[写真あり] 金属冠の左下6番根っこに黒い影。抜歯回避の方法があるか?

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[写真あり] 金属冠の左下6番根っこに黒い影。抜歯回避の方法があるか?


質問者
Q さん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
歯が抜けた・抜く予定 その他
根管治療の治療法
根管治療の失敗・再治療
歯周病その他
その他(写真あり)
海外その他
根分岐部病変
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
ヘミセクション(トライセクション)
公開日 2008-06-08 04:20:14
回答者
山田 豊和先生
佐藤 修一郎先生

質問 海外在住なもので、納得のゆくまで説明を受けた(理解した)とは思えず、
また不安であればセカンドオピニオンを聞いてくればよいと、
レントゲン写真のコピーをいただいたので、ご意見お聞きしたくメールします。

4年ほど前、日本で左下6番の神経を抜きクラウン銀歯)を被せました。
先日、こちらで初めてレントゲンを撮ったところ、根元に大きな黒い空洞が見え
(写真参照)、infectionがありとても悪い状態なので、今すぐにでも
抜歯した方がいいと勧められました。

現在、痛みや腫れはまったくなく、なにより20代で抜歯すること、
今から50年間もインプラントブリッジをしていくかもしれないことに
抵抗があり、できることならば根管治療などで自分の(根)を少しでも
長く残しておきたいという希望があります。


とりあえず考えますと言って、素人なりにネットで色々読んでみたところ、
抜歯という判断は歯科医さんによって違う場合もあるという事を知り、
本当に抜かなくてはいけない歯なのか不安になりました。

担当医の見解は痛くなるのは時間の問題だし「もう抜くしかない」とのこと。
とりあえず抜くだけ抜いて、インプラントするのは5年後でもいいじゃない、
と言われましたが、その間、歯がない状態でも歯並びが崩れたりしないのか?
と聞くと、大丈夫、という自分で調べたのとは違う答えが返ってきて、
更に不安になりました。

この歯は本当に誰が見てももう抜歯しかない状態なのでしょうか?

もし他に方法があればどんな治療があるのか、、
いますぐにでも治療を始めた方がよいのか、、、

参考にしたいので、ご意見よろしくお願いします。

画像1画像1


Qさん  2008-05-09 02:56:21
回答1
山田歯科医院の山田です。

海外にお住みになっていて言葉の問題や医療文化の問題もありどのような
治療を受けるのがいいのか迷っておられるようですね。


レントゲンを拝見した所何らかの原因で根分岐部の骨欠損があります。

年齢からすると歯周病の可能性は低いようにも思いますがもう少し
広範囲のレントゲンがあればいいのですが。

痛みや腫れがないとの事なのでクラックの可能性はおそらくないでしょう。
しかしゼロとは言い切れません。

歯髄歯根膜婁孔の可能性も考えられます、しかしこれを肉眼で確認するのは
難しいような気がします、しかしやってみる価値は有るでしょう。

金属冠の左下6番根っこに黒い影。抜歯
周病では無くて冠を壊してもいいのなら、先ず冠をはずして根管治療
試みると思います、その時髄床底に婁孔があるかどうかを確かめて、
婁孔があれば根管形成をするか出来なければシラーで何とか工夫をして
充填を試みます。

無ければ根分岐部の陰影の形態から遠心根の側枝も考えられるので、
根管充填剤を除去して通法どおり再根管治療をすると思います。
側枝が有ってシラーがうまいこと側枝に入ってくれればレントゲンに写る
と思います、そうすればしめたものです。

それで修復をして一年くらい経過をフォローの後レンゲン撮影をして陰影が
消えたかどうかで判断すると思います。おそらく治っているでしょう。

治っていなければ、あるいは悪化しておればアンプテーションを考えます。


もう一つの選択肢として最初からアンプテーションをすることもありかもしれません。

また保存的に考えるなら冠に手をつけず根分岐部の歯間ブラシによる
トンネリングも試みるかもわかりません。歯周病ならそれで治ってしまいます。


この辺りどうするかは患者さんとの相談で決める事になると思います。


このレントゲンからは以上のような治療方法を考えるでしょう。
そのいずれもがよい結果につながらなければ抜歯ということになりそうです。

実際お口の中を拝見できればもう少し治療方法は絞り込めると思います。

いずれにしても現在自覚症状が無いならすぐに抜くのは余り賢明な方法では
ないように思いますがどうでしょうか。

歯根嚢胞T http://yamadashika.jugem.jp/?cid=89


画像1 側枝 このようなことも極めてまれですがあります

画像1画像1


2008-05-09 04:20:14
返信1 さっそく、詳しいご回答頂き、ありがとうございます。
こんなに、まだ試してみるべき可能性が残されてると知り、即決で
抜歯を選ばずよかったと少しほっとしました。

