レジン修復のつもりが、大きく削られ説明もなしに保険のクラウンにされました

相談者: まっさるさん (30歳:男性)
投稿日時:2009-07-11 03:10:49
よろしくお願いします。

以前左上1番のと歯の間(前歯)の虫歯治療した際に、保険適用だったのでレンジだと思うのですが詰めて頂きました。

それから10年以上経過したと思いますが先日それが取れてしまいました。


歯医者に行って詰め直してもらおうと以前とは違う、最新機器などが揃った有名な歯科医がいるところを探して行きました。

歯科医に見てもらうと取れた所が虫歯になっていて、もしかしたら神経までいっているかもとのことでした。麻酔をかけず削っていき痛みがあるかを確認しました。

痛みが若干あったのでそれから麻酔をかけての治療が始まりました。


元々わずかな大きさだったのですが、大きく長方形のように削られてしまい、歯が欠けたような状態になってしまいました。

そこの歯医者さんは大きな所で審美も兼ね備えているため、最終的にはセレックなどの最新機器で治療するためにそのように大きく削ったのだと思っていました。

何かを塗ったあと、おそらくレンジという物だと思いますが、大きく削り取られてしまった所に詰め1回目が終わりました。
その後数回の通院の度に硬くなったそれを削り取り、何かを塗るという作業が行われました。


そして3回目か4回目の治療ではいつも以上に削る時間が長く、歯が無くなってしまうのではと感じていたその日の終わり頃、何故か仮歯をつけておきますと言われました。

帰宅して初めて気づいたのですが、明らかにそれは全体を覆うようなかぶせ物でした。

前日までは確かに歯の2/3ほどは残っていました。

治療中に鏡を見せてもらうことが出来ないので現在どれほどの歯が残っているのかはわかりません。


何故何の説明もなしに保険適用のかぶせ物になってしまったのでしょうか?

虫歯の治療は3,4回目の時点で終わり、それ以上は削る必要がなかったのではないのでしょうか。

こちら側がクラウン(かぶせ物)にしてくださいといったならわかりますが。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-07-11 05:38:25
まっさるさまおはようございます。

詰め物が取れて最新機器がそろった有名な歯科医院で治療を依頼したところ御自身の思惑とは違って被せ物になってしまったようで心配になっているのですね。

文面から推測すると保険自費かは判りかねますがおそらく仰るように被せ物になってしまった可能性が高いように思います。

ことの真相は歯科医に訊ねてみるしかありません。

お電話でいいので連絡してみることをお勧めいたします。

参考になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2009-07-11 06:34:00
「何故何の説明もなしに保険適用のかぶせ物になってしまったのでしょうか?」との不信感があるのですね。

>元々わずかな大きさだったのですが、大きく長方形のように削られてしまい、

根管治療をしたと思うのですが、小さなレジン修復が、神経までいってる場合、カリエスの範囲が、意外と大きいと言うことは、良くあることなので、削られてしまったのではなく、カリエスを充分に削ってもらったと可能性が高いですが、確認はされましたか。



>前日までは確かにの2/3ほどは残っていました。治療中に鏡を見せてもらうことが出来ないので現在どれほどの歯が残っているのかはわかりません。

すでに1/3ほど削って、根管治療もしたのなら、ほとんどの歯科医院が、被せるタイプの治療となります。

その時に、歯を少し削って、コアーというものをたてます。

施設によっては、歯の厚みをしっかりと確保したいので、かなり削る先生も多いです。
歯科医師の裁量の範囲と思います(思うだけですし、そんな研究もありません)。

そして、最終的な型取りをしてないのなら、この時点で、仮の歯をいれるのは、歯科医院にとって、赤字になる患者さんのことを考えた良い治療とも言えます。

また、仮の歯の中の状態も確認してないのですよね。

そして、保険証をだして保険治療を希望されたのですよね。

すると、自費を薦めるのは、自費に自信があって心からおすすめしているのか、儲かるから薦めるのかの2つのパターンのみで、基本的に自費の説明はしなくて良いとなっています。

