歯科助手に、洗浄せずにゴールドインレーを装着された

相談者: rootさん (32歳:女性)
投稿日時:2008-05-12 21:02:42
他の質問でお世話になりました者です。
別の問題もありまして、ご質問させていただきます。

現在海外に在住ですが、2年前に、
歯科治療の為に一時帰国した際に、都内のある歯科医にて、
左下6,7番ゴールドインレー自費にて入れました。

その歯科医では、
歯科助手が口内レントゲンをとっていて驚いたのですが、
インレーの調整、装着まで歯科助手が行いました。
装着時は、装着前に内部の洗浄も行っていなかったので、
それが本装着になるとは思わず、
何かの確認かと思っていましたが、終了しましたと言われ、
初めて装着されたことを知りました。

海外に戻ってから、そのインレーの2本共、痛みがあったのと、
その先生に対する不信感から、先生にメールで、
歯科助手のレントゲン、インレー調整、
装着はおかしいのではないですかと問い合わせましたところ、
謝罪があり、今後はしませんとメールでの返信がありました。

ゴールドインレー代6万円は、返金していただきましたが、
やはりインレー装着時の洗浄がなかったこと
唾液がまだ沢山ついている状態だったのを記憶しています)
がずっと気になってはいました。
しかし、痛みが落ち着いたこともあり、忘れていましたが、
最近、また2本の歯が時にはかなり痛むようになってきました。

ゴールドインレーは、きちんと行われれば、
2次カリエスのリスクもかなり低いとのことですが、
やはりきちんと医師に洗浄、装着されていないことで、
内部の腐食が始まっているかもしれません。

現在の根管治療が終了すれば、
この2本の歯の再治療を行わなければいけませんが、
最悪の場合、神経を抜かなければならなくなった場合、
また数十万円の治療費がかかりますし、
抜かなくてすんだ場合でも、治療&インレーでは、
6万円ではすまない金額になると予想されます。

2年前は、歯の治療のためだけに帰国したこともあり、
2年後に再発するような治療をされたことに、憤りを感じます。


先生方にご質問ですが、通常のゴールドインレーを装着した場合、
個人差はあるとは思いますが、大体何年程もつものでしょうか。
他の歯にいれた、保険のインレーでも10年以上ももっている
歯が沢山あることを考えると、やはり2年というのは
短すぎると思いますので、これはやはり、
装着時の洗浄不足による2次カリエス発生ということが、
考えられるでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-05-12 21:21:57
悲しいですね。
そういう治療をまだしないといけない日本って。


ただ、洗浄の有無と痛みはそんなにシンクロしないと思います。
内部の洗浄って何をどういう風にすると想像されていますか?
洗浄の目的次第ですが、細菌ゼロであれば、
現実的ではありませんね。


僕は痛み自体は別の問題ではないか?と思います。

また、そのレベルの診療所で、
本当にきちんと感染した歯質を除去して、
きちんと型を採って、
きちんと噛み合わせを記録し、
きちんと仮詰めを施したのか?
とっても気になります。

また、もともとの歯の状態もどんな状態であったのか?
ここでは、
あなたも私も客観的に本当の状態を知る方法はないので、
これ以上、この方向で突っ込んでも仕方ないのでは?

どちらのお国におられるのかは存じ上げませんが、
キチンとした先生にお話しして、インレーを除去して、
歯の内部の状態を確認してもらわれる方が、
前向きで実りのある行動ではないか?
と思いますがいかがでしょうか?

