| 質問 |
はじめまして!
治療方法について悩んでいます。
右上1番2番左上1番2番にブリッジをしています。
歯科医院でレントゲンとCTを撮ったところ、かなり大きなのう胞があり、歯根端切除で左上1番2番は骨の1/2を右1番はそれよりも少ないが骨を切除しなければならないといわれました。(右2番は歯がありません)
骨を短くするとブリッジをしていることもあり、歯が抜けやすくなってしまうのではないかと不安です。
そのことを先生に相談すると、根の治療をしてみて、膿が小さくなってから歯根端切除をすると切るのが少なくなる可能性もあるが、変わらない可能性もある、ブリッジを外してしまうので、どちらにしてもブリッジは作り変えないといけない、と言われました。
それから歯の骨にヒビがあると、抜歯しなければならないとも言われました。
レントゲンで見た限りではヒビはなさそうだけど、外してみないとわからないそうです。
ブリッジを外す際にもヒビができる可能性があるのでしょうか。
根の治療期間は3ヶ月ほどはかかるそうで、その間は部分入歯と言われました。
根の治療で膿が小さくなる可能性はどれくらいなのでしょうか?
先生に尋ねましたがわからないと言われました。
可能性が低いのであれば根の治療はせずに、歯根端切除をしたほうが早く治療ができて、ヒビによる抜歯のリスクや入歯を使用しなくて済むので、良いのでしょうか?
ブリッジの作り変えの費用や、治療期間よりも、自分の歯をできるだけ長く残したい!(皆さんそうだと思いますが)そう思っています。
どちらの治療法を選択したら良いのか、先生のアドバイスをお願いします!!
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タルトさん
2008-05-18 01:12:47 |
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| 回答1 |
タルト様こんばんわ、治療方法の選択について迷われているようですね。
>骨を短くするとブリッジをしていることもあり、歯が抜けやすくなってしまうのではないかと不安です。
骨ではなくて歯根と判断してお答えいたします。
根の1/2を切断するのはやりすぎでしょう。
私は切断しても通常は1mm〜2mmくらいですがほとんど切断はいたしません。
>骨を短くするとブリッジをしていることもあり、歯が抜けやすくなってしまうのではないかと不安です。
1/2も切断すれば心配ですね。
>膿が小さくなってから歯根端切除をすると切るのが少なくなる可能性もあるが、変わらない可能性もある、ブリッジを外してしまうので、どちらにしてもブリッジは作り変えないといけない、と言われました。
根管形成をして治癒の傾向が無ければ、患者さんの同意があれば直ちに歯根嚢胞の摘出をいたします。
小さくなるのを待ったことはありません、治らない場合に摘出をするのですから待ってもしょうがないでしょう。
根管治療をする際にブリッジをはずすので新たに作ることはやはり必要です。
>それから歯の骨にヒビがあると、抜歯しなければならないとも言われました。
レントゲンで見た限りではヒビはなさそうだけど、外してみないとわからないそうです。
ブリッジを外す際にもヒビができる可能性があるのでしょうか。
ヒビがあれば程度にもよりますが抜歯となります。
しかし年齢からするとその可能性は低いと思います。
またヒビが歯頚部から根尖方向にあればポケットが深くなっているのですぐに診断がつきます。
その逆はわからないことがあります、これは場合によっては、はずしてもわからないでしょう。
しかしそのようなケースはかなり少ないと考えております。
ブリッジをはずす際にはヒビが出来る可能性は捨て切れませんが、そのことは私どもは理解しておりますので注意してはずします。
それよりコアが入っていれば、もう少しヒビの入るリスクは高くなります。
それとて超音波スケーラーで時間をかけて緩めてから細心の注意を払って行えばリスクは限りなくゼロに近くなります。
>根の治療期間は3ヶ月ほどはかかるそうで、その間は部分入歯と言われました。
仮り歯を入れておけばいいと思います。
>根の治療で膿が小さくなる可能性はどれくらいなのでしょうか?先生に尋ねましたがわからないと言われました。
通常ほとんどのケースで嚢胞の摘出手術は必要ありません、よほど嚢胞が大きくて根管治療で治癒の傾向が無いものに限られます。
>可能性が低いのであれば根の治療はせずに、歯根端切除をしたほうが早く治療ができて、ヒビによる抜歯のリスクや入歯を使用しなくて済むので、良いのでしょうか?
よくないと考えておりますので、やった事がありません。
>ブリッジの作り変えの費用や、治療期間よりも、自分の歯をできるだけ長く残したい!(皆さんそうだと思いますが)そう思っています。
全くその通りだと思います。
>どちらの治療法を選択したら良いのか、先生のアドバイスをお願いします!!
