耳下腺腫瘍摘出の痕や下顎が痺れてます。歯が原因でしょうか?
相談者:
うめの助さん (42歳:女性)
投稿日時:2010-04-27 01:08:00
これは我慢したほうがいいことなのでしょうか?
症状の出始めが下顎の違和感でした。
そして、左上の奥歯の内側に骨隆起が見られたので歯科へ行ったところ、見た感じでは虫歯はない、骨隆起なのでそれは問題ない、額関節症では?と言われ、心配なら口腔外科へと言われました。
昔、耳下腺腫瘍を取ったということもあり、耳鼻科へも行きましたが、そこでも歯科でそう言われたのなら心配なら口腔外科へと言われ口腔外科へ行きました。
そこで骨隆起から上6・7番の膿を見つけ、歯科での根管治療になりました。
左上6・7番の歯根を取ったところが再化膿して、現在は上6番の3本の根のうち2本の根の治療がほぼ完了して、仮歯をしている状態です。
しかし、どうにも下顎の違和感が気になり、根管治療をしてる歯科でパノラマレントゲンを撮ったところ、左下7番の歯も虫歯(神経までいってると思われる)であることが解りました。
最初の処置が上からでしたので、担当医師は上2本を治してから下へという順序での治療方針のようですが、最初の顎の違和感からすでに半年以上取れてきてはいませんが、かぶせた金属も何となく外れているような感じです。
そして、最近では薬のような膿のような臭いが口の中で時々感じています。
耳の奥も痛い時があります。
歯科の先生はレントゲンを見て、歯から顎への麻痺がきてるような感じはしないと言いますが、物を食べた後などに顎から耳下腺を取った時の傷跡が痺れたようにジンジンと感じます。
週一で1か月かけて根の治療を丁寧にしてくれる先生ですので、とてもありがたいのですがこの顎のしびれはもう耐えがたくなってきています。
上の根の治療はあと4本あります。
それが終わるまではこの痺れに耐えるしかないでしょうか?
どういうように言えば、下を先に処置してもらえるでしょうか?
処置しても治らないようであれば、他の原因を探らねばならないということもあると思っているのです(近年、悪性腫瘍摘出経験あり)。
それとも歯が原因ということは、その先生が言われるように一切ない事なのでしょうか?
であれば他の原因を見つけたいと不安です。
長文で申し訳ありません
よろしくお願いします。
症状の出始めが下顎の違和感でした。
そして、左上の奥歯の内側に骨隆起が見られたので歯科へ行ったところ、見た感じでは虫歯はない、骨隆起なのでそれは問題ない、額関節症では?と言われ、心配なら口腔外科へと言われました。
昔、耳下腺腫瘍を取ったということもあり、耳鼻科へも行きましたが、そこでも歯科でそう言われたのなら心配なら口腔外科へと言われ口腔外科へ行きました。
そこで骨隆起から上6・7番の膿を見つけ、歯科での根管治療になりました。
左上6・7番の歯根を取ったところが再化膿して、現在は上6番の3本の根のうち2本の根の治療がほぼ完了して、仮歯をしている状態です。
しかし、どうにも下顎の違和感が気になり、根管治療をしてる歯科でパノラマレントゲンを撮ったところ、左下7番の歯も虫歯(神経までいってると思われる)であることが解りました。
最初の処置が上からでしたので、担当医師は上2本を治してから下へという順序での治療方針のようですが、最初の顎の違和感からすでに半年以上取れてきてはいませんが、かぶせた金属も何となく外れているような感じです。
そして、最近では薬のような膿のような臭いが口の中で時々感じています。
耳の奥も痛い時があります。
歯科の先生はレントゲンを見て、歯から顎への麻痺がきてるような感じはしないと言いますが、物を食べた後などに顎から耳下腺を取った時の傷跡が痺れたようにジンジンと感じます。
週一で1か月かけて根の治療を丁寧にしてくれる先生ですので、とてもありがたいのですがこの顎のしびれはもう耐えがたくなってきています。
上の根の治療はあと4本あります。
それが終わるまではこの痺れに耐えるしかないでしょうか?
どういうように言えば、下を先に処置してもらえるでしょうか?
処置しても治らないようであれば、他の原因を探らねばならないということもあると思っているのです(近年、悪性腫瘍摘出経験あり)。
それとも歯が原因ということは、その先生が言われるように一切ない事なのでしょうか?
