虫歯治療後も続く痛み。神経を取るか否かの判断は?(イギリス)

相談者: ハーブティーさん (29歳:女性)
投稿日時:2008-11-18 07:29:48
こんにちは。
イギリス在住です。

2007年12月、右上6番を、日本で一時帰国の際にC2で治療しました。

その後、2次カリエスができていたようで冷たいもの、熱いもの、冷たい風などがあたるとしみる期間が数ヶ月ありました(2008年9月〜今まで)。

そろそろ歯医者に行ったほうがよいのでは?と思い始めた頃、何もしなくてもジワーンという鈍痛が起こるようになりました(特に夜、寝転んだとき)。
我慢できないほどではなく、寝付きにくいという感じです。


11月15日、の救急病院に行き、応急処置という形で既存のインレーを削り取り、虫歯を削ってもらい、今、仮詰めをしてある状態です。

治療の際、熱いものもしみる、何もしなくても痛いことがあるという旨を伝えましたが、レントゲン撮影はありませんでした。

削る際に麻酔をしてもらったのですが、その麻酔が切れてくるころにまたジワーンという痛みが戻ってきました。
前と全く同じ痛みです。
この痛みは夜にかけてよく起こっていたのですが、11月17日は日中も数時間続きました。

仮詰めした状態でも、冷たいものがしみる状態です。
熱いものに対して、前より過敏でなくなりました。
風に対しては何も感じなくなりました。


応急処置をしてくれた先生は

「虫歯をけずったので痛みもとれるはずです」

と言っていたのに、痛いので不安になっています。
歯髄まで達しているとも言っていませんでした。
この痛みはどこから来ているのでしょうか?


11月17日、歯に刺激を与えた後など(ご飯をその治療中の歯で噛んでしまったり、しみるかどうかのテストでわざと熱いお湯を飲んだりすると)5分間ほどかなり強く痛みました。

このまま普段のかかりつけの歯医者(保険適用の)に行って、型取りされて、インレーかクラウンをはめるのはよくないでしょうか?
(それが応急処置をしてくれた先生の方針でした)

神経を取り除く必要性があるかどうかは、レントゲンで分かるのでしょうか?
11月19日に歯医者の予約が入っているのです。


今の仮詰めのまま、様子を見る利点はありますか?
今年の12月後半、日本へ一時帰国(4週間)の予定がありますが、そのときまで根管治療を待ったほうがいいでしょうか?

イギリスの根管治療で一度ひどい目に合わされたので(鼻とほっぺの境界線が分からなくなるほど腫れ、死にたくなるほど痛かったです)、イギリス根管治療が信用できるものなのか、かなり疑問を持っています。

長くなりましたが、ご回答頂ければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-11-18 10:11:06
ハーブティーさんこんにちは。

正確な状況はわかりませんが、文面から予想して書かせていただきます。


>この痛みはどこから来ているのでしょうか?

と言うのは虫歯になっても痛みがありますが、虫歯を削ったり虫歯でなくても健康な歯を削っても痛みが出ることがあります。
削ると言う刺激に対して歯髄炎症反応を起こしているからです。

ハーブティーさんもおそらく虫歯を削った刺激で痛みが出ていると思われますが、正確なことはわかりません。

もし痛みが少しずつよくなっているのであれば、削った刺激に対する痛みの可能性が高いですね。


>このまま普段のかかりつけの歯医者保険適用の)に行って、型
取りされて、インレークラウンをはめるのはよくないでしょうか?
>(それが応急処置をしてくれた先生の方針でした)
>神経を取り除く必要性があるかどうかはレントゲンで分かるのでしょうか?

考え方もありますが、私は痛みがある状態ではインレーを装着するのは行いません。
痛みがある程度鎮まった状態で装着するほうが良いと思います。

また、神経を取るか否かの判断についてはレントゲン上では大体の予想はできますが、実際には削ってみてどうかという判断になります。


>今の仮詰めのまま、様子を見る利点はありますか?
>今年の12月後半、日本へ一時帰国(4週間)の予定がありますが、そのときまで根管治療を待ったほうがいいでしょうか?

もし、虫歯が完全に除去されていて、痛みが引いてくるのであればそのまま様子を見て、インレーを装着すればよろしいのではないでしょうか?

そうすれば根管治療の必要はなくなります。
完全に神経まで虫歯が進んでしまってはしようがないですが、なるべくなら神経は抜かないほうが良いと思います。

参考にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハーブティーさん
返信日時:2008-11-19 08:59:11
畑田先生、お忙しい中のご回答ありがとうございます。

少なくとも痛みがある状態でのインレー装着は断ってもいいということが分かり、安心しました。

肝心の痛みなんですが・・・どうにもひどくなっているような気がして仕方ありません。
夜も寝られないし、微熱もあり、今ではに触っただけで痛いので、右上6番で噛むなんてもってのほかという感じです。

ただ、水にしみたり、熱いものにしみたりというのがなくなった気がします。痛みの種類が変わりました。

これはどういうことだか見当がつきますか?


明日、歯医者の予約が入っているのでレントゲンをとってもらって、今後の治療方針を話し合おうと思います。
とりあえず、この痛みに耐えるのが限界になってきました。
神経になにかしら害が及んでいる気がして仕方ないのですが・・・


万が一、こちらで根管治療を始めて、インレー装着を日本一時帰国時に行うとしたら、根管治療の成功の鍵はイギリスの歯医者の腕にかかっているのか、日本の歯医者の腕にかかっているのか、教えて頂けますか?

