[写真あり] 12本ブリッジは妥当?またメタボンよりジルコニアのほうが軽い?
相談者:
LILICAさん (45歳:女性)
投稿日時:2009-05-30 01:35:31
はじめまして。
現在、2度目となるメタルボンドのブリッジの件で治療中です。
こちらの相談室を拝見して、少々不安になったこともあり、相談させてください。
相談内容は、
1)12本のブリッジの本数は、妥当と思われますか?
→ 先生の説明では、強度を考え、12本まとめたほうがいい、とのことでした。
しかし、素人として個人的には、できる限りブリッジは短くしたいと思っています。
2)ブリッジの厚みは、これほど厚いものでしょうか?
→ 出来上がったブリッジの前歯の厚さは、最初1cm近くあり、入れ歯をいれているようです。
強度の関係とのことでしたが、改善をお願いし、7〜8mmになりました。
それでも、かなりの違和感を感じます。
このくらいの厚さは妥当でしょうか?
(最初のブリッジは、これほど厚くありませんでした。違和感もありませんでした。)
3)メタルボンドのせいか、12本のブリッジが、ずっしりと重く、こんなに重いものをいれて、かえってはずれやすいのではないでしょうか?
やはり入れ歯のような不快感を感じます。
4)こちらの相談室でジルコニアについて拝見しました。
メリット、デメリットもありますが、このような12本のブリッジとして使うことについては、どのように思われるか?
→ 担当の先生に聞いたところ、ジルコニアの長いブリッジの経験はないそうです。
また、ジルコニアは、歴史が浅く長いデータがないので安心できない、とのことでした。
5)そもそも、このような症例で12本分のブリッジは、勧められることでしょうか?
→ 今回は、すでに13万円×12本分支払済みなので、いまさら変更はできませんが、相談室の内容を拝見し、インプラントにするべきだったのではないかと思っています。
将来の参考にいたします。
今回のブリッジは2度目のブリッジとなります。
最初は、12年前アメリカに滞在中、上顎の前歯の中心がずれていることと、欠損があることでブリッジを勧められ、安易に3本抜歯をしてブリッジを装着しました。
保険適用外で、メタルボンドのブリッジです。
具体的には、このような状態です。
??211?3?
左上1番、2番、右上1番は、抜歯
左上3番は、欠損
左上4番は、90度曲がっています。
この最初のブジッジは、左上4番から右上4番まで4本の歯を使って9本分の歯をつくっています。
左上4番が横に生えているために、この1本の歯で左上4番と5番をつくりました。
しばらくして、抜歯した部分がやせて隙間ができたこと、また根の治療が必要と思われたこともあり、日本で作り直すことにしました。
現在は日本在住です。
今回の歯科医の先生は、審美専門ではありませんが、丁寧な先生でした。
歯のアーチを少し小さくするために、別の矯正歯科を紹介いただき、矯正終了後、その先生のところでブリッジを作ることになりました。
現在は仮歯を装着中で、ブリッジの最終的な形をつくってもらっています。
強度の問題もあり、12本続けたブリッジにした方がいい、とのことでした。(今回もメタルボンドです。)
具体的には、このような状態です。
????211?3?5?
左上2番、4番には神経がありません。
左上5番は埋伏歯で、20年前に取り出しました。
前回のブリッジ同様、左上4番を使って、左上5番もつくっています。(1本で2本分つくっています。)
上記の質問に書きましたとおり、私としては、せめて両方の上6番は独立させたいと思うのですが、強度のことをいわれると素人なので、よくわかりません。
長いブリッジの方が、強度的に安心でしょうか?
長いブリッジでは、かえってデメリットが生じないか、と思ってしまいます。
将来的に再度治療になったときにも、全部はずすことになるではないかと思います。
また、厚みや重さにも耐えられません。
ジルコニアでしたら、重さの問題は解決できそうですが、担当の先生は経験がないそうで、少々不安です。
一応、1本につき3万円の追加(=1本16万円)でジルコニアにすることも可能だそうです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
現在、2度目となるメタルボンドのブリッジの件で治療中です。
こちらの相談室を拝見して、少々不安になったこともあり、相談させてください。
相談内容は、
1)12本のブリッジの本数は、妥当と思われますか?
