| 質問 |
よろしくお願いいたします。
1ヶ月前 (4月) に上5番のインプラントの手術を仙台の歯科医院で受けました。
が、手術後すぐに歯科医のミスにより、上顎洞に穴が貫通して手術がストップしました。
ここで質問ですが、
1. 骨の厚さは事前の検査でわからないのでしょうか?
検査は、インプラントを入れるところに金属の玉??のようなものが付いたものを被せて、レントゲンを撮っていましたが、この検査だけでした。手術前の検査としては妥当なのでしょうか?
2. インプラントの失敗例として、抜けた、定着しなかったなどの投稿はよく見かけますが、このように埋没前の穴をあける段階での失敗はよくあることなのですか?
やはり、歯科医の技量不足でしょうか?
3. あいた穴を骨になる材料で埋めたようなのですが、元通りに骨は戻るのでしょうか?
1ヶ月が経ち、特に痛みなどはないのですが、このままで大丈夫でしょうか?
とても不安ですので、諸先生方のご意見をお聞かせ願います。
どうぞよろしくお願いします。
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やっくざいしさん
2008-05-21 00:51:42 |
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| 回答1 |
やっくざいし様
おはようございます!
御質問にお答えしていきます。
>1. 骨の厚さは事前の検査でわからないのでしょうか?検査は、インプラントを入れるところに金属の玉??のようなものが付いたものを被せて、レントゲンを撮っていましたが、この検査だけでした。手術前の検査としては妥当なのでしょうか?
恐らく、金属の球の大きさを参考に上顎洞までの距離を計測したのだと思います。
レントゲンの種類が解りませんが、パノラマX線のみだと上顎洞までの距離は解りますが、幅(厚み)及び、上顎洞の形が正確にはわかりません。
正確に調べるには、歯科用CTを用いると正確に解ります。
>インプラントの失敗例として、抜けた、定着しなかったなどの投稿はよく見かけますが、このように埋没前の穴をあける段階での失敗はよくあることなのですか?
上顎洞へのパーホレーション(穴)は良くあるかどうかは、データーがないのでよくわかりません。
しかし、根尖病巣が原因で、上顎洞とつながって炎症を起こす事はあります。
元から、根尖が上顎洞の中にある方もいらっしゃいます。
> あいた穴を骨になる材料で埋めたようなのですが、元通りに骨は戻るのでしょうか?1ヶ月が経ち、特に痛みなどはないのですが、このままで大丈夫でしょうか?
必ず元に戻ります。
1ヶ月経過して、痛みが内容であれば、上顎洞炎は恐らく起こしていないので、心配ないと思います。
お大事にして下さい!
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| 回答2 |
山口先生のご意見の通りです。
レントゲンで穴のあいた方の、
上顎洞に曇りが無いならば、
心配ないと思います。
失敗というよりは手術の偶発症ですね。
その後の手当はきちんと出来ているようなので、
大丈夫だと思いますよ。
ブラック・ジャックの漫画にも
手術中に他の血管を傷つけてしまうシーンがあったと思いますが、
傷ついた血管もきちんと縫ってしまえば良いので、
今回のopeも穴は開いたけど、
最終的には歯茎も骨の穴も塞がりますし、
別段、上顎洞の慢性炎症に成っていないようなので大丈夫です。
手術方法によってはわざと上顎洞の底の骨に穴をあけて、
空洞に骨を作る薬品や自分の骨などををいれて、
骨の厚みを増す手術法もあります。
そのくらいよくあることなので、一か月も経って何にも無いなら
大丈夫だと思いますよ。
どうしても御心配でしたら、
半年後まで毎月もしくは2ヶ月に一度
パノラマレントゲンを撮影してもらうことを提案しておきます。
そうすれば問題が起きるのか、
起きないのか?解るから安心でしょ?
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| 回答3 |
基本的にはお二人の先生と同意見です。
>1. 骨の厚さは事前の検査でわからないのでしょうか?
>手術前の検査としては妥当なのでしょうか?
