| 質問 |
何度かインプラントの相談をさせていただいております。
上の歯、左右各67をインプラント治療中です。
アバットメントも無事つけられ、
あとは人口歯をつけるだけになりました。
インプラントをするかどうかで、随分悩みましたが、
いざ開始すると、とても安心しきって先生におまかせしていました。
先日、ストローマン社の冊子に、
人口歯には2種類のつけ方があると書いてあるのを見て、
ふとまた心配になりました。
ネジで固定するのと、セメントでつける方法が書いてありました。
私の治療は、たぶんセメントづけだと思います。
医師からの説明は特にありませんでした。
どちらがよいのかと気になります。
歯が丈夫でないので、このインプランとを長持ちさせて、
しっかり噛みたいと願っています。
ネジ式はゆるんだり、隙間から感染などの心配があるのでは・・
でも、はずして掃除できる利点もあるのかな・・
など考えてしまいます。
2種の利点、欠点を教えて下さい。
よろしくお願いします。
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ユリコさん
2008-05-19 18:50:46 |
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| 回答1 |
ユリコ 様おはようございます。
インプラントの上部構造について、
どのような方法で装着するか気になっているようですね。
おしゃるようにセメントりテンションと
スクリューリテンションが有ります
(私の使用しているストロ−マン社)。
もう一つその両方を使う方法もあり、
症例によって使い分けております。
セメントリテンションは構造が単純なため、
他に比べて安くできます。
またスクリューリテンションはパーツが高いので
少し高くなります。
一方スクリューリテンションで内冠を止めた上で
外冠をセメント合着するのは、冠を2個作らないといけないので
コストはもう少し高くなると思います。
私はこの9年くらいで100症例余りとインプラントの経験は
余り多くないのでこれ以外の方法は経験がありません。
また使用したのはストローマン社だけですから、
他社のインプラントについては話を聞いただけで
経験はありません。
もっと他の方法があるかもわかりません。
スクリューリテンションは上部構造のマージンが
歯肉縁上に設定できた時あるいは
一部歯肉縁下0.5mm以内に設定できた時に適用します。
これはセメント合着後硬化したセメントを除去する時
セメントを残してしまうと
インプラント周囲炎を起こすのでそれを避けるためです。
マージンがそれ以上深い場合は
スクリューリテンションにしています、
しかしインプラントの植立方向によっては
アクセスホールが咬合面からそれてしまうことがあります。
その場合は一旦内冠をスクリューで止めておいて、
マージンを歯肉縁上に設定した外冠をセメント合着する
方法を選択します。
コストが高くなりますが、インプラント周囲炎のリスクを
考えるとこのような場合はセメント合着だけの方法は
避けたほうがいいと考えております。
>ネジ式はゆるんだり、
隙間から感染などの心配があるのでは・・
ストローマン社のプロトコールで
ネジの締め付けるトルクの指定があります、
大体のケースでは問題はでませんが、おそらく咬合の
与え方だと思いますが、はまれに緩むことがあります。
そのような場合は原因を探って解決することになります。
感染については問題が起きたことは有りません。
セメント合着は使用するセメントを選び
リムーバーを掛けるところを作っておけば
はずすには問題ないでしょう。
ちなみにセメントはユニデントを使っています。
インプラント http://yamadashika.jugem.jp/?cid=67
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| 返信1 |
山田先生、さっそくのご回答ありがとうございます。
一生懸命、理解しようと読みました。
<スクリューリテンションは上部構造のマージンが
歯肉縁上に・・・>の箇所ですが
セメントリテンションではないかと、
あとに続く文章から思うのですが・・
いやいや、素人の私が、
一生懸命、理解しようと考えるのですが、
やはり、なかなか難しい内容です。
どちらのタイプがよいかは、ケースバイケースなのでしょうか?
それとも、セメントリテンションは安価なだけで、
利点がないのでしょうか?
一般的には、今の主流というのがあるのでしょうか?
もうひとつ、スクリューリテンションは、
半年や一年ごとのメンテナンスのたびに、
はずして掃除するものなのでしょうか?
