前歯をインプラントか差し歯を支えとしたブリッジかで迷う

相談者: タコスさん (40歳:女性)
投稿日時:2010-03-06 14:55:23
40歳女性です。 

右上1,2番と左上1,2,3番を10年以上前に差し歯にしました。 

そのうち右上2番と左上3番は根が割れてしまったようで、今は応急処置として接着剤でくっつけていますが、左上3番は今にも取れそうですし、この2本の治療を早急に始めたいと思っています。


さまざまな機関への相談により、私のケースでは、保険内治療で、差し歯を使ってブリッジにする、というのが一般的な選択肢であると理解しています。

わたしの心配は、差し歯を使ってブリッジにすると、その支えとなる差し歯に負担がかかるため、弱くなり、いずれはその差し歯の根も割れてしまい、最悪の場合、5本ある差し歯のすべての根がやられてしまうのではないか、ということです。


ちなみに、歯周病を抱えているようで、左上8番が欠落、左下8番は痛みが引かず抜歯しています。 
もともと歯茎の状態は弱いです。 

このような条件の中で、たとえば、「右上2番と左上1番を使ってブリッジ、さらに、左上2番と4番(健康な歯)を使ってブリッジ」ということになると、このような負担にどれだけ耐えられるのだろうか。

いずれだめになってしまうのなら、今インプラントにしたほうがいいのではないか、と迷っています。


インプラントも、怖いと言う印象はあるのですが、ブリッジよりもメリットがあるのなら、がんばりたいと思っています。



私のケースで差し歯ブリッジにしたときの耐久性、いずれ受けるダメージなどの可能性、またインプラントと比べたときのメリットデメリットなどをご指南していただけると幸いです。 

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-06 16:03:31
ブリッジにするかインプラントにするか…。

最も悩むケースであり、と、同時にケースバイケースで最も判断に困るケースでもあります。


僕ならまず、歯科用CTにて「骨の状態」を把握したいと思います。
骨の状態が悪ければ、患者さんが「インプラントにしたい」と希望しても出来ない場合があります。

また、担当の先生の得意不得意もあります。


従って

 1 歯科用CTにて骨の状態を把握
 2 審美領域のインプラント治療に精通している先生

であれば、インプラントもアリかと思います。


しかし、コンサバティブな考えとしては「ブリッジの方が無難」である事は事実です。


担当の先生からの意見を聞き、じっくりと考えられてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-03-06 17:50:50
歯周病ということなので、インプラントには注意が必要です。

しかし、予防の基本は、歯ブラシですので、ご自身がしっかりと歯ブラシをすると言うことであれば、インプラントも良いかもしれません。

ちなみに、喫煙等が有るとインプラントの成功率は低下します。


もし上記のために、インプラントを回避するのも一つですが、ロングスパンのブリッジになりますので、将来的にはインプラントを頭に入れておく必要があり、そうなると、今のうちから禁煙(これは、タコス様が喫煙者かどうかわかりませんが)しっかりとしたブラッシング、定期クリーニングを習慣化しておくことが大事です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タコスさん
返信日時:2010-03-08 21:29:40
タイヨウ先生、中山先生、お忙しいところをご回答いただき、本当に感謝しています。

骨の状態により、インプラントをできない可能性もあること、歯周病や喫煙があるとインプラントに影響があること等、理解できました。


タイヨウ先生のアドバイスどおり、まずはCTを撮ってみようと思います。

中山先生、私喫煙者なんですよ。
(止めるように努力しなければいけませんね)

ブラッシングは、今は食べたらすぐに 正しい方法でやる習慣をつけているので、虫歯にはなりませんが、歯周病はなかなかよくならないです、、、。



あれから、10時間以上もかけてこのサイトを読み、勉強させていただきました!

ブリッジの支えのの根がダメになった、という方の投稿が沢山あり、やはりブリッジは避けたい、という気になりました。 
これ以上の抜歯は、、、いやです。


ここでタイヨウ先生に、もう一つ質問してもよろしいでしょうか。

ブリッジかインプラントか?という相談が多数ありますが、タイヨウ先生含め大方の先生方が、全般的にはインプラントに軍配をあげているように感じました。

その中で、わたしのケースでは、タイヨウ先生は、インプラントの条件の一つとして審美領域でのインプラント治療に精通している先生にかかること、また、ブリッジが無難であることは事実、ということを挙げられました。

それは、やはり前歯{右1(でした、前回間違えました)、左3}のインプラントは審美的に高度な技術を必要とする、ということなのでしょうか? 

そのリスクを考えるとブリッジの方が無難、ということなのでしょうか。


そのことは知らなかったので貴重な情報なのですが、どの程度の高度な技術なのでしょうか、、、、

また、審美的によくない、というのはたとえばどういう結果を指すのでしょうか?  
その歯だけ新品、みたいに目立ってしまう?とかは、、、ありえますよね、きっと。 



海外から帰国したばかりで 特にかかりつけの先生はいないのです。 

インプラントのできる歯科医を探すのもインターネットが頼りで、、、
でもあまりにも沢山ありすぎるし、値段もピンきりだし、どこもいいことばかり書くのは当然で、もう何を根拠に決めたらいいのか分からなくて、、、本当に困ってしまいます。


このサイトでもインプラントのトラブルの項目を読むと、本当に恐ろしくなってしまって、、、でもブリッジで根を痛めるのもイヤだし、、、、どうにもならずに毎日悩んでいます。



頭が混乱していますが、あまり一度に四方八方から質問するのもナンなんで、とりあえず、「審美領域でのインプラント治療」についてと、「ブリッジのほうが無難」ということについて、詳しく教えていただけると、大変助かります。 

