患者から検査を要求し虫歯を指摘されるのは腹が立つ?

相談者: ぶひまるさん (30歳:女性)
投稿日時:2008-10-27 01:43:08
お世話になります。



5年前から通っているかかりつけの歯科クリニックでの事です。

9月の定期健診パノラマと視診、触診で歯茎も問題ないし歯みがきも上手にできていると言われたのですが、最近右下6番と7番の間と左上6番と7番の間だけ必ずフロスが引っかかり切れてしまう事が気になっていたので

「もしかして虫歯か何かになっているかも」

と先生に伝えたところ、

「俺が診察して問題ないんだから何もなっていないはず」

と言い返されてしまいました。


しかし、どうにも気になって仕方なかったし、自分の歯の事なのでパノラマだけでなくデンタルも撮ってほしいと頼んだら

「ったく面倒な患者だなぁ」

と小声で言われ、しぶしぶデンタルを撮ってくれました。
すると、右下6番と左上7番それぞれ2本ともC2であることが判明しました。


どうもその先生は患者が自分の見つけられなかった虫歯を指摘されたのが癇に障ったらしく、その後の態度が横柄になりました。

私はパノラマと視診だけではどうしても判断できない事をこのサイトで知っていたので、その先生が見落としたなんてこれっぽっちも思っていないのに・・・むしろ面倒がりながらでもデンタルを撮ってくれてありがとう!と思った位です。


今もその歯医者で治療中ですが、他の患者さんとは雑談に花を咲かせていたりするのに、私が治療について質問すると「今治療中だから話しかけないで」と言われました。

それならと思い、治療が終わってから質問すると「次の患者の治療の邪魔する気か!?」と訊いてもらえなくなりました。


今までは技術的も人間的にも優れた先生だと信頼していたのに、今回の件以降あいさつもロクにしてくれなくなり、なんだかガッカリしてしまいました・・・



そこで歯医者さんへ質問なのですが、患者から診察や治療、説明を求める事は歯医者さんにとって腹の立つ事なのでしょうか?
それとも私の事が個人的に嫌なだけでしょうか?
 

長文駄文で申し訳ありませんが、ご教授よろしくお願いいたします。 
 


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-10-27 01:59:23
こんにちは。


ここでその言動が事実かどうかの確認は出来ないですが、もしもこの文面通りだったとしたら・・・空耳でないとしたら・・・転院された方が良さそうな気がしますが・・。



>患者から診察や治療、説明を求める事は歯医者さんにとって腹の立つ事なのでしょうか?

いえ全然。
むしろ助かります。



都会で開業されてる先生には、地方で勤務医している私には計り知れない様なストレスがあるのかも知れませんね。。。。



お大事にどうぞ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-10-27 03:19:23
ぶひまるさまこんばんわ。


信頼していた先生にむし歯について診査を依頼したところ、嫌な対応をされてがっかりなさったのですね。

私も渡辺先生と同じ意見です。


これからも主治医との関係が改善する可能性は低いと思います、嫌な思いをしながらご自身のの治療を続けるのはおそらく苦痛以外の何物でもないと思います。


我々臨床家は患者さんに鍛えられるという側面を持っています、患者さんの意見を謙虚に受け止めることも必要だと思っています。

そうは言うものの、人間ですからそんなに素直になれないというところもないわけではありませんが・・・・・。



実るほど頭をたれる稲穂かな。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-10-27 11:45:42
僕も同意見ですね。

>患者から診察や治療、説明を求める事は歯医者さんにとって腹の立つ事なのでしょうか?

逆に「ああ、この患者さんはご自身のに対して関心が高いんだなぁ‥」と思うくらいですよ。

いい事では無いでしょうか?


ただ、今回のようにデンタルなりで調べた結果「なんでもないですね、大丈夫ですよ」と言っているのに「ホントですか、ホントですか?虫歯じゃないんですか?」としつこいのは嫌かも(笑)。

いずれにしても担当の先生のキャラクター次第と言ったところでしょうか。



>実るほど頭をたれる稲穂かな。

最初から垂れっぱなしなダメ歯医者@タイヨウ

です。 ^_^;

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぶひまるさん
返信日時:2008-10-27 18:25:15
先生方、早速のご回答ありがとうございます。


