重度の歯周病で歯列矯正は「状態をみて」と言われたが可能?

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タイトル

重度の歯周病で歯列矯正は「状態をみて」と言われたが可能?


質問者
ファイト さん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病その他
歯列矯正の治療法
歯並びが悪い
公開日 2008-08-15 10:51:22
回答者
荒木謙太郎先生
渡辺 徹也先生

質問 現在重度の歯周病と診断されており、実際上顎は動揺していないは二本しかない状態です。

そのため歯列もかなり乱れてきており、治療をお願いしている先生に矯正が可能かどうか相談したところ

「難しいが、歯茎の腫れがひいたらやってみましょう」

と言ってくださいました。
治療もメンテナンスも頑張り、先生自身も

「もうだいぶ腫れはひきましたね、もう少しですね」

と言いつつ何ヶ月も過ぎており、ものすごく忙しくしている先生で、患者さんの数もいつも満杯状態で流れ作業状態なので

「なんか逃げられてる…?」
「ほんとは矯正できる状態じゃないんじゃ…」

と疑心暗鬼です。
以前別の方の投稿で、歯周病でも矯正は可能とは読ませていただいたのですが、私のようなかなりの重度のものでも可能なのでしょうか?

また仮に可能だとして素朴な疑問なのですが、矯正しても歯が動揺している状態が改善されるわけではないと思うので、また少しずつ動いて元に戻ってしまうということはないのでしょうか?


どうぞよろしくお願いいたします。

ファイトさん  2008-08-03 10:17:23
回答1
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。

歯周病がある場合の矯正処置はその状態によって可能であったり、不可能であったりしますのでネット相談では可能とも不可能とも言えないのが現実です。

一つだけ言える事としては、仮に現在の状態が矯正処置可能であったとしても術後のブラッシングを高いレベルで維持する事や、定期的な検診を怠ると抜歯の可能性が飛躍的に高まりますので、術後にどれだけ頑張れるかで予後は変わります。


また、矯正処置後の後戻りについては歯周病の観点から可能性がありますが、定期検診を受けていれば対応はしていただけるものと思います。


ご参考になさってください。

2008-08-03 10:51:22
回答2
土田歯科医院(宮崎市)の渡辺です。

こんにちは。


重度の歯周病の方の矯正治療は、骨の量も少なくて「出来なさそうな感じ」がするのですが、実際は(歯周治療完了後なら)大丈夫です。

矯正中がブラッシングしづらくなったりするせいで歯周病が再発しないかとか、そういう心配ならありますので、それは頑張って下さいね。

現在のぐらつきがある様ですが、矯正を始めるとそれが強くなります。

歯周病のない方でも矯正を始めると歯がぐらつき出すのですが、それが著明に現れると思います。


矯正終了後には現在と同じぐらいにまで戻ってくれる・・のが理屈なのですが、実際には咬み合わせの変化等もありますし、通常問題にならない根吸収も起きたりすると、多少変化が現れるかも知れませんね。
歯によってはぐらつきがかえって収まる可能性もあります。


歯周病のない方でも長期間リテイナーを使用したり、裏側にワイヤーを貼り付けたりして永久固定したりはよくする方法で、手を離していれば後戻りはします。

基本的には、何らかの方法(ワイヤー、または差し歯があるなら連結クラウン等)で歯を永久固定することになる可能性が高いのではないかなと思いますよ。


それは確かにデメリットですが、矯正が終われば歯磨きもかえって容易になるでしょうし、見た目の満足度も得られるかも知れません。

矯正専門の先生だとかえって元歯周病患者さんの矯正は尻ごみされることもあるぐらいですから、現在の先生によく相談してみて下さいね。


2008-08-03 18:07:34
返信1 荒木先生、渡辺先生、お忙しい中回答本当にありがとうございました。

他の方もそうだと思いますが、一人で悩んでいる状態ですので、心強く涙が出そうなほどうれしいです。


今かかっている先生に再度矯正の件相談しました。
結果、矯正は無理だと言われてしまいました。

理由は、矯正にあたって一番大きく治したい(かなり後ろにひっこんだかたちになっています)が上の前歯(右1)なのですが、その隣の歯(左1)の根がもう1〜2ミリしか残っておらず、矯正するとその歯が抜けてしまう確率が高いこと。

