顎関節症の治療で下顎の位置が変わってから、肩こりが悪化

相談者: cyberさん (30歳:女性)
投稿日時:2009-12-24 01:57:33
10年前に顎関節症と診断され、症状と付き合って来ました。
特に積極的な治療はしていなかったのですが、最近、歯磨き中に何度か下あごが右にずれて元に戻りにくく、顎の関節に少し痛みもあったために、一週間前に口腔外科に行きました。

先生はまずかみ合わせをチェックして、問題ないとのことで、開口具合のチェックに移りました。
目一杯口を開けた時の大きさが3センチちょっとだったので、もっと開くかもしれない、ということでレーザーをかけた後、手を口の中に入れ、下のにおいて、思いきり力をかけました。
その時は、少し痛みを感じた程度でした。

帰ってから、左顎の関節の痛みが強くなりました。
3日ほどして痛みが治まると、今度は痛かった方の肩〜首が猛烈に凝るようになりました。
マッサージやヨガでもおさまらない凝りが今日まで続いています。



ほかに、今感じている症状は次の通りです。

・首が左に傾いている感じ
・かみ合わせがかわって左の奥歯が右よりも先にあたる
・右5番の歯が高く感じる
(この歯が高いせいで右の奥歯がかみ合わないのかも)
・両方の耳の下を押すと痛い。かぜは引いていません。
ただ、歯磨きのときに下あごが戻らないことはなくなりました。


このような状態で、次のようなことが心配です。

・かみあわせが本当に変わってしまったのか、このままでよいのか
・高く感じる歯(右上5番)があるが削るとまずいのか
・肩や首の凝り、耳の下の痛みはおさまるのか
顎関節にとってこのままでよいのか

掲示板の「かみ合わせ」「顎関節症」の投稿と先生方のお返事はかなり読みまして、今すぐ、かみ合わせの治療をすることは考えていません。

ひどい痛みがあったわけではないので、そもそも口腔外科に行かなければよかったと後悔しているのですが、後の祭りです。
まだ治療から1週間なので少し様子を見ようと思っていますが、肩〜首の不快感やかみ合わせの気持ち悪さ、耳の下の痛みなど、不安も多々あります。

アドバイス宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-12-24 05:08:08
cyberさまおはようございます。

顎関節症口腔外科を受診なさって口を無理やり開けられたのでしょうか。

個人的にはそのような方法で顎関節症の治療をしたことがないので何とも言えませんが、治っていないのなら方法としてはよくなかったのではないでしょうか。

むしろ咬み合わせを仔細に診査したほうが良かったように思います。

その上でもし不具合があればそれを治す方向で治療を進めたほうがいいように思います。

>・かみあわせが本当に変わってしまったのか、このままでよいのか
>・高く感じる(右上5番)があるが削るとまずいのか

咬みあわせを調べないことには判りかねます。


>・肩や首の凝り、耳の下の痛みはおさまるのか

咬みあわせを調べてよくない場合、それを正しくしたら原因がかみ合わせであれば治ると思います、咬みあわせが原因でなければ治らないと思います。


>・顎関節にとってこのままでよいのか

咬みあわせがよければいずれ治ってくると思います、良くなければ咬みあわせを治したほうがいいと思います。

参考になさってください、お大事になさいませ。

顎関節症 http://yamadashika.jp/jaw.html

回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-12-24 08:28:54
>口腔外科に行きました
>かみ合わせをチェックして、問題ない

その様な事例を沢山診てきましたが、多くは咬み合わせに問題が有ります。

いろいろ考え方があり、開口訓練をするところが有るそうですが無意味だと考えています。

いつも同じ回答になってしまうのですが、咬み合わせのわかるところを探すしかないと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-12-24 08:45:13
いまだに開口訓練と称する“力づく治療”を行う所があるのは、悲しくなります。

拝見しないとわかりませんが、原因の多くは生活習慣にあります。

立って、かかとに荷重の時とつま先荷重の時とでは、はっきりかみ合わせが違うのがわかると思います。

下顎を前に突き出し気味にして開口すると、開きやすくなることも多いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: cyberさん
返信日時:2009-12-29 02:20:28
先生方ご丁寧な返信を下さりありがとうございました。
まずは整体で調整してみることにしました。
回答 回答4
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2009-12-29 06:23:40
強制開口訓練で返って痛みが増したとのことで、本当にお辛いと思います。

ネット上では、診断できないので、cyberさんのお力にならないのですが、一言のみ開口練習に対する批判の回答が多いので弁護しておきます。

たしかに今回、cyberさんに対しては、強制開口訓練があわなかった可能性はあります。

しかし、をまったくいじらずに、かみあわせが本当に変わることは、理論的に考えてもないと思います。
ただ、一過性に、左の奥歯が右よりも先にあたるということはあるかもしれませんが、最終的にかみこんだ位置が変わることはないでしょう。

また、開口練習は、世界的にも認められている治療法であります。
と言いましても、どのような開口練習が良いのかというところまでは科学は進歩していません。

たまたま、僕は、強制開口訓練をいたしませんが、適応症を選んで弱い開口練習は積極的に行ってもらっています(すべての顎関節症に行っているのではない)。

特に、ある病態においては、世界的にも唯一と言って良いぐらい根拠があるのが開口練習であります。

すべての開口練習が悪いということではないことを知ってもらいたく書きました。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-12-30 19:41:24
>すべての開口練習が悪いということではないことを知ってもらいたく書きました。

私も同感です。

開口練習を否定的に捕らえておられる先生も多いようですが、開口練習を否定するに足る信頼できる根拠があるわけではないようです。

また、かみ合せについては、それを治療することで顎関節症が改善するという信頼できる根拠もなかったように思います。

顎関節症は、放置しても半数が短期間で自然治癒してしまうといった報告もあり、その治療法が本当に有効なのかどうかは、本当のところははっきりしないと見るのが妥当だと個人的には考えます。

結局のところ、顎関節症は原因も不明で、信頼できる確実性の高い治療法が存在するわけでもないのが現状だと思います。



>まずは整体で調整してみることにしました。

開口練習が、痛みが伴う治療法であるにもかかわらず、必ずしも有効とは断言できませんので、痛みの少ないほかの治療法を選択されるのもよいのかもしれません。




タイトル 顎関節症の治療で下顎の位置が変わってから、肩こりが悪化
質問者 cyberさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせ(咬合)治療
噛み合わせに関するトラブル
顎関節症
回答者




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