儲かるからと言って、安易に薦めなかった良い歯科医院とも言えます。
しかし、これも次回に、自費の説明をするかもしれません(まだ土台ができてないとの前提で)。



すなわち、この時点で、いろいろな確認もできてないことを考えると、この歯科医院の治療は、ごく一般的で、不信感を、どうして抱かれるのか疑問に思ってしまいます。

確認した結果、一般的でない可能性も否定できないので、僕も、確認してないし、さらには、診察もしてないので、まっさるさんと同じく想像です。

ただ、しっかりとカリエスととってもらって、厚みを確保して割れたりしないように、丁寧に削ってもらったと想像すると、結果が異なるということです。



土台をいれる前に、ほとんど削らず、土台をいれてから、いい加減に削って、薄い歯の部分を残して、そこが破折して被せものがはずれる原因となったり、カリエスを残して被せて2次カリエスになっておられる、患者さんをたくさん知っているものの意見として聞いてください。


しかし、まっさるさんが、「最新機器などが揃った有名な歯科医がいるところを探して行きました。」とのことなので、それを担当の先生にしっかりと伝えて、自費で良いので、審美的に満足いく治療を行いたいと話すと良いとおもいます。

もし、型取りをしたのなら、早く電話で、自費で考えているので、次回診察時に、相談したいので、保険治療の被せものはストップして欲しいと連絡することをおすすめします。

型取りをしてないのなら、次回の診察日でも間に合うと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-07-11 09:26:05
>何故か仮歯をつけておきますと言われました
>何故何の説明もなしに保険適用のかぶせ物になってしまったのでしょうか?

現時点では銀歯にはなっていないのではないでしょうか?


そんなことはともかくとして。


詰め物クラウンにされてしまいました

と書かれていること自体が問題です。


結局、現時点では貴方と歯科医師との間には信頼関係は構築できていないと思われます。

いまさら何を言ったところで無駄だと思いますから転院されるほうがよろしいかと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-07-11 10:36:39
>何故何の説明もなしに保険適用のかぶせ物になってしまったのでしょうか?

湯浅先生がおっしゃられるように、保険証を提示して治療を受けられたのであれば、保険でと言う流れになると思います。

逆に自費治療を希望されるのであれば患者さんの方が何らなの意思表示をしないと保険の流れで進めてしまいます。

保険医であれば出来る範囲は全て保険で行うことが義務付けられています。
また毎回自費の説明をする義務などもありません。


難しい所なのですが、現状自費を考えているようであれば患者さんの方から

「ここは自費の治療を考えたい」

と言っておいて貰わないとこういったことになってしまいます。


一般の方はおかしいと思われると思いますが、制度上はこのような解釈になるかと思います。





虫歯の治療は3,4回目の時点で終わり、それ以上は削る必要がなかったのではないのでしょうか。

これは担当した先生しか分かりませんね^^;
一度聞いてみてください。



>こちら側がクラウン(かぶせ物)にしてくださいといったならわかりますが。

この辺りも難しいところで、健康な部分がある程度残っていても削って被せた方が医学的に正しい所もあります。

また日本の制度は大きく削る方向で考えられており、ミニマムインターベーション(MI)などの概念はありません。


読ませて頂いて思うのは、現代患者さんのニーズを今の制度が受けきれなくなった為に起こっているようなものに感じます。

 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まっさるさん
返信日時:2009-07-12 02:58:22
皆さんご回答ありがとうございました。

その中でも特に気になったご回答がありましたので再度質問させてください。


湯浅先生のご回答の中に気になる点が二つ。

?カリエスを充分に削った。
?1/3ほど削ったらほとんどの歯科医がかぶせるタイプを選択する 

の2点です。



根管治療なのか虫歯治療なのかわかりませんが、最初の数回の通院で同じような行為のみが行われた。

仮に根管治療なら虫歯を残した状態で行われるのでしょうか。

そして虫歯治療なら通院のたびに行われた行為が終わった、つまりそれは虫歯の治療に関しては終了したということではないのでしょうか?