変な質問で申し訳ありません。よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-11-19 10:30:54
ハーブティーさんこんにちは。

痛みがひどくなったと言うことでご心配だと思います。


>これはどういうことだか見当がつきますか?

拝見していないので想像だけでお答えさせていただきますが・・、水にしみたりする症状がなくなったと言うことは歯の神経がそれを感じなくなったと言う可能性があります。
すなわち、の神経が何らかの刺激によって炎症を起こし死にかけている可能性があると言うことです。

そちらの歯科医院にあるかどうかわかりませんが、歯の神経が生きているか死んでいるかは電気歯髄診(electric pulp test)という機械を使えばわかります。
もし神経が死んでいた場合は神経を抜かなくてはなりません。
となると根管治療が必要になります。


>万が一、こちらで根管治療を始めて、インレー装着を日本一時帰国時に行うとしたら、根管治療の成功の鍵はイギリスの歯医者の腕にかかっているのか、日本の歯医者の腕にかかっているのか、教えて頂けますか?

根管治療が必要になった場合は、イギリスの歯科医師の腕にかかっているでしょう。


あくまで推論ですが参考にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハーブティーさん
返信日時:2008-11-19 10:47:15
畑田先生、お忙しい中度々ありがとうございます。

やはり神経を取り除く必要性があるかもしれないのですね・・・残念です。
明日とりあえず生きているか死んでいるかのチェックをしてもらえるか聞いてみます。

もし、神経が死んでいて、痛いのを我慢できるとしたら日本一時帰国時(約一ヵ月後)まで、仮詰めのまま日本で根管治療を始めても問題はないでしょうか?
何度も質問してしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-11-19 11:06:12
そうですね。
神経が死んでいるとしたら細菌に感染している可能性があるので、なるべく早く処置をされたほうが望ましいですね。

海外で不安もあるとは思いますが、がんばってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハーブティーさん
返信日時:2008-11-21 09:01:00
度々失礼します、畑田先生。
先日、診察に行ってきました。

pulp testをお願いしたのですが、私の担当の先生は何かにつけて面倒だなという態度をしめす先生で、

「してもいいけど・・・」

と言いつつ結局してくれませんでした!


その代わりに仮詰めの上から冷たい試験液みたいなものをの周りにつけて、

「何か感じる?」

と聞かれましたが、やはり冷たい、熱いものでの反応は一切なくなっていました。
すると先生は、

「何も感じないからと言って神経が死んでるって断定はできないからね」

と言って、仮詰めをあけて様子を見てもらいました。

「神経まで達してるようには見えないけど・・・」

と言いながらまた中を少し削っていました。
ちなみになんで削ったのか分からなかったのですが・・・



それで、

「仮詰めの高さが高すぎて、噛み合わせが悪くなってたのが痛みの原因かもしれない」

と言われました。
私が、

「もう神経はいくつかとってしまっているので、できれば根管治療はしたくないんですが」

と言うと、

「私だって根管治療なんてしたくないわよ!」

と言われてしまいました。
そして仮詰めをまたしてもらったのですが、低いこと!
削った歯がほとんどむき出しです。
なんで仮詰めでもちゃんと高さ調整してくれないのか不思議です。


肝心の痛みがおさまってきました。
これは神経が完全に死んでしまったということなんでしょうか?
それとも神経に近いところまで削ったあとの炎症が治まったのでしょうか?
どうやって判断ができるのですか?


こちらの担当の先生は、このまま根管治療を行わずに治療を終了するつもりです。
しかも、前回インレーが入っていたのを知っているのにもかかわらず、型とりはなし、後一回来たときに本詰め物(filling)をしておしまいと言われました。

どういうもので詰め物をするのでしょうか?
型とりもしないなんて、また仮詰めとさほど変わらないものなのでは?と思ってしまいます。

少し感情的になってしまいました、申し訳ありません。
もしかして本当に神経が回復したのだったら願ってもないのですが。
よろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-11-21 10:52:04
ハーブティーさんこんにちは。

痛みがなくなってきたと言うことで、良かったですね。


>肝心の痛みがおさまってきました。
>これは神経が完全に死んでしまったということなんでしょうか?
>それとも神経に近いところまで削ったあとの炎症が治まったのでしょうか?

こればかりは両方の可能性がありますね。
残念ながら実際に拝見していないのでなんともお答えできません。


>どうやって判断ができるのですか?

担当の先生がしたような冷刺激によっても判定できますが、電気歯髄診のほうが信頼性は高い気がします。

それから修復処置はインレーでなく、CR(コンポジットレジン)で行うのではないでしょうか。

いずれにしても痛みもなくなったことですし、一ヵ月後に帰国するのであれば日本に帰ってから日本の歯科医師に診てもらえばすっきりする気がします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハーブティーさん
返信日時:2008-11-23 08:54:28
何度もご回答して頂き本当に感謝しています。

痛みがなくなったので、一ヵ月後の一時帰国時に右上6番を診てもらおうと思います。
ありがとうございました。



タイトル 虫歯治療後も続く痛み。神経を取るか否かの判断は?(イギリス)
質問者 ハーブティーさん
地域 海外
年齢 29歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
むし歯 治療後の痛み
イギリス
回答者




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