お忙しいところを、本当にすみません。 
お時間のあるときに、よろしくお願いします。


  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-03-09 01:54:49
こんばんは。

答えの出ない、難しい問題ですね。。



まず、禁煙出来そうになければインプラントはやめておきましょう。
そしたら悩む必要もないですし。

それと実は、歯周病と本気で闘うつもりならこの場合もやはり禁煙が必要です。

となると、冷たい言い方になるかも知れませんが、インプラント以外の方法で、後が楽な方法を選択するのが長期的な観点からは良いかと思います。

入れ歯か、小さめの設計のブリッジあたりでしょう。



>「審美領域でのインプラント治療」について

色々な要素がありますので、簡単に説明するのも難しいのですが、主には、人工歯の色ではないです。

付け根のところから、インプラントの金属が透けて見えてきたり、そのものが見えてきたり、あとは、インプラントの付け根辺りと両隣のの付け根あたりとの間に大きな隙間が出来たり・・そういう問題が中心になると思いますよ。

見た目だけのことで済めばまだ考えようですが・・。

それに、笑った時に歯の付け根が見えない様な方なら、本当に些細な問題とも思えます。



>「ブリッジのほうが無難」について

これは過去の回答にも結構書かれてると思うのですが、目にはされませんでしたか?
私も出来ればブリッジはどうかな?というところから検討を始めると思いますよ。

※「前歯部の場合」は、です。



上の前歯は、審美性の問題もさることながら、下の前歯からボディーブローの様に折れる方向で力が加わる場所なので、インプラントも・・実はブリッジも、入れ歯も不向きなんです。

もしも問題が起きた場合にリカバリーしにくいのは断トツで、骨に結合しているインプラント、と言うことになってしまいますよね。

それで止む無く、渋々ブリッジの方が無難かな・・と言う発想に、私の場合はなってしまいます。

でもブリッジも難しいんですけどね。





あくまでケースバイケースなので、かみ合わせの状態、歯周病の状態、リスク、残存歯の状態、患者さんの希望やご予算、やる気など、色々考えた上での判断となります。

実際に拝見すれば、10本ぐらい連結の思い切ったブリッジを提案する可能性も私の場合十分ありますし、こちらの情報だけでの的確なアドバイスは難しいですね。


実際に何軒かで相談されてはどうでしょうか?
禁煙出来るなら、、の話ですが^^;

お大事にどうぞ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-03-09 10:10:02
>ここでタイヨウ先生に、もう一つ質問してもよろしいでしょうか

ノア先生が簡潔に、そして完璧に答えてくださました。

おそらく、詳しく書くと100時間セミナーくらいのボリュームになってしまいます(笑)。


「機能」と「清掃性」と「審美」のバランスが難しいのです。

奥歯であれば「機能」と「清掃性」を考慮し施術を行えばよいのですが、前歯部で特にハイスマイル(笑った時に歯茎が見える人)の場合、「歯肉との隙間にインプラントの金属が見えるようになる」「歯肉退縮によりブラックトライアングルが出来る」などの「審美的デメリット」が発生しやすいです。


これらの現象は臼歯部に関してはむしろ「清掃性の向上」につながるメリットともなりえるのですが、前歯部ではデメリットになりますね。



ブリッジでも「ブラックマージン」「ブラックトライアングル」は発生してしまうのですが、ノア先生の書かれている通り「もしも問題が起きた場合にリカバリーしにくいのは断トツで、骨に結合しているインプラント」となります。

従って、これらのリカバリーを的確に行うための(骨造成や歯肉移植などの)技術、予後を的確に読む経験が必要となってきます。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-03-09 14:31:59
こんにちは。

インプラントブリッジどちらの治療を受けるにせよ、前歯が折れたという現実を考えると、今後は臼歯部を大切にして、かみ合わせの高さが変わらないように維持しなければいけません。

本題とはずれますが、ちょっと気になりました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タコスさん
返信日時:2010-03-10 18:34:39
渡辺先生、タイヨウ先生、田部先生、お忙しいところを本当にありがとうございます。

今もあれこれ悩む毎日ですが、専門家の方々の貴重なご意見により、シロウトの頭でも少しはなんとなく分かってきたような気がします。


私は全然「ハイスマイル」ではないですし、今の差し歯審美的によろしくない状態でずっと暮らしてきたので、それほど気にならないかもしれないな、とは思うのですが、、、

でも、わたしはなんとなく「インプラントのほうがメリットが断然多い」と思っていましたが、専門家の方から見るとそうでもない、どっちが格段にいい、と言えるケースではない、ということが分かりました。 


今は、渡辺先生のいう「小さめの設計のブリッジ」というものにしようかな、、、それで、禁煙や歯周病対策に努めることに力を入れようかな、、、と考えています。



田部先生の言う「かみ合わせの高さが変わらないことを維持する」、、、
こういうことの重要さも、シロウトには分からないんですよねー。
ありがとうございます。 

診察に行ったときに、どうすればかみ合わせの高さが変わらないのか、ということも相談してみます。  

そういうことが、ブリッジの支えのの根を痛めないことにもつながるのかな?   
ブリッジでは、とにかくそのことだけが心配です。


このサイトでブリッジを得意分野とする歯科医院さんを検索できるようなので、通えそうなところを探してみます。

先生方、ほんとうにありがとうございました。  
またお世話になるかもしれませんが、そのときはよろしくお願いいたします。



タイトル 前歯をインプラントか差し歯を支えとしたブリッジかで迷う
質問者 タコスさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:1番(中切歯)
抜歯:2番(側切歯)
抜歯:3番(犬歯)
インプラント治療法
インプラントその他
ブリッジ治療法
ブリッジその他
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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