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-05-12 23:44:50
が痛くなったことと、
洗浄が足りなかったこととはあまり関係があるとは思えません。
つまり2年で2次カリエスで痛くなることは考えにくいです。


ただ、虫歯が残ったまま詰められた(洗浄以前の問題)
可能性と、神経に非常に近い虫歯であった、
という可能性があります。
虫歯の取り残しかどうかは、
もう一度中を開けてみなければわかりません。

もし神経に近かった場合(虫歯が)これは
完全に虫歯を取り除いても治療後に痛みが出ることは
あると思います。

特に覆罩剤にダイカルなどを使った場合、私の医院でも今まで、
詰めた後どうしてもしみたり、痛くなって、場合によっては
神経を抜く患者さんが何人かいらっしゃいました。
ただほとんど治療前に虫歯の深さを見せていたので、
あまり怒る患者さんはいませんでした
(現実に神経が透けて見えているのを見ていたので)。
この場合は治療後のしみる感じが収まりにくかったなど、
経過があまり良くなかった歯におこる現象です。

所詮生きている歯を削って刺激を与えているので、
後で痛くなることも深い虫歯の場合はゼロではありません。
今はMTAを必ず使うようになって、
このようなトラブル今のところありません。

虫歯が残っている場合は中を開けなければならないので、
中を開けてもらうとよいと思います。
話の限りこちらの可能性が高いでしょう。


それから怒りを感じているのはわかりますが、
先生もお金も返してくれたので、怒っても自分がつらいだけです。
治る方法を先に考えましょう。
治ればそんなこと忘れてしまいますよ。


姉歯の事件を覚えていますか?
行かれた歯医者は残念ながら御自分で選んだのです。

助手レントゲンを撮っていていやだと思ったら
その時点で治療のキャンセルもできたはずです。
まだ神経を抜くほどひどい状態と決まったわけではないのです。
今の状態で済んだことを喜んで別の信頼できる先生を
探してもよいのではないでしょうか?


それからゴールドインレーは結構持ちます(10年以上)が、
かみ合わせの状況によって変わるでしょう。

たとえばかみしめや歯ぎしりがひどければ
その分早くだめになると思います。
私の場合、患者さんのほぼ全員にナイトガード
してもらっています。その方が歯が長持ちします。

かみ合わせを治しておくとさらに結果はよくなります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: rootさん
返信日時:2008-05-13 02:55:06
佐藤先生、吉田先生、早速のご回答をありがとうございます。

洗浄不足による2次カリエスの可能性についての関係が
あまりないとのことなのですね。

ただ慎重な医師は、インレークラウンの装着時でさえ、
ラバーダムを使用することもあるということで、
そこまでしないまでにも、インレー装着時に、
せめて水を少しかけるなどの配慮は
あってほしかったと思いました。

椅子に座って、うがいをするわけでもなく、
そのままの表面に直接装着でしたので。
でも、それで問題ないのであれば問題ないのですね。
それまでのインレーの装着では、他の医師は、
いつもかならず水で洗浄し、
消毒をしてからして下さっていました。



<行かれた歯医者は残念ながら御自分で選んだのです。
助手レントゲンをとっていていやだと思ったら
その時点で治療のキャンセルもできたはずです。

確かにおっしゃるとおりです。
しかしレントゲン後、すぐに治療が始まりましたので、
そこまで考える余裕はありませんでした。
その時点で、今後のことも予測できませんでした。

しかし、日本帰国に際し、限られた滞在期間での治療の為、
できるだけ自分にあいそうな先生を探すために、
本当に時間をかけました。

小さい子供も一緒でしたので、
託児をお願いできるということも条件でした。
先生とも、メールでやり取りもしました。
しかし託児も、ホームページに保育士がいるので安心
と書いてあるのに、実際にはいませんでした。
人手が足りないのを理由に、誰も面倒をきちんとみてもらえず、
子供は危ない機械の間で、遊んでいた状態でした。

そのような経緯もあり、治療以外のことでも問題があったので、
散々な目に遭ったという気持ちが残っていました。
その上に、そのの不具合が再発したので、
またその感情が戻ってきてしまいました。

もう既に起きてしまったことですので、
今後の治療を徹底させてることが、今一番必要なことですが、
この件があってから、いつも身構えてしまっています。


素晴らしい先生方が沢山いるのと同時に、
このような違法行為をしている先生もいらっしゃるので、
患者としても、患者力ですか、
見極める目を養わなければいけませんが、
簡単なことではありません。