→ 先生の説明では、強度を考え、12本まとめたほうがいい、とのことでした。
しかし、素人として個人的には、できる限りブリッジは短くしたいと思っています。
2)ブリッジの厚みは、これほど厚いものでしょうか?
→ 出来上がったブリッジの前歯の厚さは、最初1cm近くあり、入れ歯をいれているようです。
強度の関係とのことでしたが、改善をお願いし、7〜8mmになりました。
それでも、かなりの違和感を感じます。
このくらいの厚さは妥当でしょうか?
(最初のブリッジは、これほど厚くありませんでした。違和感もありませんでした。)
3)メタルボンドのせいか、12本のブリッジが、ずっしりと重く、こんなに重いものをいれて、かえってはずれやすいのではないでしょうか?
やはり入れ歯のような不快感を感じます。
4)こちらの相談室でジルコニアについて拝見しました。
メリット、デメリットもありますが、このような12本のブリッジとして使うことについては、どのように思われるか?
→ 担当の先生に聞いたところ、ジルコニアの長いブリッジの経験はないそうです。
また、ジルコニアは、歴史が浅く長いデータがないので安心できない、とのことでした。
5)そもそも、このような症例で12本分のブリッジは、勧められることでしょうか?
→ 今回は、すでに13万円×12本分支払済みなので、いまさら変更はできませんが、相談室の内容を拝見し、インプラントにするべきだったのではないかと思っています。
将来の参考にいたします。
今回のブリッジは2度目のブリッジとなります。
最初は、12年前アメリカに滞在中、上顎の前歯の中心がずれていることと、欠損があることでブリッジを勧められ、安易に3本抜歯をしてブリッジを装着しました。
保険適用外で、メタルボンドのブリッジです。
具体的には、このような状態です。
??211?3?
左上1番、2番、右上1番は、抜歯
左上3番は、欠損
左上4番は、90度曲がっています。
この最初のブジッジは、左上4番から右上4番まで4本の歯を使って9本分の歯をつくっています。
左上4番が横に生えているために、この1本の歯で左上4番と5番をつくりました。
しばらくして、抜歯した部分がやせて隙間ができたこと、また根の治療が必要と思われたこともあり、日本で作り直すことにしました。
現在は日本在住です。
今回の歯科医の先生は、審美専門ではありませんが、丁寧な先生でした。
歯のアーチを少し小さくするために、別の矯正歯科を紹介いただき、矯正終了後、その先生のところでブリッジを作ることになりました。
現在は仮歯を装着中で、ブリッジの最終的な形をつくってもらっています。
強度の問題もあり、12本続けたブリッジにした方がいい、とのことでした。(今回もメタルボンドです。)
具体的には、このような状態です。
????211?3?5?
左上2番、4番には神経がありません。
左上5番は埋伏歯で、20年前に取り出しました。
前回のブリッジ同様、左上4番を使って、左上5番もつくっています。(1本で2本分つくっています。)
上記の質問に書きましたとおり、私としては、せめて両方の上6番は独立させたいと思うのですが、強度のことをいわれると素人なので、よくわかりません。
長いブリッジの方が、強度的に安心でしょうか?
長いブリッジでは、かえってデメリットが生じないか、と思ってしまいます。
将来的に再度治療になったときにも、全部はずすことになるではないかと思います。
また、厚みや重さにも耐えられません。
ジルコニアでしたら、重さの問題は解決できそうですが、担当の先生は経験がないそうで、少々不安です。
一応、1本につき3万円の追加(=1本16万円)でジルコニアにすることも可能だそうです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
回答1
桜田歯科(東京都北区田端)の桜田です。
回答日時:2009-05-30 05:58:52
おはようございます
>1)12本のブリッジの本数は、妥当と思われますか?
