骨癒着を起こしている歯の抜歯と、その後の治療法(インプラント)について

ビスホスホネート系の薬剤(骨粗鬆症予防薬:フォサマック)による顎骨壊死

歯医者/歯科情報の歯チャンネル88-歯科医院検索&歯科相談
歯チャンネルTOP | 歯科相談室 | 歯科医院検索&簡易診断 | 歯科情報の広場 | オンラインショップ | 歯科関係者向け

前のページに戻る

★歯科相談室TOP★

歯科相談掲示板

回答者紹介
>> 回答者一覧
>> 回答者登録はコチラから


歯の異常・トラブル
抜歯(歯が抜けた・抜く予定)
歯の痛み
知覚過敏
虫歯(むし歯)
歯の根っこの病気・異常
根管治療(神経・根の治療)
歯茎(歯ぐき)の異常・トラブル
歯茎(歯ぐき)の痛み
歯周病(歯槽膿漏)
歯列矯正(矯正歯科)
歯並び(歯ならび)
噛み合わせ(咬合)
歯軋り(歯ぎしり)
顎関節症
審美歯科・美容歯科
歯のホワイトニング
口臭
親知らず(親不知・おやしらず)
上顎洞炎(蓄膿症)
小児歯科・子供の歯
妊娠中の歯科治療
歯磨き(プラークコントロール)
舌、粘膜、唇の病気・異常
アレルギー(過敏症)
麻酔
薬剤(痛み止め、抗生物質等)
レントゲン写真
歯科恐怖症
治療費・費用
医療ミス・裁判・不信感
詰め物、インレー
クラウン(差し歯・被せ物)
支台築造(歯の土台)
インプラント
ブリッジ
部分入れ歯(部分義歯)
総入れ歯(総義歯)
衛生士・技工士・歯科助手
専門的な質問
海外
その他





骨癒着を起こしている歯の抜歯と、その後の治療法(インプラント)について


質問者
namu さん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:1番(中切歯)
歯の異常・トラブルその他
インプラント治療法
インプラントその他
ブリッジ治療法
ブリッジその他
公開日 2008-02-29 20:40:40
回答者
荒木謙太郎先生
小牧令二先生

質問 先日からこちらの掲示板でお世話になっております。
親身になってお答え下さった先生方、本当にありがとうございました。

今回は「13年前に折れた歯(1番)が骨癒着を起こし、抜歯になりました」の続きになってしまうのですが、ご意見賜れますようにお願いいたします。

13年前に左1番の歯が打撲により抜けてしまい、再植&左2番の歯は抜けていなかったけれど、ひびが入ったために神経を抜いてあります。

これまで何の支障もなく使ってきたのですが、1番歯茎の裏に違和感を覚え受診→歯を開いて(つまり目に見えている部分を切り取った)みたところ、歯茎が歯の内部を侵食し、又、歯の根元部分は骨との癒着が起こっていることが判明。

神経を抜いてある1番2番とも、根に病巣はありません。

肉芽による侵食が垂直に進んでいる為、抜歯するしかない、その後はブリッジインプラント…というのが現在かかっている先生のお見立てです。

ただ、こちらで色々と勉強させていただいた所、どちらにもメリット・デメリット、そして歯の状態によって向き・不向きがあるということなので、そのあたりについてお尋ねします。


@ 抜歯は、妥当な選択なのでしょうか。

1番をインプラントにすることを考えるならば、今すぐに抜歯はせず、骨癒着を起こしている歯はそのまま骨に歯を吸収させてしまい、土台として強固なものにした方が良いのではないでしょうか?

(素人の考えで申し訳ありません)


A 骨癒着を起こしているが故に、インプラントが向いていないということもあるのでしょうか?


B 神経を抜いた2番も、いずれ使えなくなってしまう可能性があるとするならば、1番と同時にインプラントにした方が経過が良くなるのでしょうか?


C 2番の歯は、一度はひびが入ったものであり、神経を抜いているだけに、ブリッジにした後の歯に対する負担が心配なのですが、現在の先生にはブリッジ前提で話をすすめられました。

インプランよりメリットが大きいのでしょうか?


D 5日後に抜歯する予定ですが、癒着がひどくて抜けなかった場合、口腔外科を紹介すると言われましたが、そのときは一度外した仮歯を再度つけなおすという作業が待っているのでしょうか?

