[写真あり] 下5番隣接面カリエス。審美も気になるが銀が最善の選択?

相談者: macaronさん (37歳:女性)
投稿日時:2010-07-15 11:37:26
初めまして。
現在治療中の歯について(型取りし、次回装着)質問です。

メンタル的なものもあり、恥ずかしながら6年ぶりの歯医者通院中です。
痛みやしみる等の自覚症状もなく、初見では虫歯はなさそうということでしたが、クリーニングをした際、虫歯が発見されました。


右下5番の銀インレー(他院にて6〜10年前に治療。
噛み合わせの部分と6番との隙間にL字型に取り付け)の下に虫歯ができている。
6番の歯(他院にて約20年前に治療。噛み合わせ部分に銀の詰め物アマルガム?)にも、5番との隣接部に虫歯ができている。

ということで、5番・6番を削り、両方ともL字型に銀インレーを装着することになりました。

先生の説明としては、プラスチックはボロボロになりやすい。
歯と歯の隣接部は、銀どうしが良い(一方が銀だと虫歯になりやすい)。
あまり目立たない部分でもあるし、トータルとしては銀の面積が今より少し増えるだけである。
ということでした。

銀の面積が少し増えるということに少々抵抗を感じつつも、そのまま型取りに入りました。
(5番を削ったあと、補強のために何かを入れ、光を照射し固めていました。)

以前5番目の歯が銀インレーになった時かなりショックでしたので、今回可能であれば目立たないものでと思っていましたが、強度や耐用年数等予後のことを考えると、やはり銀インレーが最善の選択であったのでしょうか。
(ここの相談では、隣接部は銀インレーがいいとの回答をいくつか拝見しましたが…。)

もう型取りも済んでいますので今更遅いかもしれませんし、いろんな意見で惑わされるのもよくないのかなとも思いましたが、せっかくの治療ですので安心して最善の治療を受けたいと思い、質問させていただきました。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-07-15 13:53:38
ナルホド…。

まず、前提として「保険の範囲」なのか「保険外も含める」なのかによって選択肢は変わってきます。

保険の範囲という事であれば選択肢は

 1 金銀パラジウムインレー修復
 2 コンポジットレジン充填

の2択になります。

保険外でも良いという事になると他に

 3 金合金インレー
 4 セラミックインレー
 5 ハイブリッドセラミックスインレー
 6 (自費)コンポジットレジン充填

と選択肢が増えます。


それぞれに一長一短がありますが、保険でも自費でもレジン充填は術者の技量に左右される事が多く、特に保険の場合は材料の制約、時間的な制約などから、隣接部を含む治療には不向きな事が多いです。
もちろん、保険でも素晴らしいレジン充填をされる先生はいらっしゃいますが、(短時間で、しかも上手にと言う)技術が必要です。


インレー修復に関しては(技術の違いというのももちろんありますが)材料自体の違いが大きいですね。
参考にされてください。

参考⇒詰め物(インレー)の見た目や持ち、費用・料金などの比較

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: macaronさん
返信日時:2010-07-15 15:08:57
タイヨウ先生、早速のご回答ありがとうございます。

詰め物に関しての記事、参考にさせていただきました。

私としては選択肢を広く持ちたいので、保険内外関係なく検討したいと思っています。

ただ、現在通院中の先生とは、特に保険外の治療については話しませんでした。
(この時点で、もし銀インレーから変更となると、大変迷惑な話でしょうか?)

先生がプラスチックはボロボロになりやすいと言ったのは、コンポジットレジン充填のことだったのでしょうか。
コンポジットレジン充填は技術が必要ということですし、先生からもすすめられなかったので、選択肢から外したほうがいいのかなとも思っています。

・持ちがいい(何度も手を入れたくない)
虫歯が再発する可能性が少しでも低い
・見た目が良いに越したことはない

あえて金額のことは考えていません。
どのポイントを最優先するのか。
どれを選んだとしてもそれぞれメリット・デメリットがあり、決めるのはなかなか難しいですね。

見た目はもちろん気になります!
かといって、割れやすい等強度が低いものはしたくないです。

もし先生方でしたら、何をおすすめしますか?(保険外も含む)
逆に、銀インレーはおすすめしないとお考えの先生はいらっしゃいますか?