歯の状態だけでなく歯茎が関わってきますので、ネットでの判断は困難です。
>2)ブリッジの厚みは、これほど厚いものでしょうか?
歯の本数が増えればそれだけ重くなります。
厚みは、以前にあった天然の状態を想定して作るのが基本ですが、歯並びや位置関係に左右左右されますので、どうなんでしょう?
>3)メタルボンドのせいか、12本のブリッジが、ずっしりと重く、こんなに重いものをいれて、かえってはずれやすいのではないでしょうか?
>やはり入れ歯のような不快感を感じます。
重いから外れることはありません。
入れ歯のような不快感は、気になるところです。
本来、ブリッジにすることで不快感は軽減することが多いのですが・・・。
>4)こちらの相談室でジルコニアについて拝見しました。
>メリット、デメリットもありますが、このような12本のブリッジとして使うことについては、どのように思われるか?
私は、ジルコニアを使用しませんので、お答えできません。
>5)そもそも、このような症例で12本分のブリッジは、勧められることでしょうか?
症例としてはありますが、多いものではないです。
これらの内容は、実際に拝見していないため推測になってしまいます。
あまりに情報が少ないために、正確なことはお答えできないのが現状です。
たとえば、レントゲンや歯周病の検査など必要不可欠です。
参考になりましたか?
>1)12本のブリッジの本数は、妥当と思われますか?
歯の状態だけでなく歯茎が関わってきますので、ネットでの判断は困難です。
>2)ブリッジの厚みは、これほど厚いものでしょうか?
歯の本数が増えればそれだけ重くなります。
厚みは、以前にあった天然の状態を想定して作るのが基本ですが、歯並びや位置関係に左右左右されますので、どうなんでしょう?
>3)メタルボンドのせいか、12本のブリッジが、ずっしりと重く、こんなに重いものをいれて、かえってはずれやすいのではないでしょうか?
>やはり入れ歯のような不快感を感じます。
重いから外れることはありません。
入れ歯のような不快感は、気になるところです。
本来、ブリッジにすることで不快感は軽減することが多いのですが・・・。
>4)こちらの相談室でジルコニアについて拝見しました。
>メリット、デメリットもありますが、このような12本のブリッジとして使うことについては、どのように思われるか?
私は、ジルコニアを使用しませんので、お答えできません。
>5)そもそも、このような症例で12本分のブリッジは、勧められることでしょうか?
症例としてはありますが、多いものではないです。
これらの内容は、実際に拝見していないため推測になってしまいます。
あまりに情報が少ないために、正確なことはお答えできないのが現状です。
たとえば、レントゲンや歯周病の検査など必要不可欠です。
参考になりましたか?
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-05-30 06:23:30
LILICAさまおはようございます。
ロングスパンのブリッジについて、この設計でいいのか心配になっているのですね。
私なら最低限の支台歯で補綴が出来るようにブリッジを設計します。
条件としては歯周病が治癒していることが必須です、その上でそこそこの骨があって根を支えていて動揺がないことです。
具体的にはお口の中を拝見しないと、成功するかどうかの結論は出せません。
拝見していないのでLILICAさまの場合、それに当てはまるかどうかはわかりかねます。
しかしそのような条件を満たしていて、歯磨きが上手に出来て間食の食べすぎがなければ?211?3?でブリッジを計画します。
支台歯を幾ら増やしてもふやせば増やすだけ適合は甘くなります、そのような適合が甘い支台歯はいずれ外れてしまうように思います。
外れてしまえばその歯はむし歯になってしまいます、ブリッジ装着した時一番避けたい事故だと考えています。