基本的にはブリッジをはずしてコアがあれば除去して、根管治療をして、治癒の傾向があれば根管充填をして根っこの治療はそれで終了。
治癒の傾向が無ければ歯根嚢胞の摘出と同時に根管充填をして終了です。
歯周病が絡んでいればそちらを治し、その間はしっかりとした仮歯で過ごしていただいて、歯周病が治癒すればブリッジの形成・印象の後ブリッジの装着となります。
また不明な所があれば質問してください、お大事にどうぞ。
歯根嚢胞 http://yamadashika.jp/infection.html#a00
歯根端切除術 http://yamadashika.jp/infection.html#a05
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| 回答2 |
はじめまして。
過去の相談でも詳しく書かれていると思いますが、歯根端切除手術が成功するかどうかのポイントは、根管治療がきっちりと行われているかどうかだと考えられています。
ですので、根管治療をせずにいきなり歯根端切除術を行うという選択肢はそもそもどうかと思います。
根管治療で治れば、そもそも歯根端切除術自体、必要ないわけですし。
こちらもぜひご覧下さい。
⇒参考:歯根端切除、意図的再植-歯科相談室
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| 返信1 |
先生方、お返事いただきありがとうございました。
先生方のご意見を参考にさせていただき、根管治療を先にしようと思います。
いくつかわからないことがありましたので、教えていただけませんでしょうか。
まず、治療期間中は仮歯を使用とのことでしたが、部分入歯とは違うのでしょうか?
(部分入歯は発音がしにくくなる等不安がありましたので・)
現在ブリッジをしておりますが、実はよく理解できていないのですが、かぶせた中には細く削られた歯があるのではないのでしょうか?
もしあった場合、入歯は無理なのでは・・という不安もあります。
それから、ブリッジを外す際のヒビのリスクで、コアが入っていれば、とありましたが、コアとはどのようなものなのでしょうか?
また、新しくブリッジをする際、現状と同じ本数でできるのでしょうか?新たな歯は削らなくても大丈夫でしょうか?
お忙しいところ申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
| タルト さん
2008-05-19 00:26:56 |
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| 回答3 |
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美江寺歯科医院の小牧です。 |
>ブリッジの作り変えの費用や、治療期間よりも、自分の歯をできるだけ長く残したい!(皆さんそうだと思いますが)そう思っています。
ということでしたら、まずは通常の根管治療を優先することになると思いますが、土台をはずすときに歯にヒビを入れてしまい抜歯になってしまう可能性が高いようなら外科的な治療をしたほうが良いでしょう。
マイクロスコープを使いこなせる先生であれば、土台を削り取って、歯が割れることを防ぐこともできるかもしれません。
外科的根管治療で、歯の根の先を切り取る量は教科書的には3mmです。
さらに切り取った先から、3mm程度根管治療を行い、緊密に封鎖します。
切り取るだけでなく、根の先からの根管治療が大切になると思います。
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| 回答4 |
>まず、治療期間中は仮歯を使用とのことでしたが、部分入歯とは違うのでしょうか
違いますよ、部分入れ歯とは取り外し式のピンクの床がついたものでクラスプで歯に止めることになります。
仮歯は通常レジンで作られており仮着用セメントで装着します。
>それから、ブリッジを外す際のヒビのリスクで、コアが入っていれば、とありましたが、コアとはどのようなものなのでしょうか?
抜髄した歯は治療のために穴を開けます、また抜髄するようなむし歯があったわけですから、歯の実質欠損があります。
それを埋めるために何らかの素材を使うことになりますがそれを金属を鋳造して作る場合をメタルコアといいます。
あとコンポジットレジンで作ったり、芯棒にファイバーを使って接着性レジンで装着するのをファイバーコア、金属の芯棒を使うこともあります、またスクリュー状の金属を使っているものもあります。
>また、新しくブリッジをする際、現状と同じ本数でできるのでしょうか?
新たな歯は削らなくても大丈夫でしょうか?
通常できると思いますが、どのようなブリッジか、この文面からは不明なので、正確なことはお答えいたしかねます。
私の場合、一本欠損の時は両隣を支台歯にして3本ブリッジで設計します。
2本欠損の場合は、欠損の部位にも寄りますが、義歯かインプラントにすることが多くなってきます。
入れ歯(取り外し式の義歯)
http://yamadashika.jp/denture.html
画像1 鋳造で作ってあるメタルコアです
画像2 既製のポストを利用したメタルコアです
画像1 画像2
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| 回答5 |
タルト さん
おはようございます。
治療のオプションですね。
冠をはずさず、通常の根管治療を行う
冠をはずし、コアを削って通常の根管治療を行う
冠をはずし、コアをはずし通常の根管治療を行う
冠をはずさず、外科的な根管治療を行う
の4つから選択できます。
あるいは治癒しないのでしょうがないので、両方の治療を行う。
です。
これらの決定には、
患者さんの気持ち
それぞれの歯の根の状態
それぞれの歯の土台の状態
それぞれの歯の根の先の状態
それぞれの歯の治療された状態
などの情報が必要で
簡単に、それが良いとは言えません。
また、歯科医によっては出来ない人もいますので、
オプションが少なくなります。
www16.plala.or.jp/epsdc/
に外科的な根管治療について少し書いてあります。
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| 返信2 |
山田先生、田尾先生、小牧先生、宮下先生、お忙しい中本当にありがとうございました。
一人で悩んでおりましたので、大変参考になりました!
明後日、根の治療の方向で歯医者に行きます。
また何かありましら、相談させて頂くかもしれませんが、よろしくお願いします。
| タルト さん
2008-05-20 01:07:08 |
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