歯科治療後の不定愁訴と先生とのコミュニケーションについて

相談者： morikoさん (26歳：女性)

投稿日時：2010-07-06 06:53:13

はじめまして。
morikoと申します。
長文になりますが、お付き合いください。
宜しくお願いいたします。

〈口の中の状況〉

右下6インレー　2005年A歯科医院
右下親知らず抜歯・右下7インレー　2010年2月B歯科医院
左下6･7･8インレー　2010年3月B歯科医院

抜髄したは歯はありません。

･････････････

〈経緯〉

B歯科医院で治療を受けた後、抜歯後の不快な感じや、右下7の熱伝導によるズキっとした痛みは、時間が経つにつれて解消されました。

しかし、他の治療した歯や顎のモヤモヤした地味な痛みは消えず…
他にも頭痛、噛み合わせの違和感、気持ちの不安定、肩･首こり等に悩まされています。

B歯科医院では担当医が急に変わったりと、少し嫌な思いもしたので、引っ越す前に通ったA歯科医院にセカンドオピニオンを求めて、そのまま転院しました。（３月上旬）

5年ぶりでしたが、あらためてレントゲンを撮ってもらい、虫歯自体は完全に取りきれているみたいだし、歯自体に異常はない。
ただ、親知らずを抜いたときに口を開け続けて、顎関節症になった可能性があること、ブラキシズムがあるのでは？との指摘を受けました。

20数年間、歯は噛み合っているのは当たり前だと思っていたので、聞いたときには驚きましたが…（^^;）
マウスピースを作ってもらい、自分でもリマインダーを貼ったりして、噛みしめない意識を持つようにしています。

他にも顎のマッサージや、寝る方向をかえてみたりいろいろ試してみました。

マウスピースは使い始めて、つけた時に気持ち悪くなることがありました。（アクアライザーは平気だったのですが…）

自分では口の中に異物感を感じて気持ち悪くなっているのかと思っていたのですが、そのうちマウスピースを使っていなくても吐き気がしたり、歯（右下6･7･8、左下6･7）･顎･頭の地味な痛みは消えませんでした。

右下8は抜歯の傷は癒えているのに、歯茎の奥が地味に痛いです。

短い時間の中でも、きちんと説明してくれて、「歯に問題はないから、不可逆的な治療はしない」と言う先生の方針はありがたかったのですが、不定愁訴はあまり改善せず、

住んでいるところに近い大学病院をすすめられました。（5月の終わり）

･････････････

現在は月1回、A歯科医院で様子を見てもらいながら、地元の大学病院の口腔外科･痛み外来に2週に1回のペースで通っています。

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痛み外来では、歯が痛むのは、顎の筋の緊張によって起こる関連痛ではないかとのことで、自宅でのマッサージをすすめられました。

診察は個室で1対1、きっちり３０分の時間を取ってもらい、問診と咀嚼筋などを触診されます。

担当になったのは30代前半の先生で、とても淡々としています。
この先生とのコミュニケーションで悩んでいます。

私自身は感情のかたまりのような人間なのに、それを表に出せず…毎回、萎縮してしまいます。

さらに緊張しているのもあって、問診に対する答えるもぶっきらぼうな言い方になってしまって…
（淡々と聞かれたら淡々と返すしかないというか…）

それはよくないとわかっていても自分に余裕がなくて、後からちょっと自己嫌悪に陥ります。

初回は問診表にない項目･質問されなかった事柄で、自分にある症状を言いそびれ、終わったあとに気付いたりして･･･
吐き気や噛み合わせの違和感等、言いそびれたことは次の診察の時に伝えました。

A歯科医院の先生は、ハートフルで話しやすい先生だと思っています。
同じことを大学病院の先生に求めるわけではなのですが、担当の先生とうまくコミュニケーションが取れていません。

言わないと気付いてもらえない症状を多彩に抱え込んでいる状態なので、ちゃんと伝えなきゃとは思うのですが、話しづらいです。

淡々としているだけで、質問すればちゃんと答えてくれるし、悪い先生ではないと思うのですが…

また、前回の診察のときに、左の外側翼突筋（たぶん?）を強くマッサージされたら、その場で左下6･7が痛くなりました。
（↑ここまでは診察室でのことなので、先生に伝えたのですが…）