ごたごたと質問してすみません。よろしくお願いいたします。
| ユリコ さん
2008-05-20 18:06:11 |
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| 回答2 |
ユリコ 様、
間違った回答をしてしまって申し訳有りませんでした。
>スクリューリテンションは上部構造のマージンが
歯肉縁上に設定できた時あるいは一部歯肉縁下0.5mm以内に
設定できた時に適用します。
仰るとおりセメントリテンションの間違いでした。
混乱させてしまって申し訳ありませんでした。
あとこの前に「私は」を入れてください。
>それとも、セメントリテンションは安価なだけで、
利点がないのでしょうか?
安価であることも重要な利点だと考えております。
またアクセスホール
(ネジを締めるための穴)が無いことも利点だと思います。
>一般的には、今の主流というのがあるのでしょうか?
確か2年前のITIのジャパンシンポジュウムに参加したとき
海外のスピーカーのある人はセメントリテンションが一番だ
といっていましたが、ケースバイケースだと思います。
おそらくどこまでこだわって作るかだと思います。
私は何分経験が浅いので、心配しすぎなのかもわかりません。
つまりセメントで合着したときセメント硬化後確実に
除去できればセメントリテンションでいいと思います。
また前歯部の場合マージンが見えるとよくないので唇側は
歯肉縁下に入れるのでスクリューリテンションがいいのですが、
アクセスホールをどう処理するかが課題でしょう。
>もうひとつ、スクリューリテンションは、
半年や一年ごとのメンテナンスのたびに、
はずして掃除するものなのでしょうか?
私は問題が無ければ今ははずしていません。
インプラントを手がけ始めた頃はよくはずしていましたが、
問題は無かったので心配な時以外ははずしていません。
実際にはずす時はほとんどありません。
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| 回答3 |
現在の主流はセメントリテインになると思います。
【2ピースインプラントで
セメントリテインのパーツは3つになります】
@インプラント体(フィクスチャー)
Aアバットメント・・スクリュー止めです
B上部構造(クラウン)
【スクリューリテインの場合は2つのパーツになります】
@インプラント体
A上部構造
(スクリューリテインの場合の主流の作り方は
アバットメントとクラウンが一体化しているものを
スクリューで止めます)
マージンの位置に関しての考え方
(セメントリテインとスクリューリンテインの比較)
は私も山田先生と同じです。
インプラントの本数が多くなるとインプラント体
(あるいはインプラント体+アバットメント)
と上部構造の適合性が悪くなります(難しくなります)。
そこで、これを補正するためにセメントを使う
と言うのが現在の主流の考え方だと思います。
私もユリコさんのケースであればセメントリテインで行います。
ただ例外的に相手の歯
(下顎の咬合面)との隙間が不足している場合は
スクリューリンテインを選択することになると思いますので、
担当の先生に良くうかがってください。
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| 回答4 |
いろいろ方法がありますね
・ネジ止めして ネジ穴をレジンなどで隠す
・仮着用セメントでクラウンを仮着
・合着用セメントでクラウンを合着
といったところでしょうか。
私は、このうち ネジ止めと 合着 を行います。
仮着は、外れたときに飲み込んだら大変なので行いません。
外すときには、削って外して新たに作り直します。
さて、ネジ止めと合着の使い分けですが。
基本はメンテナンスのしやすさでネジ止めが一歩リードしますが
以下のような場合にセメントで合着します。
・審美要求の高い場合
・咬合の関係上ネジ穴が丁度、噛む位置に来てしまう場合
です。
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| 返信2 |
先生方、
とても分かりやすく説明して下さってありがとうございました。
ネジかセメントかは、マージンの関係やセメントが残ることで
インプラント周囲炎になることが分かりました。
主流がセメント合着ということも。
私の場合も、たぶん、セメント合着だと思います。
完成すれば、
私はメンテナンスに気をつける努力をするだけですね。
このサイトでいつも疑問が解決できて感謝しております。
これからも、よろしくお願いします。
(解決)
| ユリコ さん
2008-05-23 17:23:56 |
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