2歳児の前歯の治療方針が、歯科医によって違うので迷っています

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2歳児の前歯の治療方針が、歯科医によって違うので迷っています


質問者
natsuno さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
虫歯予防
シーラント
小児歯科治療
小児歯科その他
根管充填
乳歯の虫歯(むし歯)
子供(子ども)の虫歯
子供の虫歯予防
公開日 2008-08-12 07:26:27
回答者
山田 豊和先生
森川先生

質問 2歳児の娘の前歯の治療について悩んでいます。

1歳半検診で前歯に虫歯が見つかり、1歳8ヶ月で受診した歯科医は、サホライドで進行を遅らせることを進められ、現在、前歯4本、付け根の部分が黒く着色しています。
そのうち、1本は先の方が溶け初めている状態です。


その後、引越ししたこともあり、小児歯科専門医を探して受診しました。
暴れて大泣きしても、しっかりと診てくださったと思います。

そこでは、麻酔をして溶け出している1本は、神経を抜く治療が必要と言われました。
まだ、痛みはない状態です。(ちなみにBのです)

そして、下の前歯も4本C1、こちらはフッ素で予防。
奥歯シーラントをしましょう。ということになりました。
ただ、先生が説明することはなく、すべて歯科助手の方、大泣きし、暴れる娘に厳しい言葉をかける先生に親まで緊張してしまいました。


神経を抜く。ということに不安になり、別の病院でも念のため診てもらうことにしました。

やはり、小児歯科専門の歯医者さんでしたが、こちらの先生は、私が子供を抱っこした状態で、頭を先生のひざの上に倒し、さっと診ただけでしたが、

まず予防と進行させずに、治療できるときまで待ちましょう。
今の時点で、神経を抜くほどではありません。

とのことでした。
その後、虫歯の予防のお話をしっかりと親切丁寧にしてください、とてもやさしい先生だと感じました。


神経を抜かずにすむことに安心したこともあります。
ただ、他に虫歯はありませんでしたか?とお伺いすると、大丈夫です、進行は防げていると思いますよ。とのこと。

親の目でも、あの短い時間で本当に確認できたのか。と不信に思うほどです。


小さな体全身の力で抵抗する娘です。
精神面を優先して、予防しながら時期を待つという先生にお願いする方がいいのか。
また、痛みがはじまる前に、神経を抜いて治療を進める先生にお願いする方がいいのか。
親として、とても悩んでおります。

アドバイスいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

natsunoさん  2008-08-04 01:29:38
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。

natsunoさまおはようございます。

お子様のむし歯の治療方針について、どの先生の方針を信じたらいいのか迷っていらっしゃる様ですね。

考え方は色々あるようですが、最終的にはご自身が納得なさった先生にお願いするのがいいと思います。

文面からは以前かかっておられた先生の所で、予防処置が出来ているように思います。

私のお勧めは最後に受診なさった先生がいいように思います。



>親の目でも、あの短い時間で、本当に確認できたのか。と不信に思うほどです。

子どもになれたDrなら、お口に中を見ただけでその子の食生活はほぼわかります、まず外れることはありません。

心配ないでしょう、よく唾液の検査などをする場合がありますがまず無駄なことと考えております。

お口の中を見てその子の生活背景がイメージできなければ、小児歯科医としては力量不足だと考えております。


子どもさんが全力で嫌がっているのを無理に治療しても問題解決にはなりません、以前の食生活(お菓子の食べすぎ)の不備の結果むし歯になったわけですから、むし歯を無理やり治した所でこれからの虫歯予防の保障にはなりません。

過去のつけを払ったに過ぎないのです。

これからむし歯にしたくないとお考えなら、むし歯にならない方法を実践するのがまっとうなやり方だと思っています。

それには3歳までお菓子を与えない育児をなさることです。

これは本当の目的は何でも好き嫌いなくパクパク食べる味覚に育てるためにするのです。

甘い味は無条件に美味しい味です、しかし野菜の香りや味舌触りは食べなれないと旨い味にはなりません。

3歳までに食べなれた味が旨い味とインプットされるのです、お菓子の甘い味はその食べなれさせている時に与えてしまうと野菜などの味を嫌いになってしまうことがあるのです。

ですから味覚形成をしなければならない3歳までは、お菓子を与えないでいただきたいと考えているのです。

そのような育児をすると好き嫌いの無い味覚に育ちます、お菓子を与えていないのでむし歯にもならないのです。

まだ3歳になっていないのでやってみる価値はあるでしょう、そうすれば今あるむし歯の進行は止まってしまうでしょう。

もし興味があるなら読んで見て下さい。

むし歯が出来てしまったら 
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.cfm?bookcode=408741

小児歯科の治療方針 
http://www.yamadashika.jp/prevent01.html

むし歯を作らない子育て 
http://www.yamadashika.jp/prevent.html#01


2008-08-04 07:26:27
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。

まず、診断に関して意見が食い違うことはよくあります。

私自身でさえ、健診の時と、自院での検査のときでは診断が変わる場合があります。

これは当然な話で、自院であれば、唾液を吹き飛ばしたり、光をに当てたり、(探針あるいはリーマー等の)器具で歯を探ったり、虫歯の進行を調べる機械(ダイアグノデント)で測定してみたりできますので、より正確な診断ができます。