であれば他の原因を見つけたいと不安です。
長文で申し訳ありません
よろしくお願いします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-04-27 08:50:44
長引く治療でさぞ大変かと思います。
広範囲にわたる痛みやしびれの場合、歯そのものの疾患が原因と言う事もありますが、神経疾患やその他、口腔外科領域での疾患が原因である場合もあります。
>この顎のしびれはもう耐えがたくなってきています
と言う事ですから、担当の先生に思いを率直に打ち明けて、大学病院の口腔外科を紹介してもらうのも手だと思います。
おだいじにされてください。
広範囲にわたる痛みやしびれの場合、歯そのものの疾患が原因と言う事もありますが、神経疾患やその他、口腔外科領域での疾患が原因である場合もあります。
>この顎のしびれはもう耐えがたくなってきています
と言う事ですから、担当の先生に思いを率直に打ち明けて、大学病院の口腔外科を紹介してもらうのも手だと思います。
おだいじにされてください。
相談者からの返信
相談者:
うめの助さん
返信日時:2010-04-27 10:22:45
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-04-27 11:09:36
そうですか…。
実際に拝見された歯科医、口腔外科医の判断がそのようであれば、ネットでそれ以外の提案をするのは難しいですね…。
僕が考えられるアドバイスとしては、「ペインクリニックの受診」くらいでしょうか…。
早く良くなるといいですね。
実際に拝見された歯科医、口腔外科医の判断がそのようであれば、ネットでそれ以外の提案をするのは難しいですね…。
僕が考えられるアドバイスとしては、「ペインクリニックの受診」くらいでしょうか…。
早く良くなるといいですね。
相談者からの返信
相談者:
うめの助さん
返信日時:2010-04-27 13:23:06
タイヨウ先生
お忙しいところ本当にありがとうございます。
ペインクリニックですか…
神経疾病のことも併せて考えてみたいと思います。
ただ、近くにはそういう病院はなく、通える距離も限られますので、もう一度、今の先生にも相談してみようと思います。
お忙しいところ本当にありがとうございます。
ペインクリニックですか…
神経疾病のことも併せて考えてみたいと思います。
ただ、近くにはそういう病院はなく、通える距離も限られますので、もう一度、今の先生にも相談してみようと思います。
回答3
横山歯科クリニック(岡山県備前市)の横山です。
回答日時:2010-04-28 18:31:35
こんにちは。
・以前に、けがや手術などで、感覚神経が障害されたことがある。
・さわっても感覚がない部分がある。
・感覚がない部分に、ぴりぴり、じりじりする痛みが絶え間なくつづいている。
・感覚がない部分を綿棒で軽くこすっただけでも、飛び上がるほど痛い。
こんな症状のときは、求心路遮断性疼痛を疑ってみて下さい。
求心路遮断性疼痛は、けがや手術などで感覚を伝える神経がひどく損傷されたあとにおこる持続性神経痛の総称です。
痛みを伝える感覚神経(求心路)が障害(遮断)されると、まずその部位の感覚がなくなりますので、針で刺しても痛みを感じなくなってしまいます。
ところが、しばらくすると、障害を受けた部位から上の神経が勝手に過剰な活動をはじめるようになり、この感覚がない部分に絶え間なくつづく、じりじりする痛みがあらわれます。
つまり、傷ついた神経が自分で痛みをつくりだしているため、針で刺しても痛みを感じない部分に、耐え難い痛みがあらわれるという矛盾した状態がおこります。この状態は「有痛性感覚脱失(無感覚性疼痛)」と呼ばれています。
同様に、痛みがあらわれている部位に針を刺しても痛みと感じないのに、軽くこすったり、冷たい風に当たるなどの刺激で、激しい瞬間的な痛みがおこるようになります。
この現象は、神経の性質が変化するためにおこるもので、「アロディニア」といいます。
つまり、求心路遮断性疼痛であれば、「神経損傷の既往」「有痛性感覚脱失」「アロディニア」の3つの特徴がそろっているはずです。
もしこれらの特徴をともなわず、ただじりじりした痛みが、起きている間じゅうつづくという場合には、「非定型歯痛」や「非定型顔面痛」の可能性があります。
お大事に。
・以前に、けがや手術などで、感覚神経が障害されたことがある。
・さわっても感覚がない部分がある。
・感覚がない部分に、ぴりぴり、じりじりする痛みが絶え間なくつづいている。
・感覚がない部分を綿棒で軽くこすっただけでも、飛び上がるほど痛い。
こんな症状のときは、求心路遮断性疼痛を疑ってみて下さい。
求心路遮断性疼痛は、けがや手術などで感覚を伝える神経がひどく損傷されたあとにおこる持続性神経痛の総称です。
痛みを伝える感覚神経(求心路)が障害(遮断)されると、まずその部位の感覚がなくなりますので、針で刺しても痛みを感じなくなってしまいます。
ところが、しばらくすると、障害を受けた部位から上の神経が勝手に過剰な活動をはじめるようになり、この感覚がない部分に絶え間なくつづく、じりじりする痛みがあらわれます。
つまり、傷ついた神経が自分で痛みをつくりだしているため、針で刺しても痛みを感じない部分に、耐え難い痛みがあらわれるという矛盾した状態がおこります。この状態は「有痛性感覚脱失(無感覚性疼痛)」と呼ばれています。
同様に、痛みがあらわれている部位に針を刺しても痛みと感じないのに、軽くこすったり、冷たい風に当たるなどの刺激で、激しい瞬間的な痛みがおこるようになります。
この現象は、神経の性質が変化するためにおこるもので、「アロディニア」といいます。
つまり、求心路遮断性疼痛であれば、「神経損傷の既往」「有痛性感覚脱失」「アロディニア」の3つの特徴がそろっているはずです。
もしこれらの特徴をともなわず、ただじりじりした痛みが、起きている間じゅうつづくという場合には、「非定型歯痛」や「非定型顔面痛」の可能性があります。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
うめの助さん
返信日時:2010-04-28 23:20:39
横山先生
ご回答ありがとうございます
10年も前の手術ですので傷はきれいになってはいますが、感覚は鈍い(遠い)です。
特別触ったわけでもないのに引きつる感じになることもあります。
物を食べた後などジンジンする時があります。
耐え難い「痛み」というものはないのですが…
ただ…歯が悪くなったのと同時期に、広がってきた(ひどくなった)ように思えるものです。
症状など、詳しく教えていただきましたので、自分はどれに当てはまるのか…
何となく「非定型歯痛」という感じのような気もしますが、今一度、経過を振り返ってみたいと思います。
このような症状は何科になるのでしょうか?
