矯正治療後にインプラントを希望したら隙間が足らず出来ないと言われた

相談者: おなみちゃんさん (23歳:女性)
投稿日時:2010-05-25 00:00:46
よろしくお願いします。

先天的に永久歯に欠損があり、幼児期に小児歯科医からいずれ矯正治療が必要で顎の成長が固まったころからといわれ、18歳ころに専門の矯正歯科に通い始めました。

数年通い矯正治療がほぼ終わり、その後の方針に関しては

「自分は矯正治療しかしないので、ブリッジにするかインプラントなどを歯科の先生と決めてください」

と言われました。

その後歯科に相談してみると、インプラントにするには隙間が足らず矯正をして広げる必要があるとのことでした。

欠損の部分は下前歯左右1番(ここは、すこし大き目の歯を一本入れることになります)、左右5番、左右8番、上左2番わい小歯、右2番、左右7番。上7番は噛み合わせがなんとかなりそうで、なくてもよいかもしれないそうです。

問題は、下左右1番、左右5番、上右2番。

インプラントを選んだ理由は、前歯は薄くブリッジにして削ったりするといずれ神経を抜くことになりやすいということでした。

なんと矯正をやり直さなければならになんて!!

歯科矯正は健康はもちろんですが、美的なことも含めてのことであり今23歳のこの時期に本当にガッカリです。

歯科の先生からの報告書をみた矯正治療の先生は気分を害した様子で、自分がきれいに並べた歯をインプラントのために広げるのはおかしなことになるといい、それをするなら、矯正は費用を含め一からやりなおしだよ、いいのかい?!と、脅すようにおっしゃいました。

私が、

「インプラントができない隙間だとは先生からいわれていませんでしたし、驚いたんです」

と言いますと。

「僕も知らなかった」

と言われました。
そんな無責任な!!びっくりです。

矯正治療の費用はまとめてお支払してあります!
今や一般的主流になりつつあるインプラントは当然考慮の上、つらい治療を何年も我慢しがんばってきたのに!

そんな問題もなければ、すでにすべて終わっている頃です。
 
それなのに脅すように、費用も治療も一からですよとは、患者として納得できません。

社会人となった今、仕事が忙しく終電にタクシーの毎日です。
仕事は自分で選んだのですから仕方無いのですが、だからこそ学生時代に治療をおわらせる予定だったものを。
時間を返してくださいといいたいです。
それは、仕方がないとしても、治療費を私がまた払うのは、おかしいと思うのですが。

因みに何人かの歯科医に相談しましたが、確かインプラントにするのは、7ミリくらいの隙間が必要だが、それに足りないということでした。
  
あるいは、何か良い方法でもあるでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-05-25 00:37:43
矯正治療後にインプラントを希望したら、隙間が足らずできないと言われてお困りなんですね。

もしインプラントのために矯正をする場合は、費用も治療も一からだというのは患者さんとしては納得できないかもしれませんが、残念ながら僕が担当医の立場でも同じようにお伝えすることになると思います。

というのも、将来インプラントを行う予定なのであれば、インプラントは矯正でびた一文動かすことはできないので、それを見越して矯正で歯を動かさなくてはなりません。

矯正の話だとわかりにくいかもしれないので、家を建てる話に置き換えると・・・


家を建て終わった後に、

「やっぱり2階建てがいい」

と言われるようなものです。


2階建ての家を作るのであれば、設計や柱組みなど最初からそのつもりで建築を進めないといけませんよね?矯正治療もそれと全く同じなんです。

やり直しをする際の手間は歯科医にとっては一から始める場合とほとんど変わりませんから、資料がある分多少はおまけがあってもいいかもしれませんが、基本的には通常料金がかかってくるものだと思います。

せめて、矯正途中に言って頂けていれば方向修正が可能だったかもしれませんが・・・


担当の先生は「僕も知らなかった」とおっしゃられているようですが、一応当初の予定通りに矯正を進めて終了まできたにも関わらず患者さんにこのように思われてしまっては、同業者としては少々気の毒にも思います。

