| 質問 |
お忙しいところ失礼いたします。
親知らずの抜歯に伴う全身麻酔の必要性についてお尋ねいたします。
2ヶ月ほど前より徐々に右下6〜7番が痛み始め、1月ほど前からは右顎、耳の下、舌の奥(右側)に強い痛みを感じるようになりました。
近くの総合病院の口腔外科にて診察を受けたところ、右下8番の親知らずが水平に埋伏しており、さらに三叉神経にかぶさるように位置していると指摘されました。
担当の先生より難しい抜歯になるので入院(1泊2日)の上、全身麻酔での手術を薦められました。
今回、診察を受ける前にこちらの相談室の過去ログを読ませて頂いておりまして、全身麻酔があまり薦められないとの趣旨のご返答が何件か見受けられました。
私のケースのように神経と親知らずが近い場合、局所麻酔ではなく全身麻酔が必要となりますでしょうか?
できましたら諸先生方のご意見を頂ければ幸いに存じます。
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nekoazuさん
2008-08-29 23:33:49 |
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| 回答1 |
必要というか、大学病院や市民病院の口腔外科にて抜歯する場合で入院して抜歯を行う場合には全身麻酔にするケースが多いですね。
全身麻酔にすることで体調管理をしやすくして、より安全にオペを行うことが出来るのは一つの理由になっていると思います。
私どものクリニックでは、抜歯の恐怖感を取り除き、術後の腫れや痛みを緩和するために静脈内沈静法を用いることがありますが、これは、全身麻酔薬を使い、浅く麻酔をかける方法であり、高度な麻酔のコントロール技術が必要とされます。
ですので、私どもでは専属の麻酔専門医に麻酔コントロールをしてもらいますが、それでも全身麻酔に比べると怖さはあります。
気道を確保して静脈路を確保しておいたほうが安全というのはあるでしょうね。
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| 返信1 |
麻酔の件、非常に勉強になりました。
近く手術日を決めることになりますが、その前に疑問を解消できましたので大変助かりました。
高田先生、夜遅くにも関わらず、ご返信頂き誠にありがとうございます。
| nekoazu さん
2008-08-30 00:10:50 |
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| 回答2 |
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中本です。 |
nekoazuさん、こんにちは。
既に解決済みのご質問ですが…
【1】
>過去ログを読ませて頂いておりまして、全身麻酔があまり薦められないとの趣旨のご返答が何件か見受けられました。
私も、その過去ログで答えている回答医の一人です。
ただ、親知らずの全身麻酔下での抜歯全てに否定的なのではありません。
患者さんがただ単に「全身麻酔の方が楽なのでは?」と考えられて全身麻酔を検討されている場合や、特に必要性・緊急性が高くないケースにおける全身麻酔下での4本連続抜歯などには、個人的に否定的な考えを持っています。
一方で、必要性に応じた全身麻酔下での抜歯は当然あって然るべきと思います(もちろん麻酔専門医による麻酔が前提です)。
【2】
>神経と親知らずが近い場合、局所麻酔ではなく全身麻酔が必要となりますでしょうか?
親知らずと下歯槽神経が近接している場合に、一概に全身麻酔が必要とは思えません。
ですが、nekoazuさんのケースでは、おそらく通常麻酔での抜歯を日常的に行われているであろう総合病院の口腔外科医の先生が全身麻酔を選択されたということですから、やはりその必要性は高いケースであったのではないか、と思います。
ご不安な点は、担当の先生に何でもお話になられて、手術にのぞまれてくださいね。
お大事にどうぞ。
※追記 タカタ先生>
>気道を確保して静脈路を確保しておいたほうが安全というのはあるでしょうね。
1本抜歯での全麻であれば、気道確保はせずにTIVAのケースが多いのではないでしょうか?
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