歯茎を切ってのルートキャナル(根管)治療にマイクロは必要？ （アメリカ）
相談者：
たらちゃんさん (33歳：女性)
投稿日時：2010-03-24 23:47:00
参考：過去のご相談
・１ヵ月後に帰国しての治療で虫歯が進行しないか心配です（海外）
アメリカ在住です。
先日こちらの日系の歯医者で見ていただいたところ、右上2番にルートキャナルの処置が必要といわれました。
特に痛みや歯茎の腫れなどの症状はないのですが、レントゲンを撮っていただいた際に、右上2番のの根元に小さな影が映っていたため、先生がそう判断されました。
先生に治療方法を聞いたところ、即答で歯ぐきを切ってそこから処置するとのことでした。
治療回数は２回程度で、治療費は千ドル弱かかるとのことでした。
マイクロスコープを使って治療が一般的かと思っていたのですが、そちらの歯科にはそういった設備がないのかも知れません。
場合によっては歯ぐきを切っての治療が必要となるようですが、一般的なケースであればマイクロスコープを使用した治療法のほうが良いのでしょうか。
先生はルートキャナルの治療は何度もされていて、経験はおありのようですが、専門医ではありません。
アメリカは専門医が多いですし、できれば専門の方にお願いするほうが良いのでしょうか？
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしければご回答いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
・１ヵ月後に帰国しての治療で虫歯が進行しないか心配です（海外）
アメリカ在住です。
先日こちらの日系の歯医者で見ていただいたところ、右上2番にルートキャナルの処置が必要といわれました。
特に痛みや歯茎の腫れなどの症状はないのですが、レントゲンを撮っていただいた際に、右上2番のの根元に小さな影が映っていたため、先生がそう判断されました。
先生に治療方法を聞いたところ、即答で歯ぐきを切ってそこから処置するとのことでした。
治療回数は２回程度で、治療費は千ドル弱かかるとのことでした。
マイクロスコープを使って治療が一般的かと思っていたのですが、そちらの歯科にはそういった設備がないのかも知れません。
場合によっては歯ぐきを切っての治療が必要となるようですが、一般的なケースであればマイクロスコープを使用した治療法のほうが良いのでしょうか。
先生はルートキャナルの治療は何度もされていて、経験はおありのようですが、専門医ではありません。
アメリカは専門医が多いですし、できれば専門の方にお願いするほうが良いのでしょうか？
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしければご回答いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時：2010-03-25 02:32:52
たらちゃん さまこんばんわ。
根尖病変があったために外科的に治療をすすめることを提案されたわけですね、どの程度の大きさの病巣かわかりませんが個人的には根管治療を先ず試みると思います。
その上で治療結果がはかばかしくなければ、外科的な治療も考えてると思います。
おそらく日本ではそのような考え方で治療をするＤｒが多いのではないかと思います。
いきなり外科的に決着を付けようとするＤｒは少数派ではないでしょうか。
この場合は逆根管充填が必要だと思います、今はＭＴＡという材料があるのであるいはその手法を考えていらっしゃるのかもしれませんが、この場合はマイクロスコープが必要だと思います。
この辺りのことを訊ねてみられてはいかがでしょうか、千ドルということなのでうまくいかなかったら財布には痛手となると思います。
参考になさってください。
根尖病変があったために外科的に治療をすすめることを提案されたわけですね、どの程度の大きさの病巣かわかりませんが個人的には根管治療を先ず試みると思います。
その上で治療結果がはかばかしくなければ、外科的な治療も考えてると思います。
おそらく日本ではそのような考え方で治療をするＤｒが多いのではないかと思います。
いきなり外科的に決着を付けようとするＤｒは少数派ではないでしょうか。
この場合は逆根管充填が必要だと思います、今はＭＴＡという材料があるのであるいはその手法を考えていらっしゃるのかもしれませんが、この場合はマイクロスコープが必要だと思います。
この辺りのことを訊ねてみられてはいかがでしょうか、千ドルということなのでうまくいかなかったら財布には痛手となると思います。
参考になさってください。
回答2
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時：2010-03-25 08:09:55
たらちゃんさん、おはようございます。
私も山田先生のおっしゃることに概ね賛成です。
ただし、根管治療する歯の条件次第では、最初から外科的アプローチを試みるのもアリの場合があります。
何が正しいかは、その患者さんによって異なります。
なぜ通常の根管治療でのアプローチをしないのか？を担当の先生にお訊きになってみると、すっきりするのではないでしょうか。
私も山田先生のおっしゃることに概ね賛成です。
ただし、根管治療する歯の条件次第では、最初から外科的アプローチを試みるのもアリの場合があります。
何が正しいかは、その患者さんによって異なります。
なぜ通常の根管治療でのアプローチをしないのか？を担当の先生にお訊きになってみると、すっきりするのではないでしょうか。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時：2010-03-25 08:38:45
ご相談ありがとうございます。
お二人の先生に賛成です。
もし可能であれば、まず根の治療で治らないかの検討が、治療のダメージを抑えるために有効です。
もちろんその方法でも、外科的な方法でも、どちらも必ずデメリットはついてきます。
ご担当の先生に相談されるか、今は症状が無く切羽詰まってはいないようですから、セカンドオピニオンを求められてもいいかもしれません。
お二人の先生に賛成です。
もし可能であれば、まず根の治療で治らないかの検討が、治療のダメージを抑えるために有効です。
もちろんその方法でも、外科的な方法でも、どちらも必ずデメリットはついてきます。
ご担当の先生に相談されるか、今は症状が無く切羽詰まってはいないようですから、セカンドオピニオンを求められてもいいかもしれません。
相談者からの返信相談者：
たらちゃんさん
返信日時：2010-03-25 10:25:33
山田先生、大野先生、さがら先生
お忙しいところ、ご意見をいただきありがとうございました。
大変参考になります。
治療について先生に詳しく説明していただき、またセカンドオピニオンも得ようと思います。
大事な歯のことですので、良く調べて慎重に考えて決めようと思います。
不安な思いでしたが、少し気が楽になりました。
本当にありがとうございました。
お忙しいところ、ご意見をいただきありがとうございました。
大変参考になります。
治療について先生に詳しく説明していただき、またセカンドオピニオンも得ようと思います。
大事な歯のことですので、良く調べて慎重に考えて決めようと思います。
不安な思いでしたが、少し気が楽になりました。
本当にありがとうございました。
| タイトル | 歯茎を切ってのルートキャナル(根管)治療にマイクロは必要？ （アメリカ） |
|---|---|
| 質問者 | たらちゃんさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 33歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
根管治療の治療法 歯根端切除術 アメリカ(米国) マイクロスコープ |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