したがって最低限の支台歯でブリッジを計画するのがいいと考えています。
参考になさってください。
ロングスパンのブリッジについて、この設計でいいのか心配になっているのですね。
私なら最低限の支台歯で補綴が出来るようにブリッジを設計します。
条件としては歯周病が治癒していることが必須です、その上でそこそこの骨があって根を支えていて動揺がないことです。
具体的にはお口の中を拝見しないと、成功するかどうかの結論は出せません。
拝見していないのでLILICAさまの場合、それに当てはまるかどうかはわかりかねます。
しかしそのような条件を満たしていて、歯磨きが上手に出来て間食の食べすぎがなければ?211?3?でブリッジを計画します。
支台歯を幾ら増やしてもふやせば増やすだけ適合は甘くなります、そのような適合が甘い支台歯はいずれ外れてしまうように思います。
外れてしまえばその歯はむし歯になってしまいます、ブリッジ装着した時一番避けたい事故だと考えています。
したがって最低限の支台歯でブリッジを計画するのがいいと考えています。
参考になさってください。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-05-30 08:51:53
大がかりなブリッジになるほど、その支台歯に異常が生じたとき、冠に問題を生じたとき等に修理が困難になります。
保険では出来ません。
7番目までを歯列とすると、左右で14本の歯ですから、7番を残してほぼ全体にわたるものです。
最近10本というのが有りましたが、はっきりいって異常新記録です。
まだ一度も見たことが有りません。
連結の方法にも直接連結するのでは無く、キーアンドキーウエイという間接的につなげる方法が有ります。
支台歯がどう、歯周組織がどう、歯列がどうなどの問題など以前のことです。
保険では出来ません。
7番目までを歯列とすると、左右で14本の歯ですから、7番を残してほぼ全体にわたるものです。
最近10本というのが有りましたが、はっきりいって異常新記録です。
まだ一度も見たことが有りません。
連結の方法にも直接連結するのでは無く、キーアンドキーウエイという間接的につなげる方法が有ります。
支台歯がどう、歯周組織がどう、歯列がどうなどの問題など以前のことです。
回答4
回答日時:2009-05-30 10:30:08
こんにちは。
私は16本のブリッジを作ったことがあるので、世界記録(タイ)だと思います。
さすがに不安でしたので、色々工夫をしていますし、メタルボンドではなくてハイブリッドセラミックの前装冠ですが、これはかなりずっしり来ますよねぇ。
(※重みはフレームの金合金が主ですから、メタルボンドと同じぐらいの重さです)
大きなブリッジは、インプラントも選べる今よりも多分一昔前の、歯周病専門医の間でメジャー(?)だったのではないかと思います。
意外とそういう系の臨床追跡論文は多いですし、診断、処置、管理が行き届いていれば、長期の生存率は高いですよ。
ですから重さについては致命的な問題にはなりません。
ジルコニアだと極めて軽くはなりますし、下手な技工士が作るよりは精度も高く作れるのが大きな魅力なのですが、上手な技工士さんが作る物には精度的に適わないので、一長一短ですね。
小さい時には問題にならないレベルなのですが、ジルコニアはちょっとだけゆるく感じますから、大きなブリッジともなると致命傷になるかも。。
さて、LILICAさんの場合にブリッジの選択がベストかどうか、は、他の先生方も書かれてる様に、様々な要素が絡んでくるために判別出来ないですね。
私がブリッジの設計を考える時に原則としているのは、
・基本は小さく(出来れば3歯まで)
・小さいもので不安が残る場合(上顎前歯や歯周病など)は、逆に大きく(力学的な安定を図るため)
と考えています。
必ずしも小さいのが安全と言う訳ではなくて、逆に攻めて大きくして△形にするのも安定化が図れますからね。
鉛筆は転がるけど三角定規は転がらないですもんね?