今回の先生は、教職にもついていらっしゃる方なので、
このような行為が日本で当たり前にならないことを願うばかりです。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-05-13 08:46:05
教職についている先生が良いということはあまりありません。
むしろ気を付けたほうが良いというのが悲しい現実です。

私自身大学で習ったことがあまりにも使えないのは
非常に悲しかったです。

大学に残っている先生には中には研究もできる先生もいますが、
多くは開業できないので残っていたりする人が多く、
必ずしも臨床技術のレベルが高いと言えず、
歯科医の教育レベルを下げる要因になっています。

臨床教授や非常勤講師などの肩書も
コネでもらっていることも多く、
必ずしもあてになる肩書と言えません。

大学はあまり給料は良いとは言えず、優秀な人ほど
早く見切りを付けてやめて開業もしくは開業の準備に入ります。


アメリカでは、開業医がいきなり教授になったりするので、
その点は日本も見習うべきだと思います。

また教授になってもプライベートの治療が認められるので、
十分な診療技術も維持できます。
日本の教授は忙しくてあまり臨床をしていない先生が
多い気がします。
あくまでも臨床の教授なのですからこの辺を何とかしないと
歯科教育のレベルは上がらないと思います。


歯科界のこのような現実を患者さんは知らないのですから
仕方ないと思いますが、今回知ることができたので
ある意味では良かったのではないでしょうか?

ひどい方になるとを全部削られてしまい、
顎関節症にさせらて、体調まで最悪になってしまう。
といった人もいるのですから、まだ良い方だと思います。


しかし歯科業界で先生の自浄作用が働かないのは
何とも残念なことです。
歯科医師会もこのへんのところでがんばれば
存在意味もあるのでしょうが・・。
(たぶんそんなことできる組織ではないと思う)

実際はネットでも「この医院は悪い」などとは書けないので、
同じ悲劇が繰り返されるのでしょうね。


この辺は歯チャンネルでもよい方法を考えてくれると
ありがたいですね。

たとえば、
患者さんから匿名で医院の実名(これは非公開)と苦情内容を集め、
苦情の内容を歯チャンから改善要望書として直接医院に届ける
などの方法を取ると、その医院も改善するので良いのでは
ないでしょうか?

改善要望にも従わない場合は実名を公表して被害者を減らす。
なんて方法も良いと思います。
自分の医院もどのような苦情があるのか知りたいくらいです。
(ISO規格で苦情を集めていますが、
実際誰が書いたかわかってしまうので、
苦情を書く人は少ないのではないかと思っています)

これをすれば業界の自浄作用にもつながって
良い方法だと思いますが。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-05-13 09:01:27
>患者さんから匿名で医院の実名(これは非公開)と苦情内容を集め、
苦情の内容を歯チャンから改善要望書として直接医院に届ける


これはもう2年前から考えていて、
ネットカウンセリング歯チャンネル歯科医院検索システム)
にも導入予定です。

要望書として直接医院に届けるだけではなくて、
実際に改善が行われた場合には、
それを公開することもできるようにしようと思っています。

こういったことは歯科以外の業種では普通に行われているのですが、
科業界って他業種と比べると閉鎖的な感じがかなりします・・・。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-05-13 09:31:56
なんか洗浄に異常に拘っておられますが、
私からすると??????です。


それ以前に助手が装着操作をする時点で論外では?

論点が感情的に流れてますが、
たっぷり水をかけても、細菌が取れるわけでもないし、
助手に何でもさせる医院でラバーダムさせても、
どっちみちまともじゃないでしょうし、

レントゲンを助手さんが、
撮った時点が勝負だったのかもしれないですね。




タイトル 歯科助手に、洗浄せずにゴールドインレーを装着された
質問者 rootさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
虫歯治療
ゴールドインレー(金の詰め物)
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
歯科助手関連
海外その他
詰め物の下の虫歯(二次カリエス)
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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