白板症を再切除。今後も再発を繰返す可能性は?

相談者: stitchさん (30歳:女性)
投稿日時:2010-10-13 13:25:26
はじめまして。
30代女性です

先日、舌絶縁部の白板症を切除したのですが、数ヵ月後、同じ逆側にもでき、再切除しました。


その際、ちょうどあたる部分の歯をなめらかにしたのですが私の歯は昨日某TVでやっていたようにV字形で、削っても舌が下の歯のなかに普段は入ってはいますが、舌がはみでて気づくと噛んでしまったりしていることが多いです

奥歯も、内側を向いています


白板症の切除をしましたが、また繰り返す可能性はありますか?
対処法として、削りましたがあまり意味がないように思えます

あまり健康な歯を削るとかみあわせにも支障が出るといわれました
矯正をしたら少しはよくなるでしょうか?


もう2度とあのような手術をしたくないので。。。
できる対処法を教えていただけたらとおもいます



また、もうひとつ聞かせてください
白板症の切除後の病理結果で、悪性ではなかったのですが断端に浸潤があり、とでました。

今後経過観察をするとのことでしたが一度切除したのに、そこが再発して、悪性になることもありますでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-10-13 14:39:54
stitchさん、こんにちは

白板症の切除をしましたが、また繰り返す可能性はありますか?
>一度切除したのに、そこが再発して、悪性になることもありますでしょうか?


そうですね。
なかなか難しいですね。

少し専門的になりますが、口の中の粘膜の細胞について説明させていただきます。

口の中の粘膜の細胞は4つの層に分かれています。

表層から

1.角化層
2.顆粒層
3.有きょく層
4.基底層

です。


通常は4の基底層から細胞が出来て1.角化層へと分化していきます。
そして最終的には角化層の細胞ははがれて死んでいきます。

このはがれた細胞は皮膚でいえば垢に相当するものです。


白板症というのはこの角化層の細胞が通常より肥厚してしまった状態(過角化)です。

角化層が厚くなるので中の血管が見えにくくなり白く見えるのです。


このように口の中の粘膜というのは常に出来ては死んでを繰り返しています。

だから、現在白板症がなくても将来白板症になる可能性というのは誰にでもあるのです。


かといってずっとこのことを心配していてもきりがありません、

定期健診は大切ですが、症状がないのであれば少しそのことから離れても良いのではないでしょうか。



>白板症の切除後の病理結果で、悪性ではなかったのですが断端に浸潤があり、とでました。

病理の結果は担当医にしかわかりませんので直接聞いてみてください。

お大事にしてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-10-13 17:17:08
こんにちは。
白板症そのものについての詳しい説明は畑田先生が専門ですので。。。



>私の歯は昨日某TVでやっていたようにV字形で......

歯列弓の形が舌癌の直接原因となる因果関係を関連付けるデータは実際には無いと思いますので、どうか怖がらずにTVで見たことは娯楽番組を見たんだと流して下さい。


ただし一度は再発しているわけですから、定期健診等はかかさず受けていただくという事で大丈夫であるように思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-10-14 01:11:01
こんにちは。

白板症の再発や癌化を心配されていますが、確かになぜ白板症ができるのか、なぜ癌になるのかは今のところ不明なため、心配もごもっともです。

ただし、白板症が癌化することはめったにありません。


舌癌ができる危険因子としては喫煙が第一に疑われます。
他に関係が疑われるものは、飲酒、加齢、香辛料です。
歯並び噛み合わせはおそらく関係ないと考えられます。

喫煙や深酒の習慣があるようなら早くやめるべきです。




タイトル 白板症を再切除。今後も再発を繰返す可能性は?
質問者 stitchさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 白板症
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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