| 質問 |
初めて質問させて頂きます。
私は重度の歯周病です。
先日、右上7の歯の痛み、グラつきで抜歯してもらおうと歯科医院に行ったところ、
「骨がほとんど無く、全ての歯を抜歯し総義歯に早くしないと総義歯の“台”が無くなる。」
と言われました。
部分義歯の話もしましたが、
「他の歯に負担が掛かり、2〜3年で歯が無くなる。」
「部分義歯も費用が掛かるし、それならば台の事もあるし総義歯を薦めます。」
との事でした。
上下、シリコーン総義歯で総額140万円だそうです。
そこでご質問したい事は
?総義歯以外の最善な選択は無いのかどうか。
?これから何十年総義歯と付き合っていくうえで、シリコーン総義歯の選択は最善なものか。
?上下、シリコーン総義歯で総額140万円は妥当な金額か。
?保険内の総義歯と、シリコーンやインプラント台などの保険外の総義歯の素材(歯、歯肉部分)は同じものかどうか。
自分自身の責任だと言うことは分かっているのですが、この歳で総義歯とは・・・動揺しています。
母親が部分義歯で「歯肉炎で歯が痛い。」「義歯の部分が痛い。」などと言い、何年も毎週の様に歯科医院に通っています。
そんな事を聞いていると、総義歯の選択も有るのかなとも思います。
もう何が最善なのか混乱しています。
アドバイスよろしくお願い致します。
画像補足(携帯画像ですいません。)
左上;5.6>初期のグラつき、7>中期のグラつき、8>親知らずの為不明
右上;2.7.8>撮影後抜歯済、4.5.6>初期のグラつき
左下;1>重度のグラつき、2>中期のグラつき、7>初期のグラつき、8>親知らずの為不明
右下;1.7.8>抜歯済、2>重度のグラつき、3中期のグラつき、4.5.6>初期のグラつき
右上2は、1と3の裏になってます。
左右下1〜2の骨は白っぽく写ってますが、実際はほとんど骨がとけて有りません。
画像1
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| 回答1 |
鹿 さま大変な通告を受けられましたね。
>部分義歯の話もしましたが、
「他の歯に負担が掛かり、2〜3年で歯が無くなる。」
「部分義歯も費用が掛かるし、それならば台の事もあるし総義歯を薦めます。」
>との事でした。
これについてはレントゲンしか見ておりませんので、なんともいえませんが私の認識では、歯周病が治るかどうかはやってみなければわからない。
治るかわからないし、治らないかもわからない、もし治そうという意思があるなら抜歯は極力避けて、治すほうに賭けてみる。
抜歯はいつでも出来るので急ぐことは無いというのが私の考えです。
>?総義歯以外の最善な選択は無いのかどうか。
先ず歯磨き練習が先でしょう。
>?これから何十年総義歯と付き合っていくうえで、シリコーン総義歯の選択は最善なものか。
抜歯後の顎堤の状態にはよりますが、通常必要はありません。
歯肉を弱くするようなお薬を服用していなければ、必要ないと思います。
私が手がけたものは過去1症例だけで、その方は睡眠薬を常用なさっていてやめられないとの事でした。
その影響で顎堤粘膜が非常に弱く、通常の義歯を作りましたがどうしても痛いとのことだったのでやむなく、シリコーンで粘膜面を被覆して解決しました。
ただ持ちはあまりよくないので、粘膜面の作り換えが必要になってきます。
>?上下、シリコーン総義歯で総額140万円は妥当な金額か。
これについてはそれぞれの歯科医院の決定することなのでなんともいえませんが、少し高いような気もします。
しかし自分の歯と同じように咬むことが出来れば、高くないかもしれません。
>?保険内の総義歯と、シリコーンやインプラント台などの保険外の総義歯の素材(歯、歯肉部分)は同じものかどうか。
全く同じではありませんが、ほとんど同じといえば同じです。
私の所ではほとんど作り方の問題です。
インプラント維持の総義歯は作りません。
>自分自身の責任だと言うことは分かっているのですが、この歳で総義歯とは・・・
>動揺しています。
その通りだと思います、心中お察しいたします。
歯周病と義歯のことを理解されている先生を探されたほうがいいように思います、お大事になさいませ。
歯周病を歯磨きで治す?
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108
自費治療で義歯を作られた患者様の声
http://www.yamadashika.jp/denture.html#a01
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| 回答2 |
鹿さん、はじめまして・・・
>?総義歯以外の最善な選択は無いのかどうか。
このレントゲン写真はいつ頃撮影されたものでしょうか?
