[写真あり] 上左右1番の抜歯矯正。治療費は安いが不安です(中国)
相談者:
Sashaさん (31歳:女性)
投稿日時:2010-10-05 04:20:30
こんにちは。
中国・北京で働いています。
以前から歯列矯正をしたかったところ、こちらでの治療費が安いことにも心動かされ通院を始めました。
しかし思っていた以上に複雑な治療となりそうで今このまま進めて良いものか迷っています。
10歳近くまで指しゃぶりをしていたため、写真をご覧頂くとわかるのですが、開咬です。
上下ともにそれぞれ2本抜歯をするという計画なのですが、上については、左右1番の歯根が短くなっています。
(歯根が外に出ている部分と同じくらいの長さしかないとのことでした。
10歳のころ馬とびで着地に失敗して、地面に前歯をぶつけたことも影響しているかもしれません。
その時は歯がぐらついていました。)
そのため健康な歯を抜かず、矯正に耐えられない可能性の高い左右1番(そのうち右1は十年前に神経を抜いており差し歯です)を抜いて、2番を1番に、3番を2番に、4番を3番にという風に歯を前に移動させようという矯正法を提案されました。
歯を移動させた後に、旧2番にはセラミックのかぶせ物を作る。
それと同時に歯茎を少し切開して隣(旧3番)の歯に合わせる。
旧3番は2番らしく削る。
という方針で、審美科の先生も来て見てくださりその方針で行けるとのことでした。
しかし前歯を抜くとは想定外だったため、
「そんな大掛かりなことをして大丈夫なんですか?」
と聞いたところ
「理論上は」
という先生のお返事で、しかも一般的な方法ではないので、今よりは必ず綺麗な歯並びにはなるが、噛みあわせなどが100パーセント理想的に仕上がる保障はない、というようなことも言われて、少々不安になっています。
このような治療法は日本でも実施されているのでしょうか?
噛み合わせがひどくズレてしまっては全身に影響が出るのではないか、など心配です。
また、歯茎を切開するというような手術も一般的なのでしょうか。
また、もし上1番を抜かないとしたら
1.将来抜け落ちるような可能性があっても、今の前歯のままで矯正を進める。
2.インプラントを入れて矯正する。
というような可能性が考えられますでしょうか?
おそらく中国は歯列矯正は日本に比べれば後進国でしょうし、治療の方法も日本と違うところが多いのではないかと思います。
そんな中国においてこのような複雑な方法での矯正はリスクが大きいのだろうか、と今心配で、こちらに投稿させていただきました。
私が納得しかねていることもあり、先ずは下の左右5番を抜いて、下の矯正から始めることにしました。
数ヶ月経ってから上を始めるという予定です。
ですのでまだ決めるまで日はありますが、上の前歯を抜いてしまって取り返しがつかなくなっては困るので、今色々と考えているところです。
アドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
画像1 画像2
中国・北京で働いています。
以前から歯列矯正をしたかったところ、こちらでの治療費が安いことにも心動かされ通院を始めました。
しかし思っていた以上に複雑な治療となりそうで今このまま進めて良いものか迷っています。
10歳近くまで指しゃぶりをしていたため、写真をご覧頂くとわかるのですが、開咬です。
上下ともにそれぞれ2本抜歯をするという計画なのですが、上については、左右1番の歯根が短くなっています。
(歯根が外に出ている部分と同じくらいの長さしかないとのことでした。
10歳のころ馬とびで着地に失敗して、地面に前歯をぶつけたことも影響しているかもしれません。
その時は歯がぐらついていました。)
そのため健康な歯を抜かず、矯正に耐えられない可能性の高い左右1番(そのうち右1は十年前に神経を抜いており差し歯です)を抜いて、2番を1番に、3番を2番に、4番を3番にという風に歯を前に移動させようという矯正法を提案されました。
歯を移動させた後に、旧2番にはセラミックのかぶせ物を作る。
それと同時に歯茎を少し切開して隣(旧3番)の歯に合わせる。
旧3番は2番らしく削る。
という方針で、審美科の先生も来て見てくださりその方針で行けるとのことでした。
しかし前歯を抜くとは想定外だったため、
「そんな大掛かりなことをして大丈夫なんですか?」
と聞いたところ
「理論上は」
という先生のお返事で、しかも一般的な方法ではないので、今よりは必ず綺麗な歯並びにはなるが、噛みあわせなどが100パーセント理想的に仕上がる保障はない、というようなことも言われて、少々不安になっています。
このような治療法は日本でも実施されているのでしょうか?