ただしメインテナンスは最高に神経を遣いますから、こちらとしては出来ればインプラントに逃げたいところですけどね^^;
LILICAさんも、お手入れ頑張って下さいね。
画像1 画像2
私は16本のブリッジを作ったことがあるので、世界記録(タイ)だと思います。
さすがに不安でしたので、色々工夫をしていますし、メタルボンドではなくてハイブリッドセラミックの前装冠ですが、これはかなりずっしり来ますよねぇ。
(※重みはフレームの金合金が主ですから、メタルボンドと同じぐらいの重さです)
大きなブリッジは、インプラントも選べる今よりも多分一昔前の、歯周病専門医の間でメジャー(?)だったのではないかと思います。
意外とそういう系の臨床追跡論文は多いですし、診断、処置、管理が行き届いていれば、長期の生存率は高いですよ。
ですから重さについては致命的な問題にはなりません。
ジルコニアだと極めて軽くはなりますし、下手な技工士が作るよりは精度も高く作れるのが大きな魅力なのですが、上手な技工士さんが作る物には精度的に適わないので、一長一短ですね。
小さい時には問題にならないレベルなのですが、ジルコニアはちょっとだけゆるく感じますから、大きなブリッジともなると致命傷になるかも。。
さて、LILICAさんの場合にブリッジの選択がベストかどうか、は、他の先生方も書かれてる様に、様々な要素が絡んでくるために判別出来ないですね。
私がブリッジの設計を考える時に原則としているのは、
・基本は小さく(出来れば3歯まで)
・小さいもので不安が残る場合(上顎前歯や歯周病など)は、逆に大きく(力学的な安定を図るため)
と考えています。
必ずしも小さいのが安全と言う訳ではなくて、逆に攻めて大きくして△形にするのも安定化が図れますからね。
鉛筆は転がるけど三角定規は転がらないですもんね?
ただしメインテナンスは最高に神経を遣いますから、こちらとしては出来ればインプラントに逃げたいところですけどね^^;
LILICAさんも、お手入れ頑張って下さいね。
画像1 画像2
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-05-30 13:34:59
ノア先生‥チャレンジャーやね‥。^_^;
諸先生方も書かれている通り「LILICAさんの場合にブリッジの選択がベストかどうか、は、他の先生方も書かれてる様に、様々な要素が絡んでくるために判別出来ない」と思います。
基本的には
ブリッジの設計はできるだけ小さく
可能であればインプラントを入れて
と言う考えです。
ロングスパンのブリッジは何かと不安で‥。
>意外とそういう系の臨床追跡論文は多いですし、診断、処置、管理が行き届いていれば、長期の生存率は高いですよ。
そうなんですかぁ〜。(゜o゜)
でも「自分でやるのは気が引ける(自信無い)なぁ‥」と言う感じです。
諸先生方も書かれている通り「LILICAさんの場合にブリッジの選択がベストかどうか、は、他の先生方も書かれてる様に、様々な要素が絡んでくるために判別出来ない」と思います。
基本的には
ブリッジの設計はできるだけ小さく
可能であればインプラントを入れて
と言う考えです。
ロングスパンのブリッジは何かと不安で‥。
>意外とそういう系の臨床追跡論文は多いですし、診断、処置、管理が行き届いていれば、長期の生存率は高いですよ。
そうなんですかぁ〜。(゜o゜)
でも「自分でやるのは気が引ける(自信無い)なぁ‥」と言う感じです。
回答6
回答日時:2009-05-30 14:52:32
LILICAさん、こんにちは。
実際に診ているわけではないので、やはり難しいですね。
「百聞は一見に如かず」で、なにが良いのか・・・
実際に診察されている先生が、一番状況を分かっているわけですから、その治療方針は「主治医の中のベスト」と考えても良いと思います。
まぁ、長いブリッジ程、様々な要素で難しくなるんですが、十分に時間を取って、丁寧に治療を受けられているなら、問題ないと思います。
渡辺先生>
>世界記録(タイ)だと思います。
ですよね、きっと。
過剰歯の人を募集して、世界記録を更新されては!?(^^;)
>ノア先生‥チャレンジャーやね‥。^_^;
同感です。。。私は世界記録には挑戦できませんね。
実際に診ているわけではないので、やはり難しいですね。
「百聞は一見に如かず」で、なにが良いのか・・・