数回目の通院時、その日椅子に座る前は2/3ほどは残っていたはずが、仮歯をつける、まさにその直前に大きく削り取られました。

もし先生の仰るとおりだとしたら、最初の数回は根管治療でそのために数ミリほどの穴を大きく削った。

そして仮歯をつける直前に削ったのは大きな虫歯だった、とのことなんでしょうか?


?つ目ですが、を縦に三分割(左・中・右)にした場合、左・中はすべて、右は歯茎から数ミリ程度残っている状態です。

例えるなら大きなすきっぱがあるような感じです。

このような状態だと通常歯科医はかぶせるタイプを選択するのでしょうか?
素人的には色々な材質があるのですから詰め物をしたほうがいいのではと思ってしまうのですが。


最後になりますが、保険に関してご回答して頂いた先生がいました。
ありがとうございます。

私が通院した所は最初にアンケートがありました。

そのなかに保険適用希望・保険自費どちらでも・自費希望などといった質問があり、保険でどの程度綺麗になるかわからなかったのでどちらでもに○をしました。


すでに治療は終え、保険適用のプラスチックのクラウンになってしまっているので失ってしまった歯は戻ってきませんが、本当にクラウンにする必要があったのか先生方のご意見を再度お聞かせください。

仮に何らかの手違いがあったとして担当医が正直にすべてを話してくれるとは思えません。
ですからむしろ直接かかわっていない先生方の意見が知りたいです。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-07-12 04:06:58
こんばんは。

まず2/3程度が残っていたという事ですが、ご自身から鏡などで見て2/3程度残っているように見えた場合、その裏側はもっと虫歯で既に失われている事がほとんどであると思われます。


この場合保険自由診療に関わらず、今残っている(見た目ではなく、本当にどのくらいどの位置で残っているのか)歯の大きさによってかぶせるのか詰めるのかを選択するわけです。

お話から受ける感じでは恐らくはかぶせた方がよいというよりも、かぶせなければならないという状況だったのではないかと思われます。


表面上歯の形態が残してあっても、それは便宜的に根管処置をする間はその方が仮の蓋などをしやすいために残してあったかも知れません。

しかし表面に残っている歯質が薄べったいと、裏側に詰めるレジンの硬化する時の収縮のせいで表面の歯にはクラック(ヒビ)が入り、今度別の問題をきたす事が想像されるでしょう。


根管治療はいわゆる虫歯の治療とは少し意味合いが違います。
たいていは虫歯が更に進展して根の中の神経に感染が起こり、それに対してされる治療です。

なので「根管治療が終わった=虫歯の治療が終了した」ということではありません。

↓↓こちらをご覧になってみて下さい。
参考:虫歯


タカタ先生もおっしゃっていますが、まっさるさんが

>担当医が正直にすべてを話してくれるとは思えません。

このように思っておられる以上は、もしその先生が仮に正しい事をおっしゃっていたとしても嘘に聞こえてしまうのでしょうか。

このサイトで情報を得ても、その先生との信頼関係がどの程度良くなるのかが判りません。

またその他の先生方も書いておられるように、私も同じく今の状況をお話から察するに、直接診ない限りは断言は出来かねますが、かぶせる事は妥当であるように感じます。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-07-12 07:43:39
田中先生と同じで

>前日までは確かにの2/3ほどは残っていました。

見える部分が2/3残っていても裏側は根管治療をしたりしていて殆ど歯は残っていなかったことが想像できます。

ですからこの場合半分〜半分以下ぐらいしか歯は残っていなかったと思います。
この場合はまず大きく削り被せ物を入れるのが通法です。

また残っている部分にレジンなどでビルドアップしてくれればと思われているようですが、半分近く健全歯質がない歯をレジンで盛り足し審美的な満足が得られるようにする為には相当技術が必要です。

またレジンと言う選択肢を持っている先生であればまずセレックは持っていないと思います。

レジンが得意な先生は小さく削って詰めようと考えます。
ですがこれは技術も根気も必要で時間がかかり過ぎます。

逆にセレックや、セラミックなどを得意とする先生は大きく削って被せ物で治療を行います。
この方が審美的な満足も得られやすいですし、どちらかと言うとこちらの方が教科書的です。

