市の検診で健全歯と処置歯を見分けるのは難しい?

相談者: いっちゃんちゃんさん (29歳:女性)
投稿日時:2010-10-02 00:16:54
こんばんは

先日、市が実施している成人歯科検診を受けてきました。

頂いた結果を見ていたところ、象牙の状態の結果欄において、虫歯治療を行った歯が健全歯と診断されておりました。

(治療を行った医院は、今回の検診の医院と別の医院です。)

また、私の記憶違い等でないことは確かです。



1本はなく、もっと間違っているのでは?と思うのですが。
というのも、歯と歯の間で虫歯になっていると診断されたので、確か2本治療していただいたと思うからです。


健全歯と処置歯を見分けることは、難しいことなのでしょうか?

診察していただいた先生は若い先生だったのですが、ベテランの先生でも見間違うことはあるのでしょうか?


というのも、以前通っていた医院の先生がお辞めになってしまい、今回検診に行った医院に変えようかと思っていたので、今回の診断結果が有り得ない事であるなら、考え直すべきなのかとも思いまして、質問させていただきました。

先生方のお考えをお聞かせいただければ、嬉しいです。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-10-02 00:22:51
>健全歯と処置歯を見分けることは、難しいことなのでしょうか?

金属で修復していたら見落とす事はまず無いと思いますが、レジンなどの審美的な材料で修復していた場合見落とす事も有ると思いますよ。

検診がどのような環境で行われたかは不明ですが、一般的に歯科医院の明るいライトの元では見つかるが検診のような環境では見つからないと言う事は多々あります。


御参考になったでしょうか

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-10-02 00:31:10
こんにちは、

>診察していただいた先生は若い先生だったのですが、ベテランの先生でも見間違うことはあるのでしょうか?


私はベテランではないですが、検診の時はどうしてもエラーが出やすいです。
特に奥歯のような場所では見分けがつかない時も多々あります。


これは健診などの場合、奥歯を診るにはライトなどの光量が不足している、診査する時間が限られる、また検査で使える道具も限られるということなどからです。

健診などでは、小さな虫歯の見落としもあります。


レントゲンを撮っても分らないことがあるものを視診だけで全て正確に行うことは至難の業ですから、検診などでは事細かに正確なものは出ないと思ってもらった方が私はいいと思います。


私の場合「裸眼の視診」と「顕微鏡を使用した視診」でも大きな差が出ます。
視力はそんなに悪くはないですが^^;



>今回の診断結果が有り得ない事であるなら

よくあることだと思いますよ^^;
どこまで深く検査をするかによっても診断結果は変わってくると思います。


あまり気になればもう1件歯科医院を受診して診てもらってください。


おだいじに
 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-10-02 09:58:57
お二人の先生方に同意です。


細見先生の書かれているように「レジンなどの審美的な材料で修復していた場合見落とす事も有る」と言う事が一つ目。

レジン充填の上手な先生が治療すると「え?ホントに治療したの?」と言うくらい治療痕が解らなくなります。
(井野先生がちょくちょく症例写真をアップしていますよね)



また、井野先生も書かれているように「検診などでは事細かに正確なものは出ないと思ってもらった方が私はいいと思います。」です。


正確に診査診断できるのが望ましいのですが、検診と言う限られた時間の中で最優先すべき事項は「スクリーニング」です。

「スクリーニング」とは「治療しなければいけない歯か、治療する必要のない歯かどうかを振り分ける事」ですから、キッチリ治療してある歯は「治療する必要無し」と言う事でスルーされたのではないかと思います。


なので、

 1 今回の健診結果は「あり得ない事では無い」
 2 信用できないと思われれば他の歯科医院を受診する


しかし「健康診断」は保険外であると言う事はご理解くださいね。



保険医療機関及び保険医療養担当規則
第二十一条 歯科医師である保険医の診療の具体的方針は、第十二条から第十九条の三までの規定によるほか、次に掲げるところによるものとする。

一 診察

ロ 健康診断は、療養の給付の対象として行つてはならない。




タイトル 市の検診で健全歯と処置歯を見分けるのは難しい?
質問者 いっちゃんちゃんさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(診断)
その他(歯科検診・デンタルドック)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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