通常のパノラマ写真では正確な骨の厚みは解りません。
CTの撮影が必要です。
僕はインプラント治療を7年ほどやってきていますが、CTを撮るようになったのはこの半年くらいです。
ですから、全国的にみても「金属の玉??のようなものが付いたものを被せて(ステントと言います)」の診断でインプラントオペを行うことは現時点では妥当だと思います。
数年後には医療安全の観点からCTでの術前診査が必須になるかもしれませんが‥。
>2. インプラントの失敗例として、抜けた、定着しなかったなどの投稿はよく見かけますが、このように埋没前の穴をあける段階での失敗はよくあることなのですか?
>やはり、歯科医の技量不足でしょうか?
佐藤先生も書かれている通り「失敗」と言うより「偶発症」と言う感じだと思います。
医師の技量不足と言うよりも、CTで事前診査を行っていれば良かったかな?とは思いますが‥。
現状ではまだまだ歯科用CTの普及率が低いですから、仕方が無いことだとは思いますよ。
>3. あいた穴を骨になる材料で埋めたようなのですが、元通りに骨は戻るのでしょうか?
>1ヶ月が経ち、特に痛みなどはないのですが、このままで大丈夫でしょうか?
1ヶ月して不快症状が無ければ大丈夫だとは思いますよ。
上顎洞の形は個人個人で違いますし、非常に複雑な形態をしています。
僕個人的には明らかに上顎洞までの距離が確保できる場合を除いてCTの撮影は必須だと思っています。
次回、インプラント治療をされる場合にはCTが撮れる環境で行われると安心かと思いますよ。
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| 回答4 |
>1. 骨の厚さは事前の検査でわからないのでしょうか?
検査は妥当だと思います。
CTを撮ればより精密に分かりますが、CTは時々ウソの映像を作り出すことがありますし、寸法の誤差も±1〜2ミリありますので その映像を信じきりますとドツボにハマることがあります。
放射線科の意見としてはパノラマレントゲンがもっとも寸法の誤差が少なく安定していますので、パノラマレントゲンで寸法を測る方法で問題ないと思います。
>2. インプラントの失敗例として、抜けた、定着しなかったなどの投稿はよく見かけますが、このように埋没前の穴をあける段階での失敗はよくあることなのですか?
よくあるわけではありませんが、上顎のインプラント手術の際には起こりうる事態です。私も手術中に上顎洞に貫通してしまったことがあります。
事前にCTを撮影し、サージカルガイドという器具を用いてミリ単位での制御をしていたにもかかわらずです。
ただ、中断することなくインプラントの埋入を行い、4ヶ月ほど置いて、それからCTを撮影し、同部の二次手術を行いましたところ問題なく付いており、また、CT上で上顎洞の粘膜の回復を確認し大事には至りませんでした。
多くの場合、人間の回復力はそのすばらしい機能のおかげで我々歯科医師を助けてくれます。
>やはり、歯科医の技量不足でしょうか?
熟達していても起こりうる事態です。
技量の差は、その後のリカバリーがスムースかそうでないか といったところで見る事ができます。
インプラントの埋入は、技量に関係なくこのような事態は起こり得ることだと思います。
>3. あいた穴を骨になる材料で埋めたようなのですが、元通りに骨は戻るのでしょうか?
>1ヶ月が経ち、特に痛みなどはないのですが、このままで大丈夫でしょうか?
このような対処が出来る時点で熟練者だと思います。
経験の浅いドクターなら あたふた となってしまって、自体の収拾がつかなくなりますが、落ち着いて対処できていると思います。
このまま3ヶ月ほど置いておけば骨が回復するので再び手術が可能になります。
心配要らないと思いますよ。
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| 返信1 |
諸先生方、ご意見ありがとうございました。
だいぶ気持ちが落ち着きました。
なぜこのような質問をしたかといいますと、実際に手術をした歯科医の術後対応がとても不安にさせるものだったからです。
「次は慎重にやります」や「もっとうまい先生を紹介します」等の発言があり、謝罪は一切ありませんでした。
術後、1ヶ月検診においても、信用できない旨言ったところ、
「では、何かありましたらまたどうぞ」
と治療を一方的に打ち切って、精神的な不安の解消にはなりませんでした。
医療人としての人格が疑われても仕方ないような対応で、非常に不快な思いが残りました。
今度は、しっかりとした歯科医院を探して治療してもらうことにします。
諸先生方の迅速かつ手厚い御回答に感謝致します。
| やっくざいし さん
2008-05-21 18:31:17 |
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