありましたので参考にしてください。

⇒参考:北京での乳歯の根の治療について

2008-01-08 19:58:29
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。

特に乳前歯の場合、神経が死んでしまっても、根の治療をせずいても問題が起きないことがあります。

と言いますか、私の経験では、ぶつけて神経が死んでしまい変色した乳前歯の場合はほとんどそのままで問題ありません。

乳歯の根の治療は永久歯と比べて、格段に治療成績がおちますので症状のないうちに根の治療を行っておいたとしてもメリットがあるとは言い切れません。

ですので、何か問題が起きてから治療を行ってもあまり治療成績や永久歯への影響に変わりはないように思います。

そういった、永久歯とは異なった経過をたどるのは、おそらく、乳前歯の場合は、早期に根の先端の吸収が始まり根の先が開放され、根の形態も単純であるため、感染に対して抵抗力が高いからではないかと思います。

また、

根管治療(というのですよね?)は、なかなか難しいということを読みましたし、もうすぐ3歳とはいえ治療に耐えられるかどうか心配です。

耐える必要はないと思います。
いやなら泣いたほうが患児のとってストレスは少ないように感じます。

痛くなく治療が行われ、歯科医院のスタッフと保護者の方が協力して、精神面でのケアーをしてあげれば、たとえ治療中に泣いたとしてもまったく問題はないと思います。

それとも、お子さんは生まれてから今まで泣いたことが一度もなかったでしょうか?そんなことはないですよね。

歯科治療が、その子のことを思って行われた行為であり、そのことを周りの大人が理解して子供に伝えてあげさえすれば心配はいらないと思います。


あと、治療予定ですが、

>A穴はそのままで3日から1週間で経過確認。

というのは、井野先生も言っておられますが、私も理由がわかりません。

私は、穴を開けたままにする根管開放はよく行いますが、その理由は、歯の根の先の骨の中に存在する細菌あるいは膿を根管を通して排出するのが目的です。歯の中の問題解決のためではありません。

ですので、根の外に問題がない状況で穴をふさがない理由がちょっと思い当たりません。

理由を聞かれてみてはいかがでしょうか。

2008-01-08 22:13:20
返信1 井野先生、森川先生。ご回答ありがとうございます。
なかなか返信ができず遅くなってしまいました。すみません。

取らなくてはいけない状態の神経は早急に取る、という井野先生のお言葉に背中を押され、やっぱり治療しなければ、と決心が固まったのですが、乳前歯の場合は、ほとんどそのままで問題ありません、という森川先生のお言葉に、その決心も揺らいでいます。

>症状のないうちに根の治療を行っておいたとしてもメリットがあるとは言い切れません。

この症状というのは、炎症を起こしたりということでしょうか?

そのままでも問題なく、治療成績もよくないということになればやはり、受けさせたくないと思ってしまいます。

もう一度、担当の先生と相談してみたいと思います。

ありがとうございました。

niki さん  2008-01-11 04:19:48
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。

>取らなくてはいけない状態の神経は早急に取る、という井野先生のお言葉に背中を押され、やっぱり治療しなければ、と決心が固まったのですが、乳前歯の場合は、ほとんどそのままで問題ありません、という森川先生のお言葉に、その決心も揺らいでいます。

私たちはお子さんの口の中を診ていないので好き勝手書いています。
小児治療は森川先生の方が専門ですので、私より森川先生の方が説得力があります。

やはり口の中を実際診て見ないと判断出来ないことが多いので担当の先生に相談してみてください。

2008-01-11 11:29:30
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。

>やはり口の中を実際診て見ないと判断出来ないことが多いので担当の先生に相談してみてください。

断定的な表現をしてしまったようで、すいません。

井野先生のおっしゃるように、実際見たわけではありませんので、診られた先生にしかわからない所見があるのかもしれません。

また、教科書的には、色の変わった歯は根の治療をするのが基本です。
ですので、担当の先生の判断は一般的に言って妥当な判断かと思います。

とりあえず、担当の先生とよく相談されるとよろしいかと思います。


それから、井野先生、6歳未満ですと乳幼児加算がつきますので(窓口負担で)約3割増の”30円も”多くもらえるんですよ。

30円で何が買えるかな・・・

2008-01-12 00:04:24
返信2 井野先生、森川先生

お返事ありがとうございます。
家を空けていたので返信が遅れました。すみません。

おっしゃられるように、もう一度担当の先生に相談してみようと思っています。

治療をしましたら、このサイトを見ていらっしゃる幼児をもつ方々のためにも、経過をご報告しますね。

ありがとうございました。

niki さん  2008-01-15 15:19:31

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。

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