| 質問 |
3年前に12の歯を抜歯で無くし、
11-12-13をブリッジ処理してもらいましたが、
最近歯医者で12と13の間に虫歯があると言われ、
ブリッジを壊してもらわなければならないことになりました。
アメリカ在住でして、新しいクラウン
(こちらではPorc Fuse High Noble Metalを薦められました)
が3つ必要なため、クラウン1つ約9万円で、
3本の作り直しで合計30万円以上の処置になると言われました。
クラウンをした歯には問題が起き易く、
このような歯とブリッジの間の虫歯は良く起こる・・・
という事をこの掲示板を読んで知り、
今回新しい3つのクラウンを作ってもらっても、
また@虫歯ができる→Aクラウンを壊す→Bクラウンを新調する
という、悪循環のサイクルに陥るのを恐れています。
抜歯した際にインプラントを選択すれば良かった…
と後悔しているのですが、今更ですよね。
先生方、このような場合、
虫歯治療を終えてクラウンを作ってもらった後、
再度問題(虫歯や歯周病)が起こるのをできる限り防ぐには、
やはり注意深い歯磨きやフロスしかないのでしょうか。
今回の虫歯は、
ブリッジと隣の歯の間が塞がれている箇所にできたため、
フロスでの掃除ができない箇所でした。
その様な間に虫歯ができないようにする方法はありますか?
また、歯医者さんにお願いできる
防止治療の方法はあるのでしょうか。
また、基本的な質問でしょうが、一度ブリッジにすると、
その箇所にインプラントを入れる事は不可能でしょうか?
(既に前後の歯を削っているので、意味がないのでしょうか…)
米人の先生との間にも多少なりとも言語の壁があるため、
日本人の先生方にアドバイスを頂けると、
大変心強く思います。
どうぞ、宜しくお願いします。
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ヒュームさん
2008-05-16 06:13:28 |
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| 回答1 |
ヒューム様、せっかくブリッジで修復したのに
二次カリエスになってしまって本当に残念なことですね。
しかしブリッジ周辺の特別なむし歯予防法が
あるわけでは有りません。
強いて言えば
ブリッジの形態から来る磨き方を習得することになります。
後は通常のむし歯予防となんら変わることは無い
と考えています。
>@虫歯ができる→Aクラウンを壊す→Bクラウンを新調するという、
悪循環のサイクルに陥るのを恐れています。
もっともな事だと思います。
ブリッジではポンティックの部分にフロスは通りません、
しかし歯頚部はフロスで磨けないので、
その部分を磨こうとすれば歯間ブラシを使うことになります。
またブリッジを作る時歯間ブラシを通せるように
設計しておいたほうがいいように思います。
その様な対応をしておけば歯磨きについては
問題は起こらないように思います。
しかし歯磨きだけでのむし歯予防は不可能でしょう、
やはり間食の問題は避けては通れません。
つまりお菓子の食べすぎがあれば、
いずれむし歯になってしまいます。
したがってむし歯にならないお菓子の量を知っておく
必要が有ります。
そしてその範囲の中でお菓子を楽しんでいただく事が重要です。
好きなものを好きなだけ食べて
それで健康が維持できるとは考えておりません。
健康を維持するには保健行動が必要です。
即ち健康にいいことを行い、健康によくないことを避けるよう、
普段から気をつけていることが大切です。
歯科の場合は、歯科保健行動といって、
お菓子を控えることと、歯をきれいに磨くことです。
具体的にはお菓子は一日一種類一個、
歯はきれいに磨く技術を身につけて、
磨こうと思えば磨けることが大切です。
>また、基本的な質問でしょうが、一度ブリッジにすると、
その箇所にインプラントを入れる事は不可能でしょうか?