噛み合わせがひどくズレてしまっては全身に影響が出るのではないか、など心配です。
また、歯茎を切開するというような手術も一般的なのでしょうか。
また、もし上1番を抜かないとしたら
1.将来抜け落ちるような可能性があっても、今の前歯のままで矯正を進める。
2.インプラントを入れて矯正する。
というような可能性が考えられますでしょうか?
おそらく中国は歯列矯正は日本に比べれば後進国でしょうし、治療の方法も日本と違うところが多いのではないかと思います。
そんな中国においてこのような複雑な方法での矯正はリスクが大きいのだろうか、と今心配で、こちらに投稿させていただきました。
私が納得しかねていることもあり、先ずは下の左右5番を抜いて、下の矯正から始めることにしました。
数ヶ月経ってから上を始めるという予定です。
ですのでまだ決めるまで日はありますが、上の前歯を抜いてしまって取り返しがつかなくなっては困るので、今色々と考えているところです。
アドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
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回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-10-05 07:40:45
Sashaさまおはようございます。
上顎左右中切歯を抜歯して開咬の矯正治療を提案されたわけですね。
実際に資料を検討した訳ではないのでその方法の是非については判断いたしかねます。
ただかなり特殊な方法だということはいえると思います。
先に下顎から始めることを考えていらっしゃるようですが個人的には治療方法が決まってから下顎の治療を始めたほうがいいと考えます。
上顎の治療方法が決まっていないのに下顎の治療に手をつけてしまえば上下の調和がとれない可能性があります。
そうなってしまえばそれこそ取り返しがつかなくなってしまうでしょう。
十分検討のうえ治療法法を決められたほうがいいと思います。
費用だけにとらわれてしまうと間違った方向に進んでしまうかもしれません。
個人的には一般的な方法を採用したほうが事故は少ないと思います。
歯根長についてはかなり短い状態でも歯周組織の健康維持が出来ればそんなに心配することはないと思います。
参考になさってください。
参考:歯根長の極端に短い症例 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1641
上顎左右中切歯を抜歯して開咬の矯正治療を提案されたわけですね。
実際に資料を検討した訳ではないのでその方法の是非については判断いたしかねます。
ただかなり特殊な方法だということはいえると思います。
先に下顎から始めることを考えていらっしゃるようですが個人的には治療方法が決まってから下顎の治療を始めたほうがいいと考えます。
上顎の治療方法が決まっていないのに下顎の治療に手をつけてしまえば上下の調和がとれない可能性があります。
そうなってしまえばそれこそ取り返しがつかなくなってしまうでしょう。
十分検討のうえ治療法法を決められたほうがいいと思います。
費用だけにとらわれてしまうと間違った方向に進んでしまうかもしれません。
個人的には一般的な方法を採用したほうが事故は少ないと思います。
歯根長についてはかなり短い状態でも歯周組織の健康維持が出来ればそんなに心配することはないと思います。
参考になさってください。
参考:歯根長の極端に短い症例 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1641
回答2
回答日時:2010-10-05 10:05:22
抜歯して矯正を行う場合に、歯根が極端に短い場合にはその歯を抜歯することはしばしばあります。
もっとも中切歯を抜歯することはそれほど多くはありません。
私自身も開業以来5症例程度でしょうか。
歯根の長さが本来の半分程度ですと考慮に悩む、いわばボーダーラインケースになると思われます。
そのほかの種々の条件を考慮して最終的に抜去歯を決めます。
したがって中国の先生が提示された治療は十分考えられることです。
もう一度詳しくお聞きになったらどうでしょう。
私どもの患者さんでも中国の方は、かなり突っ込んだご質問をされます。
それは国民性だと思います。
そこで、その先生に、この治療法の見込み、過去にこういった治療をしたことがあるのか、さらにどこで矯正の研修を受けたか、などもお聞きに奈ってもいいでしょう。
中国の先生の矯正は、治療レベルにかなり差があるようにお見受けしています。
優れた技術を持った先生もいらっしゃるし、とんでもないレベルの先生もいます。
