虫歯治療のカルテ開示を依頼したら拒絶され、告訴すると言われた

相談者: 水流さん (37歳:女性)
投稿日時:2010-03-28 15:58:39
はじめまして。
よろしくお願いいたします。


今、むし歯治療で通っていた歯科医院にて大変困った事態に陥り、先生方にご相談させていただきたく伺いました。


私は某歯科医院における歯科検診にて4本の虫歯を指摘され、応急処置という名目での切削やレジン充填等の治療を受けました。

(その医院での歯列矯正開始直前のことでしたので、本格的処置は矯正終了後に行うとの説明があり、同意いたしました。)


その後数年を経て矯正治療の終了に伴い、その歯科医院から他院へ転院して虫歯治療を行うことにしました。

そこで、数年前に自分の受けた治療内容を知りたいと思いまして、担当医師にカルテの開示(およびコピーを頂戴したい旨)を依頼したところ、完全に拒否され、

「施した治療を信用できないというのは名誉毀損にあたる。
心外だ。許さない。」

と叱られたので、治療に不信感をもっているのではなく、自分の診療録を見たいというだけのことであり、カルテ開示は法制化もされていると思うので特におかしいことではないのではないですか?とその場で伝えたところ、

「カルテの法的なことを言うのであればこちらも法的手段にでる。
カルテを見せろということは医師に対する名誉毀損。
あなたを名誉毀損で訴えます。
歯科医師をやめてでもあなたを法的に訴える。」

と激怒されて、追い返されてしまいました。


私自身は、カルテの開示をお願いした歯科医師からまさか名誉毀損の罪状で告訴される身になるとは信じがたく、憔悴しきっております。

自分の治療のカルテを見せてください、コピーを手元にください、とお願いすることが医師に対する名誉毀損に該当するのでしょうか?

そして、カルテ開示を依頼したことで患者が告訴される事例など存在するのでしょうか?



私の知る限りでは同じような質問をなさっている方も見当たらず、苦しんでおります。

何卒ご意見、ご見解をお聞かせ願えましたら幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-28 19:46:27
少なくとも、名誉毀損で訴えられることは100%あり得ないと思いますからから安心してください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-03-28 21:12:02
1度、地域の保険センターにご相談されてはどうですか。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-03-28 23:56:15
>カルテを見せろということは医師に対する名誉毀損。

そういうふうにとらえる先生もいるんですね。(感想です)


>あなたを名誉毀損で訴えます。
歯科医師をやめてでもあなたを法的に訴える。

中山先生が言われるように、その心配はないと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-03-29 09:47:33
水流さん、おはようございます。

どうしても知りたいのであれば、現在の主治医から、その歯科医師に「照会」と言う形であれば、診療の内容はすんなりわかると思います。

現在の担当の先生に照会状を書いてもらうことを、頼んでみてはいかがでしょう。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-03-29 11:05:27
こんにちは。

皆さんがお書きになっておられるように、恐らくは名誉毀損という点で訴訟には発展しないように思います。

その後やはり今後の為にカルテが必要となるのであれば、大野先生のような方法もひとつの手段でしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 水流さん
返信日時:2010-03-29 13:10:53
先生方皆様、私の質問に目をとめてくださり、気にかけてくださり、本当にどうもありがとうございます。
お忙しい中、大変ありがたく励みになる心強いアドバイスをくださいました先生方に心より感謝し、御礼申しあげます。

また、この場を提供していただけていることそのものに大変感謝いたしております。


先生お一方お一方にお礼を述べさせていただく前に、大変申し訳ありません、スペースを頂戴して恐縮ですが、最新の状況を記させていただきます。

(僭越ながら、もしも不幸にも私と同様の事態に陥ってしまった方が出た場合、少しでも参考になればと思い記入いたします。)

名誉毀損で私を訴えると言った歯科医師より、電子メールが届きました。内容は、私に対して直接発した言葉にたがわず、『不当要求(カルテ開示請求)をするならば弁護士を通じて法廷にて争う』という内容でした。



その理由は

『カルテ開示請求すなわち健康保険治療に対して疑いを持ち泥棒扱いすることが名誉棄損に相当する』

というもので、

『不当要求を取り下げないなら提訴する』

という文面です。
突然なぜ健康保険や泥棒などという言葉が出てくるのかも意味不明で恐怖心でいっぱいです。
逆鱗にふれたわけがわからず、何がいけなかったのだろうかと不思議で仕方がありません。