実際に診察されている先生が、一番状況を分かっているわけですから、その治療方針は「主治医の中のベスト」と考えても良いと思います。
まぁ、長いブリッジ程、様々な要素で難しくなるんですが、十分に時間を取って、丁寧に治療を受けられているなら、問題ないと思います。
渡辺先生>
>世界記録(タイ)だと思います。
ですよね、きっと。
過剰歯の人を募集して、世界記録を更新されては!?(^^;)
>ノア先生‥チャレンジャーやね‥。^_^;
同感です。。。私は世界記録には挑戦できませんね。
回答7
回答日時:2009-05-30 16:35:08
はい、写真がさわやかになりすぎたノア先生です^^;
ちょっと今出先なので資料がありませんが、80〜90年代とかにはそういう論文が結構あった様な・・
当時はインプラントに逃げられなかったですからね。
確か下顎の3、3だけで12本とか、そういうのもあったと記憶しています。
(外国のデータですから、精度も咬合関係もおそらくは・・)
かくいう私も上顎で
?2112?456?(※?はヘミセクション)
と言うケースもあったりします。
ただ診査項目はここに書ききれないほどありますし、注意点やら色々、とにかくもう本当に大変ですよね。
よほどの事情があるときだけ、です。
それでLILICAさんの場合の設計の妥当性については不明なのですが・・と言うか時間が経ってみないと結論は出ませんが、ジルコニアとの比較についてだけ少し補足をしますね。
メタルフレームをやめてジルコニアフレームにすると、もう嘘の様に軽くはなります。
色も綺麗ですし、寸法の狂いやすい鋳造ではなく、塊から削って作る削り出しなので、一見いいことづくしです。
・・ところが、メタルフレームに比べてジルコニアフレームの場合、連結部分をかなり厚めに確保しないといけないので、案外ごっつくなりがちです。
最悪歯間ブラシが通らないとか、歯同士がいかにもつながって見えるとか・・。
ジルコニアは、目に見えないほどの小さいクラックなら自分で勝手に修復する???と言う訳の分からない、冗談の様な特性を持ってはいるらしいのですが、それでもフレームの破折と言うトラブルは起きる様です。
4年ぐらいの経過観察のデータでも、ロングスパンだといくつか折れてたのを読んだ覚えがありますね。
その点、メタルは適度にしなっていいのかも知れませんね。
それとこれは先生にもよるのですが、大きなブリッジを作る際には通常一発ではぴったり行きにくいです。
型取りをして、石膏を流した時点ですでに寸法変化が起きますから、工夫に工夫を重ねても本当に精密に出来るのは3cmぐらいが限度と言われます。
(つまり、細かいことを言えば3本ブリッジぐらいが限度)
ですので、その石膏を元にいくらコンピューターがジルコニアを正確に削り出したところで、ぴったりいく保証がありません。
その場合に、もしもメタルなら一度どこかで切断してからまた溶接する、あるいは最初から切断して作っておいて、口の中で正確な位置を記録する・・と言う方法も取ることが出来ます。
そういう意味でメタルは融通が非常にきくのですが、ジルコニアは一切出来ませんからね。
以上、
・強度
・溶接出来ない
の2点の理由から、特別大きなブリッジの際には、ジルコニアは避けておかれた方が賢明ではないかな・・と思いますよ。
吉岡先生>
>世界記録を更新されては!?(^^;)
実はこれに内冠が2つ入っているので、クラウン?は18本分です。
良かったのか悪かったのか分かりませんが・・色々事情があるんです。。
ちょっと今出先なので資料がありませんが、80〜90年代とかにはそういう論文が結構あった様な・・
当時はインプラントに逃げられなかったですからね。
確か下顎の3、3だけで12本とか、そういうのもあったと記憶しています。
(外国のデータですから、精度も咬合関係もおそらくは・・)
かくいう私も上顎で
?2112?456?(※?はヘミセクション)
と言うケースもあったりします。
ただ診査項目はここに書ききれないほどありますし、注意点やら色々、とにかくもう本当に大変ですよね。
よほどの事情があるときだけ、です。
それでLILICAさんの場合の設計の妥当性については不明なのですが・・と言うか時間が経ってみないと結論は出ませんが、ジルコニアとの比較についてだけ少し補足をしますね。
