3歳、奥歯に黒い線があり歯磨きしても取れないのは虫歯だから?
相談者:
桜子さん (3歳:女性)
投稿日時:2009-03-08 00:21:02
3歳になる娘の右上の奥歯(第2乳臼歯)に黒い線を発見しました。
歯磨きをしても取れず、虫歯かもと思いショックを受けています。
清涼飲料水や甘いお菓子はまだ食べたことがなく、我が家では料理にお砂糖を使いません。
ただ果物はよく食べます。食事の時間も決め、仕上げ磨きもやっていたので大丈夫かなと勝手に思っていました(反省)。
乳児の奥歯の溝は深いと聞くので、食べ物のカスや黒っぽいこしょうのようなものが詰まってしまうことはあるのでしょうか。
その場合は、歯磨きで取れないことはありますか。
歯科でみがいてもらえば、虫歯でない場合とれるのでしょうか。
娘にはフッ素塗布はしていません。
歯磨き粉も使っていません。
できるだけ自然な形で過ごしたく、化学物質や添加物が入ったものを使うことにも少し抵抗があります。
でも、虫歯の進行も心配でやっぱり最終的には、シーラントやフッ素を使うのかと気持ちが揺らぎます。
極力、自然な暮らしを見守ってフッ素や詰め物に頼らない歯科の先生は探せばいらっしゃるのでしょうか。
また、フッ素は食品にも含まれるといわれていますが、摂取することで虫歯の予防につながる食品というのはあるのでしょうか。
とにかく、乳歯の虫歯の進行は早いと聞くので歯科に行ったほうがいいですよね。
心構えができなくて、ご相談しました。
歯磨きをしても取れず、虫歯かもと思いショックを受けています。
清涼飲料水や甘いお菓子はまだ食べたことがなく、我が家では料理にお砂糖を使いません。
ただ果物はよく食べます。食事の時間も決め、仕上げ磨きもやっていたので大丈夫かなと勝手に思っていました(反省)。
乳児の奥歯の溝は深いと聞くので、食べ物のカスや黒っぽいこしょうのようなものが詰まってしまうことはあるのでしょうか。
その場合は、歯磨きで取れないことはありますか。
歯科でみがいてもらえば、虫歯でない場合とれるのでしょうか。
娘にはフッ素塗布はしていません。
歯磨き粉も使っていません。
できるだけ自然な形で過ごしたく、化学物質や添加物が入ったものを使うことにも少し抵抗があります。
でも、虫歯の進行も心配でやっぱり最終的には、シーラントやフッ素を使うのかと気持ちが揺らぎます。
極力、自然な暮らしを見守ってフッ素や詰め物に頼らない歯科の先生は探せばいらっしゃるのでしょうか。
また、フッ素は食品にも含まれるといわれていますが、摂取することで虫歯の予防につながる食品というのはあるのでしょうか。
とにかく、乳歯の虫歯の進行は早いと聞くので歯科に行ったほうがいいですよね。
心構えができなくて、ご相談しました。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-03-08 05:48:55
桜子さまおはようございます。
お子様の健康管理に配慮なさって育ててこられたにもかかわらず、乳歯の奥歯に黒い線を見つけられてむし歯が出来てしまったのかとショックを受けられたのですね。
実際にその黒い部分を診たわけではないので断定はいたしかねますが、食生活の様子から推測しますとむし歯で無い可能性のほうが高いように思われます。
その黒い部分は、ステインの可能性のほうが高いような気がします。
ステインならば無理をして取る必要はありません、むし歯であればお子さんの状況を考えて治療するか経過観察をするか決めることになるでしょう。
>娘にはフッ素塗布はしていません。
フッ素は咬合面のむし歯には余り有効だとは考えておりません、むしろシーラントのほうが有効だと考えています。
>歯磨き粉も使っていません。
歯磨剤は必要ありません。
>極力、自然な暮らしを見守ってフッ素や詰め物に頼らない歯科先生は探せばいらっしゃるのでしょうか。
いらっしゃいます。
>摂取することで虫歯の予防につながる食品というのはあるのでしょうか。
間食の摂り過ぎに注意なさって、バランスの取れた食事が一番いいと考えています。