会計の時には頭の痛みをいつもより強く感じ、外に出ると日差しが強く、左目に違和感を覚えました。

見え方が変わったわけでも、痛いわけでも痒いわけでもありませんが、前を向いて歩けなくて、下を向いて歩いて帰りました。

今までモヤモヤした痛みや違和感の中でも、こんなに強く感じたことはなかったのでマッサージの反動では？と思いました。

それ以来、頭痛が不定愁訴の中心となり、強い光や蛍光ピンクなどの色を直視するのが少し苦手です。

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長くなりましたが【質問】です。

1、今後、大学病院の先生とお互いの信頼関係をうまく築いていくにはどうしたらいいでしょうか？
（自分の身に起きたことをそのまま伝えたら、クレームになってしまいそうな気がします…そんな気はないのですが、どう言えばうまく伝わるのでしょうか…）

2、歯科治療をきっかけに起きた不定愁訴に対して、何かよい解決策があれば参考にさせてください。

お忙しいところ申し訳ございませんが、先生方のアドバイスを頂けたらと思います。
宜しくお願い致します。

回答1

桜桃歯科(岐阜県各務原市)の上田です。

回答日時：2010-07-06 09:48:03

morikoさんのような症状の治療は、埼玉医大の口腔外科に得意な先生がおられます。

お住まいからだと遠いけど、あんまり悩みがひどいのなら一度受診されてみてはいかがでしょうか？

場合によっては、同じ県の先生をどなたか紹介してもらえるかもしれません。

もしそうされるのなら、今の主治医先生に不定愁訴が取れないのでという理由で埼玉医大への紹介状を書いてもらうことから始まります。

相談者からの返信

相談者： morikoさん

返信日時：2010-07-06 23:29:13

上田先生

ありがとうございます。
こんなに早く回答をいただけるとは思っていなかったので嬉しいです。

実は、A歯科医院の先生に他の大学病院に行ってみたいという話をしたばかりです。

「2～3回行っただけで決めないで、きちんと先生と向き合ってごらん」

と説得されたので、3ヶ月くらいは今の大学病院に通うつもりでいます。
けれど、このままでは緊張で追い詰まってしまいそうな気がしてなりません…。

もし秋になっても治らなければ、埼玉医大に行くことも視野に入れて、紹介状を書いてもらおうと思います。

紹介先でさらに紹介されることはよくあることなのでしょうか？

周りに似たような症状の人がなかなかいないため、ここで質問をしてみてよかったです。
貴重なご意見、ありがとうございました。

他の先生方のご意見も聞いてみたいので、解決までにはもう少しお時間をください。

回答2

長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。

回答日時：2010-07-07 01:51:02

morikoさん、こんにちは。

大変お辛いことと思います。ご心中お察しします。

ご質問の内容について、私個人の見解として以下お読みください。

【１】

>今後、大学病院の先生とお互いの信頼関係をうまく築いていくにはどうしたらいいでしょうか？

私が一番最初に感じたことは、morikoさんが今現在思われていること（換言すると、今回本サイトに書かれたこと）を率直に伝えることが重要なのではないか、ということです。

具体的には、

>私自身は感情のかたまりのような人間なのに、それを表に出せず…毎回、萎縮してしまいます。

>言わないと気付いてもらえない症状を多彩に抱え込んでいる状態なので、ちゃんと伝えなきゃとは思うのですが、話しづらいです。

>このままでは緊張で追い詰まってしまいそうな気がしてなりません…。

ということを思い切って伝えられることが、まず求められるのではないか、と考えます。

【２】

>A歯科医院の先生はハートフルで話しやすい先生だと思っています。

>担当になったのは30代前半の先生で、とても淡々としています。

とのことですが、不定愁訴や口腔心身症を扱う診療科の中には、まさに「淡々と」診察を進めていくスタイルも実は存在します。

大学病院の担当の先生は、そういった診察スタイルの方針なのかもしれません。

ただ、仮に担当の先生がそういったスタイルだとしても、morikoさんまで萎縮してしまう必要はありません（もっとも、そうならざるを得ないお気持ちはよく分かります）。

私もまずはA歯科医院の先生が言われた通り、

>「2～3回行っただけで決めないで、きちんと先生と向き合ってごらん」と説得されたので、3ヶ月くらいは今の大学病院に通うつもりでいます。

とのご意見に賛成です。

【３】

次に、

>紹介先でさらに紹介されることはよくあることなのでしょうか？

とのことに関してです。

私個人の感想としては、A歯科医院と大学病院との連携も取れていることから、現地点で更なる転院を考えられる必要性はないのでは、と思います。

また、現実的には、紹介先の大学病院から別の大学病院へ更に紹介ということは、あまり頻繁に行われていることではありません。

最初の紹介元であるA歯科医院の先生のお考えもあると思います。

【４】

最後に、

>歯科治療をきっかけに起きた不定愁訴に対して、何かよい解決策があれば参考にさせてください。

とのことに関してです。

確かに、不定愁訴の改善は一様でなく、人によって様々な状況が考えられる点で特効薬的な解決策がないのは事実です。

しかし、不定愁訴に理解有る医療機関・先生に巡り合え、良好な関係を構築でき治療を継続していけば、良い方向に進むことが多いです。

morikoさんのケースでは、まさに大学病院の先生との関係がまだ確立できていない点で、状況はまだ好転していないように思えます。

担当医との良好な関係の確立というものは、決して患者さん側のみに努力が必要なものではなく、医療者側にも求められます。

ですが、まずはmorikoさんが現在思われていることを、ありのままに伝えられてみて、それに対する反応をうかがってみてはいかがでしょうか。

解決策の糸口は、意外とその辺りから出てくる可能性もあるような感を私個人的には持ちます。

一日も早く症状もお気持ちも楽になれることを願っています。

お大事にどうぞ。

回答3

湯浅です。

回答日時：2010-07-07 03:24:21

診察してないので、まったくわからないのですが、情報として書いておきます。

そもそも、実際に診療している大学の痛み外来の先生とちがって、診察してないネットで、わかるはずがないので、参考情報として読んでくださいね。

でも、参考にして、逆に悩むタイプのようなら、読まないでください。
かえって、治りが悪くなる人があります。

頭痛も、いろいろ種類があります。

その中に、

片頭痛があり、

「頭痛に伴って、吐き気がしたり、実際に吐いたり、また、光や音に過敏になったり、体を動かすと痛みがひどくなるため、片頭痛発作が始まると、部屋を暗くして洗面器をかかえて寝込んでしまうこともあります。」

という症状があることがあります。

これですと、歯は、まったく関係ありませんし、精神的な不定愁訴でもありません。

また、緊張されるタイプですと、緊張性頭痛も考えられます。
これは、かみ合わせが関与するとする先生もおられますが、僕は関係する場合は少ないと思っています（時々ありますし、ブラキシズムなら関係することも多いです）。

そして、それよりも、精神的な疾患からの不定愁訴も考えられます。
キーワードは、身体表現性障害・うつ病などです。

参考にしてください。

相談者からの返信

相談者： morikoさん

返信日時：2010-07-08 22:55:08

中本先生

返信が遅くなってしまい申し訳ございません。

ひとつひとつ丁寧にお答えをくださいまして、ありがとうございます。

私が踏むべき次のステップは、大学病院の先生との良好な関係を築くことで、そこから好転し始めるかもしれませんね。
少し希望が持てそうです。

【１】について

来週、痛み外来の診察がまたあるので、思い切って伝えてみようと思います。

言い方次第では担当の先生に反感を持たれてしまうのでは…？という不安もありますが、まずは伝える努力をしてみます。

【２】について

「淡々とした診察」はスタイルとして存在するのですね。
そういったスタイルがあると知るだけで、あぁこういうものなんだなぁ…と、ひとつ納得できそうです。

質問をあげた後、自分の文を読み返してみて、どうして痛み外来の診察で過度に緊張するのだろうと思って、原因を少し考えてみました。

B歯科医院で、担当医が急に変わったと質問で少し書きましたが、右下親知らず抜歯・右下7はB歯科医院の院長先生に治療して頂き、左下6･7･8は若い先生に治療していただきました。

院長先生は説明をきちんとしてくれましたが、若い先生はそうではなく、いきなり削られました。
今思えば、信頼関係を持つというより、作業･効率重視の歯医者さんだったなぁ…と思います。

30代前半の男性で、痩せ型、典型的な理系っぽい感じ、淡々としている…など（それらは私の主観的な偏見でしかないのですが）、へんなところでB歯科医院の若い先生と痛み外来の先生は共通点があり、無意識に恐怖を感じたり、苦手意識を持ってしまったのかも知れません。。。

話が少しそれましたが、A歯科医院の先生の意見に賛成とのこと、ありがとうございます。
ネット上のやり取りとはいえ、中本先生に安心できる言葉をいただけたこと、感謝しております。

【３】について

>私個人の感想としては、A歯科医院と大学病院との連携も取れていることから、現地点で更なる転院を考えられる必要性はないのでは、と思います。

とのことですが、A歯科医院と大学病院に連携はありません。
言葉が足りず、すみません…。

･････････････

〈経緯を補足します〉

抜歯後の不快な感じや、右下7の熱伝導によるズキっとした痛みが解消されたあとのこと。

右の歯が痛いときには左に痛みはなく、痛み自体は地味で、あちこち気まぐれ、
ずっと痛いわけでもないので、薬を飲むほどでもなく、噛み合わせに違和感、たまに頭痛も地味に起こり…なんとなくモヤモヤし続けていました。

マウスピースが出来上がり（4月後半）、使い始めて首から上だけの気持ち悪さ（吐き気）がたまに出てきてから、歯を磨くと気持ち悪くなったり、歯磨き粉が使えなくなったりしました。

食事は普通にでき、この時はまだ気持ち悪さにきっかけがあったと思います。

A歯科医院での診察時に「紹介状をかいてあげるから大学病院へ行ってみてはどうか」と、提案して頂きましたが、その場では決断できませんでした。（5月前半）

病院･先生選びでB歯科医院のような失敗をしたくない。
先生が急に変わるのは嫌。
…地味な痛みや不快な感じから解放されたいと思っているのに、他の先生に診てもらうことに対しての不安があり、気持ちが矛盾していました。

2週間後にマウスピースのため調整にA歯科医院へ行きました。
衛生士さんにマウスピースをつけてもらった途端、気持悪くなってしまって、、、

もちろん衛生士さんがわるいわけではなくて、たぶん手袋のゴムの匂いや、人に触られることに対して自分の余裕がなかっただけだと思います。

ちょっと疲れが溜まっていたこともあって、無意識にすごく何か拒否したというか、かなり取り乱してしまいました。

その後、1日+ひと晩中泣き続けて翌日の夜、気持ち悪くなりながら何度も口をゆすいで歯を磨き（いつの間にかいつものことのようになっていました）、自分で入れれば大丈夫だと思って、水で洗ったマウスピースをつけてみたら前日と同じように気持ち悪くなってしまって、すぐはずして口をゆすいでもまた気持ち悪くなりました。

自分で自分の中にある地雷を踏んだようで、口の中に何もなくても気持ち悪さの波が1時間に数回来るようになりました。

それまで気持ち悪くなることはあってもそう頻繁にならなくて、しかも痛みは同時にあちこち痛いと感じないけれど、「気持ち悪さ」と「痛み」は感覚が共存してしまって、苦しくなりました。

波が治まれば数日～２週間くらい落ち着きましたが、気持悪さの波が来るとしばらく続き、この時を境に6月の下旬までマウスピースの使用はお休みしました。

仕事、食事、友人と遊びに行ったり、何かしている時は平気でしたが、夜は眠れない状態が続ていました。
（睡眠については6月半ばの月経と共に、1日10～12時間寝ても寝ても寝たりないような過眠状態になり、1週間ほどで睡眠のバランスは元に戻りました）

数日後、A歯科医院の先生と電話で話し、やっぱり何か追い詰まっていたので、大学病院に行こうと決めました。

A歯科医院の次の予約まで10日ほどあったのと、距離的なこともあって（大学病院までは自宅からバスで片道15分、A歯科医院までは電車で片道2時間弱）、紹介状なしに飛び込むような気持ちで、地元の大学病院に行きました。（6月上旬）

この時は、紹介状がどのような役割を果たすのか知らなかったので、大学病院の問診表を書いて、初診科で自分の症状をざっくり話したとき、50代の男性の先生に「気のせいではない?」と言われてはじめて、あ…なんか失敗したかなぁ…と思いました。

そのあと痛み外来に行くように指示され、痛み外来でも問診表を書いたのですが、2枚両面で答えごたえがありそうだなぁ…とは思ったものの、じっくり読みつつ答えてみると、痛みだけなら自分は地味な痛みばかりで、項目にないことは書きそびれてしまったり、言いそびれてしまったり。

さらに痛み外来の先生は淡々と症状を聞き取り、顎周りの筋肉のこわばりを確かめて、、、

〈私という患者〉を診ているのではなくて、痛み外来だから〈痛み〉を診るのが専門なんだろうなぁ…と直感で思っていたら、｢疑ってるでしょ？｣と、先生に言われてしまい、なんだかやっぱり自分を伝えるには何か足りないと感じました。

その結果、大学病院に行けばスパッと解決！という自分の期待はあっさりと崩れ…
こんな感じでうまくいくのかなぁ…と、人間関係のモヤモヤが新たに生まれました。

･････････････

長くなりましたが、このような経緯もあり、大学病院に行くこと自体は勧められましたが、A歯科医院から紹介状は書いてもらっていません。
なので、痛み外来の先生とは白紙から始めて、１ヶ月経ったところです。

後悔しても仕方のないことはいろいろありますが、あと3ヶ月はこの状況から頑張っていくつもりです。

大学病院で何をされてどうなったかはA歯科医院の先生に報告して、話を聞いてもらって、アドバイスをもらっています。

が、逆にA歯科医院で聞いたこと、話したことを痛み外来の先生にはほとんど話せていません…。
これも、今すぐと言うわけにはいきませんが、いずれ解消できればと考えています。

