右下6番に抜歯宣告。セカンドオピニオンで歯を残せる可能性は? (海外)

相談者: 紅海さん (49歳:女性)
投稿日時:2008-11-28 13:00:22
いつも歯チャンネルで勉強させていただいています。
海外在住で現在一時帰国中の主婦です。


本日、日本で受診したC歯科で右下6番の抜歯の宣告を受けました。

レントゲンの結果を見ながら

「骨が溶けているので抜歯より他に方法はない、フィフティーフィフティーならを残す治療を選ぶが、これでは・・」

と、

「これで歯を残す治療があるなら勉強したい」

ともおっしゃいました。

できればどんな事をしてでも自分の歯を残したいのですが、この状態では(C歯科で「結果は同じだと思うが、セカンドオピニオンが欲しいのなら」と勧められた)大学病院にお世話になっても、結果は同じでしょうか?

同じレントゲン写真を見ても歯科医の判断が分かれる事はありますか?


ここに至るまでの経過は以下です。回答してくださる先生方のご判断の材料になれば幸いです。

2007年7月
海外赴任前A歯科での検診時、レントゲンで右下6番に虫歯がみつかる。

治療を開始後わずかに露髄してることが発覚するも、赴任までの期間の短さから抜髄せず保険での詰め物をして(すぐに詰め物を外す可能性大と言う理由で)そのまま海外へ。



2008年5月
右下6番の歯と歯茎の間に小さなできもの発見。
そのことにより、歯チャンネルに出会い、そのできものがフィステルであると自分で判断。


2008年8月
一時帰国の際、B歯科を受診。
レントゲンの結果、病名は根尖性歯周炎歯茎のできものはニキビのようなものでフィステルではない、治療期間2か月は必要との診断を受ける。

ここでも日本滞在期間の短さから、次回の帰国時に治療することにし、再び海外へ。


2008年11月
一時帰国。
今回受診のC歯科に至ります。


初回A歯科での治療以来、ずっと右下6番の歯には違和感があります。

以上です。よろしくお願いいたします。 


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2008-11-28 13:07:50
たいした虫歯にもなってない様子なので、残せる可能性大と思います。

残せるほう80%だめな方20%位に思います。



ただし文面からのみの判断と言うことになります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-11-28 13:13:47
紅海 さまこんにちわ。

抜歯しかないとの診断ですが、文面からの経過で推測するとフィステルの可能性が捨て切れません。

もしフィステルで間違いがなければ根管治療で残せるかもしれません、わずかですが歯根破折の可能性もないわけではありませんが、ここはセカンドオピニオンを求められるのがいいように思います。

お大事になさいませ。



フィステル
http://www.yamadashika.jp/infection.html#a01

歯根破折
http://www.yamadashika.jp/infection.html#a02
 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-11-28 13:56:37
紅海さん、こんにちは。


私もお二人のご意見と同様に、根管治療を行えば残せるような気がします。

しかし、歯科医院にしばらく通うことができればという条件付です。


根管治療の中断は限りなく抜歯に近づいてしまいますので、海外在住と言うことで治療が中断してしまったりするのであれば、残せる可能性はかなり低くなると考えられます。



参考にしてください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-11-28 14:22:24
僕もお三人の先生方と同意見ですが、レントゲンなどを拝見しないと何とも言えません。


>同じレントゲン写真を見ても歯科医の判断が分かれる事はありますか?

あります。

例えば‥「盲腸」と言う病気。
外科の(得意な)先生が診れば「切りましょう」となると思います。
しかし、内科の(得意な)先生が診れば「薬で散らしましょう」となるかもしれません。

どちらの先生が診ても「ダメなものはダメ」と白黒ハッキリするものであれば、結果は同じだと思いますが、それがグレーな場合は担当の先生の得意な治療法を提示する事になると思います。



セカンドオピニオンで、根管治療の得意な先生に診ていただけたら可能性は変わってくると思います。

歯科医師にも根管治療が得意な先生、外科が得意な先生、入れ歯が得意な先生‥と様々です。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-11-28 14:59:48
一時帰国の期間はどのくらいでしょうか?

