[写真あり] 授乳中、歯と歯の間の虫歯を銀歯で治療することについて

相談者: skyさん (30歳:女性)
投稿日時:2009-10-20 14:06:24
こんにちは。
今回2回目のご相談となります。
よろしくお願いいたします。

参考:過去のご相談
奥歯の歯茎の境目に大きな虫歯、歯と身体に良い材料、治療法は?

現在、9か月の子供に授乳中です。

左上4番と5番の間の、噛みあわせ部分に虫歯があります。
4か月前に別のの治療で歯科にかかった際、指摘されましたが、授乳中の麻酔が気になり、治療を延ばしていました。

最近、チョコレートなどを食べるたびに滲みて、普通にしていても痛みが出てきて、口を大きく開きにくい感じになってきたので、そろそろ治療したいと思っています。

4か月前に歯科医師からは、噛みあわせ部分なので金属を使う方がよい(レジンでなく)、ただし4番と5番の間にまたがるため、外から見える側の4番と5番の間に、金属の筋というか、細い金属棒が間に入り、外から見える形になると言われました。

レジンの場合、亀裂が入ってそこから細菌が入り、虫歯が知らぬ間に深く進行してしまうこともあるため、こういう場合は金属で治療をしているとのことでした。


質問は2点です。

1)

笑うとしっかり見えてしまうので、できれば金属は入れたくないのですが、私がかかっている歯科から説明があったように、レジンはよくないのでしょうか。
見た目、という観点からは白いものがいいのですが、レジンはどうなのか、また保険外の材質で適するものがあるのか教えてください。

また、銀歯の方がよいということであれば、保険の銀歯保険外の金属ではどれくらい差があるでしょうか。

このサイトの「銀歯のデメリット」として、 「時間が経つと金属が錆びて溶け出し、歯や歯ぐきの変色金属アレルギーなどを引き起こす可能性がある。」とあり、かかっている歯科にもその旨お話したところ、

「金属が錆びて溶ける量は微々たるものだ」

ということでしたが、気になります。

この金属が錆びて溶けることのリスクや量は、保険の銀歯と保険外の金属ではどのくらい差があるのでしょうか。


2)

私がかかっている歯科では、治療の際、基本的には麻酔をするとのことでした。
授乳中でも問題ないとのことですが、やはり気になってしまいます。

これまでかかった歯科では、抜歯以外は麻酔はせず、結構痛い思いをして治療をしていましたが、最近は、虫歯の治療でも毎回麻酔をするのが普通なのでしょうか。


よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-10-20 16:03:25
なるほど。

僕は保険診療は行っておりませんので、多少特殊である事は御理解ください‥。


>1)私がかかっている歯科から説明があったように、レジンはよくないのでしょうか。

僕は金属を使うのは嫌なので、多くはレジンまたはハイブリッドセラミックスで治すことが多いです。

担当の先生のおっしゃられているように、「レジンは良くない」と言う事は決してありません。

ただし、このサイトで過去にも多く語られている事ですが、

?レジン治療は担当の技術の差が出やすい(得意不得意の差がある)
?手間(時間)がかかる

です。

担当の先生が「レジンでは治療しない」と言う意思表示をされているわけですから

a 担当の先生のおっしゃられている通り金属で治す
b レジン治療の得意な歯科医に転院する

と言う事になると思います。

残念ながら、レジンの得意ではない先生に無理を言ってレジン治療をしていただいたところで、決して良い結果にはなりません。


>また保険外の材質で適するものがあるのか教えてください。

上述したように僕はレジン以外ですと、ハイブリッドセラミックスを使います。
また、ハイブリッドでは無く、純粋な(?)セラミックインレーと言う物もあります。

参考⇒インレー

>この金属が錆びて溶けることのリスクや量は、保険の銀歯と保険外の金属ではどのくらい差があるのでしょうか。

基本的に差は無いと思いますけど、金合金であれば金属アレルギーのリスクや適合性などの面から保険の銀歯よりは優れていると思います。


>2)最近は、虫歯の治療でも毎回麻酔をするのが普通なのでしょうか。

僕は「必要に応じて」ですね。
ただ、治療中に患者さんが痛がるのが嫌なので、「普通の歯医者さんよりは麻酔を使う頻度は多いかな?」と言う感じです。

浅い虫で「これは絶対に麻酔は必要無いでしょう」と思える時は使いません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-10-20 17:12:59
材料のことは過去沢山出ていますよ。