渡辺先生

>いえ全然。
>むしろ助かります。

そうなんですね。ホッとしました。



山田先生

>これからも主治医との関係が改善する可能性は低いと思います、嫌な思いをしながらご自身のの治療を続けるのはおそらく苦痛以外の何物でもないと思います。

まさに今苦痛です(泣)。
あとは注文中のゴールドインレーを入れたら終了なので、あと1回ガマンして行きます。



たいよう先生

>逆に「ああ、この患者さんはご自身の歯に対して関心が高いんだなぁ‥」と思うくらいですよ。

私は自分の歯に関心を持つことは、患者の義務であると思っています。
歯が痛くなったら歯医者に行けばいいやと思っている方が、逆に迷惑な気がするような・・・


>ただ、今回のようにデンタルなりで調べた結果「なんでもないですね、大丈夫ですよ」と言っているのに「ホントですか、ホントですか?虫歯じゃないんですか?」としつこいのは嫌かも(笑)。

そうですよね。私はそこまで調べてもらえれば十分ですし、今ある歯学での診断の限界もそこそこわかっていつつもりなので、その辺は気をつけるようにしています。


この先生、患者の前で助手さんや衛生士さんをどなりつける先生なので、この点でもいやだなーと思っていました。
ちょうど潮時だったのかもしれません。


今通っている歯医者は2人先生がいて、もう1人の先生は誰に対しても温和な先生なので(腕もピカイチ)そちらの先生に診てもらうのもテなのですが、今の先生がいるのに別の先生に替わるというのはいかがなものでしょうか?

先生方は、もし自分のクリニックに2人先生がいて自分の担当患者が別の医師に交代してほしいという希望をだしてきたら、どう思いますか?


あと、前にこのクリニックで修行していた先生で、別の場所に開業された先生のところに通う事も検討しています(今の先生はこの先生の後釜で、後輩でもあります)。
ただ、往復2時間かかることがネックですが・・・


なにかとお騒がせで申し訳ありませんが、ご教授よろしくお願いいたします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-10-27 20:25:33
ぶひまるさんは、担当の先生を信頼していた と書かれていますが、担当医の診断を信頼していないからこそデンタルを撮影してもらったんですよね?
(信頼しているのに、あえて別の検査をしてもらうなどということは普通ありえませんから。)

また、担当医の判断でなく、ぶひまるさんの判断が正しかったことが、結局判明したわけですよね。

こういった状況で、平然としていられるとしたら、その先生のほうが普通じゃないですね。
心中穏やかでないのが当たり前かと思います。


また、信頼関係の変化は、おたがいが感じ取りますから、ぶひまるさんの態度から、担当医は自分が信頼されていないことを感じ取り、態度が豹変したのだと思います。

そうなってしまえばフレンドリーな会話は不可能じゃないでしょうか。



>患者から診察や治療、説明を求める事は歯医者さんにとって腹の立つ事なのでしょうか?
>それとも私の事が個人的に嫌なだけでしょうか?

自分を信頼してくれている場合は、他の先生の回答どおりですが、信頼されていないのがわかっている場合に、同様の対応ができる先生はいないと思います。
信頼されていないのに説明したって意味ないですからね。


担当医が信頼できないのに信頼しろと言いたいわけではもちろんありませんが、信頼できないと意思表示した時点で、それなりの覚悟は必要かと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぶひまるさん
返信日時:2008-10-27 22:54:44
森川先生、早速のご回答ありがとうございます。


>担当医の診断を信頼していないからこそデンタルを撮影してもらったんですよね?
>(信頼しているのに、あえて別の検査をしても>らうなどということは普通ありえませんから。)
 
私の考える信頼関係と森川先生のお考えの信頼関係は、少しずれがあるように感じます。

私は、
医師の診断を信じる=信頼関係が成り立っている
ではなく、お互いが医師と患者という関係を超えて、人と人という立場で、お互いの色々な考えを取捨選択できる事が信頼関係の成り立ちと考えています。
 

>こういった状況で、平然としていられるとしたら、その先生のほうが普通じゃないですね。
>心中穏やかでないのが当たり前かと思います。

なるほど、担当の先生はこんな心境だったのですね。
患者の訴えが正しかったから心中穏やかでなくなるのですか・・・



それとこれとは話が違いますが、私は看護師の仕事をしていて、体の不調を訴える患者さんに「先生が大丈夫って言ってたら様子を見てね」と言い、病室を出た後しばらくしないうちに急変した事を思い出しました。

私はその患者さんにあの時もっと訴えに耳を傾けていたら何かできたのではと申し訳なく思い、自分のふがいなさに腹が立ちしばらくヘコみました・・・


話がそれましたが、今回の件は私の態度にも問題があったようです。
あと1回しか行く事はないと思いますが、謝罪する事も頭にいれて治療に行ってきます。
 
助言 助言1
助言者: クロスケさん
助言日時:2008-10-29 01:07:18
どうも初めまして。

患者側から感じたことを書きます。


>患者から診察や治療、説明を求める事は歯医者さんにとって腹の立つ事なのでしょうか?

