1番の土台が殆ど無く差し歯が抜ける。世の中の全ての方法を検討したい

相談者: bossaさん (33歳:女性)
投稿日時:2009-11-02 00:19:35
前歯(右上1番)の差し歯が、土台(根っこ)部分が殆ど残っていなく、インプラントブリッジにしないとすぐまた抜けてしまう、言われている状況です。
他に方法はないのでしょうか?

ただ、伺った歯科医の先生を疑う訳ではないのですが、かなり大きな決断となる為(金銭的、精神的)、出来うる本当にベストな方法を調べ抜いてから、決めたいと言う思いがあり、相談させて頂きました。

何卒宜しくお願い致します。


詳細は、まずだいぶ昔(恐らく15−20年前)に前歯(右上1番)が虫歯になり、治療してもらいました。

3年程前その治療した所が少し黒くなって(虫歯治療の際、神経を抜いた為かと)きたのでホワイトニングをしてもらった所、グラグラして抜けてしまったのです。
そのホワイトニングをした歯科医院で、保険より良い差し歯を無料で入れて頂きました(虫歯治療した医院と別の歯科医院です)。

が、1年位たってまた抜けてしまいました。

その次は半年後、、とだんだん抜けるタイミングが早くなりました。

その際は差し歯の接着部分をうまく増やしたり、歯茎を削って根っこの接着部分を増やしたり等して、接着して頂いていましたが、最近差し歯を治しに行くと、また数ヶ月で抜けてしまうだろうとは言われております。

その理由としてはもう土台のの部分が殆どない、つまり接着部分が殆どない状態の為、インプラントかブリッジをしかない、と幾つかの歯科医院で言われております。

ただ、まだあきらめがつかず、例えばアメリカに行けば他の方法もあるのかまで視野に入れ、方法を色々探っていた所でした。
 
インプラントは治療費がかさむだけでなく、かなり通わなくてはならなかったり、治療後に問題が出てくる場合があるらしいとの話を聞きますし、ブリッジは健康な歯を削って、と言う形にまだ違和感を覚えます。

世の中にある出来る限り全ての方法を検討した中で、一番ベストな方法でしたいとの思いがあり、欲張りで大変申し訳ないのですが、他にも方法があるのか、情報を教えて頂ければ大変幸いです。

何卒宜しくお願い申し上げます。

(探した所、類似質問は見当たらなかったと思うのですが、もしありましたらすみません。)


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-11-02 04:30:22
bossaさま、おはようございます。

右上の1番がすぐに取れてしまうようになって、もはや土台となる根っこの部分が少なくなっているので、抜歯してブリッジインプラントをするしかないといわれているのですね。

拝見したわけではないので、この根っこを使って新たに土台を作り直し冠を被せて、しかも長持ちするかどうかについては判断の仕様はありません。

出来るにしても、おそらく相当きびしい状態になっているものと思います。

個人的には残った健全な歯根が10mmくらいあって、歯周組織が健康であれば出来る可能性はないとは言えないと思います。

以前、自転車で転倒して根部で破折を起こして、歯根が確か7mm位になってしまった方の修復をしたことがあります。

かなり苦労はしましたが、きれいに治すことは出来ました、bossaさまの状況がこれに当てはまるかどうかについては診察していないので何とも言えませんが、当てはまるようなら出来るかもしれません。

引き受けていただけるDrを捜されて、一度診察を受けて診断していただいてもいいように思います。

参考になさってください。

外傷 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=141

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-11-02 12:25:58
こんにちは。

差し歯の土台の部分が少なくなって、に耐久性がなくなってきたようですね。


>その次は半年後、とだんだん抜けるタイミングが早くなりました。
>その際は差し歯の接着部分をうまく増やしたり、歯茎を削って根っこの接着部分を増やしたり等して、接着して頂いていましたが、最近差し歯を治しに行くと、また数ヶ月で抜けてしまうだろうとは言われております。

実際みていないので何ともいえませんが、何回も外れて修正を加えて再装着しているため、根っこの長さや、根っこの厚みも薄くなっているものと推察されます。

このような状況になってくると、その歯を保存することはかなり厳しいと思います。
私の想像の範囲ですが、根っこの部分にひょっとしたらヒビが入っていることも考えられます。


>ただ、まだあきらめがつかず、例えばアメリカに行けば他の方法もあるのかまで視野に入れ、方法を色々探っていた所でした。

アメリカでは訴訟の多い国ですのでこういった場合、抜歯してインプラントを勧められると思います。

歯周病が進行して根っこの分岐部まで骨吸収を始めたものに対して、積極的に抜歯してインプラントに帰る風潮がアメリカにはあります。

なぜなら、悪い状態を予見できる場合無駄な治療をせず、先に進む傾向にあります。
その理由は訴訟の多い国だからです。
「何度も通ってダメになるのならなぜ、確実な方法をとらないのか!」という世界です。


私個人の意見ですが、今回の場合抜歯をして次の処置を考えた方が良いように思います。
インプラント、ブリッジが嫌なら残されるのは入れ歯しか有りません。

どうしても納得されないのなら、何軒かまわって聞いてみたらいかがでしょう?
ひょっとしたら残す方法で考えてくれる方が出てくるかもしれません。
ただ、その歯がどの程度機能するかは未知数と思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-11-03 09:26:40
僕も田部先生と同意見です。

かなり保存は難しい状態なのではないかと思います。

訴訟大国であるアメリカに行けば、そのようなは間違いなく抜歯インプラントにされるでしょうね。


なので

1 クラウンレングスニングなどを行い、少しでも差し歯に有利な状態にする

2 諦めてインプラント

が良いのではないでしょうか。


ブリッジはご自身で書かれているように、健康な歯を削る事になります。
一度削ってしまうと歯は元に戻せませんから、歯を削る事に抵抗感があるのであれば、避けられた方が後悔しないと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: bossaさん
返信日時:2009-11-03 10:40:32
山田先生、田部先生、タイヨウ先生、
早急な回答頂きまして、有り難うございました。

> 歯根が確か7mm位になってしまった方の修復をしたことがあります。

それは素晴らしいですね!私のも当てはまると良いのですが。


また、絶対歯を残したい!と言う訳ではなく、(出来ればベストですが)自分の決断をする為にも、出来うる限りの全ての方法を伺い、その中からベストな方法を、と言う思いから、そして前歯で、それもかなり費用もかかると思いますので、調べられるだけ調べてから決断したいと思い、相談させて頂きました。

アメリカは滞在していた事があるので訴訟大国であるのは存じているのですが、やはりアメリカでもインプラントになるのですね。。

とても参考になりました。
ありがとうございました。



タイトル 1番の土台が殆ど無く差し歯が抜ける。世の中の全ての方法を検討したい
質問者 bossaさん
地域 東京23区
年齢 33歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:1番(中切歯)
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
クラウンが取れた・外れた
クラウン(被せ物)が動く・グラつく
回答者




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