歯周病の治療のための咬合調節・歯列矯正の必要性について

相談者: ゆでたま子さん (36歳:女性)
投稿日時:2009-11-20 11:13:52
いつもお世話になります。

前回、咬合調節で前歯を互い違いに削られたという相談をした者です。

参考:前回のご相談
咬合調節で前歯上2本を削られてしまい見た目が悪くなりました


セカンドオピニオンで別の医院でレントゲンを見てもらったところ、やはり自覚症状はないけれど歯周病がかなり進んでいるとのこと。

前の医院で、治療中の左上4番のクラウンを入れる前に、前歯の動揺がみらるから咬合調節としてを削ったのはあながち間違いではないが、あまり効果はないとのことでした。


根本的に治療するためには、咬合を変えなければいけない、と言われました。
咬合がおかしいために歯周病になったんだというような事を言われました。

歯周病治療でよくある歯茎へ投薬(?)ブラッシング指導などは進行を遅くすることは出来ても、歯の動揺は絶対に治らないとのこと。


今回行った医院は自費治療中心で、同じような症例をかなりみているとのことで、具体的な治療方針・方法などは、今度カウンセリングを受けてじっくり説明を聞く予定なのですが・・・・
(カウンセリングの予約は2週間先です)

恐らく今ある歯を削ってセラミックにして歯並びを治したり、受け口気味なのを治したりとかなり大掛かりな感じです。
治療方法も希望にあわせていろいろあるようなのですが・・・。



【相談】
私としては歯並びを治したいという希望はないのですが、このままだと歯の動揺は改善されず、歯周病が進行すると言われれば治した方がよいのか・・と悩みます。

歯周病治療でこのような治療を薦めている先生はいらっしゃいますか?


結局、自分がどのような治療を望むかがポイントだと思うのですが、このような方針の先生にカウンセリングを受ける時に、注意して聞くべき点、治療方針で必ず確認すべき点があればアドバイスよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-11-20 13:22:36
とりあえず、スプリントで少しずつ調整し、姿勢にも留意し、肩こり等をみながら・・というのが、正しいかみ合わせの再構成手順かと・・・。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-11-20 17:50:32
こんにちは。

かみ合わせ治療をされるのなら、越久村先生のおっしゃる様な順番が一般的には良いかと思います。

大掛かりな治療の際に、いきなり削られる先生も少なくありませんが、納得の上でならともかく、ご自身が必要性を理解してないうちに削られれば元には戻りませんので、注意して下さいね。


削る等の後戻り出来ない処置は特に慎重に、必要性を理解してからにしましょう。



それよりも、かみ合わせの治療が必要なのかどうかが気がかりです。

咬合がおかしいために歯周病になったんだというような事を言われました。

「ような」とは記載がありますが一応・・
咬合がおかしいから歯周病になると言うことは、ありません。
間接的に、巡り巡って進行のスピードなどに影響する程度のことはあります。

「咬合がおかしいから歯周病になる」、と考えてみえる先生もおられるのですが、しっかりとした学術的な見解としては上述の通りになるかと思います。

参考⇒歯肉から排膿がおこるってことは?



それとの動揺について、それ自体は問題がある場合とない場合も考えられると思います。

止めなくてはいけないものなら治療の必要もあるのですが、そうとは限りませんからね。



ですから、現在、あるいは将来のために、今何が問題なのか、それをゆでたま子さんなりに理解する様努めてみて下さい。

つまり、
・かみ合わせが悪いからかみ合わせの治療が必要だ
・歯が動揺しているから止めなくてはいけない
では理由になっていないのでは? と私なら考えます。



今回のことで経験された様に、先生によって見解は色々分かれますし、何が本当なのかは専門家でさえもよく分かっていないことも多々あります。

信頼出来そうな先生なのかどうか、実はここが一番のキーポイントになる様に思いますし、治療方法のカウンセリングにしっかりと時間をとって、希望をお聞きするあたりからは、期待は持って良い様な印象は受けますよ。

有意義な相談になる様に、頑張って下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆでたま子さん
返信日時:2009-11-20 23:13:40
越久村先生、渡辺先生、回答ありがとうございます。

やはり咬合調整は、かなり慎重にした方がいいようですね。

カウンセリングを受ける予定の先生は、かなり営業能力のありそうな先生でしたので(笑)こちらに知識がないと全部先生の言うとおりにしてしまいそうです。


咬合調整、反対咬合を直すことで本当に歯周病が改善するか・・・
渡辺先生の、
>参考⇒歯肉から排膿がおこるってことは?
カウンセリングを受ける前にこのような内容が知ることが出来て、とても参考になりました。


前の医院で前歯を削られてしまっただけで、かなり口の中が以前と違うような気がして違和感がありましたし、それをもっと大掛かりに調整するとなると、体調などにも影響しそうな気がします。


大掛かりな咬合調整で動揺が本当に改善するのか?
それがいつまで持つのか?
スケーリングルートプレーニングで進行を遅らせる治療の方が私にはむいてているのか・・・?

削ったは元に戻らないので・・じっくりカウンセリングを受けて将来のために慎重にお願いしたいと思います。
ありがとうございました。



タイトル 歯周病の治療のための咬合調節・歯列矯正の必要性について
質問者 ゆでたま子さん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ
回答者




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