それほど時間がたっていないのであれば、私は総義歯はお勧めできません。
どんな義歯を装着していても骨吸収が止まることは、残念ならが止まることはありません。
骨吸収の多くの原因は、歯周病と義歯(特に不適合なもの、間違った外形のものなど)などです。
歯を支えている骨、歯槽骨は歯を支えることが無くなると多くの場合吸収していきます。
あくまで推測の域ではありますが、このレントゲンを拝見する限りでは、現時点で抜歯すべきでないように見受けられる歯牙が何本もあるように思います。(特に、下顎の歯牙は・・・)
通常、動揺が強い=抜歯ではありません。
そこに歯周ポケットや骨の量などが関係してきます。
ですから、まずは歯周病の治療と歯ぎしり
(レントゲンからの推測ですが歯ぎしりがあると思います。)
の治療(対策)を一定期間行うことが優先されるように思います。
?これから何十年総義歯と付き合っていくうえで、シリコーン総義歯の選択は最善なものか。
歯周病の治療をしながら経過観察をしながら、最終的にどうすべきかを検討されてはいかがでしょうか。
?上下、シリコーン総義歯で総額140万円は妥当な金額か。
自費診療はその医院で決めることなので、この件に関しては妥当かどうか難しいですね。
?保険内の総義歯と、シリコーンやインプラント台などの保険外の総義歯の素材(歯、歯肉部分)は同じものかどうか。
このご質問のお答も複雑ですね。
例えば保険適用でない人工歯と保険適用のレジン(歯肉部分)を使って自費分は自費分として、保険分は保険分として治療費を算定することはできないことになっていますからね。
とにかく、少しでも良い方向に向くことができるように、セカンドオピニオンをお求めることもひとつの方法だと思います。
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| 回答3 |
こんにちは
実際に拝見していないため推測になりますので参考までにお聞きください。
>?総義歯以外の最善な選択は無いのかどうか。
抜歯の選択が必要な歯もありますが、いきなり総入歯にするのはどうかなと思います。
山田先生や清水先生がおっしゃるように、歯周病の治療が第一選択ではないかと思います。
おそらく、抜歯しか選択肢のない歯が存在すると思います。
その歯は、早めに抜歯して部分入歯を使い、咬める環境を作ったほうがいいのではないでしょうか。
どんな形であれ、入れ歯を回避できるとは思えません。
入歯になれることも必要だと思います。
>?これから何十年総義歯と付き合っていくうえで、シリコーン総義歯の選択は最善なものか。
総義歯を入れることが前提であれば、シリコン義歯を入れるより、保険の総入れ歯をいれるべきだと思います。
義歯の種類については、義歯に慣れた後に考えるのがいいと考えます。
>?上下、シリコーン総義歯で総額140万円は妥当な金額か。
お二人の先生と同じ意見です。
>?保険内の総義歯と、シリコーンやインプラント台などの保険外の総義歯の素材(歯、歯肉部分)は同じものかどうか。
保険の総義歯は素材が決まっています。
保険外のものは様々な選択肢があります。
では、保険外のもののほうが良いのでしょうか?
だれが処置しても同じであれば、高い買い物も納得できると思います。
現実には、あたりはずれがあり術者の腕にかかわってきます。
できれば、セカンドオピニオンを求められたほうが、選択肢の幅が広がるのではないでしょうか。
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| 回答4 |
レントゲンのみからの推察がかなり含まれますが・・・
抜歯以外の選択肢がない歯については抜歯が妥当だと思いますが、今抜歯しなくてもいい歯はありそうに見えます。
ただし、長期的な咬み合わせの安定と歯の保存にあたっては、歯列弓(歯並びと解釈されてもいいと思います)の安定が欠かせません。
従って私は抜歯・歯周病治療・部分義歯の治療も必要ですが、矯正治療も含めないと難しいのではないかと思います。
また、どんなに高度な治療を期間・費用をかけて行ったとしても、毎日の正しい歯磨きや歯科医院での定期検診をおこたると、最終的にやはり総義歯になってしまうと思います。
矯正治療を行わないのであれば、現在の担当医がおっしゃっているように、
「他の歯に負担が掛かり、2〜3年で歯が無くなる。」
「部分義歯も費用が掛かるし、それならば台の事もあるし総義歯を薦めます。」
という判断もそれほど間違っていないように思います。
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| 助言1 |
かず君さんのコメント
助言と言っては変なのですが、自分も同じような状態で歯科医に行きました。
その時の経験をちょっと書いておきますね。
何かの参考になればうれしいです。
初診の時にポケットの深さ、動揺を測ってもらいました。
パノラマの写真を見ながら抜歯対象の歯と残せそうな歯の説明を受けました。
これからどういう治療をして行くかの説明もうけました。
先生曰く
「出来る限りのことはやりますね。一緒に直して行きましょう」
と言われました。
それから、スケーリング、SRP、Fopを行い、その都度どういう治療方法なのか説明を受けています。