くれぐれも値段だけで治療先を決められないようにしてください。
上顎の歯を動かす方向は横や奥の歯を前へ持ってくるのではなく、むしろ抜いたスペースを利用して前歯を後方へ移動することになりますので、最終的なつじつまは合わせることはできます。
もっとも中切歯を抜歯することはそれほど多くはありません。
私自身も開業以来5症例程度でしょうか。
歯根の長さが本来の半分程度ですと考慮に悩む、いわばボーダーラインケースになると思われます。
そのほかの種々の条件を考慮して最終的に抜去歯を決めます。
したがって中国の先生が提示された治療は十分考えられることです。
もう一度詳しくお聞きになったらどうでしょう。
私どもの患者さんでも中国の方は、かなり突っ込んだご質問をされます。
それは国民性だと思います。
そこで、その先生に、この治療法の見込み、過去にこういった治療をしたことがあるのか、さらにどこで矯正の研修を受けたか、などもお聞きに奈ってもいいでしょう。
中国の先生の矯正は、治療レベルにかなり差があるようにお見受けしています。
優れた技術を持った先生もいらっしゃるし、とんでもないレベルの先生もいます。
くれぐれも値段だけで治療先を決められないようにしてください。
上顎の歯を動かす方向は横や奥の歯を前へ持ってくるのではなく、むしろ抜いたスペースを利用して前歯を後方へ移動することになりますので、最終的なつじつまは合わせることはできます。
回答3
中山歯科医院(石川県金沢市)の中山です。
回答日時:2010-10-05 12:47:47
個人的には
>2番を1番に、3番を2番に、4番を3番にという風に歯を前に移動させようという矯正法を提案されました
この方法はケースを相当選ばないとうまくいかないと思います。
きっと審美的にキレイに仕上げることは難しいのではないでしょうか??
また、将来問題が出てくる可能性も非常に高いような気はします。
セカンドオピニオンをお聞きになられることをオススメします。
>2番を1番に、3番を2番に、4番を3番にという風に歯を前に移動させようという矯正法を提案されました
この方法はケースを相当選ばないとうまくいかないと思います。
きっと審美的にキレイに仕上げることは難しいのではないでしょうか??
また、将来問題が出てくる可能性も非常に高いような気はします。
セカンドオピニオンをお聞きになられることをオススメします。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-10-05 13:32:08
最初は上顎1番抜歯を、突拍子も無い案だと考えていましたが、画像をよーく眺めていると、確かに一理あるかもしれません。
最後の仕上がりをイメージし難いのですが、結構、前突感が解消される可能性はありますね。
只、多くの歯科医師にとって経験のない治療計画案ではないでしょうか。(伊藤先生の5症例というのは、物凄い母集団数を感じます)よく似たケースの治療例画像を見られると少しは安心出来るのかもしれませんが・・。
最後の仕上がりをイメージし難いのですが、結構、前突感が解消される可能性はありますね。
只、多くの歯科医師にとって経験のない治療計画案ではないでしょうか。(伊藤先生の5症例というのは、物凄い母集団数を感じます)よく似たケースの治療例画像を見られると少しは安心出来るのかもしれませんが・・。
回答5
中山歯科医院(石川県金沢市)の中山です。
回答日時:2010-10-05 14:13:20
前突感の解消とかはあるでしょうけど、歯根の太さの問題や、アンテリアガイダンスの問題等を考えると、やはり,エクスキューズの多い症例になりますよ、きっと。
もちろん、
「早く,簡便に」
が最優先であればありえますけどね
もちろん、
「早く,簡便に」
が最優先であればありえますけどね
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-10-05 14:57:43
>歯根の太さの問題や、 アンテリアガイダンスの問題を考えると、
・・・・・ですね!その通りです。
>「早く、簡便に」
・・にも、たぶんならないでしょうし・・。
(時間はかかりそうに思います)
問題がある(としたら)1番を残す事と、天秤にかけて判断した結果ということになるのでしょう。
伊藤先生
上顎中切歯抜歯症例の写真をお見せいただけないでしょうか?
・・・・・ですね!その通りです。
>「早く、簡便に」
・・にも、たぶんならないでしょうし・・。
(時間はかかりそうに思います)
問題がある(としたら)1番を残す事と、天秤にかけて判断した結果ということになるのでしょう。
伊藤先生
上顎中切歯抜歯症例の写真をお見せいただけないでしょうか?