参考までに、引き続き回答お待ちしております。
よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-07-15 15:34:01
macaron さん

保険内外関係なくであれば・・・

・持ちがいい(何度も手を入れたくない)
虫歯が再発する可能性が少しでも低い
・見た目が良いに越したことはない

の全ての点で銀インレーは失格です。


以下、私見ですが・・・(反論は多々あると思います)

・持ちがいい(何度も手を入れたくない)
 金合金インレー
 アマルガム充填(保険内 銀色 上手くできる先生は少ない)
 ハイブリッドインレー

・虫歯が再発する可能性が少しでも低い
 アマルガム充填
 金合金インレー
 ハイブリッドインレー

・見た目が良いに越したことはない
 セラミックインレー
 ハイブリッドインレー
 (自費コンポジットレジン充填(上手くできる先生は少ない)

総合点でハイブリッドインレーがお奨めですかね。



>この時点で、もし銀インレーから変更となると、大変迷惑な話でしょうか?


提案しなかった歯科医にも難はあると思います。 
相談してみて嫌がられるのであれば転院した方が良いかもしれません。


ご参考まで・・・

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-07-15 15:42:25
こんにちは。

そうですね、実際に拝見してみないとわかりませんが、タイヨウ先生の回答の通りですので、保険治療という前提でしたら妥当な展開かと思いますよ。
 

中でも

>(5番を削ったあと、補強のために何かを入れ、光を照射し固めていました。)

とのことですから、おそらくインレーの下に一般的にはセメントという材料で補強?をするところを、コンポジットレジンでして下さっているのかも知れません。

後者の方が良い材料ですが、保険治療では実質的に赤字になってしまいますから、ある意味良心的な先生の様にも感じます。

参考→レジンが得意な先生(7番へのレジン充填について)
(↑ぜひ読んで下さい)



>以前5番目の歯が銀インレーになった時かなりショックでしたので、今回可能であれば目立たないものでと思っていましたが、強度や耐用年数等予後のことを考えると、やはり銀インレーが最善の選択であったのでしょうか。

もしも、今後同じ様なことがあった場合のために、仮にコスト度外視(自由診療)の場合に、私だったらどう考えるかも書いておきますね。

天然歯は、かみ合わせの面と隣接面の間の「角」(辺縁隆線と言います)を削ると、強度が非常に低下します。

今回の場合でしたらちょうど5番も削っていましたので、5番に詰め物なり被せ物なりをする前であれば、6番の辺縁隆線を削らずに処理することも可能だったのではないかと思います。

であれば、この時に6番の隣接面だけを別個でレジン充填してしまえば見た目がどうとかではなくて歯にとって優しい、保存的な治療が出来たと考えます。



銀歯の隣がむし歯になりやすいのは事実ですが、おそらく理由は二つあります。

ひとつは、物性的に銀が、プラークを停滞させやすいからなので、これに関してはフロスを毎日使うといか、フッ素を積極的に応用することである程度防げると思います。

もうひとつは、銀歯を作る時に、まず大体の場合(ある研究によれば70%の確率)で、隣の歯まで傷つけてしまっています。

これに関しては、マイクロスコープ拡大鏡などで拡大視野を確保している様な、精密そうな治療をしてくれる先生を事前にリサーチしておくことである程度予防できるかも知れません。

参考→精密な虫歯治療をしてくれる歯医者を探すには?