歯周病については、以前に比べ多少、間が空いた、歯茎が下がったとは感じ
ますが、特に症状はなく、検診でもそれについての指摘はありませんでした。
ただ、今回4年振りに歯石を取った、などいい加減な所があった
かと思います。。。

広範囲のレントゲンとはパノラマのことかもしれませんが、念のため、
現在持っているコピーの全体を再度、添付します。


歯髄歯根膜婁孔とは、根尖病巣のことでしょうか?
また、レントゲン写真で先端部分が明瞭でない遠心根(向かって右?)に
側枝(細かい枝分かれと考えていいですか?)があったとすると、
それが原因ということも考えられるのですね。。。


冠を取る事には抵抗ないのですが、私の場合、2度目の根管治療となり、
成功する可能性は低くなる事、根を傷つけてしまうリスクがあるというのが、
心配です。

また、片方のルートアンプテーションをした場合、その後の処理は
どうなるのでしょうか?
根を取ってしまった場合、コアを立てることはできるのでしょうか?
(そもそも、今はコアは入っていませんよね?)


もう抜歯しかないのなら、痛くなってから行こうと思っていましたが、
提案して下さった治療を試したいなら、痛くなってからでは遅いのでしょうか?
再根管治療のリスクを考えると症状のない今、治療を初めて傷つけて
しまったら、それこそすぐ抜歯しなければならないかと思うと、
天秤にかけてしまいます。


勉強不足で色々聞いてしまってすみません。

順序としては、歯周病かのチェック→再根管治療→ルートアンプテーション
ということですよね。
それをしてくれる歯科医さんをこちらで見つけるのも大変そうですが、
試してみたいと思います。

画像1画像1


Q さん  2008-05-09 18:36:06
回答2
佐藤歯科医院の佐藤です。

???
大阪の佐藤です。

整理して進めましょう。

『海外在住なもので、納得のゆくまで説明を受けた(理解した)とは思えず、
また不安であればセカンドオピニオンを聞いてくればよいと、
レントゲン写真のコピーをいただいたので、ご意見お聞きしたくメールします。』

OKです。かなり語学が堪能でも理解するのは難しいのでOKです。



『4年ほど前、日本で左下6番の神経を抜きクラウン銀歯)を被せました。
先日、こちらで初めてレントゲンを撮ったところ、根元に大きな黒い空洞が見え(写真参照)、infectionがありとても悪い状態なので、今すぐにでも抜歯した方がいいと勧められました。』

空洞は骨が無いことを意味します。
それでは、なぜ骨が無いのか?が問題です。
細菌が多く存在すると骨は細菌感染から遠ざかることを選択するので、
その部分の骨はなくなって行きます。

通常、抜歯は最終手段です。
他の選択肢が全く提示されずに、抜歯説明だけであったとすると、
他の選択が無いのかも知れません。
現実に診察をしていませんので、憶測の域は出ませんが、そういったことも
十分に考えられます。


『現在、痛みや腫れはまったくなく、なにより20代で抜歯すること、
今から50年間もインプラントブリッジをしていくかもしれないことに抵抗があり、できることならば根管治療などで自分の(根)を少しでも長く残しておきたいという希望があります。』

抜歯を回避する方法がお知りになりたいのですね?



『とりあえず考えますと言って、素人なりにネットで色々読んでみたところ、
抜歯という判断は歯科医さんによって違う場合もあるという事を知り、
本当に抜かなくてはいけない歯なのか不安になりました。』

抜かなくても良いよと安易にいうドクターを私は信用しませんが、
患者さんは大好きですよね、
数年たって、またブーメランのように帰って来られて詫びられる
ことも多いですが、、

基準として、ほんの数か月回避できればいいのか?
1,2年なのか?5年以上なのか?10年くらいなのか?
どの程度のリスクを負えるのか?
どのくらいの資本を投資できるのか?
この基準が無いときちんとアドバイスするのは誰にも出来ないと思います。



『担当医の見解は痛くなるのは時間の問題だし「もう抜くしかない」とのこと。
とりあえず抜くだけ抜いて、インプラントするのは5年後でもいいじゃない、
と言われましたが、その間、歯がない状態でも歯並びが崩れたりしないのか?と聞くと、大丈夫、という自分で調べたのとは違う答えが返ってきて、更に不安になりました。』

現実にあなたを診察しているドクター以上の情報をもたないので、
詳細に述べられませんが、主治医から正式に情報をもらって別の医師
(できれば歯周病専門医がベター)の診察をキチンと受けられることが
あなたにとってプラスだと思います。
ネットのバーチャルな世界では、きちんとした情報が得られないので、
余計な半端な知識が付いてしまい、余計に混乱するのではないでしょうか?