その間虫歯の治療、クラウンの取替えとかもおこないました。
今はメンテナンスに移ってます。
1ヶ月に1回のPMTCです。
2年間の通院の結果、先日、
「うまく、コントロールできている。気を抜かないでこのまま行きましょう」
と言われました。
結果、ポケット深さ6ミリ以上あったのが3ミリ以下に。
動揺も3あったものが1以下に収まっています。
ま〜、だめなのは抜歯したのでいい状態になったとは思いますが。
良い歯科医者さんに出会えたと思います。
鹿さん決してあきらめないでくださいね。
| かず君 さん
2008-06-26 17:26:24 |
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| 返信1 |
山田歯科医院の山田先生。
清水歯科クリニックの清水先生。
桜田歯科の桜田先生。
あらきデンタルクリニックの荒木先生。
それと、かず君。
早々に、ご意見やアドバイス、助言まで有難う御座います。
総義歯を薦められたのは、この歳でここまでの歯周病を進行させた奴に、プラークコントロールなんて続かないと思われたのかもしれません。
山田先生の“歯間ブラシの縦入れ”を実践して2日、毎朝歯が浮いた様な感覚があったのに、全くそれが無くなりました。
これからも続けていきます。有難う御座います。
皆さんのご意見を拝見していると、こんな私でもまだ希望が有る事が分かりました。
部分義歯でプラークコントロール、定期的な診断を心がけ、残った歯を大事にしていきます。
私が通っている歯科医院は義歯製作技術が有名で、院長先生の診察日はお年寄りで大盛況です。
そんな医院で保険内の部分義歯なんて嫌がられそうですね。
義歯技術が有名だから通い始めたんですが・・・
他に歯科医院を探した方が良いのかな。
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| 回答5 |
パノラマレントゲンの所見以外に、
客観的な状況が解らないので、
断定はもちろんできませんが、
荒木先生が説明されているように、
抜歯を回避できる可能性のある歯も
数本あるように思います。
入れ歯で有名な先生でしたら、
抜歯後の入れ歯の安定を十分に考慮された診断結果なので、
全部抜歯して総入れ歯という判断なのではないか?と
類推致します。
私は、40歳も離れた名人と言われる先生と
一緒に診療をしていたので、
その後判断の意味も十分に理解可能です。
数年間程度使用できる歯を残しておけば、
それはそれで部分入れ歯を使えるでいいでしょう。
ただ、比較的短い期間で、
その後、また抜くハメになるかもしれない患者さんにしたら、
また抜歯して→入れ歯の作成という治療を
数年でするのであれば、早めに見切ってしまい、
総義歯にするほうが、
長い目でみて、患者さんにメリットが大きいとの判断ではないか?
と判断されたのではないか?と私は想像します。
その判断で少なくなった骨も残る可能性が大きいので、
十分に合理的な判断ではないか?と類推致します。
一気に多数本の歯を抜いて入れ歯にするのは大変なので、
自費で少しずつ抜いた後に入れ歯に歯を足していく方法は
いかがでしょうか?
確かにいきなり入れ歯と言われると
心情的に受け入れ難い面が大き事は否めません。
かといって、入れ歯自体は不可避でしょうし、
骨を作ってインプラント多数本の植立というのも
オプションではあると思いますが、
肉体的、経済的、現実的にも、大きな部分入れ歯は
不可避だと思います。
入れ歯が得意な年配の歯科医師の判断としては、
患者さんの事を考えた判断ではないか?
とも私には感じられました。実際に相談者を診察しないと
自分の考えは、意見できないので、御免なさいね。
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| 回答6 |
こんばんは
補綴科に長年勤務した経験からお話します。
昔は、抜歯して入れ歯にすることを勧める先生が多かったと思います。
現在はできるだけ保存を考慮して治療します。
どんな歯も保存するわけではありません。
困難なものは抜歯しますが、その後に抜歯する可能性が高かくても、しばらくの間、支えとして使えるならば保存して部分入れ歯にします。
なぜ、こんな治療法を行うのか?
いきなり総入れ歯が装着されることが、どんなに大変なことか知っているからです。
どんな名医でも同じです。
これは、患者うけではありません。
特に、多数歯を一度で抜歯した場合、かなり腫れます。
かなりの長期間、安定するまで苦労します。
部分入れ歯でも、多数歯を抜歯すればやはり腫れます。
しかし、支えの歯があるために総入れ歯ほどの苦労はしません。しかも、数年でも保てれば入れ歯に慣れてきます。
入れ歯によっては、そのまま部分入れ歯で過ごすことも可能です(スイングロックデンチャーなど)。
この、段階が重要だと思います。
怖がらせてしまったかもしれません。
お詫びいたします。
できれば、他の先生の意見を聞いて選択肢を増やしたほうが、後で後悔しないのではないでしょうか。
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