| 質問 |
始めまして、私は現在アメリカで大学に通っております。
4ヶ月ほど前に、左上の奥歯に穴が開いているのに気がつき、それからフロスなどで掃除をして、歯磨きも気をつけるようにしました。
しかし、3ヶ月ほど前から、痛み出し、歯医者さんに行こうと思いましたが、こちらでは歯の治療に健康保険は利かないので、虫歯を仮治療すると日本円で約6万円ほどになり、完全に治療すると約15万円ほどになるといわれました。
7月に一度日本に帰る予定なので、その時歯医者さんに行こうと思っておりますが、後3ヶ月ほどあります。
1週間まったく痛まない時もありますが、痛くて夜中目が覚めるほどの激痛を感じる時もあります。
今はバファリンを飲んだり、薬局で売っている歯に直接塗る液体タイプの薬を使用したりしています。
やはり、高くてもこちらで歯医者さんに行ったほうがいいのでしょうか?
それとも、何か、3ヶ月間有効な対応策がありますでしょうか?
もしよろしければ、アドバイス、よろしくお願いいたします。
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| 回答1 |
大変お困りのようですが、このまま放置すると今後事態は大変なことになるかも知れません。
ご質問の文面からは、急性歯髄炎が考えられます。
つまり虫歯が出来てそれが徐々に拡大して、歯髄まで進行し歯髄に感染が及んできたものと考えられます。
そうだとしたら歯槽膿瘍から骨髄炎になる可能性があります。
そうなると余分な費用がかかることでもありそれは避けられたほうがいいように思います。
とりあえず歯医者さんを受診なさって、歯髄処置を受けられたほうが痛みもなくなりますし、費用の点でも安く済みそうに思われます。
しかし診断をしてもらわないとなんともいえません。
話は変わりますが、今私の医院で日本人でイギリスにお住まいの方が治療にお越しになっていますが、イギリスの事情も大変そうです。
帰るのを3週間延ばされて、治療をしています。お引き受けした私どもも、期限が限られるのですごいプレッシャーです。
こういう風に考えると日本の健康保険制度もたいしたものだと思ってしまいます。
よく考えて対処してください、お大事に。
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| 回答2 |
こんばんわ
山田先生のおっしゃるとおりだと思います。
2〜3日(よくもって1週間)の我慢なら何とかなるかもしれませんが、かなりつらいことなる可能性が高いです。
費用がかかっても受診されたほうがいいですよ。
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| 返信1 |
山田先生、桜田先生、ありがとうございます。
そうですね、とりあえず、こちらで一度歯医者さんに行ってみることにします。
7月に日本に帰るといっても、1ヶ月程度ですので、その間に治療が終わるか不安でした。
山田先生が教えてくださったイギリスの方のように、滞在を伸ばさなければいけなくなると新学期に帰ってこれなくなりそうなので・・・。
こちらで仮治療をしてもらって、日本でしっかり治すということもできますでしょうか?
とりあえず、近いうちに歯医者さんに行ってきます。
どうもありがとうございました。
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| 回答3 |
仮治療というのは無いと考えています。
この歯の治療の手順を書いておきます。
この歯については再治療では無いので、基本的には抜髄・根管治療・根管充填・コアの印象採得・コア装着・支台歯形成・印象採得・咬合採得・冠装着となります。
1.急性炎症が残っているとしたら程度によりますが、軽ければ浸潤麻酔をして、炎症歯髄を除去します(抜髄)
2.私の所では微弱な電流を流し、指の感覚で根尖を探りおおよその根管長を決めて、レントゲンを撮影しスケールつきのルーペで根管長を測定し作業長を決めて、根管形成をします。
ここまでが1日目です
3.約1週間あけて、打診痛などの不快症状が無ければ根管充填をします。レントゲンで問題が無ければ根管処置は終了です。
4.むし歯が歯肉縁下に進行しておらず歯肉縁上に健全歯歯質があって歯肉に炎症が余り無ければコアの印象採得をします。
ここまでが2日目です
歯肉縁下までむし歯が進行している場合は、エクストルージョンするか、歯肉をレーザーで焼灼して健全歯質を出してきた上で印象採得します。
歯肉に炎症があれば(歯周病)ブラッシングの練習を始めます、炎症が消退すれば、支台歯形成・印象採得へと進んでいきます。
5.コアを装着して支台歯形成・印象採得・咬合採得をします
ここまでが3日目です
6.4日目でクラウンの装着です。
何も問題が起こらなければ4回目で治療が終了します。
合計3週間ということになります。
エクストルージョンをした場合はその期間(大臼歯で2ヶ月余り)かかることになります。
ブラッシングの練習をした場合はその期間余分にかかります。
ただ23歳という年齢から考えると、歯肉の状態は余り悪くは無いと思われるので、治療と平行してやって行っていいかも知れません。
このあたりはお口の中を拝見しないとなんともいえません。
この工程のどこまでを海外でなさってどこからを日本でなさるかです。
そしてこの工程を一つ一つきっちりやっていただけるDrを探すことが必要でしょう。
抜髄(根管充填)とは
http://www.yamadashika.jp/infection02.html
補綴(冠)
http://www.yamadashika.jp/prosthesis.html
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| 返信2 |
山田先生、
丁寧な解説どうもありがとうございました。
友人がこちらで歯医者さんを紹介してくれるとのことですので、近いうちに行ってみることにしました。
どうもありがとうございました。
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