メタルフレームをやめてジルコニアフレームにすると、もう嘘の様に軽くはなります。
色も綺麗ですし、寸法の狂いやすい鋳造ではなく、塊から削って作る削り出しなので、一見いいことづくしです。
・・ところが、メタルフレームに比べてジルコニアフレームの場合、連結部分をかなり厚めに確保しないといけないので、案外ごっつくなりがちです。
最悪歯間ブラシが通らないとか、歯同士がいかにもつながって見えるとか・・。
ジルコニアは、目に見えないほどの小さいクラックなら自分で勝手に修復する???と言う訳の分からない、冗談の様な特性を持ってはいるらしいのですが、それでもフレームの破折と言うトラブルは起きる様です。
4年ぐらいの経過観察のデータでも、ロングスパンだといくつか折れてたのを読んだ覚えがありますね。
その点、メタルは適度にしなっていいのかも知れませんね。
それとこれは先生にもよるのですが、大きなブリッジを作る際には通常一発ではぴったり行きにくいです。
型取りをして、石膏を流した時点ですでに寸法変化が起きますから、工夫に工夫を重ねても本当に精密に出来るのは3cmぐらいが限度と言われます。
(つまり、細かいことを言えば3本ブリッジぐらいが限度)
ですので、その石膏を元にいくらコンピューターがジルコニアを正確に削り出したところで、ぴったりいく保証がありません。
その場合に、もしもメタルなら一度どこかで切断してからまた溶接する、あるいは最初から切断して作っておいて、口の中で正確な位置を記録する・・と言う方法も取ることが出来ます。
そういう意味でメタルは融通が非常にきくのですが、ジルコニアは一切出来ませんからね。
以上、
・強度
・溶接出来ない
の2点の理由から、特別大きなブリッジの際には、ジルコニアは避けておかれた方が賢明ではないかな・・と思いますよ。
吉岡先生>
>世界記録を更新されては!?(^^;)
実はこれに内冠が2つ入っているので、クラウン?は18本分です。
良かったのか悪かったのか分かりませんが・・色々事情があるんです。。
相談者からの返信
相談者:
LILICAさん
返信日時:2009-05-30 22:52:25
LILICAです。
先生方の回答はとても参考になりました。
本当にありがとうございました。
迷っているなか、このようにたくさんの貴重なご意見を、素敵な先生方からいただけて、本当に涙がでそうです。
チャレンジャー(?)のやりとりは笑えました。
すごい記録をお持ちですね♪
本数については、担当の先生と再度話し合ってみます。
ダイナミックに本数を増やす大胆な方法まで考えてのことなのか・・・担当の先生のご意見を尊重しつつ、私としては、できる限り少なくしたいと思っている旨、伝えるつもりです。
また、総合的に考えると、ジルコニアより現状のメタルボンドで厚みを改善してもらえるかトライしたほうがいいかと思いました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます!
先生方の回答はとても参考になりました。
本当にありがとうございました。
迷っているなか、このようにたくさんの貴重なご意見を、素敵な先生方からいただけて、本当に涙がでそうです。
チャレンジャー(?)のやりとりは笑えました。
すごい記録をお持ちですね♪
本数については、担当の先生と再度話し合ってみます。
ダイナミックに本数を増やす大胆な方法まで考えてのことなのか・・・担当の先生のご意見を尊重しつつ、私としては、できる限り少なくしたいと思っている旨、伝えるつもりです。
また、総合的に考えると、ジルコニアより現状のメタルボンドで厚みを改善してもらえるかトライしたほうがいいかと思いました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます!
タイトル | [写真あり] 12本ブリッジは妥当?またメタボンよりジルコニアのほうが軽い? |
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質問者 | LILICAさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
メタルボンド ブリッジ治療法 その他(写真あり) ジルコニアクラウン |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。