強度や耐用年数等予後のことを考えた最適な治療法と言うのは、材料を何を使うかよりも、担当される先生を誰にするかの方が影響は大きいと思います。

同じぐらいの大切さで次に大切なのは、患者さん自身のお手入れの仕方。

その次ぐらいの話で材料や方法(インレーorクラウンor充填)のことを考えた場合には、銀のインレーかいい加減なレジン充填あたりが1番予後は悪いと思いますよ。

いくら自費でも、セラミックハイブリッドセラミックの、白いインレーも個人的には嫌いです。



以上は私見で、先生ごとにも考え方の違いはありますが、色々考える良い機会だったと思われて、お手入れ頑張って下さいね。

お大事にどうぞ。






・・と、書いている間に返信がついていましたが、レジンはご自身から勧めてこられない先生には頼まない方がいいですよ。

レジンを自費でされている先生自体かなり珍しいぐらいで、たまにされていても理由は精密にするからとかではなくて、保険適用の認可を受けていないレジン(←色の種類が多いぐらいの違い)を使うから、という場合がほとんどです。



都市部の特別こだわりのある患者さんでもない限り、患者さんも普通は保険証持って歯医者さんに行く(≒保険治療を希望してると言う意思表示でもあります)でしょうし、歯科医もそのつもり(保険治療をするつもり)と言うのが普通だと思いますよ。



他は・・大体答えていますよね。

5番は私だったら、今からだったらクラウンにするかも知れません。
6番はレジン充填でもいけるかなー・・という雰囲気ですが、拝見してみて、歯質の残り具合やかみ合わせの状態なども見てみないと分かりません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: macaronさん
返信日時:2010-07-15 22:03:53
杉原先生、渡辺先生、ご回答ありがとうございます。

やはり、先生が違えば、考え方も違いますよね。

ただ、保険内であるならば、まぁ銀インレーは一般的で妥当な治療ではあるが、保険内外関係なく考えた場合、銀インレーはおすすめではないということですので、今後の治療に迷いや不安が増してしまいました。

今回ここで相談し、自分の日ごろの手入れ、先生(技工士)の技術による部分がかなり大きいと改めて感じました。

歯医者選びは、相当慎重に行わないといけないですね。
(決して今の先生がどうこうというわけではありません。渡辺先生の「良心的な先生かも」という言葉で、少し安心もしております。)



杉原先生
>総合点でハイブリッドインレーがお奨めですかね。

ハイブリッドインレーについて少し調べてみました。
やはりメリット・デメリット、色々ありますね。



渡辺先生
渡辺先生のHP拝見しました。同市内在住です。

>5番は私だったら、今からだったらクラウンにするかも知れません。
>6番はレジン充填でもいけるかなー・・という雰囲気ですが、拝見してみて、歯質の残り具合やかみ合わせの状態なども見てみないと分かりません。

クラウンと聞いて、ちょっとびびってしまいました。
すごくひどい虫歯の処置法のイメージがあったので。


>いくら自費でも、セラミックハイブリッドセラミックの、白いインレーも個人的には嫌いです。

杉原先生はハイブリッドをすすめ、渡辺先生はハイブリッドを否定…
どちらがいいのかさっぱり判断がつきません。

やはり先生が違えば考え方・治療方針もまったく違ってくる、ということですので、可能であれば複数の先生とじっくり話して自分で判断するしかないようです。

そのためには、患者として基本的な予備知識というものが必要ですね。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-07-17 10:41:19
クラウンと聞いて、ちょっとびびってしまいました。
>すごくひどい虫歯の処置法のイメージがあったので。

一応、あまり知られていないですが教科書的には、近心から遠心を結ぶ様な(手前から奥まで縦断する様な)インレーという設計は「よろしくない」「クラウンにした方が良い」とされています。

上述しましたように"辺縁隆線"をひとつだけでなくふたつも落としてしまっているので、かなり極端な強度低下が起きますし、技工上、物凄く難しい(=精度が出せない、隙間や段差が出来る)ということに繋がります。

すごくひどい虫歯と言うよりは、(治療目的で余分なところを)多く削ってきてしまった結果ですね。

因みにセラミックハイブリッドは、メタルとは較べようもないほど精度が低くてスカスカになるのですが、その隙間は接着性レジンセメントという、硬いボンドの様なもので埋めてしまうからいいでしょ?という発想です。

