顎関節症治療のため下顎位置がかわってから、色々と不調が出てる

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タイトル

顎関節症治療のため下顎位置がかわってから、色々と不調が出てる


質問者
くわがた さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせ(咬合)治療
噛み合わせに関するトラブル
顎関節症
公開日 2008-09-29 19:35:20
回答者
湯浅 秀道先生

質問 はじめまして。どうしていいかわからず、思い切って相談いたします。


顎関節症の治療のため下顎を前方に補正するスプリントを付け、噛みあわせがかわってしまいました。


これまでは下顎を前に出さない普通のスプリントをつけ症状は軽減していて、10年ほど顎の痛みとうまくつきあっていました。

3年前、完治したいと思い、歯科医師のすすめで下顎を前に突き出した状態で作成したスプリントを付け、口が開かなくなり、咬みあわせが変わってしまいました。

現在は、少しづつですがが内側に倒れてきて、麺類が前歯で噛み切れなくなりました。
7.8番は傾きながらもせんべいも噛めるのですが、4・5番が噛み合いません。どいうか、噛めません。


歯茎もやせてきました。
弾力がなく心配です。


顎や首、頭が痛みます。(頭痛ではない痛みです)。
ですが、仕事も家事も出来ます。
会社の健康診断でも問題はありません。


治療ずみの前歯2番が虫歯になり、再治療が必要になりました。

しかし、まず、何から治療をしていけばいいのかと悩んでおります。
とりあえず、前歯の虫歯を治療するのか、歯茎なのか・・・。
前に出てしまった、下顎の位置なのか・・・。



教えて頂きたいのは、

@どの分野の歯科に行くのがよいのか
Aスプリントで前方に出した下顎は元の位置に戻せるのか
B虫歯、歯茎、下顎 何から手をつければよいのでしょうか

歯科に通院する時間がやっとできたので、今まで逃げていました。
怖くて、でも、治療する決心をしました。


どうかご回答お願いいたします。

くわがたさん  2008-09-18 18:39:43
回答1
東海市民病院分院歯科口腔外科(愛知県東海市)
湯浅です。

湯浅です。

くわがたさん以外にも、多くの方が、この投稿に注目していると思うないようなので、一般的に書きますね。
くわがたさんにおかれましては、この投稿が、ターニングポイントになるように思います。


虫歯歯茎は、顎関節症とは、別に考えて、セカンドオピニオン後に、このサイトで勉強して、良い歯科医院で治してくださいね。

******

つらい状況だと思います。

現在の状況ですと、ここで、しっかりと対応しておかないと、さらに悪化します。
大変ですが、重要な局面だと認識してください。

そして、今後、つらい状況を続けたくないとの認識をしっかりもって、しょうしょう遠くても日本でも最高レベルの歯科医師に直接診察をお願いしてください。


1.現在の主治医に、がずれて、咬合が合わないことに対しての、どのような対応をされていくのか質問してみてはどうでしょうか。


2.顎関節症の治療の展望について、しっかりと聞いてみてはどうでしょうか。

その場合のコツとしては、完治を求めるのではなく、少し症状があっても、日常生活に支障がない程度を、最終目標・アウトカム(最終的な症状の終着点)として、聞いてください。

どのような治療で、期間・費用・予後を明確に、教えてもらってください。


3.ともかく、1と2を、しっかり、行うことです。
つらいかもしれませんし、主治医の先生が忙しくて聞けないという方も、この掲示板には多くみえます。

しかし、これが、きわめて重要です。
そして、自分の不安・思いを、はっきりと、先生に述べてください。

その時間を、相談料が別途かかってもかまいませんので、しっかりと取ってもらってくださいね。


4.そのことによって、主治医の先生の意見が聞けるだけでなく、自分の不安も、言葉にすることで軽減します。

そして、その不安や症状が、明確になります。
それがないと、漫然と過ごすことになります。

この1と2は、きわめて重要で、これを飛ばしてのセカンドオピニオンは、効果も半減します。
これまでの治療の総括は、つらい結果になるかもしれませんが、これがスタートラインとなります。


5.さて、これによって、主治医の先生の意見が、きわめて明確で、あなたが納得され、治療期間が1ヶ月以内との事でしたら、それなりに続けても良いかもしれません
(すでに、一般的な治療期間を過ぎているので、さすがに、後1ヶ月としました)。