矯正に関するトラブルで最も多いのは、患者さんと担当医の「ゴール」に差があるというものですが、今回もまさにそのケースのような気がします。


おなみちゃんさんにとっては残念な出来事だったかもしれませんが、大切なことはこれで最後では無いということです。


現在はインプラントを希望されているということですが、本当にインプラントがベストの方法かどうかはわかりませんし、今の担当の先生がおっしゃられている、

「自分がきれいに並べた歯をインプラントのために広げるのはおかしなことになる」

という言葉も、もう少し真摯に受け止めなければいけないかもしれません。


つまり、おなみちゃんさんが求められている「ゴール」を目指すためには、非常に大きな「リスク」を受け入れなければいけない可能性も十分に考えられるということです。

そういったことまで考えて、冷静に今後のことを検討されてみて下さい。少なくとも、あせって決める必要は無いはずです。


せっかくやっと矯正が終わったにも関わらずこのようなことになってしまい、本当にショックだったとは思いますが、おなみちゃんさんはまだまだお若いです。

本当に大切な「これから」のために、今回の経験が様々な意味で糧になることを願っています。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-05-25 01:09:03
こんにちは、ちょっと残念な結果になってしまいましたね・・・

でも話としては、田尾先生のおっしゃられるように、ゴール設定が違うまま治療が行われてしまったことにあると思います。


矯正だけで開業されている専門医の先生は、あまりインプラントのことを知らない先生もおられますし、虫歯治療もしない・苦手の先生もおられます。


今回のケースで出来るだけ理想に近いことをしようと思えば、
最初にかかりつけを決めて、その先生が全顎的な治療計画を立て、矯正科医の先生と連携を取っれば回避出来た問題なのかもしれません。

そうすれば矯正治療中に「ここのスペースにインプラントを入れるのでもう少しスペースを開けてください」などオーダーが出来たので、今回のようなことにはならなかったかもしれません。


と言っても過ぎてしまったことですから・・・


>問題は、下左右1番、左右5番、上右2番。

何ミリぐらい開いているのでしょうか!?
開いている隙間によっては、ダイレクトボンディングなどで改善出来るかもしれません。

歯科医院を選ぶ必要はありますが、小さな隙間であれば矯正ではなくこういった方法も今はあると知っておかれてもいいかもしれません。


何とか綺麗になるといいですね^^

おだいじに
 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おなみちゃんさん
返信日時:2010-05-25 01:42:14
深夜に早速の回答を頂き本当にありがとうございます。
 
先生と患者のゴールが違うというお話ですが、素人にとってみれば、インプラントを希望するかブリッジにするのか決定しなさいと治療前に先生からお話がなくては、最初に決めることはありません。

最後まで、先生は、どちらにしてもよいとおっしゃっていました。
何も言われずに、どちらの希望もという説明で治療に入ったものを、途中で、インプラントにしたいですなどとは、特別に言うわけなどないと思います。

私の言い方は失礼かもしれませんが、患者の正直な気持ちを言っています。

実際に担当の先生は、最初からやり直しと同じことかもしれませんが、患者に罪はありません。

確かに担当の先生のインプラントにしなくても・・ということも、選択の大切なひとつだと思います。
ですが、こんなことになってしまってどうしてよいかと、数人の歯科医師に相談しましたが、結果はやはり、インプラントがよいのでは・・という結論でした。

先生のおっしゃるリスクというのは、どういったものでしょうか?
本当に何かよい方法があれば、それにこしたことはありません。
もちろん、どの方法をとったとしても完璧なものはないのは、了解しています。

先生は、私のようなケースの場合、今の私の説明の中で判断できる範囲で、インプラントがよいい法なのかわからないというのは、どんなことが考えられるからでしょうか?