理論上は確かにそうなのですが、実際には接着面の汚染の問題、湿度のコントロール、接着剤の物性の問題など、手技が物凄く大変・・つまりテクニックエラーが起きやすく、接着不良を起こしてそこから変色、2次カリエス・・みたいなことが頻繁に起きています。

出来なくはないのですが、実は想像するよりもはるかに複雑で難しい処置ということを知っておかれると良いかと思いますよ。

逆にインレーで確実に出来る様な状況なら、丁寧なレジン充填でもほとんどの場合は対応出来ますし、クラウンというのも単純で、確実性の比較的高い良い方法ですよ。

・・と言うのも、ひとつの考え方ですね^^

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: macaronさん
返信日時:2010-07-17 12:01:37
渡辺先生、再度ご回答くださりありがとうございます。


>すごくひどい虫歯と言うよりは、(治療目的で余分なところを)多く削ってきてしまった結果ですね。
>…つまりテクニックエラーが起きやすく、接着不良を起こしてそこから変色、2次カリエス・・みたいなことが頻繁に起きています…
>…出来なくはないのですが、実は想像するよりもはるかに複雑で難しい処置ということを知っておかれると良いかと思いますよ。

この事実を知ってしまうと、セラミックハイブリッドという選択も良くないようで…(汗)


>逆にインレーで確実に出来る様な状況なら、丁寧なレジン充填でもほとんどの場合は対応出来ますし、クラウンというのも単純で、確実性の比較的高い良い方法ですよ。

今回の私の場合(隣接する歯の"辺縁隆線"を落としてしまっている)でも、“丁寧な”レジン充填で対応できる可能性はあるということでしょうか(場合によって5番はクラウン)。

現在の先生の説明では、「プラスチックはボロボロになりやすいので銀インレーにしましょう」ということでしたので、強度に関して気になります。
ただでさえ自分の歯の強度が低くなっていますので。

また、現在仮詰めの状態ですが、このままで何日ぐらい大丈夫なのでしょうか。
それも心配です。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-07-17 13:47:57
>今回の私の場合(隣接する歯の"辺縁隆線"を落としてしまっている)でも、“丁寧な”レジン充填で対応できる可能性はあるということでしょうか(場合によって5番はクラウン)。

もしも早期にかけてきてしまった様な場合に、恨みっこなしでいかせて貰えれば、歯根さえあればどんな時でもレジンで作れますよ。

インレーと違ってレジンの場合は、本当の"接着"操作になりますので、多少の強度upも見込めますしね。

それとレジンの場合の利点でもあるのですが、かけてしまってもたいていは歯質には影響がないので、まずとりあえずはレジン、と言う考え方でも通常良いかも知れません。
(※レジンにすることで咬み合わせが狂ってくる可能性がある様な場合は当然控えます)



すごく主観的な話になるのですが、当院の場合だと、こちらが持たせられると判断した場合には5年保証なのですが、これはもたないかも・・と言う場合には50%保証にしたり10%保証にしたり0%にしたり・・と言う様にしていますよ。

こういうことは他の治療全般にも言えますし、治療方法についてのメリットやデメリットのご説明はしますが、決定するのは患者さん自身で、と言うスタンスですね。

参考→レジン修復の適応範囲はどのくらいまで?
参考→ラバーダムの必要性と、インレー(銀歯)の下の虫歯



>現在仮詰めの状態ですが、このままで何日ぐらい大丈夫なのでしょうか。

分かりませんが・・1ヶ月や2ヶ月ぐらいなら大変なことにはたぶんならないと思いますよ。
(※保証なし)

