治療の時と抜歯の時の麻酔は、量や種類が違うのでしょうか?

相談者: カヨリンさん (44歳:女性)
投稿日時:2008-06-17 19:28:06
いつもお世話になります。
疑問に思いましたことがありますので、お伺いします。

下顎の7番の深い虫歯を治療する時、初めの麻酔だけでは完全に感覚が消えず追加で打ってもらいました。
下顎の奥は麻酔が効きにくいと教えてもらいました。



その後同じ歯医者さんでその奥の親知らずを抜きました。
麻酔が充分聞いているのかわからないのでとても不安でしたが、抜歯は無事すみました。
3秒くらいで終わりました。


その後違う歯医者さんで反対側の下顎の7番を麻酔で治療した時も、効きが悪く3回くらい足しました。

奥歯ってほんとに効かないんだなと思ったのですが、なら抜歯の時はどうして大丈夫だったのかしらと後で怖くなりました。


治療の時と抜歯の時は基本的な量が違うのでしょうか。

それとも種類の違う強い薬を使うのでしょうか。
抜歯の時は待ったなしですので足してもらうことなどできません。


は抜かないよう頑張るつもりですが、もし将来抜くことになったらと思うと不安です。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-06-17 20:26:38
カヨリンさん、こんにちは。

麻酔の効き具合でご不安があるようですね。

麻酔が充分に効くかどうかは、麻酔薬に対する耐性や、口の構造などの個人差があることは確かに事実です。

ですがそれ以上に、その日のコンディションや術者(歯科医師)の手技・麻酔のかけ方にも左右される側面が強いように思えます。

基本的に虫歯治療をする際と、親知らずの抜歯をする際とでは、麻酔の量が異なります。

加えて、麻酔の方法にも浸潤麻酔(通常の麻酔方法)と伝達麻酔という方法があり、後者を併用することで充分な麻酔効果を得ることが期待できます。


ですから、抜歯の際に麻酔が効かないということを特段ご不安になる必要はなりと思います
(その際は担当の先生に麻酔が効きにくかったことはお伝えくださいね)。

また、抜歯の際にも、いきなりをグイッと抜くのではなく、徐々に力を入れて抜いていきますので、

>抜歯の時は待ったなしですので足してもらうことなどできません。

ということはありません。

抜歯の時も、痛みを感じれば、都度麻酔を追加することが可能です。


そういうわけで、どうかご安心の上、まずは今後抜歯をする機会がないように、お口の健康を保たれてくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カヨリンさん
返信日時:2008-06-17 21:11:29
中本先生、お答えありがとうございます。

>また、抜歯の際にも、いきなりをグイッと抜くのではなく、徐々に力を入れて抜いていきますので

そうなんですか。でもその先生は、麻酔が効いてきたかなという頃にやってきて、最初から何かの器具で思いきり左右にがっ、がっと力をかけたと思ったら、次は歯をすっと引き抜きました。

手さばきは、お見事という感じでした。
私にしたら待ったなしの感覚でしたから、あれで麻酔が効いてなかったらそれこそ絶叫ものだな〜と思ったのでした。

でも、やはり抜歯の時は基本的に麻酔の量が違うということをお聞きして安心しました。

歯を大事にして参りたいと思います。
ありがとうございました。



タイトル 治療の時と抜歯の時の麻酔は、量や種類が違うのでしょうか?
質問者 カヨリンさん
地域 埼玉
年齢 44歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 麻酔その他
回答者




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