また、お時間の許す範囲で教えていただけると嬉しいです。
ご回答ありがとうございます
10年も前の手術ですので傷はきれいになってはいますが、感覚は鈍い(遠い)です。
特別触ったわけでもないのに引きつる感じになることもあります。
物を食べた後などジンジンする時があります。
耐え難い「痛み」というものはないのですが…
ただ…歯が悪くなったのと同時期に、広がってきた(ひどくなった)ように思えるものです。
症状など、詳しく教えていただきましたので、自分はどれに当てはまるのか…
何となく「非定型歯痛」という感じのような気もしますが、今一度、経過を振り返ってみたいと思います。
このような症状は何科になるのでしょうか?
また、お時間の許す範囲で教えていただけると嬉しいです。
回答4
横山歯科クリニック(岡山県備前市)の横山です。
回答日時:2010-04-30 10:05:41
こんにちは
>このような症状は何科になるのでしょうか?
大学病院の口腔外科、ペインクリニック科、歯科麻酔科などの口腔顔面痛外来がお勧めです。
どうしても、近くに口腔顔面痛専門医が見つからないときは、以下のサイトにアクセスして「患者さんページ」を開き、「相談室」からご相談されるか、又は、「ホームページ」を開き(紹介施設)をクリックすると、全国の口腔顔面痛に詳しい主な病院が紹介されています。
http://orofacialpain.info/
おだいじに。
>このような症状は何科になるのでしょうか?
大学病院の口腔外科、ペインクリニック科、歯科麻酔科などの口腔顔面痛外来がお勧めです。
どうしても、近くに口腔顔面痛専門医が見つからないときは、以下のサイトにアクセスして「患者さんページ」を開き、「相談室」からご相談されるか、又は、「ホームページ」を開き(紹介施設)をクリックすると、全国の口腔顔面痛に詳しい主な病院が紹介されています。
http://orofacialpain.info/
おだいじに。
相談者からの返信
相談者:
うめの助さん
返信日時:2010-04-30 20:32:57
横山先生
ご丁寧に紹介サイトまで教えていただき、ありがとうございます。
GWに入ることもあり、連休明けに今の担当歯科の先生に、治療順等検討してもらうことになりました。
その処置をしても改善しない時には、距離が遠くても通える範囲の病院を受診したいと思います。
ご丁寧に紹介サイトまで教えていただき、ありがとうございます。
GWに入ることもあり、連休明けに今の担当歯科の先生に、治療順等検討してもらうことになりました。
その処置をしても改善しない時には、距離が遠くても通える範囲の病院を受診したいと思います。
相談者からの返信
相談者:
うめの助さん
返信日時:2010-04-30 20:38:54
ご回答くださいました先生へ
本当にありがとうございました。
時間がかかることは重々承知していましたが、これほど歯に対して不安と不快を感じるとは思ってもみませんでした。
しかし、両先生からいただきましたお言葉をもとに、出来るだけ速やかに治療に励みたいと思います。
お世話になりました。
また、これから先の治療で解らないことなど出てくるかもしれませんので、その際は、お手数をおかけしますがご回答いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
本当にありがとうございました。
時間がかかることは重々承知していましたが、これほど歯に対して不安と不快を感じるとは思ってもみませんでした。
しかし、両先生からいただきましたお言葉をもとに、出来るだけ速やかに治療に励みたいと思います。
お世話になりました。
また、これから先の治療で解らないことなど出てくるかもしれませんので、その際は、お手数をおかけしますがご回答いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
タイトル | 耳下腺腫瘍摘出の痕や下顎が痺れてます。歯が原因でしょうか? |
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質問者 | うめの助さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療に関するトラブル 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。