抜けた場合隣の歯の矯正も難しくなるし、抜けた箇所にインプラントを入れるとしても歯のない状態が八ヶ月ほど続くことになり、前歯なのでダメージが大きいのではないか。

であれば矯正をあきらめて今の状態をキープすることを考えた方がよいのではないか、ということでした。


今その右1の歯は動揺が激しいので左1の歯と接着剤で固定している状態です。

私としては、その動揺の激しい歯を抜いたとしても、可能な方法があるのであれば、矯正をして歯列を整えたい気持ちです。
歯周病の方は現在落ち着いており、以前はひどいところでは10ミリ、平均6ミリだったポケットが、2〜3ミリになっています。


やはり難しいのでしょうか。
アドバイスをよろしくお願いいたします。

ファイト さん  2008-08-07 00:15:18
回答3
土田歯科医院(宮崎市)の渡辺です。

過分なお礼の言葉をありがとうございます^^



>今かかっている先生に再度矯正の件相談しました。
>結果、矯正は無理だと言われてしまいました。

そうですか、では今の先生に無理にはお願いしない方が良いかも知れませんが・・判断が難しいですね。

ただ難症例ですが、可能は可能だと思います。
骨が少なくてぐらぐらしているからと言って、矯正が出来ないということではありませんからね。

ただし、矯正終了後には相当数のを連結固定(おそらく連結冠)をしないといけないでしょうね。

歯を相当削ります(先生によっては神経も抜かれるかも?)ので、そのデメリットを受け入れられるのが条件になってしまいます。

最悪抜歯になる歯があっても・・とまで考えられるのでしたら、お引き受けしても良さそうな気もするのですが・・何か感じるところがあるのでしょうね。





ファイトさんの場合、間違いなく難症例中の難症例です。

歯周病
・矯正
補綴(かぶせもの)
・(やり方によっては)根管治療

のどれもが、相当高いレベルで自分で出来る先生+理解があってセルフケアが十分出来る患者さん、の組み合わせでないと、難しいと思いますよ。

ポイントとして、

・歯周病の得意な先生
・矯正の得意な先生
・補綴の得意な先生
・(根管治療の得意な先生)

の組み合わせ(3〜4名の先生)では非常に厳しいです。
(普通誰かに拒否される??のが大きな理由です)



歯周治療に関しては、担当の先生は大変に素晴らしい結果を出されてると思いますよ。
なかなか担当の先生を上回る技術を持つ先生を見つけるのは難しいでしょうね。

もちろんファイトさんご自身も、相当頑張られましたことと思います。


せっかくそれだけ強いご希望をお持ちですので、希望が叶うと良いのですが・・私はひと目も拝見していませんし、術者にもなれませんから、担当の先生ともよくよく相談してみて下さいね。

お大事にどうぞ。

2008-08-07 01:20:07
返信2 渡辺先生、丁寧な回答をありがとうございました。
旅行中でしたので返信が遅くなりすみませんでした。

先生の回答を読ませていただいて、客観的な目を持つことができました。


難症例中の難症例、そうですね。

担当の先生にも三百人に一人くらいの若年性歯周病でしょうと言われました。
自分でも今思うとあれが症状のはじまり‥と思い当たるのはなんと十歳のころです。

普通の歯磨きレベルのケアではだめだったんだなあと思っています。
その自覚を持ちながら、の管理はもちろん、健康管理もしながら


担当の先生とのお力を借りて最善を尽くしていきたいと思います。

ありがとうございました。

ファイト さん  2008-08-11 13:51:29

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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