| 質問 |
こんにちは。
前回、
【前歯のクラウンを交換するさいの再根管治療について】
を質問した者です。
あれから色々考え、調べてみました。
そのなかで無料でカウンセリング
(審美・ホワイトニング・インプラントに限って)
という歯医者さんを見つけたので行って来ました。
クラウンの説明を受けた後、再治療について聞きました。
「無料では無くなりますが、レントゲンを撮り、
ドクターに渡します」ということで、診察していただきました。
パノラマでは微妙らしく、デンタルも撮りました。
また、私の「うずく感じはあったり無かったりと、不規則」
ということ、また歯茎が少し腫れている事、
授乳中で疲れ気味・ホルモンバランスが崩れているかも・・・
ということを考えた上で、
出来上がってきたレントゲンを見たドクターは、
「う〜ん、僕ならいじらないと思います。
膿があると根の先に袋のように写る影がでますが、
根のラインだけですよ。
うずく感じは歯茎の炎症のせいでしょう」
との判断でした。
「歯茎の腫れが引くのを待って、
クラウンを考えられてはいかがですか?」
と言われました。
この掲示板でも再治療の成功率は50%程度、と聞いていましたし、
不安な中での今回のカウンセリングでした。
そこで質問です。
・今回3件目の歯科医院でしたが、
判断が歯科医によって変わるのはなぜ?
・またこの場合、
再治療は3件目の歯科医の言うとおりしなくてもよい?
再治療するもしないも、最後は自分の判断ですが
参考になる目安などがあればお教えください。
|
たいまるさん
2008-05-16 16:10:05 |
|
| 回答1 |
こんにちわ、3軒も歯科医院をまわられたとのこと
大変だったでしょう。
>この掲示板でも再治療の成功率は50%程度、と聞いていましたし、
私はそのようには思っていません。
>今回3件目の歯科医院でしたが、
判断が歯科医によって変わるのはなぜ?
他の歯科医の考え方は私にはわかりませんが、
私ならリスクを説明した上でそれを承知していただければ、
必ず再治療します。
なぜそのように判断をなさったのかレントゲンが無いので
わかりかねますが前歯なら再治療はそれほど難しくない
と思います。
しかしこればかりはやってみないとわからない
と言う部分はあります。
お大事にどうぞ。
|
| 回答2 |
たいまるさん
こんにちは
>この掲示板でも再治療の成功率は50%程度、と聞いていました
うーん。それは違うんだなー。
何でもかんでも一緒に考えると、
そういう計算になるかもしれませんが、根管治療の成功率は、
完璧に治癒するという非常に厳しい基準による確率です。
それぞれの歯の状態によって異なりますし、
それぞれの医院によって異なります。
それから、どのくらい治療後のことを言っているのか
によっても違うんですよ。
少なくとも、日本では、信頼できる研究は
私たちが2005年に行ったものしかないでしょう。
その研究は「たいまるさんの歯」よりも
状態が悪いものを対象にしています。
言い換えれば、レントゲンではっきり根の先に黒いものが
確認できるような歯を私と他の開業医2人が治療をして、
その後、どのくらい治癒していくかを調べました。
治癒したかどうかは、
私達治療者ではない歯科医5人が評価しました。
症例は治療にいらっしゃった方全員を対象に約90%の人が
治療後のレントゲンを撮ることに同意してくださり、
結果がでました。
完全に治癒したものと治癒途中を合わせると80%になります。
根管治療は徹底的に無菌的に治療をすれば、間違いなく
通常より良い結果が得られると思います。
たいまるさんの歯を、私たちが行うように治療すれば、
100%問題なく、良い結果になります。
実際には1つ1つの歯の成功率ですから、
100%か0%です。
歯の中を治療する際は、繊細な配慮が必要なんです。
そのための時間が必要ですしね。
僕のクリニックでは、
大臼歯の再根管治療は7.5時間かかります。
二度と再治療しないで済むようにしたいからです。
クリニックにはそれぞれ事情があるでしょうから、
それぞれ異なりますよ。
|
| 回答3 |
宮下先生、不勉強なもので、教えていただきたいのですが、
その研究においては
・対照歯すべてにおいて
例えばぺリオで行うような血清抗体価検査などの方法で
”感染”があることは調べたのでしょうか?
・もしくは、培養検査などは行ったのでしょうか?
・治療の過程でクラウンの除去など咬合に変化を
与えたりはしなかったのでしょうか?
教えていただけると助かります。
確かに、
丁寧に治療すると成績がいいのは私自身実感しております。
私どもは根管治療に際して根管内の細菌を院外の
臨床検査機関に培養依頼し、真菌・細菌 の培養をし、
それを元に菌が減少することを目安に治療しておりますが、
それだけでは ”感染”が治療できたかどうか不安があったり、
根管治療の過程で補綴物咬合面を触ってしまうことで
咬合を変えてしまい、透過像の変化にバイアスが
かかってしまうことを懸念しています。
そのあたり、ご意見をお聞かせいただけるとうれしいです。
|
| 返信1 |
山田先生、宮下先生ありがとうございます。
宮下先生のところで大臼歯で7.5時間かかるとの事。
ちなみに前歯ならどれくらいですか?
参考までにお教えください。
宮下先生のような専門の先生がいらっしゃる所に
今すぐにでも駆け込みたい気分です。
差し歯にしてしまっている歯を一日でも長く
大切に使っていくために、
再治療はしておいたほうがいいのですか?
考えすぎてしまって、
どうすればいいのかわからなくなってきました・・・
| たいまる さん
2008-05-17 20:23:06 |
|
| 回答4 |
たいまる さん
こんにちは
土日は青山でEPSDC研修会をやっていましたので、
みなさん、返事が遅くなりました。
前歯は4.5時間ですね。
1回目、根管治療、細菌検査
2回目、根管治療、細菌検査、作業長確認
3回目、検査が陰性の場合、根管充填
検査が陽性の場合、原因を探る
もちろん、最初に診査・診断を行います。
歯の状態や、
根管の状態や、
根の先の状態や、
土台の状態を考えて、
治療計画を立てます。
下の患者さんは、前歯4本全て根の先が
感染していましたが、
冠をはずさず、土台を削って、根管治療してます。
治療前(左)
2005.2.1
治療後(右)
2007.5.11
画像1 画像2
|
| 回答5 |
タカタ先生
遅くなりました。
どこに書いたかわからなくなってました。
質問にお答えします。
・対照歯すべてにおいて
例えばぺリオで行うような血清抗体価検査などの方法で
”感染”があることは調べたのでしょうか?
・もしくは、培養検査などは行ったのでしょうか?
基本的には、私達のクリニックでは培養検査をやってます。
まず、レントゲン透過像のある歯からは、
ほぼ100%検出されます。
・治療の過程でクラウンの除去など咬合に変化を与えたりは
しなかったのでしょうか?
咬合の変化は可及的には与えていませんが、
咬合が変化するからといって、
根管治療の予後には変化がないのではないでしょうか?
>それを元に菌が減少することを目安に治療しております
私たちは
減少ではなくて、完全に検出されない程度にしています。
それと、検査の意味を知っておく必要があります。
>透過像の変化にバイアスがかかってしまうことを
懸念しています。
それよりも、レントゲンの撮影方法に問題があることが
多いのではないでしょうか?
|