1か月以内だと、残せたとしても治療が終わらない可能性もあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 紅海さん
返信日時:2008-11-29 11:12:56
松山哲朗先生、山田豊和先生、畑田憲一先生、タイヨウ先生、佐藤修一郎先生
ご回答ありがとうございます。

昨日投稿して以来、先生方からの回答が最悪だった場合が怖くてパソコンに触れることができませんでした。

こわごわネットを繋ぎ、を残せる可能性があるとの先生方のお答を今、涙ながらに読みました。
嬉しいです。
本当にありがとうございます。


ビザの関係がありますが、来年1月下旬までは日本にとどまることが可能です。
2か月程あるので、今回こそは歯の治療を優先しようと思います。


そこで以下再び質問をさせていただきたいのですが

質問1   

セカンドオピニオンを求める際、再びレントゲン撮影があるかと思います。
今のレントゲンは線量が少ないので頻繁に浴びても大丈夫なのだと確信していますが、それで間違いありませんか?


質問2

昨日の質問中のC歯科が(セカンドオピニオンが欲しいのならと)勧めて下さった大学病院はその先生のご出身の大学病院ゆえ、治療方針も抜歯と言う同じ回答が来る可能性が大きいかと思います。

この際、全く違う歯科でセカンドオピニオンを得た方が賢明だと判断しますが、この考え方でよろしいでしょうか?


5人の先生方の嬉しいご回答に心より感謝しています。
今日はいい1日になりそうです。
ありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2008-11-29 12:03:52
>質問1   
>今のレントゲンは線量が少ないので頻繁に浴びても大丈夫なのだと確信していますが、それで間違いありませんか?

その通りです。
妊娠中などでなければ気にするレベルではありませんよ。
不必要な被爆は避けるべきですが、診断のための必要な被爆とお考えください


>質問2
>全く違う歯科セカンドオピニオンを得た方が賢明だと判断しますが

んんん。
これは何とも言えませんが、気分の問題だと思います。
同じ出身大学だからと言って治療方針が同じになるとは限りませんし‥。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2008-11-29 12:52:27
質問1   

セカンドオピニオンを求める際、再びレントゲン撮影があるかと思います。今のレントゲンは線量が少ないので頻繁に浴びても大丈夫なのだと確信していますが、それで間違いありませんか?


ナンセンスです、気にするだけ無駄です。
雲の上を多く飛んで飛行機で浴びる量の方がよほど多いですが、微々たるものです。




質問2

昨日の質問中のC歯科が(セカンドオピニオンが欲しいのならと)勧めて下さった大学病院はその先生のご出身の大学病院ゆえ、治療方針も抜歯と言う同じ回答が来る可能性が大きいかと思います。

この際、全く違う科でセカンドオピニオンを得た方が賢明だと判断しますが、この考え方でよろしいでしょうか?


逆の考えです。

ご自身で勝手の選択した医院がとんでもないところであったら心配なので、まともなドクターなら、大学等の公の病院でセカンドを取られることを薦めます。

セカンドを取られる際に、「前の医院で抜歯を薦められました」といえば、次の医師はそれを避けようとするでしょう。
その結果、事実がねじ曲がり、事実に沿わない治療がなされ、結果、帰国後に苦労されることを私は心配します。



適切な診断と治療がなされることが重要であり、抜歯回避のために事実が曲がることの危険を選択されるのであれば、主治医の指示と反対のことをご自身の責任の範疇で行われれば宜しいかと存じます。


適切な診断と治療が最重要であり、それ以外のものはあくまでも方便や手段でしかなく、本筋、本道を見失われないようにされることをお勧め致します。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2008-11-29 12:54:18
セカンドオピニオンを求める際、再びレントゲン撮影があるかと思います。今のレントゲンは線量が少ないので頻繁に浴びても大丈夫なのだと確信していますが、それで間違いありませんか?

小さいレントゲンの被爆量は東京ニューヨーク間の航空機に搭乗したとき(片道)の十分の一くらいです。
大きなレントゲンは半分くらいです。
だから、まず心配ないレベルでしょう。



>昨日の質問中のC歯科が(セカンドオピニオンが欲しいのならと)勧めて下さった大学病院はその先生のご出身の大学病院ゆえ、治療方針も抜歯と言う同じ回答が来る可能性が大きいかと思います。

>この際、全く違う科でセカンドオピニオンを得た方が賢明だと判断しますが、この考え方でよろしいでしょうか?


同じ大学でも専門の科によってまったく正反対の考え方になる場合もあります。

ちなみにタイヨウ先生と私は同じ大学ですが、考え方も正反対とは言わないまでも違うと思いますよ。

ただ、使う道具や専門用語の使い方は同じだったりすることが多いです。




タイトル 右下6番に抜歯宣告。セカンドオピニオンで歯を残せる可能性は? (海外)
質問者 紅海さん
地域 非公開
年齢 49歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:6番(第一大臼歯)
海外その他
その他(セカンドオピニオン・カウンセリング)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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