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-07-17 14:03:00
こんにちは。

得意分野や考え方が違う先生の意見が集まると、悩ましいですね。

最終的には、実際に診てくれている先生と相談して「現状に合っていて」かつ「担当の先生が得意とする治療」をお願いするのが、ベストチョイスになるかと思います。


>“丁寧な”レジン充填で対応できる可能性はあるということでしょうか

6番に関しては、ノア先生の回答3の通りです。
行けそうなら、まず私ならレジン充填を勧めるでしょう。

5番に関しては、歯の残り具合によりけりですね。

二次カリエスということですから、さらに削る必要もあるでしょうし。
ハイブリッドインレーにするか、直接充填するか・・・。

元々インレーが入っていても、可能なら直接充填しちゃいますね。
(物凄く時間かかってしまいますけど・・・)


レジン治療が好きなもんで・・・ (^^;) 下手の横好きなだけか!?
http://www.youtube.com/watch?v=ERObHOGW4bo


>総合点でハイブリッドインレーがお奨めですかね。

・・・という杉原先生の意見に乗っかります (^^)

画像1画像1 画像2画像2

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-07-17 14:05:15
ちょっと前にも同じような相談がありましたが、

保険のレジンでの適用範囲 (レジン治療時の精度とマイクロ)

渡辺先生のおっしゃられていることは現在マイナー派でメジャーな治療方針とは異なります。
そういった歯科医院が希望なら、渡辺先生の歯科医院に行かれた方がいいですよ。


>この事実を知ってしまうと、セラミックハイブリッドという選択も良くないようで…(汗)

どちらかと言うと大きく削る治療の方に重きが置かれ大きく削る治療の方が治療費も高く設定されています。
(ホントは逆だと思うんですけどね^^;)

私の考えなんですが、虫歯を綺麗に小さく治療する所に技術と価値があると私も思っています。
ただし、この考えも一般的ではありません^^;


>今回の私の場合(隣接する歯の"辺縁隆線"を落としてしまっている)でも、“丁寧な”レジン充填で対応できる可能性はあるということでしょうか(場合によって5番はクラウン)。

先生を選べばダイレクトでレジン充填してくれるかもしれません。
どのぐらい削られているかにもよりますが・・・

ただレジンで綺麗に治した所で一度削った元の辺縁隆線はもどりませんし、残念ながらリペアの域の治療になり元の強度は戻ってきません。。。



>現在の先生の説明では、
>「プラスチックはボロボロになりやすいので銀インレーにしましょう」
>ということでしたので、強度に関して気になります。

確かに材質(詰め物)の寿命は銀の方が上だと思います。
ただレジンの寿命は色々な因子に左右されるので一概にボロボロになりやすいとは言えないと私は思います。

歯と歯の間の治療は銀のインレーが一般的です、レジンを希望されるのであればそういった先生を探さないと今の所希望の治療は受けられないと思います。。。

保険治療は全国一律の治療のはずなのですが、この辺りは多少先生・歯科医院によって違いがあります。


>また、現在仮詰めの状態ですが、このままで何日ぐらい大丈夫なのでしょうか。

強く凍みる症状がなければ1ヶ月ぐらいは問題ないと思いますよ。
ただ、半年そのままは止めて置かれた方がいいと思います。

私の歯科医院にも半年に1人ぐらい削って
「次に銀歯を入れます」
と言われあわてて転院してくる人がいますが、1ヶ月ぐらいであれば大きく悪くなっていることはないので安心してください。


おだいじに


渡辺レジンマニアの考えは少し特殊ですからね^^;

 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: macaronさん
返信日時:2010-07-23 11:54:05
渡辺先生、吉岡先生、井野先生、ご回答くださりありがとうございます。

御礼が遅くなり申し訳ございません。


渡辺先生
先生のレジンマニアっぷり(井野先生のお言葉をお借りしました。失礼しました)、伝わりました。
レジンに対する期待が高まるとともに、強度という面に関してはブレーキもかかります。

>一応、あまり知られていないですが教科書的には、近心から遠心を結ぶ様な(手前から奥まで縦断する様な)インレーという設計は「よろしくない」「クラウンにした方が良い」とされています。

