妊娠中。左下6、7番の痛みと根管治療や7番抜歯について(アメリカ)

相談者: NJJさん (36歳:女性)
投稿日時:2010-10-24 14:35:35
藁にもすがる思いで投稿させていただきます。
長文ですが、どうぞよろしくお願いします。

アメリカに引っ越しをしてきて3ヶ月目の31週の妊婦です。
1週間ほど前から左下の6番7番が痛み出し、歯医者にいったところ下記のように言われました。

? 6番は根に膿がたまっているが治療が可能な歯で、7番はレントゲンで黒く映っていて、骨まで溶けている可能性があるので抜歯しかない

? 7番を抜歯してから、6番の治療をする(今6番のほうがとても痛い状態で7番は痛みを感じない)。

たとえ7番の根管治療を再度したとしても今後また繰り返すし、出産前に処置をしないと影響がでるかもしれない。 
6番の痛みの原因は7番からきている。


診察をしたその日に抜歯を薦められましたが、いきなり抜歯をいわれて動揺してしまい、その日は帰ってきて1週間後に抜歯することになりました。


セカンドオピニオンを聞きに行こうと思っていたのですが、あまりにも痛みが増加してしまい、それまで我慢できるか分からない状態です。
現在は痛み止めと、妊婦でも使用可能な抗生剤を使っています。

アメリカの歯科医療制度もわからず、おまけに言葉もままならない状態でほんとうに困っています。


ここで教えて頂きたいのですが、

?右下の7番を抜歯した場合、噛み合わせなどに問題はでないのでしょうか? 

?骨が溶けてしまっている場合、インプラントや、さし歯は可能なのでしょうか? 

?1年前に歯全体のレントゲンをとって渡米する前までに全ての悪い歯を治療をしたのですが、1年で骨が溶けるほどまで悪化するのでしょうか?


Drに7番の歯を残したいと言ったのですが無理だとはっきり言われてしまいました。 
日本だったら、根の治療→外科的治療→抜歯の順をたどるのに、いきなり抜歯といわれ、困惑しています。
アメリカはすぐに抜歯を勧めるのでしょうか?

出産まで時間がないので、なんとかしないといけないのですが、どうしたらいいかわかりません。

次回の予約までに ある程度歯科医療用語など学んで、英文で先に疑問点なのまとめていきたいと思っています。

慣れないアメリカでの医療、言葉の問題、現在妊娠中とあり不安でしかたありません。 

アドバイスを頂けたら大変たすかります。
どうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-10-25 05:44:06
NJJさまおはようございます。

妊娠中に、しかもアメリカへ引越ししたばかりで歯が痛み出して歯科を受診した所、抜歯といわれたためびっくりなさっているようですね、お気持ちお察しいたします。

>?右下の7番を抜歯した場合、噛み合わせなどに問題はでないのでしょうか? 

問題が出るかで無いかは、抜歯して経過を追ってみなければ判らないと思いますが、抜歯は避けたいところですね。

>?骨が溶けてしまっている場合、インプラントさし歯は可能なのでしょうか? 

インプラントについては、インプラントを受け入れる骨量が残っていれば可能だと思います、差し歯については歯を抜いていれば不可能です。

>?1年前に歯全体のレントゲンをとって渡米する前までに全ての悪い歯を治療をしたのですが、1年で骨が溶けるほどまで悪化するのでしょうか?

診察してみないことにはなんともいえません、出来たら根管治療の専門医に診ていただいては如何でしょうか。

痛みがひどくなってきているようなので早めの対応がいいように思います、お大事になさいませ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-10-26 10:46:11
言葉の通じない海外で、しかも妊娠中と言う事での歯科トラブルは大変かと思います。


基本的には山田先生が書かれている通りだと思います。


>日本だったら、根の治療→外科的治療→抜歯の順をたどるのに、いきなり抜歯といわれ、困惑しています。
>アメリカはすぐに抜歯を勧めるのでしょうか?

これは保険制度に違いがある事や、アメリカが訴訟社会であると言う事が影響しているのかもしれません。


社会保障が無く、民間保険であるアメリカでは「1本の歯に対しての保険は1回こっきり」と聞いたことがあります。

つまり、治るかどうか解らないけれど、とりあえず根管治療をしてみましょう…やっぱり治らないから外科をして…それでもダメなら抜歯ね…などと言う事では、保険会社は保証してくれないようです。

また、「治療したはずなのに悪くなった!」と言う事では、訴訟問題になるかもしれません。

そのような環境では、「根管治療が難しい歯→即抜歯」と言うのが当たり前なのかもしれませんね。


やはり、山田先生が書かれているように、一度Endodontistに診てもらってはいかがでしょうか?

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-10-26 13:21:45
海外での健康問題は大変ですよね。
妊娠中だと言うことでなおさらだと思います。

まず、ご主人の勤務先では、どのような医療保険がサポートされているのかを知る必要があります。
会社にお問い合わせ下さい。
日本から渡米している全ての方が、同じサポートではまったくないと言うことです。

お話の内容で腑に落ちないのは、痛くない歯の抜歯が来週で、痛みのある歯の応急処置がなぜなされていないのでしょうか?

2本の歯の保存の可否につきましては、記述内容から判断するのは不可能です。

最悪、骨を失い、抜歯になったとしても、骨を造成してインプラントによる治療は可能です。
第2大臼歯を若い頃から欠損したままにしておけば、年齢を経るにつれ歯列の維持が困難になって行く可能性は高いものです。

まず、抜歯や歯内療法の確定的な治療ではなく、応急的、一時的な除痛を依頼してみるべきです。
そして、Endodontist(歯内療法専門医)への紹介を検討してみて下さい。

しかし、米国はとても広いのですが、各科の腕の立つ専門医は都市部に集中しており、地方には全くいないと言うこともあります。

つてがないのであれば、大学の歯学部の附属病院という手段があります。

学生、院生が主体ですが、とてもよく勉強していますし、治療水準の管理はファカルティが責任を持って監督しているのが一般的です。
加えて、開業専門医よりも治療費は安いです。

逆に、至れり尽くせりで完璧をお求めであるなら、プライベートプラクティスの専門医をお探しになることです。

診療費は比例して高額になります。




タイトル 妊娠中。左下6、7番の痛みと根管治療や7番抜歯について(アメリカ)
質問者 NJJさん
地域 海外
年齢 36歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 虫歯、知覚過敏の痛み
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
根管治療の失敗・再治療
妊娠中の歯科治療
アメリカ(米国)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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