回答7
回答日時:2010-10-05 17:07:42
藤森先生へ
写真を見せてといわれてもどうやってお見せしていいのか分かりません。
もちろん私どもへ来院いただければお見せできます。
ただ古い症例に多いものですから、あらかじめご連絡しておいてください。
倉庫(診療所とは別の場所にあります)から資料を出してくる必要があるものですから。
今ざっと一覧表で見てみると歯根吸収で中切歯を抜歯した症例は2例見つかりました。
丁寧に探せばもっと出てくるかもしれません。
1例は埋伏左右犬歯により、左右中切歯の歯根が4分の1程度しかなかった症例で、下顎小臼歯抜歯して治療しました。左右犬歯を中切歯部に配列しました。
この症例は30年近く前に近畿東海矯正歯科学会の症例展示で発表しました。
もう1例は前歯部打撲歴があって、左上中切歯は欠損、右上の中切歯の歯根が著しく吸収していたため、当該歯と下顎小臼歯2本抜歯して治療しました。
このほか意外に多いのが、打撲による中切歯脱落症例です。
両側欠損もたまにはありますが、片側の中切歯が脱落している症例には時々出会います。
今はインプラントも進化しているため別の治療方針をとる可能性もありますが、当時は、小中生などの場合にはほとんど側切歯を中切歯部に配列していました。
もちろんほとんどの場合には歯冠補綴(ラミネートを含む)して中切歯形態に修正していただきました。
さらに同側犬歯に関しては尖頭部削合しての形態修正だけのことが多かったです。
もちろんここで述べている症例は、歯根吸収症例も欠損症例もスペース閉鎖しています。
学会の症例展示や矯正の勉強会などではまれに1番抜歯症例に出会うことがあります。
もちろん2番先欠症例などでスペース閉鎖することは結構あります。
そこでSashaさんの場合に戻ると、他の状況によっては私も中国の先生と同じ治療方針を考えるかもしれません。
もちろん小臼歯抜歯による治療に比べて治療期間は短くはなりません。
写真を見せてといわれてもどうやってお見せしていいのか分かりません。
もちろん私どもへ来院いただければお見せできます。
ただ古い症例に多いものですから、あらかじめご連絡しておいてください。
倉庫(診療所とは別の場所にあります)から資料を出してくる必要があるものですから。
今ざっと一覧表で見てみると歯根吸収で中切歯を抜歯した症例は2例見つかりました。
丁寧に探せばもっと出てくるかもしれません。
1例は埋伏左右犬歯により、左右中切歯の歯根が4分の1程度しかなかった症例で、下顎小臼歯抜歯して治療しました。左右犬歯を中切歯部に配列しました。
この症例は30年近く前に近畿東海矯正歯科学会の症例展示で発表しました。
もう1例は前歯部打撲歴があって、左上中切歯は欠損、右上の中切歯の歯根が著しく吸収していたため、当該歯と下顎小臼歯2本抜歯して治療しました。
このほか意外に多いのが、打撲による中切歯脱落症例です。
両側欠損もたまにはありますが、片側の中切歯が脱落している症例には時々出会います。
今はインプラントも進化しているため別の治療方針をとる可能性もありますが、当時は、小中生などの場合にはほとんど側切歯を中切歯部に配列していました。
もちろんほとんどの場合には歯冠補綴(ラミネートを含む)して中切歯形態に修正していただきました。
さらに同側犬歯に関しては尖頭部削合しての形態修正だけのことが多かったです。
もちろんここで述べている症例は、歯根吸収症例も欠損症例もスペース閉鎖しています。
学会の症例展示や矯正の勉強会などではまれに1番抜歯症例に出会うことがあります。
もちろん2番先欠症例などでスペース閉鎖することは結構あります。
そこでSashaさんの場合に戻ると、他の状況によっては私も中国の先生と同じ治療方針を考えるかもしれません。
もちろん小臼歯抜歯による治療に比べて治療期間は短くはなりません。
回答8
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2010-10-05 17:51:23
骨格がどのような常態か診ていないのでなんとも言えませんが、外科矯正が必要な可能性が高いのでは?と思います。
もし、外科矯正の適応の場合、外科をせずに矯正治療を行おうと思いますと、どうしても無理のある治療になります。
その結果が今のお話なのかもしれません。
もし、外科矯正の適応の場合、外科をせずに矯正治療を行おうと思いますと、どうしても無理のある治療になります。
その結果が今のお話なのかもしれません。
回答9
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-10-05 18:02:39