時間的なこと

歯医者の方は、ひとりで開業している場合が多く、ひとりで多くの患者さんに対応しなければいけないので、診療や治療に説明を求められるとそこに時間がかかるので嫌がる先生もいるかと思います。

そうすると治療していく段階で治療方法に選択肢がある場合、患者側に情報がいきわたらず、思うような治療が受けられません。

また、時間的な制約でいえば、初診の後の治療で、治療箇所以外のところを毎回チェックする時間などないはずです。

ですから、治療回数を重ねていくときに、別のところが虫歯になったとしても歯医者さんは気付かないし、患者側が指摘しても
なぜか認めようとしない先生がいます。
(おそらく、毎回口内全体をチェックできていると思い込んでいる)



外科的処置であること

その口内の異常が起きている所をみれば、どう治療すればいいか歯医者さんはわかると考えているので、基本的に患者さんとコミュニケーションを取る必要がないと考えている先生がいます。

つまり、自分が正しいからなにも言わず治療を受けてもらおうと考えています。

これに関しては、痛みの出方とか症状も個人それぞれなので、治療者と患者のコミュニケーションは必要であり、自信過剰な治療をしている姿勢だと感じました。


今年、僕が長い間(トータル半年以上)、いまも歯医者通っていますが、そういった治療をしている先生は古い考え方をしている
先生が多いように感じます。

普通の1か月かそこらで治してもらうときは、歯医者さんの違いや治療姿勢までみえてきませんが、僕が、同じ歯医者に長く通い続け、さらにセカンドオピニオンで他の歯医者にかかったことでこういったことを感じるようになりました。


全体的には、全身をみる医者と歯医者さんは、区別して患者は接しなければいけないと思います。

医者は医者でも歯医者さんは、歯茎をみることを主にしているので、治療範囲が狭く、その分野に関しては自意識過剰(自分が正しい)と考えている、もしくは本人が意識していなくてもそういう姿勢の先生が多く見受けられます。

良い先生もいるんですけどね〜。

以上ご参考までに!!
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-10-29 03:15:53
クロスケさま。

正鵠を得た御意見ですね。

肝に銘じておきます。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2008-10-29 08:27:11
>正鵠を得た御意見ですね。
>肝に銘じておきます。

山田先生・・・


クロスケさん>

まあ、たくさんあるんですが1ヶ所だけ

>全体的には、全身をみる医者と歯医者さんは、区別して患者は接しなければいけないと思います。

>医者は医者でも歯医者さんは、歯茎をみることを主にしているので、治療範囲が狭く、その分野に関しては自意識過剰(自分が正しい)と考えている、もしくは本人が意識していなくてもそういう姿勢の先生が多く見受けられます。




眼科はどうでしょうか?
一部、論理的な飛躍(たとえば 治療範囲が狭い→自意識過剰)と感じられる部分がありますので、わかりやすく説明願います。

助言 助言2
助言者: クロスケさん
助言日時:2008-10-29 11:34:14
>森川先生

論理的な飛躍・・と申されましても。

僕は歯医者さんじゃないので、実際歯医者さんがどういう意識をもっているかわかりませんし、患者として治療を受けてみて感じた事なので、わかりやすくするために順序だてていますが、感情的なことなので、そもそも論理的な展開はありません。
すいません。
(特に自意識過剰だと感じるかどうかはひとそれぞれですし、どうしてそう感じたかについては直感的です)


>眼科はどうでしょうか?