今更ながら、インレーに関して、回答4の先生のお言葉がひっかかります。


井野先生
>先生を選べばダイレクトでレジン充填してくれるかもしれません。
>どのぐらい削られているかにもよりますが・・・
>歯と歯の間の治療は銀のインレーが一般的です、レジンを希望されるのであればそういった先生を探さないと今の所希望の治療は受けられないと思います。

見た目を一番に優先!であれば、ダイレクトでのレジン充填に自信のある先生を探さないと…ですね(歯がレジン充填できる状態であるという前提ですが)。

>ただレジンで綺麗に治した所で一度削った元の辺縁隆線はもどりませんし、残念ながらリペアの域の治療になり元の強度は戻ってきません。。。

今回、改めて歯の大切さを痛感しました。
一度削ったところは二度とは戻らない。
一度手を入れた歯は、この先ずっと虫歯のリスクが高いということ。
だから、日ごろの手入れは怠らずきちんとしていくこと、歯医者へも定期的に通い、常に歯に対して高い関心と意識を持つことが重要ですね。
虫歯が急激に増えた高校生の頃に戻って、あの頃の自分に注意したいです(泣)


吉岡先生
>最終的には、実際に診てくれている先生と相談して「現状に合っていて」かつ「担当の先生が得意とする治療」をお願いするのが、ベストチョイスになるかと思います。

昨日、先生とゆっくりお話しました。
ひとまず、銀インレーは装着せず、今月中に結論を出すということで帰ってきました。

メタルインレー>
先生としては、やはり強度を考え、メタルインレーがおすすめということでした。
ニュアンス的には、「銀インレーがおすすめ!」というわけではなく…これがまぁ一般的な選択ということと私は受け止めました。
ちなみに、先生ご自身の歯なら、ゴールドインレーにするとおっしゃっていました。

<レジン>
歯の状態からもおすすめではない。

セラミックインレー
やはり隣接面も削っているということもあり、?割れやすい、?健康な歯をさらに削ることになる、?さらに削ることにより、しみるという症状が出る可能性が…といったデメリットがある。
ただ、それらのデメリットを納得の上でもやりたいということであれば、やります。とのことでした。

先生は常々、なるべく削りたくないとおっしゃっていましたし、私としても大切な歯をなるべくなら削りたくはないので、セラミックインレーは審美性という面では大変魅力的ではありますが、ほかの面ではあまりメリットがないようにも思いました。

ゴールドインレーという選択肢は考えていませんでした。
こちらでザッと検索してみましたが、審美性を気にしなければ、大変よいもののような印象を受けました。
ただ、やはり金色…抵抗はありますね。
銀にしても金にしても、一応30代女性としては、うーん…。

また、どの材料を選んだとしても、歯科医の腕や技工精度等による部分が大きい…そういった信頼のできる高度な技術を持った歯科医をどうやって探せばいいのか…。
今後の歯医者選び、どこから情報を得るのか、その情報は信用できるのか等判断が難しそうです。

今かかっている先生の腕がどうとかは、素人なのでまったくわかりません。
何を得意にしているとか、設備がどうとか、どんな治療を取り入れているとか…そういったことは考えず、とりあえずステインを取りたかったので(もちろん虫歯等の口内チェック含む)、家から近く、先生・スタッフともに優しいと評判だったので行きました。田舎なのでそんなもんです…。

ただ、ここでいろんな情報を見ると、歯科医によってこんなにも治療法の幅や可能性、精度に違いがあるものなのかと考えさせられました。


まだまだ疑問や不安はありますが、必要以上にこちらで情報を得るのもどうかな?とも少し思ったり。
でも知りたいんですよね、ありったけの情報を(笑)

ご回答くださった先生方、お忙しい中ありがとうございました。
(長文失礼しました。)



タイトル [写真あり] 下5番隣接面カリエス。審美も気になるが銀が最善の選択?
質問者 macaronさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
保険のインレー(銀・金属)
ハイブリッドセラミックインレー
お勧めの詰め物・インレー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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