『この歯は本当に誰が見てももう抜歯しかない状態なのでしょうか?
もし他に方法があればどんな治療があるのか、、
いますぐにでも治療を始めた方がよいのか、、、
参考にしたいので、ご意見よろしくお願いします。 』

レントゲンだけからの意見でですが、
二つの根っこの間にこれだけ大きな骨の無い部分があるということは、
軽症ではありませんし、相当の期間その部分は細菌にさらされているので、
根っこの表面もかなりの汚染があると思われます。
原因はいろいろ考えられますが、
二股に見える部分の股のところに割れ目がある。
俣の部分に神経の管がある。
俣の部分で折れている。
大体このようなことが考えられます。

被せモノをとり、その部分の観察をすることで、管なのか、割れ目なのか、
折れているのか、判別が大体できうると思います。

最悪の抜歯を覚悟の上、確認されるのがまずは取るべき道ではないかと
思います。
何にもしなければ、良くなることはありませんから、
まずは第一歩。

クラウンを除去して、中の確認です。


2008-05-09 19:43:39
回答3
山田歯科医院の山田です。

レントゲンを拝見いたしました、歯周病の可能性は捨て切れません。

手鏡を見ながら歯磨きをしてみましょう、そのとき歯ブラシの毛先が
ポケットの中へ少しだけ入り込むようにして少しストロークを大きめに
動かしてみてください、歯肉から出血があれば歯周病です。
その程度は歯科医に診断してもらうしかありません。


歯髄歯根膜婁孔とは、根尖病巣のことでしょうか?

違います歯髄腔と外が側枝によってつながっている状態です。


>冠を取る事には抵抗ないのですが、私の場合、2度目の根管治療となり、成功する可能性は低くなる事、根を傷つけてしまうリスクがあるというのが、心配です。

根管治療はうまく出来ているように見えます再治療は必要ないかもしれません。

遠心根に側枝を疑ったら遠心根の再治療が必要ですが・・・・。


>また、片方のルートアンプテーションをした場合、その後の処理は
どうなるのでしょうか?

アンプテーションはしますが抜根(抜歯)はしません。
へミセクションのほうがわかりやすかったかな、2つのに分割して2個のクラウンを別々に被せることを考えます。


>痛くなってからでは遅いのでしょうか?

どのような原因で痛くなったかによって違ってきます。
治療可能なら残せますし、クラックが入ってしまって痛くなったのなら
それこそ抜歯しかありません。


>周病かのチェック→再根管治療→ルートアンプテーションということですよね。
それをしてくれる歯科医さんをこちらで見つけるのも大変そうですが、
試してみたいと思います。

→アンプテーションでもいいですがへミセクションです。

以上

2008-05-09 20:20:47
返信2 佐藤先生、ありがとうございます。

担当医から抜歯以外の説明はありませんでした。
確かに1、2年の為に、何十万もかける経済的余裕はありませんし、
もし10年もこのを残したいというなら、そうとうな費用になりそうですね。
日本のように保険でカバーされない国なので、抜歯するだけで2万と
言われました。

「軽症ではない」とのことなので、このままにするのが一番ダメな選択ですね。

アドバイスの通り、こちらで歯周病専門医を探してみます。
それでダメなら、お金の事も含め自分には抜歯するしかないと、
あきらめもつきそうです。


山田先生、ありがとうございます。

そうですか、歯周病の可能性ありですか。。。
試してみたところ、出血はありませんでしたが、やぱり周病専門医を探して
ちゃんと診てもらおうと思います。

自分の歯でへミセクションという方法もできる状態なのかも含め、
やぱり冠を取って診てもらおうと思います。


ちなみに、左下6番を抜歯した場合、担当医が言う通り、5年もそのままに
してもいいのでしょうか?
ブリッジインプラントもできるなら、若いうちにしたくないので、
待てるのなら待ちたいですが。。。。

ちなみに、私は親知らずも全てしっかり生えています。

Q さん  2008-05-09 23:07:20
回答4
山田歯科医院の山田です。

>周病専門医を探してちゃんと診てもらおうと思います。

何かと費用がかかるでしょうがそれがいいと思います。


>左下6番を抜歯した場合、担当医が言う通り、5年もそのままにしてもいいのでしょうか

左下7番が近心に傾斜する可能性があります、また左6番の対合歯
挺出してくる可能性があります、出来たら避けたいところです。

2008-05-10 00:57:20

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。

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