参考⇒検索の上手な使い方

結論から言えば、治療の成否は材料の選択というより、先生の腕とかける時間に大きく左右されてきます。

保険の銀でもきちんと作れば、しっかりした物が出来ます。


レジンはどうなのか、また保険外の材質で適するものがあるのか教えてください。
保険の銀歯と保険外の金属ではどのくらい差があるのでしょうか。

タイヨウ先生と同じで、担当の先生がレジンはちょっとと言われていれば、その先生にレジンをお願いしても良い結果は生まれないと思います。

この辺は先生次第なので何とも言えないというか・・・

例えば私であれば、段差なく詰めれる自信があるところは殆どレジンを直接詰めて1回で治療を終えます。

http://eedental.jp/zengaku.html

一般的なことで言えば、と歯の間は間接法で銀色のインレーで治します。
もし銀色が嫌なら、自費ハイブリットインレーを作ると思います。


先生にもよるので担当の先生に白く詰めれる選択肢を聞いた方がいいと思いますよ。
先生によっては、セラミックインレーをお勧めするかもしれません。



おだいじに^^

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-10-20 20:50:08
レジンを詰める条件としては、そこに咬合力がかからないことではないかと考えております。

どんなにパーフェクトに詰めても、そこにくいしばりなどで、強い力がかかると、レジンの重合収縮は積層法でもさけられない以上、いずれシールが破壊されリークがおこるかも知れません。

虫歯になったということは、おそらくその箇所に咬合力が働いています。
ですから咬合面にほとんどかからない小さなものなら、レジンでも可でしょう。

ある程度大きいと、そのひとに1番親和性の高い金合金がベストでしょう。

白いにこだわるなら、セラミックインレーではないでしょうか?
金合金より多少削除量が大きいですが。

グラディアの間接法が次善でしょうが、保険ではありませんし。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: skyさん
返信日時:2009-10-21 13:22:53
先生方、お忙しい中ご回答ありがとうございました。
レジンあるいはセラミックインレーで治療いただけるか、かかっている歯科に相談してみます。

ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-10-21 21:01:52
すみません、
越久村 先生

不勉強な若輩者に少し教えて頂けませんでしょうかm(_ _)m


>どんなにパーフェクトに詰めても、そこにくいしばりなどで、強い力がかかると、レジンの重合収縮は積層法でもさけられない以上、いずれシールが破壊されリークがおこるかも知れません。

メタルインレーでも同じではないのでしょうか!?
結局はセメントで金属をに合わせておくだけで、セメント層は時間の経過と供に防縮を繰り返し劣化するのではないでしょうか!?


虫歯になったということは、おそらくその箇所に咬合力が働いています。
>ですから咬合面にほとんどかからない小さなものなら、レジンでも可でしょう。

すみません、不勉強で^^;
これは初めて聞いたのですが、咬合力が加わるとなぜ虫歯ができるのでしょうか。
これに関してのデーターや論文があれば、教えて頂けませんでしょうか。

今現在治療させて頂いている患者さんは7番しか咬んでいない開咬なのですが、完全にオープンバイト前歯にも虫歯があります。。。


画像1ですが、保存学会も2級にはレジン充填を一応推奨してるようです。


お時間が許せば教えて頂けませんでしょうか。

よろしくお願いします。

 

画像1画像1




タイトル [写真あり] 授乳中、歯と歯の間の虫歯を銀歯で治療することについて
質問者 skyさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
レジン(白いプラスチック)
保険のインレー(銀・金属)
麻酔その他
その他(写真あり)
授乳中の歯科治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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