(既に前後の歯を削っているので、意味がないのでしょうか…)
不可能では有りませんが
私ならインプラントはお勧めいたしません。
理由は
1.すでに二本の歯を削ってしまっている。
この上インプラントの手術侵襲をするのは、
オーバートリートメントと考えられなくも無いからです。
2.前歯のインプラントの成功率は余りよくない
と言う報告が有ります、
長期症例ではインプラントのフィクスチャーの露出が
見られることがあるようです。
その辺りを考慮してもヒューム様がメリットがある
と考えるのならいいと思います。
いずれにしてもまだ若いことですし、
十分考えた上で治療方法を選択してください。
いずれの方法を選択するにしても
最終的には歯科医の腕だと思います。
むし歯の出来ない砂糖の量
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
お砂糖3本分クイズ
http://www.yamadashika.jp/prevent09.html
歯磨きと歯科保健行動に関する山田歯科の考え方
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html#01
歯科保健行動
http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a010
毛先磨き
http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
歯磨き講座
http://www.gcdental.jp/hamigaki/index.html
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| 回答2 |
洗い方はこの場合専用のフロスとうしが
アメリカで売られているはずです、
フロスレッダーといった名前だったと思います。
材料はアメリカからいつも買っているので、あるはずです。
アメリカの歯科医に言えば取り寄せてくれると思います。
それから3年でやり直しはいささか早いのではないかと思います。
アメリカは治療レベルの違いが大きく、
探せばうまいドクターはいくらでもいるはずです。
金額は高くなりますが、
よりうまいドクターを探してみても良いと思います。
ただ今のドクターがダメと言っているわけではありませんが、
その先生が確実にうまいのか情報を集める必要があります。
知り合いに聞いてみるときっと親切に教えてくれると思います。
日本より情報は得やすいと思います。
(彼らはよくコミュニケーションをとるから)
一回ブリッジがダメだからと言ってインプラントは
お勧めしません。
もう削られている歯をかぶせるか、骨に穴をあけるかの選択です。
わたしなら、より腕の良い、ブリッジが虫歯にならないように
咬み合わせも考えて治療
(犬歯と小臼歯が絡んでいるので咬み合わせの調整は大切)
のできる先生を探します。
骨に穴をあけられるのはより体に負担をかけます。
私の経験だと10年以上たっても11、12、13のブリッジが
ダメになったということはあまりありませんが・・。
ちなみに犬歯は咬み合わせのキーとなる歯ですし、
第一小臼歯がなくなっているので、
かみ合わせの与え方は難しくなります。
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| 返信1 |
山田先生、吉田先生、お礼が遅くなってしまいましたが、
ご丁寧かつ大変わかりやすいご回答を頂き、
ありがとうございました。
両先生に、とても納得のいくご説明を頂いたおかげて、
安心すると共に、これからの治療・虫歯予防に関して、
大変ためになる助言を頂き、心から感謝しております。
山田先生、「ブリッジの周辺に関する虫歯予防は、
その磨き方を習得すれば他の歯と何ら変わりが無い」と知り、
早速歯間ブラシやフロスで、丁寧に磨くように心がけています。
また、間食の問題に関しては、先生のおっしゃる通り、
歯の健康を十分に考えて、
自分なりにお菓子の質や量のルールを決め、
歯に良い食環境を整えねばならない事を、再認識いたしました。
ブリッジ後のインプラントについても、
デメリットを分かりやすくご説明頂いたので、やはり、
少々お値段が高くなってもブリッジをしっかり治してもらって、
それからの虫歯予防を徹底しようと思います。
吉田先生、早速こちらの薬局で、
ブリッジの下を通す用のフロス通しを買って来て、
毎晩フロスをしております。
また、先生に薦めて頂き、
「技量のある医者に信頼して
ブリッジをやり直してもらうのが一番だ」
と確信し、あれから何件か歯医者を回り
セカンドオピニオンを求め、
そして歯医者さんの方針や考え方を聞いていたり、
情報収集をしています。
今回のブリッジのやり直しで、技術の高い歯科医にお願いし、
その後はそのブリッジを守り長く使えるように、
自分自身がしっかり虫歯予防、手入れをしていこうと、
思いました。
両先生方、あらためまして、
ご丁寧な回答をありがとうございました。
| ヒューム さん
2008-05-20 21:47:23 |
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