ですが先生方のアドバイスを胸に、むやみに怯えずにいたいと思います。


健康保険治療に対することなど私は一度も発言したことはなく、カルテの開示を依頼したこと自体を不当要求とされ、不当要求をやめないなら訴えるとされ、さらなる恐怖のどん底に突き落とされておりますが、回答してくださった先生方のコメントに支えられて今、書き込んでおります。


【同様のトラブルに巻き込まれてしまった方(存在しない事を祈ります)へ】

医科でも歯科でもカルテは患者個人のものなので、開示やコピーを請求することになんの問題もありません。
正当な理由なくして医師は請求を拒否できません。
カルテの開示請求、複写請求、見たい知りたいという欲求は正当であり、患者の権利です。

(と保健センターの方からうかがいました。
受け売りですみません。)



>中山先生
お忙しい中、ご回答くださり誠にありがとうございます。

名誉毀損での提訴は100%ありえないとのご回答に胸をなでおろしました。

担当医師より電子メールが届いた事で、恐怖と不安は完全に払拭できずにおりますが、先生の心強いご回答とあたたかい励ましに救われました。

何も言っていないのに名誉毀損で訴えられるなどとは青天の霹靂でした。
どうもありがとうございます。



>田中保徳先生
お忙しい中、貴重なアドバイスをくださり誠にありがとうございます。

お陰様で早速保健センターに問い合わせをいたしました。
医院へのカルテの開示請求はまったく不当な要求ではなく、医師はそれを理由なく拒否できないので、請求をすることに何一つ不法性はないのだから臆せず請求してください、との回答をもらうことができました。

どうもありがとうございました。



>吉岡先生
お忙しい中、心強いアドバイスをくださり誠にありがとうございます。

「許さない」「訴える」「健康保険診療に疑いをもち泥棒扱い」(←事実無根です)等言われ、人生初のできごとで不安と恐怖でいっぱいですが、名誉毀損にはあたらないとのことですので(こちらは何も言っていないので当然ですよね)本当に安心いたしました。

どうもありがとうございました。



>大野先生
お忙しい中、ご親切なアドバイスをくださり誠にありがとうございます。

照会状という方法もあるのですね。勉強になります。

矯正担当の医師からは、終了記念のように、はいどうぞとカルテのコピーをいただけたのに、同じ医院の虫歯治療担当の医師からは、激怒されて拒否されるという状況で、実に理解に苦しんでおります。

どうもありがとうございました。



>田中泰彦先生
お忙しい中、お気に掛けてくださり誠にありがとうございます。

名誉毀損で訴えられる事はないとのご助言に安堵いたしております。

担当医師による数年前の治療の際に、かなり重症の歯があるという説明を受けておりましたのでそのことについて知りたかったこともあり、カルテのコピーしていただけませんかとお願いしたのですが、予想外のことになってしまいました。

大野先生にも仰っていただいた方法も、担当医師からは拒絶されそうな気がしております。
怖いです。

どうもありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-03-29 13:25:45
こんにちは。

医師、歯科医師にはカルテの開示義務があります。なので、管轄の保健所に今までの流れを話して聞いてみたらいかがでしょう?
行政からの話なら歯科医側はむげにはねのけられません。
ただ、逆恨みをされるかもしれませんが・・・・。

それと、お住みの県の歯科医師会に現状を相談。


それでも変わらなければ、弁護士に相談。

としか僕の頭では思いつきません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 水流さん
返信日時:2010-03-29 22:47:56
田部先生、こんばんは。
お忙しい中ご親切にお答えくださりまことにありがとうございます。

不安感でがんじがらめの私の頭には何も思いつきませんので、本当に皆様のご意見に救われます。


相手がお年を召した歯科医師でしたら『頭がカタいな〜』と思えるのかもしれませんが、主治医はお若〜い方ですので、あの勢いですと確かに、逆恨みという恐ろしい方向もなきにしもあらずと思ってしまいます。

ですが医師が義務であるカルテ開示を要求した相手を逆恨みとは・・なにが間違っている気がしてきます。

保健所に尋ねましたら、田部先生の仰られます通りで、歯科医師会に相談するのが早いですよといわれました。
断る側がおかしなことになりますから大丈夫、とも言われましたが・・・果たして・・と弱気になっています。



先生方皆様お世話になりました。
心細いところを大変助けていただきました。

私には何の非もありませんので自信をもって解決に向かいたいと思います。
感謝いたします。
どうもありがとうございました!



タイトル 虫歯治療のカルテ開示を依頼したら拒絶され、告訴すると言われた
質問者 水流さん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 医療ミス、不信感その他
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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