歯科金属アレルギーの治療(詰め物の交換)は、大学病院でやるべき?

相談者: tomokoさん (32歳:女性)
投稿日時:2008-04-22 21:09:40
いつもお世話になっております。

大学病院歯科で検査した結果、複数の歯科金属にアレルギーがあることが判明しました。

次回、口の中に入っている詰め物のサンプルを採取し、成分分析には1〜2ヶ月かかるとのことでした。

そこで質問なのですが


? 詰め物をメタルフリーに取り替える治療は、開業医よりも大学病院でやった方が良いですか?

? 成分分析をせずにどんどん詰め物の取替えを進めてはいけないでしょうか?


?については、大学病院の方が金属の粉を吸い込まないようにラバーダムを使ってくれるとか、開業医の先生の所で行なうよりも設備や処置に期待できる可能性が高いとかいうことはあるのでしょうか?

パッチテストで看護師さんから、

「こんな酷い強陽性反応は久々に見た!」

と言われるほどの水泡が出来たので、金粉を吸い込んでしまって体に影響が出ても困りますし、アマルガムも入っているのでなるべく吸い込まないように治療してもらいたいと考えています。

検査を受けた大学病院で詰め替えをお願いすることは可能とのことですが、詰め物の交換担当はとても若い先生ですし、かみ合わせの微調整が必要になった時にすぐに診てもらえないと不都合かな?等と考えると、一般の医院でも治療が可能ならばベテランの開業医の先生を探した方が良いだろうか?・・・と迷っています。

(こちらの相談室でも、インレーよりもレジン充填は高度な技術が要るという話題が出ていましたし)


?については、おそらく合わない金属が使われている詰め物を調べてその部分から優先的に治療するために分析するのだと思いますが、かなり時間がかかってしまいます。

全部取り替えるつもりの場合でも分析すべきでしょうか?

アレルギーのあるものだけ取り替えるという方法もあるとは思いますが、今後感作されてしまう危険性も考えると自分としては全部取り替えたいと思っています。

ただ、私は結構な数の金属インレーが入っている上に顎関節症もあるので、あまり短期間に詰め替えるのは危険でしょうか?

かといって、合わない金属をこれ以上口の中に置いておくのも何だか嫌だなぁ・・・と悩ましいところです。

先生方、どうかアドバイスを宜しくお願いします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-04-22 21:45:19
?については場所ではなく先生によって変わると思います。

大学病院でも上手な先生ならOKでしょうし、開業医でもヘタッピな先生ならNGです。

場所にこだわるより、現在の担当医が信頼できるかどうかでご判断ください。


?についてはその方法も可能かと思います。

ただ、顎関節症があるとのことですので、そこも含めてトータルに診察とてもらえる先生なら可能というように御解釈ください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-04-23 12:47:31
こんにちは!

?詰め物をメタルフリーに取り替える治療は、開業医よりも大学病院でやった方が良いですか?

荒木先生がおっしゃるように、担当医との信頼関係だと思います。
どこで治療してもその担当医の良心に関わってくると思いますから


?成分分析をせずにどんどん詰め物の取替えを進めてはいけないでしょうか?
 
これからの事を考えて、心配でしたら何の金属のアレルギーがあるか検査して頂いた方がよろしいかと思います。

自分の病院では、近くの皮膚科で金属アレルギー検査を依頼しています。

アレルギー検査を受かられてから、信頼出来る先生を見つけて、治療してもらって下さい。

お大事にして下さい!

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-04-23 16:49:56
基本的にはお二人の先生と同意見です。

?に関しては、どっちもどっちですよ。

ラバーダムもこのサイトでも論争はありましたが、結局

「(ケースバイケースも含めて)使う先生は使う」
「使わない先生は使わない」

ですね。

で、どちらかと言うと「ラバーを使う先生」の方がアタリの確率が高そうです。と言う事。


?に関しては山口先生と一緒です。

僕は基本的にメタルフリーの治療を目指しているので、(コストさえ気にしなければ)ドンドン外します(笑)。

tomokoさんが「金属アレルギーの治療」と割り切っているだけでなく「審美的にも‥」と考えていらっしゃるのであれば、ドンドン進めちゃって良いと思いますよ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-04-23 23:33:21
皮膚科の先生の研究で、金属アレルギーのパッチテストで陽性だった患者さんに、お口の中の金属を、除去したら、約7割は治ったか改善したが、残りの3割は変化が無いか逆に悪化したという発表がありました。

別の医学部での研究でも同じような結果が出ていたそうです。


金属アレルギーの原因がすべて歯科にあるとは限らないのです。

お口から体内に入る金属には、免疫寛容が働き必ずしもアレルギーの原因とならないこともあります。


特殊なケースですが、化粧品のコンパクトで金属アレルギーを起こしたケースもあるそうです。

思いもよらないところに、原因があることもあります。


このことを念頭において治療を受けられたほうが良いですね。




タイトル 歯科金属アレルギーの治療(詰め物の交換)は、大学病院でやるべき?
質問者 tomokoさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科金属アレルギー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい