矯正失敗による費用支払義務の有無と再治療請求の可否

相談者: 文さん (25歳:男性)
投稿日時:2008-06-21 14:10:59
こんにちは。
お忙しいところ恐れ入ります。

昨年(2007年)の12月より下の矯正をしています。
右1番中切歯が前に突き出ているため、それを抜歯して、ワイヤー矯正で詰めていくといった内容です。

今年4月の時点でワイヤー矯正が終了し、現在はマウスピースで矯正した状態を維持しているといった状況になります。


しかし、矯正後に詰めた1番中切歯と2番側切歯の間に三角形の隙間(約2ミリ)ができており、先生より「それは年齢(25歳)影響で歯茎が上がって来ない」と言われてます。


矯正時の説明では抜いて詰めるだけといった具合の簡単な説明のみであり、難しくないような言い回しをされるので、信用しきっていました。

隙間ができる可能性があると言われたのは2月に入ってからです。



素人考えで申し訳ございませんが、個人的には治療開始前に想定されるリスクを洗い出して、患者に説明して頂けるのが筋だと思っていました…

・隙間を埋めるための治療を要求することは可能でしょうか。
 また、それに伴う費用を支払う義務はあるのでしょうか?

・治療費は分割の為、未払い分がまだあります。
 今回の失敗による費用を支払う義務はあるのでしょうか?

長々と申し訳ございません。
お手数ですが、ご教示ください。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-06-21 14:49:04
文さん、こんにちは。

矯正治療での経緯で色々お困りのことと思います。
まずはこのたびの件、ご心中お察しします。

ただ、本歯科相談室は医療相談の場です。

>隙間を埋めるための治療を要求することは可能でしょうか。
また、それに伴う費用を支払う義務はあるのでしょうか?

>治療費は分割の為、未払い分がまだあります。
今回の失敗による費用を支払う義務はあるのでしょうか?


とのご質問は医療相談ではなく法律相談の要素が強いため、具体的にお答えすることは困難かと思います。
ご了承ください。

なお、

>矯正後に詰めた1番中切歯と2番側切歯の間に三角形の隙間(約2ミリ)ができており、先生より「それは年齢(25歳)影響で歯茎が上がって来ない」と言われてます。

とのことに関して、これがどういった状態であるかは直接拝見しない限り分かりません。

ですが、本来歯列矯正とは歯並びをターゲットとしているものであり、歯列矯正のみで歯肉の形態修正まで可能となることは少ないと思います。

あくまでご質問をうかがう限りの個人的意見ですが、歯並びの修正が完了段階にあるならば、文さんのご質問に書かれている要求は難しいようにも思えます。

以上、ご参考になれば幸いです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-06-21 17:28:53
中本先生がおっしゃられているように「治療費を払う必要があるか?」と言う質問に関しては法律的要素が強いので、そちらへの相談になるかと思います。


また、矯正による治療と言うと一般的には「歯列の改善」を指す治療で「歯肉の改善」までは矯正治療の範疇から外れるように思います。


つまり、文さんの歯並びが改善された時点で矯正治療としては終了。

しかし、歯肉の治療がオプションとして必要になってしまった‥と。


そのオプション治療が必要かどうかの事前の説明が無かったことに対して、文さんは不信感を持ってしまったと言う事ではないでしょうか?


僕は矯正は行わないので、想像でしか無いのですが「一般的な矯正医が歯肉退縮まで予想するか?」と言われると「難しいかな?」と言う気もします。

むしろ、審美歯科医であれば、当然、そこまで気にするとは思いますが‥。


文さんの担当の先生は審美歯科医でしょうか?
矯正の歯科医でしょうか?

このあたりもキーポイントになるとは思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 文さん
返信日時:2008-06-22 01:02:13
ご返信ありがとうございます。
先生方にお話を聞いて頂けたことで
気持ちはだいぶ楽になりました。


歯肉は抜いた部分が上記の隙間を埋めるように、上がってくるものと担当の先生は予想されてました。
このことに関しては責めても仕方ないのでしょうね。

担当の先生は審美歯科医ではなく、矯正の歯科医になります。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-06-22 02:14:15
たぶん、考え方の違いなのですが、
歯並びが良くなる事が第一義で、
そのために、を抜いたりするデメリットもある、

歯茎が下がったり、すきまができるのはそれほど大きな
デメリットとして捉えられていないからかも知れません。

矯正専門医で本当に矯正しかしない先生の矯正って
そんな感じじゃないか??って私見ですが、そう思います。

フィニッシュの美しさや、その後のお手入れのしやすさまで、
追及するのは、可能ではありますが、
患者さん全員にしてあげられないこともあります。

お金の話はここよりも弁護士さんに聞く方がいいでしょう。


矯正によるメリットからすると、
少々の歯茎ブラックトライアングルは致し方ない範疇だと
私は思います。
失敗というよりは、矯正治療の限界点に近い気がします。


どうしても気になるなら、
レジン充填、もしくはPLVで修復でしょうか?
よほど支障があるならば致し方ないですが、
ほんの少しならしない方がいいと思います。

お写真とかはアップできないでしょうか??




タイトル 矯正失敗による費用支払義務の有無と再治療請求の可否
質問者 文さん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療費・費用
歯列矯正のトラブル
回答者




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