他の科にこれほど長期間、通ったこともないのでよくわかりません。

あえていえば、他の科はどうなのか?という視点でものをみているのであれば、いまは医者さんにどういった問題があるのだろう?ということに目がむけられていないので、問題点、改善点はみつかりにくいかと思います。

山田先生のいう素直に受け取る、そして次の改善に活かすという姿勢大事だと思います。


つまり、一方は親切にしても他方はそうは受け取らないといったことが、コミュニケーション不足、仕方によって起こることがあるので、注意を払っていただきたいということです。
(痛みを伴ってくる患者さんは言葉にも敏感だと思います)

コミュニケーション難しいですよね(汗)
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2008-10-29 19:01:25
>感情的なことなので、そもそも論理的な展開はありません。

そうなんですか・・・
眼科の話も、意味合いが、まったくずれちゃってますし・・・

まさに、コミュニケーション難しいですよね(汗) ですね。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2008-10-29 21:50:47
>正鵠を得た御意見ですね。
>肝に銘じておきます。

山田先生・・・




森川先生の質問ですが、

>全体的には、全身をみる医者と歯医者さんは、区別して患者は接しなければいけないと思います。

>医者は医者でも歯医者さんは、歯茎をみることを主にしているので、治療範囲が狭く、その分野に関しては

⇒眼科も目の周りだけの治療を行いますよね!?
⇒眼科医と医者はどう違うのでしょうか!?



>他の科にこれほど長期間、通ったこともないのでよくわかりません。

ではあなたは何人の歯科の先生のことを言って、こんな全体みたいな捉えられ方をしているのでしょうか!?



>自意識過剰(自分が正しい)と考えている、もしくは本人が
>意識していなくてもそういう姿勢の先生が多く見受けられます。

>特に自意識過剰だと感じるかどうかはひとそれぞれですし、どうしてそう感じたかについては直感的です

一般の方が書き込みをするのは禁止されていることはご存知でしょうか!?
言いたいことは分かりますが、無責任に直感的に書き込まれては困ります。



*特に答えなくてもいいですよ^^;




私も患者さんから「ここは虫歯ではないですか!?」と聞かれるときがありますが、虫歯になっているケースもありますから、コールがあれば必ず一度診査は行います。
必要があればレントゲン診査も行います。

私は自分が全ての虫歯を発見・把握出来るとは思っていませんので患者さんからの情報にも頼りながらより神経を取らずに済むように治療を行っています。
 

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2008-11-01 18:45:02
ぶひまる さん

こんばんは。
医療の奥深さに気づいていない医療者にも、良い刺激になればいいのですが。


「私は、
 医師の診断を信じる=信頼関係が成り立っている
ではなく、お互いが医師と患者という関係を超えて、人と人という立場で、お互いの色々な考えを取捨選択できる事が信頼関係の成り立ちと考えています。」

そうです。
医療で最も大切なことは医師患者関係なのです。

治療テクニックでもなければ、診断能力でもありません。
こんなことは古くはBalint先生が1950年代に教科書を書かれています。
The Doctor and the patient and the illnes.

ぶひまるさんの言われるような、こんな当たり前のことが、一般医療でも残念ながらあまり考えられていないのですよ。


私達のクリニックでは、私と歯科衛生士の2人で昨年もBalint学会に参加しました。
その際、もちろん日本からは私達2人だけでしたし、歯科関係者も世界中で、もちろん私達2人でした。
しかし、多くのメンバーに支えられました。

ここでは、医療現場で失敗したことを皆の前で発表して、患者の心を考えていくということも行われます。
その中で、リーダーからあるいは多くのメンバーからアドバイスを得ることができるのです。

そうして、次第に医療者として育っていくのだろうと思います。


----------
 
「こういった状況で、平然としていられるとしたら、その先生のほうが普通じゃないですね。
心中穏やかでないのが当たり前かと思います。」


だめな医療者ですと、そうなります。

それではいけないと、古くは Osler 先生が書かれていますよ。
日本語訳では、日野原重明先生の名前で、「平静の心」という本があります。


Osler先生の書かれた本の意味がわかるには、かなり時間がかかると思います。

表面的には「平静の心」が理解できるかもしれませんが、もっと奥深くて、難しいものだと、ため息がでます、臨床は。
なかなかできないですね。


やはり医療はゆったりと余裕がないと正しくは行えないですよ。

私達はそういう歯科医療従事者が増えることを期待して、研修会を行っています。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2008-11-01 21:04:49
宮下先生>

古典的な話を出されて困ってしまいますが、とりあえず2点質問させてください。

>医療で最も大切なことは医師患者関係なのです。

医師患者関係がどういう関係であることが大切なのでしょうか?
またそれを構築するには何は必要だとお考えですか?