歯科の考え方は神経を取った → 大きく削って被せる

がセオリーであり、特に今の先生が削るのが好きで削っているのではないですからね。



私見ですが、

どちらかと言うとセレックがある歯科医院ではレジンで手間をかけることはないと思います。

レジンでビルドアップ治療が出来ればセレックはあまり出番がなくなる訳であり、相反する位置にセレックとレジンはある気がします。

またレジンのビルドアップなどはあまり一般的な治療ではありません。
ビルドアップ:
参考:http://www.eedental.jp/contents/medicalcase/buildup.html



仮歯をつける、まさにその直前に大きく削り取られました。

根管治療中は大きく削りません。(審美的な観点、治療の効率化の為)
根管治療が終わり土台が入ってから大きく削るという流れになります。


文面から既に担当の先生を信じられなくなっていると思いますが、実際どこの歯科医院に行っても同じ処置を受けることになったと思いますよ。

また、このような流れを事細かにメリット・デメリットを説明することも殆どの歯科医院でしていないと思います。 


歯科医院選びは難しい所だと思います。
マイクロ、CT、セレックなどがあってもご自身が満足できる歯科医院かは別問題となってしまいます。

歯科医院によってはこの辺りの治療の流れを助手(コーディネーターと言うみたいですが^^;)が説明してくれる歯科医院もありますからそう言った歯科医院に行かれてみてはどうでしょう。
 

お大事に
 

回答 回答7
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2009-07-12 07:53:19
ところで、型取りをしてなかったということで良いのですよね。

もししていたのなら、連絡されましたか?

>>>>
湯浅先生のご回答の中に気になる点が二つ。

?カリエスを充分に削った。
?1/3ほど削ったらほとんどの歯科医がかぶせるタイプを選択する 

の2点です。
>>>>

>>>>
ほどの穴を大きく削った。
そして仮歯をつける直前に削ったのは大きな虫歯だった、とのことなんでしょうか?
>>>>



すでに、この時点で、まっさるさんは、誤解されています。

僕が書いたのは、

>>>>
それから麻酔をかけての治療が始まりました。

元々わずかな大きさだったのですが、大きく長方形のように削られてしまい、
>>>>

これで2/3になったのですから、1/3を削ったのが、根管治療開始日ですよね。
この時点で充分にカリエスをとったと書いたのです。

そして、仮歯をつける直前に削ったのは、コアーをたてるため、の厚みが内部分を削ったということです。

ネットの文章では、誤解を生じやすいため、すでに、誤解を生じています(さすがに、30分以上考えた文章ですので、ぼくの書き方が悪いと言われると悲しいですね・・・)。

そして、その誤解で、さらに質問がふえており、不信感も増しているようです。


ともかく、レジン修復があり、2次カリエスになって、歯髄までカリエスが進行していた場合、被せる修復物になることのが、多いぐらいと言えます。

何度も書きますが、どうしても、まっさるさんの文面からだけ想像すると、その担当医の先生は、普通の治療をされていると思います。

どうして不信感をもたれているのか、よく分かりませんし、僕も田中先生たちの意見に同意します。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まっさるさん
返信日時:2009-07-13 16:56:49
多くの先生方お忙しい中時間を割いていただきありがとうございました。

かぶせ物が取れる前後(当初かぶせ物をしてから今まで)に痛みなどを感じたことがなく、「虫歯がある」と言われた際にも軽いものだと思っていました。

そのため何の説明もなくを大きく削り取られてしまったときには大変なショックでした。

やはり先生方の仰るように見た目ではわからないようなことがあったのかもしれません。

今回、多くの先生方の意見が聞けてとても参考になりました。



タイトル レジン修復のつもりが、大きく削られ説明もなしに保険のクラウンにされました
質問者 まっさるさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
レジン(白いプラスチック)
保険のクラウン(奥歯:銀歯)
歯医者への不信感
詰め物、インレーが取れた・外れた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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