歯茎の切開を繰り返すのだとしたら、最初から口腔外科にお世話になった方が良い気がするのです。


本当は、インプラントが恐ろしくて仕方ありません。

しかし、こうした歯の状況でできるだけ長持ちさせるよう願うならば、インプラントも積極的に考えた方がいいのかな、と悩んでおります。

ブリッジに使用する2番も、耐用年数がそれほど長くないのではないかと思いますので…。

質問事項が多くて恐縮ですが、どうか、よろしくお願いいたします。

namuさん  2008-02-02 20:10:56
回答1
あらきデンタルクリニックの荒木です。

こんばんは。

@については妥当な処置でしょう。

将来的にインプラントブリッジを想定して歯が吸収した部分に骨を作っておく(そのまま置いておく)のも一理あります。

ただ、完全に吸収される前に歯の頭は折れて無くなってしまうでしょうから完全に骨に置き換わるまでその部分をどうするかは検討しないといけません。


Aについてはインプラントを行う時点で歯がなければ大丈夫です。
残っていたら抜歯が必要になります。


Bについてはインプラントの隣が自分の歯なのかインプラントなのかで歯肉の形が多少変わります。

前歯審美領域でインプラントが並んでいる場合、高いレベルで自然な形にするのはそれなりの技術と時間を要すると思います。


Cについては治療期間や費用的な面でのメリットはあると思います。

長期的な安定を優先するのか、期間・費用を優先するのかにもよって考え方はかわりますし、咬み合わせを含めた全体の状況によっても変わりますのでなんとも言えない部分もあります。


Dの仮歯については担当の先生に聞いてみましょう。

また、抜歯をする場合で最初から口腔外科での処置を希望されるのでしたらその旨を担当医につたえてみてはいかがでしょうか。


ご参考になさってください。

2008-02-02 20:40:40
返信1 荒木先生、お忙しい中、面倒な質問に一つ一つお答え下さってありがとうございました!

とても判りやすくご説明いただいたけて嬉しいです。

現在かかっている担当医の先生に説明を求めると露骨に嫌がられてしまうので、こちらで現役の先生方からご意見いただけることが唯一の心の支えになっております。


今回@〜Dまでのご回答を参考にさせていただいて、インプラントは決して悪い選択ではないかもしれない、と思いはじめてきました。

ただ、ブリッジにするにせよ、インプラントにするにせよ、問題は神経の無い2番の歯なのです。

神経の無い歯というものが、今後どの程度の期間使えるのか心配しております。

1番の歯のように、いずれは骨癒着が起こってしまったり、あるいは何らかの理由で根が使えなくなってしまったらどうしたらよいのでしょう。

1番をインプラントにしていた場合→2番までインプラントにしてしまうというのは技術の上でも難しく、また審美的にも問題が出てくる可能性があるんですよね。

1番をブリッジにしていた場合→2番を抜歯した後、今度は新たに3番も使ってブリッジになる…ということなのでしょうか?

そもそも、ブリッジにしていたことによって2番にかかる負荷が、2番そのものを折ってしまうという可能性は大きいのでしょうか?

もうひとつ、日にちが迫っているのでお伺いしたいことは、骨癒着を起こしている1番の抜歯についてです。

インプラントを視野に入れるならば、やはり抜歯自体も、インプラント専門医にお願いしたほうがいいのでしょうか?

荒木先生がおっしゃるように、骨癒着がこのまま完了するまで待つことも可能ならば、その上の仮歯についても検討が必要になってくるので、口腔外科とインプラント医療が揃っている所を探すべきなのでしょうか?

また、レントゲン写真では確かに歯根膜が消えてしまっており、こんな歯が本当に抜き出せるのかと不安に思っております。

(歯の形自体はしっかり映っておりましたが。)

なにしろ親知らずさえ抜いたことが無い(というか、まだ生えていない)ので、歯ではないような歯を抜くという事と、その後の痛みとういものが全く想像できず、ただただ怯えております。

骨癒着の歯を抜くときにかかる時間と、術中・術後の痛みがどの程度のものか、目安になるご意見ありましたらお願いいたします。

お尋ねすることばかりで申し訳ありません。

namu さん  2008-02-03 22:46:55
回答2
美江寺歯科医院の小牧です。

完全に骨癒着を起こしているのでしょうか。
もしそうなら抜歯は難しくなります。

抜歯のために骨を削るようなことになれば、インプラントにとってはマイナスです。

もし完全な骨癒着を起こしているようなら、そのまま骨に置き換わるのを待ってからインプラントにしてもいいしと思います。

癒着していれば、歯を削り取らない限りぬけることはありません。

ただし将来すべてが骨にきちっと置き換わるように、神経を取った穴に詰めてある、ゴム質のものやプラスチックはすべて取り除き、水酸化カルシューム製剤に置き換えておかないと、骨に置き換わった後に、骨の中に吸収されない材料は残ってしまい、インプラント治療の邪魔になります。

2008-02-03 23:19:41
返信2 小牧先生、早速の御回答ありがとうございます!
非常に参考になりました。

骨癒着の進行具合がどの程度なのかは、私自身まだ把握していないのですが、歯を再植して下さった先生が先日改めてレントゲンを撮ってくださったときの見解は、

歯根膜がぼやけているから、癒着をおこしているのだろう」

また、現在かかっている先生が最初にデジタルレントゲンをご覧になった段階では、癒着に気づいていらっしゃいませんでした。

先日、歯を開いてみて初めてお気づきになったようです。

namu さん  2008-02-04 00:18:12

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。


sponsored link

前のページに戻る


このページのトップへ戻る