>やはり医療はゆったりと余裕がないと正しくは行えないですよ。
>私達はそういう歯科医療従事者が増えることを期待して、研修会を行っています。

財源をお考えですか?
少なくとも現状では、増えたら成立しないですよね。
先生の理想の医療って。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2008-11-05 12:27:41
森川先生

興味を持っていただけてありがとうございます。
でも、うっすら否定的な感情が見えてしまいますね。

森川先生も「全症例ラバーダム」派に改宗されたようですので、患者術者関係についても理解してくださると思います。

おそらく、このサイトを見ている歯科医でも、ラバーダム全症例装着に変化できる能力のある歯科医は、そう多くはないでしょうからね。

そのためにも基本から1つ1つデスカッションしていかなければなりません。


-------------

「古典的な話を出されて困ってしまいますが、とりあえず2点質問させてください。」

まず、ここから私には理解不能ですので教えてください。

A:「古典的」とはどういう意味でしょうか?

古いのでいけないということでしょうか?
自分はそれを理解できているよ、という意味なのでしょうか?
それとも、それを実践したが良くなかったということでしょうか?

古くても良いことならば、別に続ければ良いと思います。

歯茎をマッサージすれば良いなどという示された研究もないのに、患者に勧めるのはいけないと思いますが、良いとわかっていることは古くても勧めるべきだと思いますが。

それが、出来ないのは、能力が無いのであって、それ自体が悪いわけではないと思います。




B:何が困ってしまうのか教えてください。

私には困る理由が見当たりません。
術者が困るのでしょうか?
患者が困るのでしょうか?
国が困るのでしょうか?

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2008-11-05 13:40:52
A:「古典的」とはどういう意味でしょうか?

今となっては影も形もないほど古い といった意味合いで書いたのですが、宮下先生は、つい最近のことではなく、昔から常識だったという意味合いで書かれていたのですね。
誤解してました。



>B:何が困ってしまうのか教えてください。

・ご自分とは考えの異なる歯科医師を否定すると言うことは明確に書かれていますが、その理由が不明確です。

・その本に何がかかれているかの記載がありません。
しかも
>Osler先生の書かれた本の意味がわかるには、かなり時間がかかると思います。

では、話になりません。


・(特に人間関係において)ヨーロッパの考え方を崇拝する気はありません。
しかも翻訳と言う作業が入りますので、内容が変化してしまうといった危険性もあります。
(私の場合、語学が不得意なんでなおさらです)

・根拠の記載のない権威者の意見はあまり採用する気になれません。

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2008-11-05 18:51:17
森川先生

「宮下先生は、つい最近のことではなく、昔から常識だったという意味合いで書かれていたのですね。
誤解してました。」

そうですよ。
その流れは50年も続いているわけで、”医師はそこにいるだけで薬として働く”のですよ。

術者がどういう態度なのかで、結果が変わるのは臨床で明らかですよ。


それから、バリント先生の日本語訳本は山のようにありますし、オスラー先生の本も翻訳されているのですから、その気になれば、いつでも勉強できます。

はなから、勉強する気にならない人なら別ですが、患者のために仕事をする医療者であるならば、医療がどうあるべきか?という哲学は上の本を読まれてから結論を出して良いのではないでしょうか。

実際に、そのスレッドでも渡辺先生や山田先生、タイヨウ先生も
その考え方を支持するようなコメントになっています。


------------

加えていうと、アメリカにだって、バリント学会はあります。

日本にだって、その流れを汲む学会は存在します。
例えば、プライマリーケア学会とか。
素晴らしい学会の1つですよ。

もっと広い意味で歯科医療を考えていけば、いづれはこの重要な課題にぶつかると思います。

回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2008-11-05 21:37:49
>はなから、勉強する気にならない人なら別ですが、患者のために仕事をする医療者であるならば、医療がどうあるべきか?という哲学は上の本を読まれてから結論を出して良いのではないでしょうか。

ご自分の価値観でしか判断されていない印象を受けますが?
だいたい、その本を読まなければならないと言う根拠は何なんでしょうか?
さっぱりわかりませんが。



>その考え方を支持するようなコメントになっています。

まさか多数意見のほうが正しいなどとお考えではないですよね?


私の質問に対しての宮下先生の回答がまだありませんが・・・

回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2008-11-07 18:42:48
森川先生


今現在のこのサイトに、なぜ、こんなに多くの方が相談を持ちかけて来られているのか、わかっていますか?