何でも好き嫌いなくパクパク食べる味覚に育てられるのが一番いいと思います、おそらくそのような育児をなさっているのではないでしょうか、自信を持っていただいていいと思います。
参考になさってください。
むし歯を作らない子育て
http://yamadashika.jp/prevent.html#01
お子様の健康管理に配慮なさって育ててこられたにもかかわらず、乳歯の奥歯に黒い線を見つけられてむし歯が出来てしまったのかとショックを受けられたのですね。
実際にその黒い部分を診たわけではないので断定はいたしかねますが、食生活の様子から推測しますとむし歯で無い可能性のほうが高いように思われます。
その黒い部分は、ステインの可能性のほうが高いような気がします。
ステインならば無理をして取る必要はありません、むし歯であればお子さんの状況を考えて治療するか経過観察をするか決めることになるでしょう。
>娘にはフッ素塗布はしていません。
フッ素は咬合面のむし歯には余り有効だとは考えておりません、むしろシーラントのほうが有効だと考えています。
>歯磨き粉も使っていません。
歯磨剤は必要ありません。
>極力、自然な暮らしを見守ってフッ素や詰め物に頼らない歯科先生は探せばいらっしゃるのでしょうか。
いらっしゃいます。
>摂取することで虫歯の予防につながる食品というのはあるのでしょうか。
間食の摂り過ぎに注意なさって、バランスの取れた食事が一番いいと考えています。
何でも好き嫌いなくパクパク食べる味覚に育てられるのが一番いいと思います、おそらくそのような育児をなさっているのではないでしょうか、自信を持っていただいていいと思います。
参考になさってください。
むし歯を作らない子育て
http://yamadashika.jp/prevent.html#01
相談者からの返信
相談者:
桜子さん
返信日時:2009-03-12 23:35:03
山田先生返信ありがとうございました。
返信を読ませていただき、少し気持にゆとりができました。
また、虫歯を作らない子育てもとても参考になりました。
本日、歯科を受診してきました。
初期虫歯ということでした。
奥歯の溝で歯ブラシも届かない所なので、食生活の影響があると医師には言われました。
結局、初期ということで、特に治療などはせずこのまま経過観察になりました。
このままだとまた虫歯ができる可能性はあるのだろうな、という思いもあります。
原因が何なのか、見直せる点は何か考えているところです。
あまり心当たらない気持もあるのですが…でもきっと原因はあるのですよね。
虫歯があったことは少し残念ですが、やっぱりそう思い通りにはいかないし、仕方ない事もあるよねとおおらかになれたような…1本の虫歯で少し気持ちが楽になったのも事実です。
歯の再石灰化といいますが、診断されたC0〜1というのは再石灰化可能なのでしょうか。
また、果物でも柑橘類は虫歯をつくりやすかったりするのでしょうか。
今後この虫歯が進行していかないように、気長に見守っていきたいと思っています。
返信を読ませていただき、少し気持にゆとりができました。
また、虫歯を作らない子育てもとても参考になりました。
本日、歯科を受診してきました。
初期虫歯ということでした。
奥歯の溝で歯ブラシも届かない所なので、食生活の影響があると医師には言われました。
結局、初期ということで、特に治療などはせずこのまま経過観察になりました。
このままだとまた虫歯ができる可能性はあるのだろうな、という思いもあります。
原因が何なのか、見直せる点は何か考えているところです。
あまり心当たらない気持もあるのですが…でもきっと原因はあるのですよね。
虫歯があったことは少し残念ですが、やっぱりそう思い通りにはいかないし、仕方ない事もあるよねとおおらかになれたような…1本の虫歯で少し気持ちが楽になったのも事実です。
歯の再石灰化といいますが、診断されたC0〜1というのは再石灰化可能なのでしょうか。
また、果物でも柑橘類は虫歯をつくりやすかったりするのでしょうか。
今後この虫歯が進行していかないように、気長に見守っていきたいと思っています。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2009-03-13 00:08:30