伊藤先生
有難うございます。
少し先になるとは思いますが、是非拝見させていただきたく思います。
>倉庫(診療所とは別の場所にあります)から資料を出してくる必要があるものですから。
先生の臨床経験の重みを感じます。
今後の世代で、これ程の経験を一代で積める方は多くはないと思います。
2番先欠症例などのスペース閉鎖は私も何例か経験しました。この場合、審美的レジン充填のスキルも大きなポイントの一つかと思います(私見で申し訳ありません)。
Sashaさんのケースで、
もし、小臼歯抜歯によって矯正治療終了した後にでも、将来万一、1番抜歯といった事態になると後悔するかと思われます。状態の悪い歯を抜歯するのは無難な選択肢であろうかと思われます。
一方で、中山先生の意見も、もっともなものです。
通常、歯根の太さ(幅)は、1番(太い)・2番(やや細い)・3番(最も太い)ですが、1番(旧2番/やや細い)・2番(旧3番/最も太い)3番(旧4番/扁平な歯根のため角度によって太くなる)になり、後は審美歯科医の腕の見せ所となります。
アンテリアガイダンスの事を厳密に考えると、この治療案は存在しなくなります。世の中にアンテリアガイダンスのない方は大勢いらっしゃいますし・・。
有難うございます。
少し先になるとは思いますが、是非拝見させていただきたく思います。
>倉庫(診療所とは別の場所にあります)から資料を出してくる必要があるものですから。
先生の臨床経験の重みを感じます。
今後の世代で、これ程の経験を一代で積める方は多くはないと思います。
2番先欠症例などのスペース閉鎖は私も何例か経験しました。この場合、審美的レジン充填のスキルも大きなポイントの一つかと思います(私見で申し訳ありません)。
Sashaさんのケースで、
もし、小臼歯抜歯によって矯正治療終了した後にでも、将来万一、1番抜歯といった事態になると後悔するかと思われます。状態の悪い歯を抜歯するのは無難な選択肢であろうかと思われます。
一方で、中山先生の意見も、もっともなものです。
通常、歯根の太さ(幅)は、1番(太い)・2番(やや細い)・3番(最も太い)ですが、1番(旧2番/やや細い)・2番(旧3番/最も太い)3番(旧4番/扁平な歯根のため角度によって太くなる)になり、後は審美歯科医の腕の見せ所となります。
アンテリアガイダンスの事を厳密に考えると、この治療案は存在しなくなります。世の中にアンテリアガイダンスのない方は大勢いらっしゃいますし・・。
相談者からの返信
相談者:
Sashaさん
返信日時:2010-10-06 01:04:55
質問者のSashaです。
短い時間の中で多くの先生にご回答頂き、大変嬉しく心強く思っています。
ありがとうございます。
>山田先生
明日下顎の治療を開始する予定なので、その前にもう一度治療方針について先生と話し合ってみようと思います。
URLの画像拝見いたしました。
私の前歯よりも歯根が短いようです。
前歯を残すという選択肢は絶対にありえないのか明日聞いてみます。
ただ、これは質問時に書けばよかったのですが、右中切歯の上あたりの歯茎に、歯根から膿が出て出来たと見られる直径5mmほどのニキビ?があります。
これからしても歯根の状態はかなり悪いのかもしれません。
確かに、取り返しのつかないことになっては困るので慎重に考えます。
ご回答、どうもありがとうございます。
>伊藤先生
お忙しいところ、過去の症例まで参照していただきありがとうございます。
なるほど、少なくはあっても全くありえない治療法ではないのですね。
仰るとおり、中国の先生とはかなり突っ込んで話すこともできるように感じています。
抜歯の必要性についてもう少し明日聞いてみます。
かかっている病院は大学病院ですが、先生ご自身は今年博士学位を取られたばかりで、経験はまだ浅いと言えるかもしれません。明日、このような方法で矯正をされた経験があるか、論文の有無なども伺ってみようと思います。
ご回答、どうもありがとうございます。
>中山先生
やはり、高い技術が求められる方法ということでしょうか。
>歯根の太さの問題や、
>アンテリアガイダンスの問題等
まったく存じ上げていないことでした。勉強させていただきました。
中山先生のご意見を伺って、前歯を残したいという気持ちが強くなっています。
もう少し先生に中切歯抜歯の根拠について伺ってみることにします。
ご回答、どうもありがとうございます。
>藤森先生
最後の仕上がりについては、日本では模型などを使ってシュミレーションするのが一般的なのでしょうか?