ほとんどのケースで、歯科医と患者の間にうまくコミニュケーションが取れていないからですよ。

それどころか、コミニュケーションを取るために必要な環境を作ることさえも行っていない状態でしょう。
どういう状況で何分話が出来ているのでしょう?


患者さん自身の口腔内の将来がどういう風になるのか、多くの方は、心配でたまらないんですよ。

歯科医が簡単に考えてしまうような小さな虫歯だって、彼らには心配なんですよ。



それには、何が必要なのか?
ということに気づいたならば過去の偉人たちが言い続けてきたことに、耳を傾けるというのは1つの方法だと思います。

そういうことが書かれているのですよ。
「患者の言うことをしっかり聞きなさい」と過去の偉人と呼ばれる人たちが言ってきたことが実行できたならば、ここの相談件数は格段に少なくなりますよ。

そういう「優しい」気持を持って臨床を行えという教えのどこが困るんでしょう。
そういうことに根拠が必要ですか?



臨床の対象者が異なれば、異なる対応をする必要がでてきます。

コミニュケーションを取ることが難しい相手を臨床の対象とされている森川先生には、必要のないことのようですから、色々と気にしないでください。


ですが、私のクリニックでは、たとえ相手が小さな子供であっても、良く聞くようにしてますね。
聞いてるのと、聞けてるのは違いますが、

私達が臨床の対象としているのは「」ではありませんよ。
「歯」を持った、「感情」を持った人が来院されているのです。

コミニュケーションも取れないで、どんな技術があっても臨床は成り立ちません。
(僕自身が出来ているとは思っていませんが、そう努力をいつもしています)



古くはアリストテレスの時代からこういうことは、言い継がれてきていますよ。

それさえも、守れていないのは私達臨床医なんですよ。
簡単ではないんですよ。
実践することは。

それは、僕自身が感じていますよ。

回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2008-11-07 20:57:52
非常にためになるお話しです^^


ですが私も気になるところが宮下先生の話で

>財源をお考えですか?

ここの解決点が示されていないことが気になります。


今週の東洋経済2008 11/01
に「医療破壊」と言う特集が組まれています。
その週刊誌によると、

自治体病院の累積赤字は1.9兆円あるそうです。
全体の7割が赤字の病院だそうです。
また、病院の7割で労働基準法違反があり賃金も医者(歯科医師除く)には払われていないそうです。



「2007年 OECDリポートでは日本の医療水準は世界一」
と評価されています。

世界保健機関も、先進国の中では最低レベルの医療費で最高の医療を行っており、非常にコストパフォーマンスが高い」
と評価されている日本の医療ですが、この先財源の確保が出来ない限りこれらも過去のものになるのは目に見えていると思うのですが!?


私は医療人の心構えと同時に、患者サイドの医療に対する意識も変えていかない限り相談も増え続ける気がします。



 

ぶひまるさん>
すみませんm(_ _)m

脱線しっ放しで^^;
 

回答 回答17
  • 回答者
回答日時:2008-11-07 20:58:14
宮下先生は、ご自分が言いたいことを書かれているだけで、私の質問に答える気はないようですね。

もしかして、回答15で書かれているような当たり前のことを、先生は前述の本を読んで初めて気づいたのでしょうか?まさかそんなことはないですよね。


先生は、患者との良好な関係を築くことには、心血を注いでおられるようですが、それはもちろん納得できます。
ですが、同業者の歯科医師に対してはどうでしょうか?

ご自分と意見が異なると、それを知らないのだと決め付け、勉強しろとか、それでも同意できないのは能力がないのだとか、果ては「ダメな医療者」だとか、意見の異なる人間に対する敬意がまったく感じられません。


また、先生の主張が仮に正しいと仮定したとして、先生の講習に参加した歯科医師に対してならまだしも、歯科医師向けではないこの質問室でそんな発言をされても、当事者の歯科医師にはまったく届かないばかりか、患者さんにとっても歯科医師不信を深めるだけで何の解決にもならないと考えます。

回答 回答18
  • 回答者
回答日時:2008-11-07 23:13:51
井野先生の意見を見て気づきました。

>医療で最も大切なことは医師患者関係なのです。
医師患者関係がどういう関係であることが大切なのでしょうか?
またそれを構築するには何は必要だとお考えですか?