>娘にはフッ素塗布はしていません。歯磨き粉も使っていません。
>できるだけ自然な形で過ごしたく、化学物質や添加物が入ったものを使うことにも少し抵抗があります。
たとえば、加湿器の説明を見ると、「蒸留水ではなくて水道水を使用してください」とおそらく書いてあると思います。
これは水道水に添加されている塩素系の化学物質が細菌の繁殖を押さえるのを前提に加湿器が設計されているためで、もしも化学物質が添加されていない水を使用すると、細菌を撒き散らすことになってしまいます。
また、防腐剤がまったく入っていない食品だけを摂取すると、食中毒等の発生頻度は確実に上がると思われます。
有害なものを大量に摂取しないという考えは妥当かと思いますが、自然な形というのは必ずしも安全とは結びつかないと思います。
フッ素も同じで、わずかな確立で副作用がありますが、統計的に有用であることは疑う余地がありません。
(一般的にはむし歯予防の第一選択です。)
>果物でも柑橘類は虫歯をつくりやすかったりするのでしょうか。
果物は、砂糖ほどではないにしても、虫歯の原因にはなり得ます。
ただ、すっぱい成分(=酸)が原因ではなくて、甘い糖分が原因です。
そのあたりが原因かもしれませんね。
>できるだけ自然な形で過ごしたく、化学物質や添加物が入ったものを使うことにも少し抵抗があります。
たとえば、加湿器の説明を見ると、「蒸留水ではなくて水道水を使用してください」とおそらく書いてあると思います。
これは水道水に添加されている塩素系の化学物質が細菌の繁殖を押さえるのを前提に加湿器が設計されているためで、もしも化学物質が添加されていない水を使用すると、細菌を撒き散らすことになってしまいます。
また、防腐剤がまったく入っていない食品だけを摂取すると、食中毒等の発生頻度は確実に上がると思われます。
有害なものを大量に摂取しないという考えは妥当かと思いますが、自然な形というのは必ずしも安全とは結びつかないと思います。
フッ素も同じで、わずかな確立で副作用がありますが、統計的に有用であることは疑う余地がありません。
(一般的にはむし歯予防の第一選択です。)
>果物でも柑橘類は虫歯をつくりやすかったりするのでしょうか。
果物は、砂糖ほどではないにしても、虫歯の原因にはなり得ます。
ただ、すっぱい成分(=酸)が原因ではなくて、甘い糖分が原因です。
そのあたりが原因かもしれませんね。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-03-13 07:48:57
>歯の再石灰化といいますが、診断されたC0〜1というのは再石灰化可能なのでしょうか。
むし歯に配慮なさった食生活なら進行しないと思います、再石灰化についてはその部分を拝見していないのでなんともいえませんが、私は溝の部分での経験はありません。
>果物でも柑橘類は虫歯をつくりやすかったりするのでしょうか。
年齢からすると、むし歯になるほど果物を食べることは出来ないように思います。
むし歯に配慮なさった食生活なら進行しないと思います、再石灰化についてはその部分を拝見していないのでなんともいえませんが、私は溝の部分での経験はありません。
>果物でも柑橘類は虫歯をつくりやすかったりするのでしょうか。
年齢からすると、むし歯になるほど果物を食べることは出来ないように思います。
タイトル | 3歳、奥歯に黒い線があり歯磨きしても取れないのは虫歯だから? |
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質問者 | 桜子さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 3歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 歯の変色・着色 乳歯の虫歯(むし歯) 子供(子ども)の虫歯 子供の歯の変色・着色 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。