外科矯正で不定愁訴を治療したいが、先生によって見解が違います

相談者: ちゃちゃ8110さん (28歳:女性)
投稿日時:2008-10-21 14:31:29
はじめまして。

私の咬合は、若干の開咬下顎前突気味(切端咬合程度)で、下顎が少し左にずれているそうなのですが、歯列自体の並びは割と整っていて、今まで外見上、気にすることはありませんでした。

通っていた歯科(A先生とします)でも、

は全然噛み合ってない。これを治すには手術しかないけどそこまでして治す必要は無い」

と言われていました。

しかし最近の歯に関する報道などを見て、自分で調べる内に、

『年々酷くなる肩凝り・それに伴う酷い頭痛・咀嚼中の首が攣るような感覚・胃弱ですぐに吐き気を催す』

と言った症状が、不正咬合に関係しているのではないかと思うようになりました。


そこで有名な口腔外科を受診したところ、2人の先生に外科手術したほうがよいとの診断され、やはり外見上それほど問題は無くても、手術して治した方がよい症状なのだと考えていました。

そこで両親に話したところ、

「外見上問題があるようには見えないのに、そんな大掛かりな手術をする必要があるのか」

とかなり難色を示され、勝手に上記のA先生に相談されてしまいました。

A先生はやはり大反対されたようで、

「絶対にやめたほうが良い。神経が関係する手術だから神経系の後遺症に悩まされる人が多い。酷い耳鳴りなど今感じてる不定愁訴以上の後遺症が起こることを考えたら、外見上の大きなコンプレックスが無いならやるべきではない」

と仰っていたようです。

口腔外科の先生も顎変形症の分野でベテランの先生ですし、A先生も外科手術経験のある信頼の出来る先生ですので、全く違う見解に戸惑っております。

どうかご意見を伺わせてください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-10-21 18:47:10
はじめまして。

この問題は難しいですね。。。

このサイトでも、「開咬」や「オープンバイト」で過去の相談から検索してもらうと、結構注意が必要だということが理解して貰えると思います。

慎重にならざるを得ない咬み合わせとは言えます。

私には結論は出せませんが、問題点と、分かっていることを整理して考えられると良いかと思いますよ。

思い浮かぶものを羅列してみますね。



・開咬は、顎関節症とは関連が強いかも知れないことがしられている

・不定愁訴との関連は実際のところは不明(→ありそうな感じはします。スプリントなどで改善する様なら、かみ合わせの影響は疑えるかも・・)

・今まで虫歯の治療が多い → 今後も虫歯の治療を繰り返す → 開咬だと、歯科治療によって今後かみ合わせが更に狂う確率が高い

・今まで虫歯の治療が多い → 奥歯が修復物のダツリ、歯根破折等でやられていくことが多い

・今現在、虫歯の治療痕が少なく、顎にも症状がないのなら、この先も問題が発生しない可能性大

・外見のことは問題ではない

・外科の先生は外科が得意

矯正治療後、それまで感じなかった不定愁訴に悩まされるケースもある(関連性については不明)



・・・みたいな感じで、整理してみて下さいね^^
ご参考までに。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-10-21 19:05:02
>『年々酷くなる肩凝り・それに伴う酷い頭痛・咀嚼中の首が攣るような感覚・胃弱ですぐに吐き気を催す』と言った症状が、不正咬合に関係しているのではないかと思うようになりました。

これと、

>やはり外見上それほど問題は無くても、手術して治した方がよい症状なのだと考えていました。

どっちのリスクをとるか?


どちらの先生のお話も筋が通っていて、
矛盾するようですが、どちらも正しいのです。


あらゆる治療にはリスクがあります。

質問者さんがどちらを優先されるかは、
現在のお困り具合と、将来の問題のご自身の価値観だと思います。

ただ、

>『年々酷くなる肩凝り・それに伴う酷い頭痛・咀嚼中の首が攣るような感覚・胃弱ですぐに吐き気を催す』と言った症状が、不正咬合に関係しているのではないかと思うようになりました。

こらの症状を解決できるのは、根本的には、外科が絡むと思いますが、それしか方法がないわけでもありませんから、


「どうしても不可避なら、外科を選択することには十分に意味があり、回避可能なら、外科は回避する方が安全である。」

と私は思います。


質問者さんが私の患者なら、外科以外をすべて試してから、
治らない、もしくは納得がいかない場合に外科をおこなうのではないか?

と、思います。

回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2008-10-21 19:15:03
>若干の開咬下顎前突気味

であれば、手術は必要ないと思います。

手術はあくまでも顔貌まで問題がある(顎変形症など)、上下顎の対咬関係が矯正では不十分な結果になる、あるいは時間的制約から早く治したい時などに応用されます。

開口はMEW方、リバースカーブのNiTi形状記憶合金ワイヤーの応用で昔程難しくはなくなりました。

ただし反対咬合ですので、どこまでご自身が満足される結果になるかが問題です。

セットアップモデルを作成して、シュミレーションしてもらえればよいのですが、、、。

あくまでも、よく相談をされた上で、本人が決めることです。

私としては、矯正で不十分な結果を承知で(反対咬合という骨格の問題があるため)選択するのが、よいと思います。

口腔外科医、開口まで矯正を手がけています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちゃちゃ8110さん
返信日時:2008-10-21 22:51:21
渡辺先生、佐藤先生、松山先生、早速のご回答ありがとうございます。
非常に丁寧にお答えいただいて大変参考になりました。


私の症状を補足させていただきますと、

・割と頻繁に顎関節症らしき症状(シャリシャリ音がする、痛みが数日続く)が出る

歯肉が痩せている(A先生が手術に反対される理由の一つだそうです)

虫歯にはなりにくいようで治療痕も無し。虫歯になった親不知は4本とも抜歯済み。


ここ数年で症状が徐々に酷くなってきていて、最近は1ヶ月に1週間程は、肩や首の凝りに伴う頭痛と倦怠感で寝込んでしまってます。

色々な種類の痛み止めを試しましたが全く効かないので、3〜4日ひたすら痛みがひくのを待つしか無い状態です。

血液検査や健康診断でも問題は無いと言われましたので、不正咬合が関係している可能性が高いと考え口腔外科を受診しました。

こんな状態が、この先一生続く(もしくは、このままどんどん悪化する)のであれば、多少のリスクを背負ってでも外科矯正に賭けてみようと思っていたのですが、A先生の口ぶりではリスクがかなり高いような印象を受けましたので決意が揺らいでしまいました。


先生方のご意見も参考にさせていただいて、次回の口腔外科の診察の際に納得のいくまで'症状改善の可能性'と'後遺症の可能性'について、執刀医の方と矯正医の方に詳しく伺おうと思います。

後は他に改善の方法はないかを調べてみます。

本当にありがとうござました。
回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2008-10-22 09:19:41
開咬の場合は舌の癖も大きな要因になりますので、その辺も気をつけてみてもらうようにしてください。




タイトル 外科矯正で不定愁訴を治療したいが、先生によって見解が違います
質問者 ちゃちゃ8110さん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
矯正関連
その他(診断)
外科矯正
下顎前突(受け口)
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




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