うまくいなかったら、次はきちんと紹介状を書いてもらい、段階を踏んで転院しようと思います。

紹介先からさらに紹介されることは、現実的にはあまりないのですね。
頭に入れておきます。

できることなら慢性化させずに、転院することなく、元々の自分らしい生活に戻れるのがベストではありますが、まずは1歩、頑張ってってみます。

【４】について

>担当医との良好な関係の確立というものは、決して患者さん側のみに努力が必要なものではなく、医療者側にも求められます。

この言葉を読ませていただいて気付いたのですが、淡々と診察している中で、うまくいっているかどうかはまだ別ですが、良くなるように進めてくれているとは思います。

その先生の考えを汲み取れるような余裕も持ちたいなぁ…と思いました。

中本先生、優しいお言葉を掛けていただきましてありがとうございます。

また、私自身こうやって人の目に付く形で文章にすることで、先生方からご意見をいただけたことで、気持ちの整理がついてきました。

どこかで、もう無理だと思っていたところから気持だけでも変えていくことができてきています。

ありがとうございました。

相談者からの返信

相談者： morikoさん

返信日時：2010-07-08 23:47:32

湯浅先生

返信が遅くなってしまい申し訳ございません。

他の先生方とは違った視点でのご意見をいただきまして、ありがとうございます。

さらに経緯の補足になりますが、

B歯科医院で治療を受ける前までは、口内環境こそあまりよくありませんでしたが、頭痛も1年に1～2回あるかないか、皮膚科には半年に1回ほど行きますが、病院に行ったり、薬を飲んだりすることはほとんどなく、健康に生きてきました。

日常で強いストレスを感じることもそんなになかったと思います。

B歯科医院での治療で、口の中の環境が1ヶ月で一気に変わってしまって疲れてしまったのかもしれません。

A歯科医院で大学病院を勧められたときに（5月前半）、歯に問題がないなら、心療内科や整体など歯科以外のところからアプローチをしてみるのもありなのでは？という話を先生にしたことがあります。

ただ、あちこちのの病院や科をまわって、ドクターショッピングのようなことはしたくないという気持も同時に伝えました。

そのときは大学病院ならいろいろな検査のための設備が整っていて、医科との連携も取りやすいと教えてもらいました。

また、大学病院にはじめて行ったあと、他人に助けを求めて自分が傷つくより、自分で答えを探したほうが気持の上では楽なのではないかと思い、インターネットや図書館を利用して、歯に関することから始まって、顎関節症･睡眠･心身症･関連痛･ブラキシズム･森田療法･痛みのメカニズム･うつ･中枢感作･自律神経失調症…自分で得ることのできる情報を片っ端から読み漁ったことがあります。

おかげで、歯チャンネルのサイトに出会ってメンテナンスの大切さをはじめいろいろなことを学ぶことができました。

そのときにここ経由でGoogle症を知り、冷静になれた経緯もあります。

調べた情報が自分に本当に当てはまっているかは横に置いておき、そういうのもあるんだなぁ…程度の目線で見ることができるようになりました。

気持悪くなり始めたきっかけはマウスピースなので、吐き気と頭痛にはタイムラグがあり、緊張型頭痛のような頭重感は大学病院に行く前あたりからときどき現れました。

明らかに片頭痛のような症状が出始めたのは、前回の診察（6/19）の直後からです。

どうしても我慢できないときだけ、バファリンを飲みますが（月に2回くらい）、頭の痛み自体は薬で抑えられても、歯は地味に痛かったり、顎がモヤモヤしたり、気持悪かったりすることもあって、すっきりしません。

湯浅先生の仰るとおり、精神的な疾患の要素も持ち合わせていると思います。

ただ結局のところ、何がどう関係してくるのか、私はよくわかりません。

ですが、それまでは日常生活に全くと言っていいほど支障はなかったのできっかけは歯科治療に、痛みがストレスになり、痛みや不安に囚われて、様々な症状がさらに呼び水となって今の状態があるように思います。

私自身も診断はできないので、まずは先生とちゃんと向き合ってみようと思います。

湯浅先生のご意見、心に留めておきます。
ありがとうございました。

タイトル	歯科治療後の不定愁訴と先生とのコミュニケーションについて
質問者	morikoさん
地域	非公開
年齢	26歳
性別	女性
職業	非公開
カテゴリ	歯科と全身疾患その他鬱病(うつ病)、精神不安定頭痛、めまい
回答者	上田　裕康先生中本恵太郎先生湯浅　秀道先生

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