なんだかこショックな気持ちを、先生にぶつけているような質問の仕方になってしまい反省しています。
 
先生が気分を害されずにいてくださったら、助かります。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-05-25 03:20:35
ここで相談して頂き回答させて頂いた以上は、自分の家族のつもりで回答していますので、気分を害することはありませんよ。


「素人にとってみれば、インプラントを希望するかブリッジにするのか決定しなさいと治療前に先生からお話がなくては、最初に決めることはありません」

というのもごもっともだと思いますし、理想的にはそのようにするべきだと思います。

その点は、先ほど回答をする際にも頭に引っかかってはいました。


しかし、全ての歯科医師が理想的な医療を提供できるかというと、残念ながらそれは無理ですし、常に100点を取れる歯科医師は存在しません。

運良く100点の治療を受けることができればラッキーですが、歯科医師にも考え方や腕の差というものはありますし、人間なので調子の良し悪しもありますので、そうはならないこともあります。

そして、もし100点の治療を受けられなかった人全てが担当医の責任を追及していたら、医療は成り立たなくなってしまうという問題もあります。

おなみちゃんさんの状況やお気持ちは重々承知の上ですが、そのような医療者側の事情も僕達はどうしても考えてしまいますので、先ほどのような回答をさせて頂きました。


僕がこのサイトを立ち上げた理由は、

「より良い歯科治療を受けるためには、患者さんにも知識が必要だ」

と思ったからです。


もちろん、今回のようになってしまった原因がおなみちゃんさんの知識不足だと言うつもりは全くありませんし、本来であれば担当医から説明があるのがベストなのですが、現実問題としてそれが難しいということがありますので、今の日本の状況で今回のような出来事を防ぐためには、患者さん自身が知識を身に付けるしかありません。

僕がこのサイトを立ち上げようと思った当初は、そういった患者さんが自分で勉強できるような場がほとんどありませんでしたので、だったら自分で作ろうと思ったのがきっかけなんです。



インプラントのリスクについては、当サイトに多数の相談が寄せられていますので、こちらもいろいろと参考にされてみて下さい。

⇒参考:インプラントに関するトラブル



おなみちゃんさんは審美的理由でインプラントを検討されているようですので、長期的に考えた場合の審美性が一番の問題になるのではないかと思います。


場合によっては井野先生がお書きになられているようなダイレクトボンディング(行える歯科医師はそれほど多くないかもしれません)や、長期的な審美性を考えるのであればブリッジのほうが有利なケースなどもあるかもしれませんので、今度こそ失敗しないように十分に検討されてみて下さい。


どうしても担当医の責任を追及しないと気がすまないということであれば、弁護士等の第三者を含めて話し合われてもいいかと思います。それもまた勉強になるのではないでしょうか?(おなみちゃんさんが訴えたい!と思っているとは思っていませんが、一つの選択肢として)


そのあたりはおなみちゃんさんのお気持ちの問題なので僕が口出しすることではありませんが、個人的には済んでしまった事よりも、前を向いて進んでいくのが良いのではないかと思っています。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-05-25 09:29:09
田尾先生、井野先生の意見に同意です。
歯科医の立場としては難しいものがありますね。


しかし、現実問題として、おなみちゃんさんは歯と歯の隙間が気になるのですよね。

インプラントにするには足りない隙間を埋める…。

だとすると、井野先生の書かれたダイレクトボンディングレジン修復)、または「(歯をほとんど削らない)接着ブリッジ」と言う方法があると思います。

無理して追加矯正+インプラントをするよりも上記2つの方法の方がメリットが大きいように思いますがいかがでしょうか。

ご検討ください。

参考⇒接着ブリッジ




タイトル 矯正治療後にインプラントを希望したら隙間が足らず出来ないと言われた
質問者 おなみちゃんさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラントに関するトラブル
歯列矯正のトラブル
歯医者への不満・グチ
歯の数が足りない(先天欠損)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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