虫歯は、その時点での評価ももちろん大切ですが、(虫歯が進んだのか、ほぼ止まっているのか等)経時的な変化をおっていくことも非常に重要です。

ですので、まずは小さい虫歯も見落とさずに正確に診断できることが大切と考えます。



山田先生もお書きのように、同じことをするのも、優秀な先生であれば短時間で出来ます。

ただそれも限度があります。極端に短時間であれば、もともとそれほど正確な診断に努めていない可能性もあります。

少なくとも私には短時間で正確な診断は到底できません。
(また、口の中を見ただけでは生活背景も正確にはイメージできませんので、必要なら十分な問診を行います)


どちらの歯科医院が良いかに関しましては、もっとも重要な診断がネット上では確認できませんので、現段階でどういった治療が必要なのかどうかもいえません。

結局、natsunoさん自身に判断してもらうしかないと思いますが、

個人的には

虫歯の診断とそれを得るまでの根拠。
現時点で治療を行う場合のメリットとデメリット
治療を行わずに予防に努めるのだとしたら、その後に想定される状況
(とくにうまく虫歯の進行が止められなかった場合には、いつ判断して、どういった治療を行うのか)

といったことが判断材料として大切かと思います。


以下に関連がありそうなことが記載されているかと思いますので、読んでみて下さい。

http://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00022153.html
http://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00022144.html
http://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00021984.html
http://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00021879.html
http://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00021768.html


2008-08-04 08:57:05
返信1 山田先生、お忙しいところ、ありがとうございます。

原因としては、だらだら食べ。だと思います。
1歳前、実家に預けて、仕事をしていたのですが、留守中、母乳を欲しがると何か食べ物を与えては、誤魔化していたそうです。
つねに、お菓子やジュースがある環境でした。

それと、寝る前の授乳が原因ではないかと思っています。
(先生は母乳は関係ないと書かれていましたが)

サホライドを塗られた時点では、保健所の検診ではフッ素で予防できるという判断でしたが、念のため、主人が近所の歯医者に連れていき、その日に突然、真っ黒な口で帰ってきたのです。
おっしゃるとおり、大きなつけを払ったことになりますね。

お勧めくださいました資料、本は、後日、注文して読んでみたいと思います。
ありがとうございました。



森川先生、お忙しいところ、ありがとうございます。

数ヶ月前から、先生のコメントに説得!?され、はやく治療する。という気持ちでいました。
関連記事も読んでは納得しているつもりでしたが、実際に自分の立場になると不安になるものですね。

先生のおっしゃるとおり、自分で判断するしかないのですが・・・

信頼できる先生と、納得できる治療をしてもらえるところを、探すしかないのかもしれません。
(サホライドの時に、自分たちの知識のなさに愕然としたものですから・・・)


その上で、もう少しお伺いしたいのですが、森川先生が関連記事に、4歳の方の神経の治療で、先生がおっしゃっていたことについて質問させてください。


>また、4歳で神経を取った場合、乳歯根の治療成績はあまりよろしくはありませんので、生え変わり前に、腫れてきて、再度根の治療もしくは抜歯が必要となることも少なくありません。

■質問1
やはり、2歳児でも同じようなことが言えるのでしょうか?

■質問2
治療する場合、前歯A2本は、元のより若干小さくなります。とおっしゃっていました。
それは、そういうものなのでしょうか。


長くなり、申し訳ございません。
診察していただいていない上ネット上では、ご無理があるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

natsuno さん  2008-08-05 02:47:25
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。

以前私が書いたものはすでに読まれていたのですね。
まだ読まれていないと勘違いして、差し出がましいことを書いてしまい失礼いたしました。


■質問1
>やはり、2歳児でも同じようなことが言えるのでしょうか?

乳歯は、永久歯と生え変わる際に根が吸収されますので、根の治療で詰めた材料も吸収されやすいようなものでないとまずいことになります。

ここが永久歯の根の治療と決定的に違いますので、2歳であったとしても乳歯であるかぎりは同じことが言えると思います。

ですので、できるかぎり神経はとらないほうがよいのですが、乳歯はの厚みがあまりないため、簡単に神経まで虫歯が進んでしまい、神経を取らなくてはならなくなることも少なくありません。


■質問2
>治療する場合、前歯A2本は元の歯より若干小さくなります。とおっしゃっていました。
>それは、そういうものなのでしょうか。

差し歯という言葉は聞いたことがあるかと思いますが、永久歯で神経を取った歯は、根の部分に丈夫な材料(金属等)を差し込み補強して、上に歯を作ります。

これが乳歯の場合ですと、上記のように、根の部分には吸収されるような材料を使わなくてはならないため、補強ができません。

ですので、とくに前歯の場合は普通の大きさに回復すると非常に外れやすくなることが少なくないため、あえて本来の大きさよりも小さくせざるを得ないことがあります。

2008-08-05 19:26:00
返信2 森川先生

先日は、質問について、ご丁寧にお答えくださって本当にありがとうございます。

とても助かりました。
そして、やっと、一歩前進することができました。


1週間ほど悩んだ結果、初めの歯医者さんはキャンセルしました。
2度目に受診した歯医者さんへ再度、受診してきました。


色々質問しようと思っていた矢先、

「1本づつでも、黒いところを白くしていきましょうか。」

とすぐに治療してくださることになりました。
まずは神経は抜かずにすみそうです。

まさか、すぐに治療してもらえるとは思っていなかったので、急なことで、涙が出そうなくらい嬉しかったです。

これから、山田先生のアドバイスも参考に、治療しながら新たな虫歯を作らないよう、しっかり予防していくように努めます。

この場所に心より感謝しています。
ありがとうございました。

natsuno さん  2008-08-09 19:15:30

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。

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