こちらに対しての回答だったのですね。失礼しました。


最初っから、話がかみ合っていないんですが、話を戻しますと、
 
「こういった状況で、平然としていられるとしたら、その先生のほうが普通じゃないですね。
心中穏やかでないのが当たり前かと思います。」

>だめな医療者ですと、そうなります。
>それではいけないと、古くは Osler 先生が書かれていますよ。

こういった状況で、平然としていろ ということなんでしょうか?
平然としているような人間が反省しますか?

回答 回答19
  • 回答者
回答日時:2008-11-07 23:27:57
なんだか殺伐としていて入るのを躊躇していましたが・・・


僕的には一番最初にぶひまるさんが、

>「もしかして虫歯か何かになっているかも」と先生に伝えた

この時の先生の対応がまずかったことが全ての原因では無いかと思います。

ここでもう少しきちんと患者さんの意見を尊重していれば、話がこじれることも無かったのではないでしょうか?


患者さんの話に耳を傾けなかったということは、保険治療で時間が無かったからという理由で許されるものでは無いと個人的には思いますが、時間が無くてもその中で可能な限り患者さんと良好な関係を築く努力をされている先生は大勢おられると思います。

ただ現実問題として、保険で1時間も2時間も話をしたりはできませんので、患者さん側にも今の歯科医院のおかれた現状をできる限り知って頂いて、お互いに良い意味での気をつかい合う必要があるのではないかと思います。

理想論かもしれませんが・・・

回答 回答20
  • 回答者
回答日時:2008-11-08 00:04:34
田尾先生の意見はもっともなんですが、この質問で一番気になるのは、患者さん自身が診断し、検査方法を指示したという点なんです。

質問をするというのはまったく問題ないですが、歯科医師の誤診を前提として検査を要求するというのは行き過ぎだと思います。


担当医師の対応のまずさを指摘することは当然と言えば当然ですが、患者さんの行き過ぎを容認するのはよろしくないのではないかと思います。



他にも、薬を止めてもいいかどうか?といった質問で、回答を参考にした結果、「わかりました、薬を飲むのは止めます」みたいなことを書いているケースもありました。

そういう担当医師の指示を無視してこの質問室の回答を参考に患者さん自信が判断してしまうのって、「良くないこと」と患者さんには理解してもらったほうが良いと私は思うんですが、いかがでしょうか?

回答 回答21
  • 回答者
回答日時:2008-11-08 00:43:58
ですので、

>お互いに良い意味での気をつかい合う必要があるのではないかと思います

・・・と遠まわしに書いてみました(^^;)


森川先生のご意見もごもっともだと思いますが、歯科医師と患者の関係というものは対等と言いながらも、やっぱり歯科医師側のほうがいろんな意味で強いと思いますので、そこは医師側が多少寛大になる必要があるのではないかと思うんです。


医師側が寛大になることによって患者さんにも信頼感が生まれるのではないかと思いますし、良い関係も築きやすくなると思っています。


それに今回の場合、患者さんが言わなければ虫歯は見逃されていたわけですから、言ったこと自体は良かったのではないでしょうか?


ようは、それが許容されうるだけの信頼関係が築けていなかったことが問題だったのではないかと思います。


まぁ・・・でも人間ですし、いろんな人がいますから、どんなに頑張っても合う合わないはあるんじゃないかな〜とも思います。

回答 回答22
  • 回答者
回答日時:2008-11-08 08:23:01
>お互いに良い意味での気をつかい合う必要があるのではないかと思います

>・・・と遠まわしに書いてみました(^^;)

そうですね。
失礼しました。
血の気の多い、血県のイーストコースとのネイティブなもんで・・・
以後気をつけます。



>それに今回の場合、患者さんが言わなければ虫歯は見逃されていたわけですから、言ったこと自体は良かったのではないでしょうか?

必ずしも、そうとは言えないと思います。

もし今回の出来事がたまたまだったとして、それで信頼できる歯科医師を失ってしまったとしたら、その損失は少なくなかったのでは?とか、

その後の担当医の手技への影響(強いマイナスの気持ちを抱きながらベストな治療を行えたのかどうか?)とか、

2〜3ヵ月後に、同じ訴えをすれば聞き入れる可能性は高まっていたと思いわれますが、その時までにそれほど虫歯がすすでいたと考えられるか?とか、

いっそのこと最初から転院してしまったほうがよかったのでは?等、いろいろ考えられますので。




タイトル 患者から検査を要求し虫歯を指摘されるのは腹が立つ?
質問者 ぶひまるさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯医者への不満・グチ
その他(歯科医師関連)
その他(患者関連)
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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