それでなかったら、センカンオピニオンを他院で得られることをすすめます。

すでに長期間とのことなので、1ヶ月との回答は難しいでしょうね。
それでも、回答をもらうことが大切です。


6.顎関節症の治療で、アウトカムは、完治でないと思ってください。

ちょっと、動かすと痛いな〜、でも、日常生活に困ってないということでも大丈夫です。

たとえば、ちょっと、肩が痛かったり、膝が痛かったりしながらも、問題なく生活している方は、ごまんとみえます。
それと同じレベルならよしとしてくださいね。


7.さて、セカンドオピニオンを求めるならば、

現在の症状がスプリントに依存していると思われるならば、東京医科歯科大学顎関節治療部が良いでしょう。
http://www.tmd.ac.jp/dent/tmj/tmj-J.htm

もし、頭痛とか、首から上の痛みが、もっともつらい症状ならば(過去の相談に、僕のコメントなどもあるはずです。)、

井川雅子  : 静岡市立清水病院口腔外科、非常勤医師(口腔顔面痛外来担当) 

和嶋浩一 : 慶應義塾大学医学部歯科口腔外科学教室講師:AOP認定医・会員、日本頭痛学会専門医

のどちらかです。


8.遠くになるかもしれませんので、必ず、予約など連絡して、確実に診察してもらえるようにしてください。

遠くでも、ここで、しっかりと診察してもらわないと、さらに、悪化すると思います。


9.ぜひ、正面から向き合って、回り道しないことを望みます。

2008-09-18 19:35:20
返信1 湯浅先生 ありがとうございます。


注目が集まるような相談を投稿したと思っていませんでした。
ちょっと、びっくりです。

先生のご回答で歯科に行く前に、私自身が決めなければならない事に答えが出ていないと気づきました。


顎関節治療部の有名な准教授には、診察して頂きました。
(悪化してすぐに、矯正歯科医からの紹介でみて頂けました)
経過観察との事で、通院をやめてしまいました。
 
それから3年、たちました。

先生のおっしゃるとおり、ここで逃げると取り返しがつかなくなると痛感します。


9.のアドバイスのお言葉、普段の生活でも言えることですよね。



今、大きな仕事をかかえているので、終わり次第、歯科医院に必ず行きます。

又、ご相談するかもしれません。宜しくお願い致します。

 

くわがた さん  2008-09-19 20:51:30
回答2
東海市民病院分院歯科口腔外科(愛知県東海市)
湯浅です。

湯浅です。

決心がついて、よかったですね。

顎関節治療部の先生に、すでに診察していただいたとのことですが、

「10年ほど顎の痛みとうまくつきあっていました。」とのことなので、その時なら、僕も、経過観察をお薦めしたかもしれません。

この時に、顎関節治療部の先生が、一番良い治療法である、経過観察を提示されたということになります。

その時に支払った料金を思い出してください。
それ以降、他の医院で、結局、悪化させたスプリントに支払った代金と比較されると良いと思いますよ。


ともかく、完治を目指さないというのが、スタートラインでもあります。
困らなければ、OKだと思ってください。
ですから、3年前と、今は、まったく状況が異なります。



また、さらに、スプリント依存なら顎関節治療部を薦めたのは、もう一つ理由があります。

この3年で、顎関節治療部の、このような状況に対するノウハウというか、治療のレベルが、かなり上がりました。

患者様が、事前に、この論文を読まれることが、逆に治療に悪影響があるかもしれないので、ちょっと、心配ですが、前向きに、良い話として、読むのなら良いかも・・・?。
以下の論文を紹介します。

http://www.bookpark.ne.jp/jdab/index.asp

このページのフリーワードに、木野、と入れてクリック。

一番上の、

日本歯科医師会雑誌
2008年 2月 Vol.60 No.11
顎関節症の増悪因子としての歯列接触癖

という論文が、参考になるはずです。
自分と違う点ばかりを探さずに、一致点を探しながら読んでくださいね。

2008-09-19 21:28:13
返信2 湯浅先生

久しぶりの、准教授の笑顔に、当時を思い出しました。

診察で、生活上の注意点を言われた事も、論文を拝読していて思い出しました。

矯正歯科医に、矯正の必要はないから尊敬する准教授にと、連絡をとっていただきました。
懐かしいです。

一般人でもご高名な先生に見ていただけるんだと思いました。
矯正歯科の先生に、心から感謝しております。


 
>この時に、顎関節治療部の先生が、一番良い治療法である、経過観察を提示されたということになります。

湯浅先生、いまさらなのですが、当時、経過観察をしましょうと言われた意味が、湯浅先生からのご回答で、やっとわかりました。

本当に、この投稿がターニングポイントになりました。

ひとつだけ不安・・こんな患者見てくださるDrいらっしゃるでしょうかね・・・。 


完治を目指さず・・。わすれません。


ありがとうございます。
大きな仕事もがんばってきます。
をくいしばらずに(笑)



本当に、ありがとうございます。

 

くわがた さん  2008-09-20 23:31:18

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。

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