右下6、7番治療後、噛みあわせ調整がうまくいかず悩んでいます

相談者: のんmamaさん (37歳:女性)
投稿日時:2008-10-20 15:42:03
こんにちは。


昨年、下記の様に治療を行いました。

・右下7番臼歯保険インレーよりハイブリッドセラミックスアンレーへの交換

・右下6番臼歯;保険銀インレーより保険でレジンへの詰め替え



その後噛み合せの調整が上手くいかず、かみあわせ症候群の様になり大学病院に紹介され、早期接触部位を削って…という咬合治療が開始されましたが、

・咬み癖(長年右側噛み)
歯ぎしりクレンチングの傾向あり)
・不正交合クロスバイト気味)
などがあるためか、なかなか軽快せず難儀しています。


セカンドオピニオンもかねて、先日咬み合わせを専門にされているという歯科医院を伺ったところ、下記の意見をいただきました。

・治療により右側が咬合低位になっていること
・臼歯の咬み合わせにプラスチック材料は、噛みあわせが安定しにくいのでかえた方がよい(すべり易いといわれました)


現在習慣性の咬合位が安定していない状態ですが、6番臼歯のレジンもかなり摩耗してきていますし、7番アンレーも咬合調整でかなり低くなってしまっているので、

他の健康なをどんどん削るよりは、まずは詰め替えによる咬合挙上行って経過により矯正治療を視野いれた方が良いのかなとも考えています。


一部歯科金属にアレルギーがあったため、臼歯に上記のような詰め替えを行ったのですが、ハイブリッドセラミックスを含め、プラスチック系の材料というのは調整を行っても咬み合わせの安定が得られにくいものなのでしょうか。

ご意見伺えますと幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2008-10-20 18:15:15
<ハイブリッドセラミックスを含め、プラスチック系の材料というのは調整を行っても咬み合わせの安定が得られにくいものなのでしょうか。

上記治療で咬み合わせが低くなる患者さんが大変多くなってきています。
低い咬み合わせを治すときには向いてません。



セカンドオピニオンもかねて、先日咬み合わせを専門にされているという歯科医院を伺ったところ、下記の意見をいただきました。

かなり正しい見方をしてくれていますが、滑りやすいことが問題ではありません。
低く治しがちが問題なのです。

http://dentistoffice.jugem.jp/?page=5

を参考にしてください。


咬み合わせが低い場合の”早期接触部位を削って…という咬合治療が”は、余計咬み合わせが低くなる最悪の治療ですから止めましょう。

上記ブログに咬み合わせの事が沢山書いてありますので、お役に立つと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-10-20 18:16:26
ハイブリッドセラミックスを含め、プラスチック系の材料というのは調整を行っても咬み合わせの安定が得られにくいものなのでしょうか?」

私はそうは思いません。

しかし、かみ合わせが微妙な人や
問題のありそうな人には、
できるだけ擦り減り難い材料を使いたいです。

また、被せモノにすべて任せるよりは、
テンプレートやバイトプレートなどの
かみ合わせの調整用のものを使用して、
トータルでバランスが取れればいいと思っております。

頻回の詰め替えは、私はお勧めいたしません。


かみ合わせの治療は総合的に行わなければならず、
ネットでのご相談には一番不向きであると私は思います。

臼歯部のレジンを交換するにしても、
それは意味があると思いますが、
診察なしで、細かいお話はできないのでゴメンナサイね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: のんmamaさん
返信日時:2008-10-20 19:42:50
お忙しいところ、早々のご回答ありがとうございます。

松山先生侍史

ホームページを拝見させていただきました。

咬合が低い場合に、治療施行部位に取り外しが可能な物(即時重合レジンで作成したものなど)をかぶせてみて、噛み合せのバランスの経過をみてから詰め替えを検討するということは可能なのでしょうか。



佐藤先生侍史

実際、噛み合せに関してはご診察いただかないと困難かと思いますのに、ご回答いただきありがとうございます。

歯科素材と咬み合わせのことを伺ったスレッドで脱線してしまい申し訳ありませんが、ご無理を承知で多少伺ってよろしいでしょうか。

バイトプレートというのかわかりませんが、夜間の歯ぎしりが悪化し、全を覆うタイプのナイトガードのようなものを作成してもらい装着は行っていました。


不勉強で申し訳ありませんが、先生がお話されているのは、全歯を覆うプレート使用により顎位の安定をはかり、バイトの適切でない部分を全歯的に補綴的に加療するということでしょうか。

それとも、交合が低位な側にパーシャルに使用して全体のバランスの経過をみて、補綴の検討というものでしょうか。


質問が不適切かも知れませんがスミマセン。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-10-21 05:18:58
のんmama さまおはようございます。


かみ合わせの不調和でずいぶん悩んでいらっしゃるようですね、このような方は時々いらっしゃいます。

咬合状態を診査していないので断定は出来ませんが、おそらく材料的なものではなく咬合状態そのものに問題があるように思います。

したがって充填物を入れ替えても本質的な解決にはならないように思います。



治療方法としては、咬合状態をしっかり診査して問題があればそこを削合して全てのが力いっぱい噛んだ時(パワーセントリック)に、イーブンに当たるように調整すればほとんど治ってしまいます。

おそらくこのやり方で治るように思います。



何とか治るといいですね、お大事になさいませ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: のんmamaさん
返信日時:2008-10-21 11:49:25
山田先生侍史

ご回答ありがとうございます。

先生と同じ方法かはわかりませんが、おそらく大学病院で行われている咬合調整も全が均等にあたる様に行われているのだと思います。

ただ、歯列がV型で臼歯がかなり内側に倒れ込んでいてクロスバイトになっているため、残念ながら面に均等にあたる様にするには
エナメル質内での削合調整では難しそうです。

噛み合せに問題がある場合に、治療後に微調整が難しい場合があるという認識が今まで正直ありませんでしたので、治療法に暗中模索の中ご意見を伺えるのは非常に有り難く感謝しております。




お忙しいところありがとうございます。



タイトル 右下6、7番治療後、噛みあわせ調整がうまくいかず悩んでいます
質問者 のんmamaさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 詰め物、インレーのトラブル
噛み合わせ(咬合)治療
噛み合わせに関するトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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