どこかでそのようなことを読んだので、こちらではそのような説明もないため(また、国民性としてあまり計画を立てず見切り発車することが多いということも日常生活で何度も経験しているので)余計心配しています。
ただ先生方の間でも完全否定される方法でないことから、やはり歯根の状態の見極めにかかっているのだと理解しております。
明日もう少し詳しく聞いてみます。
ご回答、どうもありがとうございます。
>タカタ先生
外科矯正適応になるかもしれないケースなのですね。
勉強不足ゆえ、考えたこともありませんでした。
外科矯正について、もう少し調べてみます。
ご回答、どうもありがとうございます。
短い時間の中で多くの先生にご回答頂き、大変嬉しく心強く思っています。
ありがとうございます。
>山田先生
明日下顎の治療を開始する予定なので、その前にもう一度治療方針について先生と話し合ってみようと思います。
URLの画像拝見いたしました。
私の前歯よりも歯根が短いようです。
前歯を残すという選択肢は絶対にありえないのか明日聞いてみます。
ただ、これは質問時に書けばよかったのですが、右中切歯の上あたりの歯茎に、歯根から膿が出て出来たと見られる直径5mmほどのニキビ?があります。
これからしても歯根の状態はかなり悪いのかもしれません。
確かに、取り返しのつかないことになっては困るので慎重に考えます。
ご回答、どうもありがとうございます。
>伊藤先生
お忙しいところ、過去の症例まで参照していただきありがとうございます。
なるほど、少なくはあっても全くありえない治療法ではないのですね。
仰るとおり、中国の先生とはかなり突っ込んで話すこともできるように感じています。
抜歯の必要性についてもう少し明日聞いてみます。
かかっている病院は大学病院ですが、先生ご自身は今年博士学位を取られたばかりで、経験はまだ浅いと言えるかもしれません。明日、このような方法で矯正をされた経験があるか、論文の有無なども伺ってみようと思います。
ご回答、どうもありがとうございます。
>中山先生
やはり、高い技術が求められる方法ということでしょうか。
>歯根の太さの問題や、
>アンテリアガイダンスの問題等
まったく存じ上げていないことでした。勉強させていただきました。
中山先生のご意見を伺って、前歯を残したいという気持ちが強くなっています。
もう少し先生に中切歯抜歯の根拠について伺ってみることにします。
ご回答、どうもありがとうございます。
>藤森先生
最後の仕上がりについては、日本では模型などを使ってシュミレーションするのが一般的なのでしょうか?
どこかでそのようなことを読んだので、こちらではそのような説明もないため(また、国民性としてあまり計画を立てず見切り発車することが多いということも日常生活で何度も経験しているので)余計心配しています。
ただ先生方の間でも完全否定される方法でないことから、やはり歯根の状態の見極めにかかっているのだと理解しております。
明日もう少し詳しく聞いてみます。
ご回答、どうもありがとうございます。
>タカタ先生
外科矯正適応になるかもしれないケースなのですね。
勉強不足ゆえ、考えたこともありませんでした。
外科矯正について、もう少し調べてみます。
ご回答、どうもありがとうございます。
回答10
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-10-06 01:50:04
こんばんわ。
ニキビのようなものはおそらくフィステルだと考えられます。
通常根管治療できれいに治ると思いますよ。
参考:フィステル http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1622
フィステル http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1842
画像1 フィステル
画像1
ニキビのようなものはおそらくフィステルだと考えられます。
通常根管治療できれいに治ると思いますよ。
参考:フィステル http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1622
フィステル http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1842
画像1 フィステル
画像1
相談者からの返信
相談者:
Sashaさん
返信日時:2010-10-07 20:28:20
タイトル | [写真あり] 上左右1番の抜歯矯正。治療費は安いが不安です(中国) |
---|---|
質問者 | Sashaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
矯正で抜いた・抜く予定 歯列矯正の治療法 歯列矯正の治療費・費用 その他(写真あり) 中国 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。